2

ヒップリフトの効果とやり方!自重・バーベル別の方法&最適な回数や重量設定も総まとめ

お尻の引き締めや筋力アップに効果的な筋トレ種目に、ヒップリフトが挙げられます。

 

今回はヒップリフトの効果と、自重・バーベルでのそれぞれの正しいやり方、行う際のポイント、効果を引き出す最適な回数と重量設定をまとめました。

ヒップリフトは重力に負けないお尻を作る効果がある

IMG_2945

 

ヒップリフトはお尻のための筋トレ種目になります。

 

お尻と言うのは若い頃はハリがあって魅力的なのですが、年齢とともに弛んできてしまいます。これは体質もありますが、筋力がなくなることで重力に負けて自然と垂れてくるのです。

 

 

重力に逆らうためにはやはり筋トレしかありません。

 

お尻がキュッとしまっていると若々しく見えるものです。後から見たらマイナス10歳や20歳は不可能ではありません。

 

頑張ってみましょう!

 

 

 

ヒップリフトの筋トレ効果はお尻だけじゃない【男性にも効果が出る】

BO151030454998_TP_V

 

ヒップリフトは前述したように主に鍛えるのはお尻です。

 

筋肉で言えば「大臀筋」になります。

 

またお尻を持ち上げる動作を行うため腹筋や脊柱起立筋などにも刺激が入ります。

 

要するに今流行りの体幹も鍛えることができるわけです。

 

また、お尻の延長で太ももの裏側であるハムストリングにも少し刺激が入ります。

 

つまり、鍛えられる部位としてはお尻、太ももの裏側、体幹の3つになります。

 

 

この部分は女性が主に鍛えたい部位ばかりなので、ヒップリフトは女性がかなり取り組んでいます。

 

ヒップリフト=女性というイメージもありますね。

 

 

もちろん男性がやってはいけない理由はありません。

 

ただし男性の場合筋力が女性よりだいぶ強いので、自重のみのヒップリフトはすぐに物足りなくなってやめてしまう方も多いです。

 

しかし、ご安心ください。

 

今回は男性向けにバーベルを使ったヒップリフトもご紹介します。

 

バーベルを使えば負荷はどんどん強くできるので物足りないからヒップリフトはしたくないという男性にはおすすめです。

 

 

 

ヒップリフトは初心者にもおススメ 他の筋トレ種目の効果向上に役立つ

https://eikaiwa.weblio.jp/column/phrases/natural_english/a-piece-of-cake

 

ヒップリフトで期待できる効果としては先に挙げたように「引き締まったお尻を手に入れること」が一番でしょう。

 

また、体幹も鍛えることができるのでお腹を引っ込めることもできますし、姿勢が良くなる効果も期待できます。

 

 

また、スクワットやランジなど、大殿筋を使う他の種目に好影響を及ぼす可能性が高いです。

 

他の種目に比べればかなり大臀筋の負荷は弱いですが、それがむしろ初心者には好都合とも言えます。

 

他の種目だと負荷が強すぎてまだやるのが辛い場合、ヒップリフトで大臀筋をある程度鍛えることができるのです。

 

 

 

ヒップリフトの正しいやり方【自重・バーベルそれぞれ紹介】

tbm_20160812181238

 

それではヒップリフトの正しいやり方をご紹介します。

 

動画をきちんと見てやればあなたもキュッとしたカッコイイお尻が手に入るはずです。

 

ちなみに自重のみでやるヒップリフト(女性向け)とバーベルを使って負荷を強くしたヒップリフト(男性向け)を両方紹介します。

 

自分のレベルに合わせてどちらかを選択してくださいね。

 

 

ヒップリフト(自重のみ)

 

①床の上に仰向けで寝ころびます

②両手は体の横に少し広げて置いておきます(邪魔にならなければどこでも可)

③両足の裏を地面に完全につけて膝を立てます

お腹から膝に向けて直線になるようにお尻を上げていきます

⑤直線になったら一旦静止して、次に徐々に下していきます

 

以上がヒップリフトの通常バージョンです。

 

 

ヒップリフト(バーベル使用)

 

やり方としては通常バージョンとまったく同じですが、お腹の上にバーベルを乗せて行います。

 

バーベルが重いとお腹への当たり具合が少し痛いですが、そこは我慢です。

 

バーベルに押されることで腹筋に力が入るので、腹筋も鍛えられると思えば我慢できるでしょう。

 

 

すぐにかなり重い重量を扱えるようになると思いますが、あまり無理をしないようにしてください。

 

大臀筋に刺激が入っていれば大丈夫です。

 

 

ヒップリフトのやり方の3つのポイント

10913

 

ヒップリフトそ行う場合、いくつかの注意点やポイントがあります。

 

よく確認してからやるようにしましょう。

 

 

ポイント① 上半身や手は使わない

下半身の筋トレなので上半身に力を入れる必要はありません。

 

たまに手に力が入ってしまって、手で床を押している人がいますが、これはNGです。

 

あくまでも大臀筋に力を入れた結果自然と腰が浮いてくるイメージで行うようにします。

 

 

ポイント⓶ ゆっくりと行う

全体的にゆっくりと行うようにしましょう。

 

あまり早くやると大殿筋に刺激がきちんと入っているかわからなくなってしまいます。

 

特に初心者のうちはゆっくりやるようにしましょう。

 

大臀筋の収縮を感じながらやることが大切です。

 

 

ポイント③ 下ろすときにも力を抜かない

下ろすたびに力を抜かないようにしましょう。

 

筋トレ全般に言えることですが、筋トレはやっている間に力を完全に抜く時間を作らない方が良いです。

 

完全に力を抜いてしまうとそれは体にとって「休憩」になってしまいます。

 

筋肉を疲労させるのが目的の筋トレからすると無駄な時間になってしまうのです。

 

体を下した際もお尻から力を抜かないように頑張りましょう。

 

 

 

ヒップリフトの回数と重量設定【目的別】

【画像】11-1_1年目の看護師に必要な5つのポイント_R

 

ヒップリフトはどの程度の回数やればいいのでしょうか?

 

これは目的によります。

 

2つの異なる目的それぞれに最適な回数を見ていきましょう。

 

目的① 引き締め

引き締めるのが目的の方は、筋肉が肥大するのは嫌な場合が多いですよね。

 

お尻を引き締めたい場合は、回数は多めにやりましょう。

 

筋肉は負荷が弱い方が肥大はしません。

 

 

回数が多いってことは負荷が強いのでは?と思うかもしれませんが、実際は多くやれるということは負荷が弱いからやれるのです。

 

1キロのダンベルと10キロのダンベルだったらどちらの方が回数をやれますか?

 

1キロですよね。

 

要するに回数がやれるということは負荷が弱い重量に設定したトレーニングなのです。

 

20回~30回程度2セット~3セット行ってください。

 

 

 

目的⓶ 筋力アップ

大殿筋の筋力アップが目的だったり、男性の場合は、筋肉の肥大はそれほど問題ないでしょう。

 

重さの設定を10回やれるかやれないかぐらいに調整します。

 

 

とは言っても自重でやる場合は負荷が弱すぎて回数が多くできてしまいがちです。

 

あまりに回数ができてしまう場合はバーベルを用いるか、自重でやるにしても片足を持ち上げてやるヒップリフトにするなど工夫をすると良いでしょう。

 

 

 

まとめ

・ヒップリフトはお尻だけでなく太ももの裏や体幹にも効果のある筋トレ。

・ヒップリフトのやり方はお尻を上げた時にお腹から膝に向けて直線になるようにする。

・ヒップリフトの回数は20回~30回程度を2セット~3セットが基本。

 

2c0fad1dd0f72db5ae67c38340844bfe_s

 

いかがでしたでしょうか。

 

ヒップリフトは筋トレ種目には珍しく大殿筋をメインに鍛える種目になります。

 

しかも、簡単にできる上に効果は抜群です。

 

男性も女性もヒップリフトをやってみてください。

 

きっと見違えるお尻になるはずです。

 

記事に関連するキーワード

関連する記事①

3

ふくらはぎの筋肉の鍛え方!筋トレ方法5選と8つのメリットまとめ

ふくらはぎは重要な役割を担っており、きちんと鍛えることでダイエットや健康効果など様々なメリットがあります。  今回はふくらはぎの筋

hands-47190_960_720

大腿四頭筋の筋トレ3選!筋肉の痛みをほぐすストレッチ2選も総まとめ

逞しい脚作りのために大腿四頭筋を鍛えることは大変有効ですが、その分ケアも大切になります。  今回は大腿四頭筋の位置と役割、おススメ

shutterstock_422513266-689x460

ハックリフトの効果&正しいやり方2種類とコツまとめ【下半身強化に有効!】

マシンでもバーベルを使ってでもできる「ハックリフト」は下半身強化に非常に効果的な筋トレです。  今回はハックリフトの筋トレ効果、バ

OOK85_otousanchikaramochi_TP_V

オーバーヘッドスクワットの効果&やり方まとめ!2つの注意点も紹介【動画付き】

スクワットの中でもかなり上級者向けのスクワットである「オーバーヘッドスクワット」はテクニックが必要ではあるもののその効果は非常に高くおすすめ

dreamstime_s_33970900-1-e1475540298828

下半身の筋肉&筋トレ10選!メニューの組み方&ポイントも一挙紹介

下半身の筋トレはきつい種目が多いですが、実はその効果は下半身だけでなく全身に及ぶためとても効率的な筋トレと言えます。  今回は下半

関連する記事②

chinning

自重トレーニングの最強メニュー!効果的な頻度&3つのメリットも徹底紹介

数ある筋トレの中でも自重トレーニングは初心者から上級者まで効果抜群で安全性も高いおすすめの運動です。  今回は自重トレーニングのメ

1797_6_150204143133882_700x

有酸素運動は種類豊富!効果的な方法やメニューの組み方など総まとめ

ダイエットや健康維持に有酸素運動は効果的な上、自宅周辺でもできてお手軽です。  今回は有酸素運動の種類と効果、正しいやり方とメニュ

800px-膝サポーター_(239845589)

ふくらはぎ用サポーターおすすめ人気ランキング20選!付け方・効果や選び方も徹底解説

ふくらはぎ用サポーターを付けることで運動はもちろん生活の質向上も期待できますので使用をおすすめできます。   今回はサポーターの付

training-828741_960_720 (1)

なで肩の原因&治し方!おすすめ筋トレ3選やストレッチ2選【なで肩芸能人も紹介】

なで肩がコンプレックスな男性も多いですが実は筋トレやストレッチで改善が可能です。  今回はなで肩でも活躍中の芸能人、なで肩の原因2

6a139799e4e8a1df3d625e78a310d4ec-600x415

腕立て伏せの効果的なやり方決定版!できない人向け2種類のやり方も徹底紹介

腕立て伏せには種類があり効果も違うため自分の鍛えたい部位に合わせてやり方を選ぶ必要があります。  今回は腕立て伏せで効果のある筋肉

LIFUNASトップページに戻る

記事へのコメント

LIFUNASとは

LIFUNAS [リフナス]は「おしゃれ男子向けWEBマガジン」です。男性向けの筋トレ・ダイエット方法、そして美容・髪型・ファッション・恋愛・健康・マネー全般などの情報を配信しています。