「トップサイドデッドリフト」はデッドリフトの1つで、簡単な動きながら高い筋トレ効果が望める種目です。
今回はトップサイドデッドリフトの効果、正しいやり方とフォーム、注意点、おすすめのリストストラップ3選を紹介します。
目次
トップサイドデッドリフトとは?
トップサイドデッドリフトというのは、デッドリフトのバリエーションとして位置づけることができます。
ただ、メインに鍛えられる部位は、通常のデッドリフトとは全く異なります。
したがって、トップサイドデッドリフトに取り組む場合は、どういった性質の筋トレなのかを理解する必要がありますね。
そこで、この章ではその点について具体的に見ていきます。
結論から言うと、「上半身を鍛えるための筋トレ」となります。
デッドリフトというと下半身を鍛えるイメージがあるかと思いますが、この筋トレに関してはそうではないということですね。
具体的には、「背中」の筋肉を刺激する筋トレとなりますので、この点はしっかりと踏まえておきましょう。
通常のデッドリフトと、トップサイドデッドリフトのそれぞれを筋トレメニューに取り入れるトレーニーも多くいますよ。
トップサイドデッドリフトの効果2つ
この筋トレについては、動作の範囲がそれほど広くないため、筋トレ効果についても疑念を抱く人がいるでしょう。
しかし、実際にはとても効果的な筋トレであり、多くのトレーニーが取り組んでいるのです。
そこで、この章では効果やメリットについて具体的に説明しましょう。
理想的な背中をつくることができる
この筋トレでは、脊柱起立筋や広背筋など、背中の筋肉に広く効かせることができます。
そのため、この筋トレだけで、理想的な背中をつくることも難しくないでしょう。
重量や回数次第で、たくましい背中をつくることも、引き締まった背中をつくることもできますので、とても効果的な筋トレと言えそうですね。
継続させやすい
トップサイドデッドリフトではバーベルを使いますので、ケガのリスクを懸念する人もいるでしょう。
もちろん、ゼロリスクということはありませんが、通常のデッドリフトに比べると低リスクと言えます。
なぜなら、比較的動作の範囲が狭いからです。
大きく体を使ってバーベルを動かすような筋トレよりも安全ということですね!
トップサイドデッドリフトの正しいやり方&フォーム
この筋トレでは、パワーラックと言われる器具を使って取り組むことが一般的ですので、ジムなどで取り組む人が多いかもしれませんね。
この章でも、パワーラックを使うことを前提としたやり方を説明します。
フォームがとても大事ですので、その辺りにも注目してみるといいでしょう。
それでは、まず下の手順をご覧くださいませ。
【セット手順】
1.パワーラックにバーベルをセットする
2.自分の膝くらいの高さにバーベルを移動させる
【筋トレ手順】
1.バーベルの前で少し足を開いて立つ
2.若干膝を曲げ、両手でしっかりとバーベルを握る
3.左右の肩甲骨同士を少し近づける
4.バーベルを上げる
5.バーベルを下げる
以下、手順4と手順5を繰り返しましょう。
この筋トレでは、手順4の時が1つのポイントになります。
単にバーベルを上げるのではなく、背中の筋肉に少し意識を向けながら上げていきましょう。
また、バーベルをどこまで下げるのかについてですが、膝より少し高い位置くらいまででOKです。
やってみると簡単な筋トレであることが分かると思いますが、実際の動作のシーンを見てみないことには、わからない部分もあるでしょう。
そこで、この筋トレの動画をご用意しましたので、ぜひご覧くださいませ。
【トップサイドデッドリフトの動画】
動画を見てもお分かりいただけると思いますが、バーベルを動かす程度がとても小さいですよね。
これなら初心者の方でも取り組めますよね!
ぜひ積極的にチャレンジしていただきたいと思います!
トップサイドデッドリフトの注意点
トップサイドデッドリフトは、動作が小さい割に効果的と言われているため、とてもメリットが大きい筋トレです。
しかし、取り組むにあたってはいくつか注意点がありますので、それをしっかり理解しておくことが大事です。
では、一体どのような注意点があるというのでしょうか。
バーベルと身体との距離が離れすぎてはダメ?
バーベルが落下した時に、足に当たってしまう心配から、バーベルと身体との間に距離をおいてしまう人がいますが、それでは適切とは言えません。
もちろん、パワーラックを使わない場合は、バーベルが落下しないように注意する必要があります。
ただ、バーベルを身体に近づけたまま動作を行うことが大事なのです。
こうしないと、背中の筋肉に対してしっかり効かせることが難しくなりますので、注意しましょう。
筋トレ中は気を抜かないように注意
トップサイドデッドリフトの場合、動作が小さい筋トレということもあり、気楽に取り組んでしまう人もいるかもしれません。
確かに難度は低いですが、ウエイトトレーニングですので、筋肉への負荷は十分に認識すべきでしょう。
もちろんケガのリスクについてもゼロではありませんので、トレーニング中は決して気を抜かないようにしましょう。
ウエイトの量も適切に調整する必要がありますね。
トップサイドデッドリフトが安全にできるリストストラップ3選
デッドリフトのような筋トレでは、手からバーベルが滑り落ちてしまったり、グリップ力の問題で手を放してしまうことがないように注意しなくてはなりません。
ただ、初心者の方だと「大丈夫かなぁ…」という心配もされると思います。
そこで紹介したいのが、リストストラップです。
これは、手とバーベルをつなぐものであり、バーベル落下のリスクを下げることのできるアイテムなのです。
そのため、現時点で持っていないのであれば、ぜひ購入を検討してみましょう。
この章では、おすすめのリストストラップを3点紹介します!
おすすめ商品①
まず、1点目に紹介する商品は、RipTonedの「リフティングストラップ」です。
この商品に関しては、男女関係なく使うことができるタイプとなっています。
調節も簡単にできますし、洗うこともできますので、使い勝手の良い商品ではないでしょうか。
また、耐久性が高いですので、重いウエイトのバーベルを使う場合であっても、いきなり切れてしまうことはないでしょう。
知名度の高いブランドのグッズでもありますので、その点の信頼性の高さも、おすすめする理由の1つですね!
価格帯も高くないと思いますので、ぜひ購入を検討されてはいかがでしょうか。
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おすすめ商品②
2点目にご紹介する商品は、king2ringのリストストラップです。
この商品に関しては、革タイプとなっています。
そのため、水で手洗いすることはできません。
しかし、革タイプならではのメリットもあります。
例えば、摩擦に強いことです。
バッファローの本革を使っているため、通常の皮よりも比較的強いことが特徴なのです。
したがって、擦り切れてしまうリスクは気にしなくていいでしょう。
また、排水性という点でも優れていますので、この点もメリットですね!
複数のカラーから選ぶことができますし、価格帯についても安いのでおすすめできますよ!
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king2ring 革 レザー リストストラップ バッファロー革100% 55cm ST1
おすすめ商品③
3点目にご紹介する商品は、RHYNOのリストストラップです。
この商品に関しては、豊富なカラーリングが1つの強みと言えます。
5種類以上のカラーが存在し、それぞれのデザインはとてもオシャレです。
そのため、筋トレアイテムにオシャレ要素が欲しいと思っていた方にはピッタリではないでしょうか。
また、RHYNOについては、スポーツ用品のブランドの1つでもあり、とても知名度が高いです。
そのため、十分に信頼できるのではないでしょうか。
商品のクオリティについても、とても評価できると思います。
十分な長さがありますし、調節の仕方も簡単です。
また、パッドが付いていますので、使い心地もいいでしょう。
現に、多くの人から高く評価されている人気商品ですので、こちらについても検討していただきたいですね!
価格も非常に安いため、気軽に購入できるのではないでしょうか。
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まとめ
・トップサイドデッドリフトは動作が小さい割に効果が高い筋トレ。
・トップサイドデッドリフトを安全に効果的にやりたいならリストストラップを利用すると良い。
今回は、トップサイドデッドリフトの特徴や効果、そして具体的な方法面や注意点などについて説明してきました。
デッドリフトというワードは入っていても、通常のデッドリフトとは効果が大きく異なります。
そのため、「背中を鍛えたい人のための筋トレ」というように覚えておくといいでしょう。
また、やり方については比較的簡単なため、初心者上級者問わず、すぐにマスターできると思います。
継続させやすい筋トレというのはメリットが大きいですね!
ただ、重量次第では背中を痛めるリスクも高くなってしまいますので、ある程度の緊張感を持って取り組む必要はあるでしょう。
ぜひ、たくましい背中をつくるために努力していきましょう!