テイトプレスという筋トレは名前を聞いただけではピンとこないかもしれませんが、非常に効果的な運動なのでおススメです。
今回はテイトプレスの効果、重量設定方法、フォーム重視の正しいやり方と注意点2つを紹介します。
テイトプレスの効果とは?
効果的な筋トレというのは非常に多くありますが、その全てを把握する必要はありません。
一人の人間でできる筋トレというのは限られてくるため、鍛えたい筋肉に効く筋トレをいくつか知ることができれば、それでいいというわけです。
そこで今回は、テイトプレスという筋トレ法についてご紹介したいと思います。
テイトプレスについて初めて聞いた人は、どのような効果がある筋トレなのか全くわからないはずです。
そこで、ここではその辺りについてご説明しましょう。
上腕三頭筋に効く筋トレの1つ!
テイトプレスについては、数ある筋肉の中でも上腕三頭筋に効く筋トレの1つとなっています。
上腕三頭筋を強化したり引き締めたりすることができれば、大きなプラスになります。
そのため、この筋トレについては学ぶ価値があるのではないでしょうか。
重点的に鍛えられる!
複数の筋肉をまんべんなく鍛えられるような筋トレが良いという人もいれば、1つの筋肉を重点的に鍛えたいという人もいますね。
特に、特定の筋肉の強化を望む人の場合は、後者の考え方だと思います。
テイトプレスについては、上腕三頭筋を「重点的」に鍛えることができる筋トレとなります。
そのため、上腕三頭筋の強化のみを目的とする人にとっては、もってこいの筋トレということになりますね!
テイトプレスの重量設定方法!
テイトプレスを行うにあたっては、前もって準備すべきものがあります。
1つはダンベル、そしてもう1つはベンチです。
また、ダンベルについては2つ必要になりますので、その点は踏まえておきましょう。
さぁここで問題になるのが、ダンベルの重さをどの程度にするかということですね。
基本的に、十分に筋肉がついていて、筋トレ慣れしている人であれば20~30キロ程度の重量でテイトプレスを行うことをオススメします。
しかし、筋トレ初心者の人が、最初から30キロの重量でテイトプレスを行うというのは無理があります。
場合によっては、すぐに腕を痛めてしまうことでしょう。
そのため、まだ筋トレ慣れしていない人は10キロくらいの重量にとどめておくことをオススメします。
10キロの重量であっても、十分な筋トレ効果が期待できるのです。
テイトプレスの正しいやり方!フォームが大事
テイトプレスについては、難しい筋トレではありません。
しかし、正確なやり方に沿って行うことが基本ですので、きちんと覚えるようにしましょう。
やり方が間違っていると、筋トレ効果が弱まる可能性や、ケガをする可能性が高くなってしまいます。
ここでは、肝心の方法面についてご説明します。
1.ベンチに仰向けで寝る
2.左右の手で1つずつダンベルを持つ
3.ダンベルが胸部の真ん中あたりにくるようにして構える
4.ヒジを伸ばしつつダンベルを上へ持ち上げる
5.ヒジを曲げつつダンベルをおろしていく
以下、手順4と手順5を繰り返す
簡単な筋トレですが、ポイントはいくつかあります。
まず1つは、手順5の時です。
持ち上げたダンベルをおろしてくるわけですが、おろした時に、手順3で構えた時と同じ格好になりますので、その点は踏まえておきましょう。
他にもポイントはありますが、細かいポイントについては動画を見た方が分かりやすいと思います。
そこで、ご用意しましたのでご覧ください。
この動画では、複数の角度でテイトプレスの様子を見ることができるようになっていますので、大変わかりやすいのではないでしょうか。
ダンベルの持ち方や、動作中の手の動かし方など、参考にできる点は多々あると思いますので、じっくりと動画を見て動作を覚えていきましょう。
また、テイトプレスについては繰り返しの動作になりますが、無理をしてまで繰り返す必要はありませんので、自分の筋肉にかかる負荷を十分に考慮しましょう。
テイトプレスのやり方の注意点2つ!
効果的な筋トレとして知られるテイトプレスですが、この筋トレを行うにあたっての注意点についてはいくつかあります。
そのため、ケガのないようにするためにも、その点をきちんと踏まえることが大事ですね。
では、その注意すべき点とは一体何なのでしょうか。具体的にご説明します。
途中でダンベルを離してしまわないように注意しよう
テイトプレスについては、一度胸部の辺りにダンベルをセットし、それから腕を使ってダンベルを上下させるという筋トレになります。
そのため、万が一動作中にダンベルを手から離してしまうと、顔に当たる可能性があり、大変危険です。
そのため、ダンベルを持つ手にしっかりと力を入れましょう。
仮に、ダンベルを握る手がつらくなってきたということであれば、筋トレを中断しましょう。
冷静に判断するという点がとても重要になります。
ダンベルの扱いは慎重に!
ダンベルというのは、ある程度の重量があります。
そのため、その扱いには慎重にならなくてはなりません。
特に、筋トレ終了後というのは、疲労の影響もあり、ダンベルを雑に扱ってしまうケースがあります。
しかし、それでは非常に問題ですね。
したがって、筋トレ中はもちろんのこと、ダンベルを床に置く際などにも慎重になりましょう。
まとめ
・テイトプレスは筋トレ慣れしていない人は10キロくらいから始めるのがおすすめ。
・テイトプレスのやり方の注意点は「ダンベルをしっかり持つ」「ダンベルの扱いは慎重にする」の2つ。
これまで、テイトプレスの効果や方法面、注意点などについてご説明してきました。
上腕三頭筋を鍛える筋トレの中では、テイトプレスはとても有力であり、オススメできます。
方法はいたって簡単ですし、必要な道具もダンベルとベンチ程度であることから、比較的取り組みやすい筋トレと言えるのではないでしょうか。
ただし、簡単な筋トレだと判断して心に余裕を持ちすぎてしまうと、それが油断につながり、ケガをしてしまう可能性もあります。
そのため、筋トレを行うにあたっての注意点については、重々踏まえておきましょう。
安全面を第一に考えて筋トレを行うという姿勢がとても大事になってきます。
ケガをしなければ、順調に筋肉を強化することができるでしょう。