サッカーの試合ではゴールを決めた時に上着を脱ぐ選手が多く、体を見る機会が多いですよね。細身の選手でも案外筋肉質だと思うことがあります。
今回は、特に筋肉がすごい選手を11名紹介します。筋トレの参考にいかがですか?
目次
サッカー選手の筋肉1)クリスティアーノ・ロナウド
スポーツ選手の中でも、もっとも有名と言われるロナウド選手。当然のようにノミネートされています。筋トレ好きとしても知られるロナウド選手は、その筋肉の凄さでも有名ですよね。
サッカー選手として、足やお尻の筋肉が凄いのは当然だと思いますが、ロナウドの凄いところは大胸筋!サッカー関係ないような気がしますが、大胸筋の盛り上がりぶりは、下手な上半身系スポーツ選手を軽く凌駕してしまうくらいキレッキレなんです。
そんなに大胸筋鍛えてどうするんだ!?と思ってしまうのですが、このあたりが筋トレ好きなロナウド選手の特徴でしょうか。きっとトレーニングが好きなあまり、大胸筋までついてきてしまっているのかもしれません。
サッカー選手の筋肉2)エデン・アザール
出典:http://football-lovers.blog.so-net.ne.jp/
次に名前が挙がっていたのが、チェルシーの1版であるアザールでした。アザールのドリブルは低い姿勢から切り込んでいくスピード感がありますよね。身体を滑らかに動かして相手の脇をすり抜けていく様子は圧巻です。
このような低い姿勢でのドリブルが可能なのはお尻の筋肉を鍛えているからでしょう。
お尻の筋肉といえば大臀筋ですが、実はお尻のあたりには深い部分にもたくさんの筋肉があって、下半身の動きに大きくかかわっています。お尻の筋肉群を鍛えることで、主に股関節の動きや、姿勢を支える筋肉への刺激となって高いパフォーマンスを発揮することができます。
あれだけの駆動力や瞬発力からして、走り込みや足の筋トレの延長でお尻の筋肉も同時に鍛えられているのだなと推察されます。
サッカー選手の筋肉3)レオナルド・ボヌッチ
2016年にけがをして心配されていたボヌッチが、2017年は最優秀選手候補にエントリー!ファンとしてはうれしい限りですね。怪我から完全復帰したということでしょうか。守備のかなめとして活躍しているボヌッチですが、あの脚力がすごいですよね。
あれだけのパフォーマンスのためには、当然筋肉の量も必要ですが、筋肉の質も重要でしょう。太ももの筋トレと言えば、ランジやスクワットが挙げられます。
ボヌッチの太ももの太さから推察すると、高い負荷をかけたトレーニングをしていると思われますので、バーベルランジやブルガリアンスクワットなどをしているのではないかと思われます。
サッカー選手の筋肉4)イスコ
そしてイスコ!イスコに限らず、レアルの選手といえば腹筋ですよね。イスコもその鍛え抜かれた肉体をフィールドで発揮してくれて、ファンとしては目を楽しませてもらえてうれしい限りです。
イスコは線が細いとかフィジカルがないと言われることもありますが、全然!まったく!とてつもない筋肉の持ち主だと思います!
特に斜腹筋の繊維の走り方とか半端ないですよ。もし線が細いように感じるとしたら、筋肥大させるトレーニングではなく、しなやかな筋肉を作っているからではないでしょうか。
スピードが重視されるサッカーにおいては、肥大しすぎた筋肉は、しばしば動きの邪魔になってしまいます。パワーだけではなく、スピード感あるテクニックのための筋肉をつけているのでしょう。
サッカー選手の筋肉5)キリアン・ムバッペ
そして地元フランスのムバッペもノミネートされていました。今年のUEFAチャンピオンズリーグでは精神的にも肉体的にもタフな経験をしたと評価されていましたよね。自身のツイッターでも厳しく肉体を追いこんでいることをうかがわせるコメントが投稿されています。
ムバッペといえば、得点力の高さですよね!緩急のあるドリブルは突破力があり、18歳(2017年現在)という若さながら、熟練のDFでもなかなか止めることができないという天才。とにかく動きが多彩なのです。
驚異的な加速を見せたかと思うと、キックフェイントや柔らかな切り替えしが突如入るので、相手も対応しきれないというの感じです。これだけのプレーができるのは、天才だから、なのでしょうが、体幹の筋肉がすごいのでしょう。
体幹がしっかりしているからこそ、四肢の筋肉を自在に動かせるのではないでしょうか。
サッカー選手の筋肉6)ネイマール
出典:https://headlines.yahoo.co.jp/
そしてネイマール!同じくフランスチームであるパリサンジェルマンに所属する世界最高峰のストライカーです。ネイマールの筋肉の特徴は、細いことではないでしょうか。ムキムキな選手も多い中、ネイマールは細マッチョという雰囲気ですよね。
ネイマールは下半身だけではなく、上半身のしなやかな筋肉が特徴です、腹筋と言えば腹直筋を鍛えがちですが、ネイマールは腹斜筋や腹横筋も鍛えているようです。
このように腹部にある筋肉を深部にあるものまでしっかりとトレーニングすることで、フェイントやドリブルのように急な動きにも対応できる体幹を整えているのでしょう。
サッカー選手の筋肉7)ルカ・モドリッチ
出典:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/
レアルマドリードで、中心的な活躍を見せているルカ・モドリッチもノミネートされています。世界一うまいMFとも言われる精度の高いボールコントロールが特徴です。長短、ともに精度の高いパス、強烈で鮮やかなミドルシュートと話す天才司令塔です。
モドリッチのこのようなボールコントロール力の高さをもたらしているのは、体幹の筋肉の強さにあるのではないでしょうか。確かに腹筋も見事ですよね。
おそらく、股関節や骨盤に関わっている腸腰筋の発達が尋常ではないのではないかと思われます。腸腰筋は下半身と体幹を繋ぐ重要な筋肉で、股関節をまげる筋肉のうち、最も大きな強い筋肉です。
腸腰筋が発達していないと脚を強く大きく動かせません。強い腸腰筋は、大腿部を大きく動かすことができると同時に、身体全体で作られた力を効果的に脚に伝えることができます。
サッカー選手の筋肉8)パウロ・ディバラ
出典:http://qoly.jp/
アルゼンチンの宝石、パウロ・ディバラもノミネートされています。イタリア、セリエAのユヴェントスに所属し、2017年のチームパフォーマンスに貢献しています。
スピードに溢れる機敏な選手で、狭いスペースでのドリブルやパスと言った技術の高さも見事。整形外科医が筋肉のつきすぎを心配するというくらいの太ももの筋肉が圧巻です。
医師によると、筋肉が付きすぎて肉離れや靱帯断裂が起きるのでは?という話でした。高い負荷をかけて筋肥大させることがありますが、ディバラの場合には筋肉が付きやすい体質で、他の選手と同様にトレーニングしても、筋肉が大きくなってしまうのかもしれませんね。
サッカー選手の筋肉9)マルセロ
出典:http://www.football-zone.net/
レアルマドリードのマスコット、マルセロもノミネート。世界一攻撃的とも言われる最高峰のサイドバックです。切れ味抜群のドリブルや、前線まで駆け上がってからのセンタリングのスピードがすごいですよね。
これだけのスピードのある攻撃的なプレーのためには、実は上半身の筋肉も重要。速く走るためには腕を振るための筋肉が必要だからです。
マルセロの肩や腕の筋肉を見ると、見事に盛り上がった三角筋と、クビレのある上腕二頭筋が見事です。もちろん、この強い上半身の筋肉から生み出される力を足に上手く伝えるための強い体幹部の筋肉も欠かせませんね。
サッカー選手の筋肉10)ヌゴロ・カンテ
マケレレ2世とも言われるヌゴロ・カンテもノミネート。ボランチとしては破格の攻撃センスと、フィールドにおける縦方向への推進力が評価されています。サッカー選手にありがちなスターというよりは、縁の下の力持ち的な守備のかなめです。
献身的な人柄や、確実にボールを刈り取って前線へ送る、冷静な判断力。豊富な運動量でゲーム中盤のかなめ役です。その筋肉は、無駄がなく、むしろ小柄にさえ見えてしまいますが、細い強靭な筋肉ですね。特に腰回りの筋肉は鋼のようです。
あれだけの運動量を支えるには全身の力を無駄なく伝える体幹の筋肉のトレーニングが欠かせないでしょう。体幹の筋肉がしっかりしているから、フォームが安定し、疲れにくい肉体を生み出すのです。
普通の選手ならバテてしまうところを、安定したフォームによって耐久力が得られているものと思われます。
サッカー選手の筋肉11)ルイス・スアレス
ウルグアイ代表で、現在バルセロナに所属するルイス・スアレス。最前線で起点を作り、得点につなげることができる数少ないアグレッシブな選手です。
そんな強いストライカーであるスアレスの筋肉の秘訣はやはり太ももの大腿四頭筋ではないでしょうか。サッカーのキック力を決定するのは足の筋肉。当然スアレスの大腿四頭筋の太さと言ったら、驚くほどです。
また、この大腿四頭筋をコントロールするためには大腰筋の可動域が広いことが必須です。脊椎から足を繋いでいる大腰筋の強さがあってこその強いゴールシュートがあるのでしょう。
もちろん、あのスピードも大腰筋の強さから生まれる、上半身と下半身のねじれのコントロールあってこそと言えると思います。
サッカー選手の筋肉を参考に筋トレしてみよう
・筋肉がすごいサッカー選手の1人目はクリスティアーノ・ロナウド。
・筋肉がすごいサッカー選手の2人目はエデン・アザール。
出典:https://www.soccer-king.jp/
2017年の最優秀選手賞にノミネートされたサッカー選手を中心に、その強さの秘密となる筋肉をみてきました。
ほとんどが天才と言われるほどの選手ですので、簡単に真似することはできませんが、トップ選手でも地道な日頃のトレーニングの延長にあれだけのパフォーマンスがあるのでしょう。