加圧ベルトを使ったトレーニングは正しい知識のもとで正しい使い方をすれば効率的に筋肉の発達が期待できます。
今回は加圧ベルトの効果3つ、正しい使い方、おすすめランキングTOP12、購入者の口コミ、注意点3つを紹介します。
目次
加圧ベルトとは
加圧ベルトとは「加圧トレーニング」を行う時に利用するベルトのことです。
加圧トレーニングとは簡単にいうと「ベルトで腕や足の付け根部分を締めあげて血流の制限をしながら行うトレーニング」と言えばいいでしょうか。
理論としては、腕の付け根や足の付け根をベルトできつく締めると当然血液の流れが悪くなりますよね。
この状態でトレーニングをすると、やってみるとわかりますが、とてもきつくて普通にやるより全然軽い重量しか上がりません。
軽い物しか上がらないのであれば、効果ないだろうと思う人もいるかもしれません。
しかし実は普通にやったら効果がないような軽い重量でも、筋肉にとってきつければ効果はあるのです。
むしろ加圧トレーニングは乳酸などの代謝物質が早く溜まるため、効果は逆に高いといわれています。
軽い重量で行うため怪我もしにくく、あまり重い重量を必要としないので、バーベルなどの設備も要りません。
ほとんどの場合、ほどほどの重さのダンベルさえあれば、事足りるからです。
この良い事ずくめの加圧トレーニングで必要不可欠なアイテムが加圧ベルトなのです。
加圧ベルトの効果3つ
加圧ベルトを使った加圧トレーニングは様々な効果が期待されます。
まずは前述したよう加圧トレーニングは軽い重量で行っても筋肉にとってはきついです。
きついという事は筋肉の発達に対しては効果があるということ。
疲労を早くする⇒筋肉痛に早くなる⇒筋肉の損傷をなおすために成長ホルモンが大量に出る。
このサイクルが通常のトレーニングと比べてかなり早いのです。
なので、通常のトレーニングより早く筋肉発達の効果が見込めるのです。
次に期待できるのが、アンチエイジング効果です。
成長ホルモンは若返りのホルモンとも言われています。
前述したように成長ホルモンが大量に出るので、普通のトレーニングより効果があるといわれています。(諸説あり)
アンチエイジングをしたければ、高級クリームを塗るより加圧トレーニングの方が何倍も効果があるのです。
最後に加圧トレーニングの効果で筋肉がつけば基礎代謝がアップするので、太りにくい体質になることができます。
これは当然普通のトレーニングでも同じことが起こるのですが、筋肉が早くつきやすい加圧トレーニングの方が効果が早く出るでしょう。
ダイエットにもなるわけです。
若返る上に痩せるなんてこれはやるしかないでしょう。
流行しているのが理解できるのではないでしょうか。
加圧ベルトの正しい使い方 自己流は危険
加圧トレーニングは手足を加圧ベルトで締めて行うトレーニングです。
では、加圧ベルトを買ってきて、自分で締めてトレーニングを行えばいいのでしょうか。
答えは「ノー」です。
血液の流れを自己流で悪くして、トレーニングをしたら下手すると命にかかわります。
なぜなら、加圧ベルトを締めすぎたり、変なところを締めたりして「血栓」ができてしまう可能性があるからです。
「血栓」とは血が集まってできた塊のことで、これができると血液が詰まって血が流れなくなってしまいます。
血栓ができる場所によっては最悪の場合は突然死ということも考えられますので、絶対に最初のうちは加圧トレーニングの専門家に指導を受けましょう。
加圧トレーニングはちょっと普通のジムに通うより高いかもしれませんが、変なやり方をして効果が出なければ意味がありません。
少しの出費で体が劇的に変わり、肉体も若返るなら安いものだと思いませんか。
その部分は節約するところではありません。
おすすめの加圧ベルトランキングTOP12
では、ここでおすすめの加圧ベルトをランキング形式でご紹介しましょう。
ただし、これはあくまである程度加圧トレーニングに慣れた人への紹介になります。
前述したように最初は専門家に見てもらうのが基本です。
購入する加圧ベルトも専門家がおすすめしてくれたものが良いでしょう。
1. KINGEST 加圧ベルト アスリート 腕用
KINGESTの加圧ベルトではこの商品がもっともお値打ちです。
ネットでの価格で12000円程度で買うことが可能です。
口コミも良いので、もっともおすすめの商品だと言えます。
二重巻きでしっかりと加圧ができます。
腕の付け根に巻いて使う用です。
長いので、足に巻けないことはありませんが、足は足用の商品が出ていますので、そちらを購入するようにしてください。
2. 加圧ベルト エクササイズトレーニングベルト初級用
こちらは初級者用の四本セットになります。
腕用が2本、足用が2本の合計4本セット。
価格が非常に安く、4本もあるのにネットで購入すれば6000円もしません。
ちょっと作りは他の製品と比べると甘いので、そんなに長持ちはしないですが、価格を考えると仕方がないでしょう。
まずは買ってみてちょっと家でやりたいという人向けです。
本格的に長く使いたいという人は別の製品をおすすめします。
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3. KINGEST 加圧ベルト アスリート【本革】腕用
KINGESTの本革加圧ベルトになります。
価格は少し高めで、ネットで購入しても15000円程度はします。
しかし、そこはさすが本革なので、口コミで悪く書いている人は滅多にいません。
付け心地や作りはかなり良いので自宅で長く続けて加圧トレーニングをやりたい人にはピッタリです。
足用もありますので、本格的にやりたければ両方買うと良いでしょう。
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4. ODOLAND ウエストスリマーベルト
こちらは先に紹介した加圧ベルトとは少し違いますが、お腹のベルトとセットになった商品になります。
お腹にベルトを巻いた状態でトレーニングをすると締められていることに抵抗しようとして、お腹周りの筋肉がつきます。
勘違いしている人が多いですが、ベルトをすると「汗が出るから痩せる」と思っている人が多いですが、汗はいくら出ても脂肪は燃焼しません。
単に暑いから汗が出ているだけなので、間違いないようにしてください。
腕のベルトも同じような効果があります。
価格はセットで2400円程度なのでかなり安い商品と言えるでしょう。
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5. Trendo Honpo加圧トレーニングベルト
加圧ベルトの4本セットになります。
4本あるので両手と両足にセットすることができますので、一気に全身を鍛えることができます。
DVDが付属しているので、自分で見てトレーニングを自宅で行うことができます。(先に言ったように完全な自己流は危険なので、最初はDVDが付いていても専門家の指導を受けることをおすすめします)
価格は4本で23000円程度なので、本格的なものにしては安い方です。
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6. KINGEST(キンゲスト)加圧ベルト プレミアムハード【本革】足用
こちらがKINGESTの足用の加圧ベルトになります。
本格的にやるなら足用も買うことをおすすめします。
なぜなら、トレーニングと言うのは足の方が圧倒的に筋肉の量が多いので、足を鍛えた方が効果は出やすいのです。
どうしても上半身に目がいきがちですが、足のトレーニングは本気の人ほど、しっかりやっています。
価格は上半身に比べるとかなり高く、30000円以上しますが、上半身をやっている人で効果を感じている人なら買って損はないでしょう。
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7. Beastポンプマッスルトレーニングバンド
ゴリラのマークがちょっとかわいい(?)加圧ベルトになります。
4つセットになっているので、両手と両足に付けることができます。
おまけに4つのベルトを入れるバックまで付いているので非常にお値打ちです。
これで価格が何と8000円を切りますので、興味のある人は買うしかないでしょう。
ただし、アメリカ発想なので、口も見もすべて英語で、英語がわからないと口コミ内容もチンプンカンプンなのが残念なところです。
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8. オクルージョントレーニングバンドbykottos for Arms
赤い線が真ん中に入っているのがクールでカッコいい加圧ベルトになります。
こちらも先に紹介したゴリラの加圧ベルト同様にアメリカからの発送なので、届くのは遅いですし、口コミがよくわかりません。
商品説明も英語になるため、英語を見ると蕁麻疹が出るような人は購入しない方が良いですが、フィットネス先進国のアメリカの商品は良いものが多いことだけは言っておきましょう。
価格は6500円程度です。
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9. BFR Bandsオクルージョントレーニングバンド
4つセットで20000円程度とそれほど高くはありません。
DVDや加圧ベルトを入れるバッグまで付いています。
ただし、こちらもアメリカ発の商品になるため、DVDが英語になってしまいます。
ただ、動きは映像で見れるため、英語でも問題はないでしょう。
説明は英語だとわからないかもしれませんが、最初に専門家の指導を受けていれば、その部分は聞き取れなくても大丈夫でしょう。
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10. Lifting Lab(リフティングラボ)加圧ベルト
ベルト自体は細いですが、頑丈なのでしっかりと巻くことができます。
2本セットなので、腕を鍛える時に使って欲しい商品です。
あまりベルトを目立たせたくない人はこちらの商品がおすすめです。
価格は2本で5000円程度なので、安い部類に入るでしょう。
ちなみにこちらもアメリカからの発送になります。
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11. VIVALA シェイプアップベルト
こちらは加圧ベルトと言うより痩せたい部位に巻いて引き締める系の加圧ベルトになります。
ただし、先ほど説明したように巻いて汗をかいたところでその部分の脂肪が燃えることはありません。
何度も言いますが、強く巻けば、それに対抗して筋肉に力が入るので、それでその部分の筋肉が鍛えられるというのが正解です。
なかなかデザインもカッコイイので、巻いて入っても恥ずかしくないでしょう。
足にも腕にも使うことが可能です。
価格は2つで1700円程度で手に入るので、リーズナブルと言えるでしょう。
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12. ACEFITS シェイプアップベルト
こちらはお腹に巻いてポッコリと出たお腹を引っ込めるために使う商品になります。
巻いていると常にお腹に力が入った状態になりますので、その分筋肉が付きます。
筋肉が付けば、お腹を引っ込めてくれる効果があるので、ポッコリお腹が改善するわけです。
ただし、強く巻かなければ何の意味もありません。
強く巻けば巻くほどお腹に力が入るので、筋肉がつきます。
ただし、脂肪がこれで落ちるわけではないので、勘違いはしないようにしましょう。
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加圧ベルトの口コミを紹介
次に加圧ベルトの口コミをご紹介します。
といっても商品によって口コミが異なりますので、最後に紹介したKINGEST本革加圧ベルトの口コミを紹介しましょう。
口コミはAmazonでのものになります。
・適度に伸びるのでしめつけの調節がしやすいです
・付けたときのほどよい締めつけ感、しっかりした縫製が良いなぁと思いました。
・セルフなので、安全を見てやや低い圧でトレーニングしていますが、簡単にパンプアップします。
以上のような口コミになっています。
かなり良い口コミばかりですよね。
上記の口コミにもあるように、セルフでやる場合はジムに行った時と違ってやや低い締め付けでやった方が良いでしょう。
血栓ができたら大変なことになってしまうので、トレーニング効率はやや落ちるかもしれませんが、安全のために締め付けは若干弱いかなと思うくらいがちょうどいいです。
加圧ベルトの使い方の注意点3つ
加圧ベルトは先に紹介したとおり、血栓ができたら命にかかわる可能性までありますので、慎重に利用する必要があります。
では、血栓ができるのは「締め付けすぎだから」だけでしょうか。
実際はいつもと同じくらいの締め付けでも血栓ができることもありますので、以下の点に注意して加圧ベルトを使うようにしましょう。
長時間使ってはいけない
加圧ベルトを長時間に渡って巻いていてはいけません。
長くても30分まで。
ずっと巻いていると何となく効果がより高いような気がしてずっと巻いている人がいますが、トレーニングが終わったらすぐに締め付けを緩めてあげましょう。
1時間も2時間も加圧ベルトを巻いているのは危険なので絶対にやめてください。
持病を持っている方は利用不可
高血圧などの持病を持っている方は加圧トレーニングはやめた方が良いでしょう。
また、心臓の病気がある人もやめた方が無難です。
どうしてもやりたいという人は一度医師と相談してからにしましょう。
当然ドクターストップがかかった場合はやってはいけません。
お酒を飲んだ後に使うのはだめ
これは通常のトレーニングでも同じですが、お酒を飲んだ後に加圧トレーニングをしてはいけません。
お酒を飲むと血圧に影響が出ます。(飲酒後どれくらい時間が経ったかによって血圧が下がったり、上がったりします)
血圧が安定しない状態で加圧トレーニングをしても、どれくらい加圧ベルトを締めたら良いのかの判断がつきません。
適当に締めたら問題なのはわかりますよね?
加圧ベルトでのトレーニング以外はもう必要ない?
加圧トレーニングをすれば、筋肉が軽い重量でつきやすいということなので、普通のトレーニングなんてもう必要ない?と思うかもしれません。
しかし実際はそうではありません。
加圧トレーニングで鍛えることができる部位は決まっています。
例えば男性が鍛えたいと思う筋肉でもっとも人気の大胸筋(胸の筋肉)ですが、この部分は加圧トレーニングで鍛えることができません。
また、背中、腹筋などもそうです。
基本的に加圧トレーニングで鍛えることができるのは「腕」「足」になりますので、それ以外を鍛えたい場合はやはり通常のトレーニングをやる必要はあります。
加圧トレーニングは成長ホルモンを大量に出すトレーニングなので、手足にベルトを巻いて他の部位のトレーニングをやっても効果はアップするといわれています。
しかし正直、ベルトを巻きながら腕立て伏せなどをやるのはちょっとやりにくいでしょう。
なぜなら腕立て伏せをやる時にベルトを巻いてやると、腕がベルトの影響で疲労しやすくなってしまいます。
そのため、胸の筋肉に刺激が十分いく前に腕が疲れてしまうのです。
やはり腕や足以外のトレーニングをする場合は、加圧ベルトなしでやった方が鍛えたい部分をきちんと鍛えることができるでしょう。
まとめ
・加圧ベルトは正しい使い方をしないと血栓ができる可能性があるため最初から自己流は危険。
・おすすめの加圧ベルトランキング1位はKINGESTの商品。
・加圧ベルトで鍛えることができる部位は限定的なので、加圧トレーニングさえやればOKというわけではない。
いかがでしたでしょうか。
加圧ベルトは加圧トレーニングをやるためのベルトになります。
まったく加圧トレーニングの知識がない方が適当に使うと危険なので、まずは専門家の指導の下で使うようにしてください。
きちんとしたやり方をすればかなりの効果が得られるはずです。
自宅でも十分カッコいい体になることができますよ。