小杉竜一さんがダイエットに取り組んだことが話題になっていましたよね。しかし、その後リバウンドしてしまったとか…?
今回は、小杉竜一さんの身長や体重などの基本情報、そして痩せることに成功したダイエット方法をまとめました。
小杉竜一さんのプロフィール
名前:小杉竜一(こすぎ りゅういち)
生年月日:1973年7月5日
出身地:京都市右京区(現・西京区)
血液型:O型
高校時代からお笑いを目指していた小杉さん。1998年に吉田さんとブラックマヨネーズを結成し、2005年にはM-1グランプリで優勝という経歴の持ち主です。面白いだけではなく、恋愛遍歴も話題になることが多く、バラエティ番組などでも大人気です。
小杉竜一さんの身長・体重・BMI・体脂肪率
小杉竜一さんの身長
小杉竜一さんの身長ですが、公式プロフィールによると、170cmと書かれています。
サバ読みはしておらず、公称通りの身長と言われています。
小杉竜一さんの標準体重と美容体重・BMI
小杉竜一さんの身長からBMIにより標準体重と美容体重を算出すると、
美容体重(BMI 20):20×1.70×1.70 = 57.8 (kg)
BMI=体重(kg) ÷ {身長(m) X 身長(m)}
となります。
体重ですが、一度番組で計った際には111.9㎏で、かなりの体重であることがわかります。
小杉竜一さんの体脂肪率
小杉さんの体脂肪率は公表されていませんが、テレビ番組の人間ドック企画で計測していたデータを見ると体脂肪率37.7%となっていました。
日本人男性の平均体脂肪率と比較するまでもなく、間違いなく肥満ですね。
小杉竜一さんのダイエット方法
出典:http://blog-imgs-73.fc2.com/
出典:http://blog-imgs-57.fc2.com/
体の約40%が脂肪。ヤバいです。人間ドックの番組内でも治療が必要と診断されていました。そんな中、他の番組で小杉さんのダイエット企画が発表されます。
まずは体質を知るためのDNA(遺伝子)ダイエット
自分のDNAを調べることで、その人の体質に応じた食生活の改善指導が受けられるというDNA検査を受けて、小杉さんは自分の体質を遺伝子レベルで調べていました。
人間の身体はおよそ60兆個の細胞で構成されていて、その細胞一つ一つの核にDNAがあります。「核」の中のDNAや46本の「染色体」があります。
1つ1つの「染色体」をほどいていくと、ひも状のらせんの構造をしたデオキシリボ核酸:DNAが現れます。「DNA」のひもの部分は、「糖」と「リン酸」という物質で、ひもを橋渡しする物質は「塩基」で出来ています。
「塩基」は、A(アデニン)・G(グアニン)・C(シトシン)・T(チミン)という塩基物質で出来ていて、常に「G・C」「T・A」のペアで並んでいます。このDNAは子孫に情報を伝えるため遺伝子とも呼ばれます。このペアの組み合わせがどうなるかによって遺伝情報が決定されます。
DNA検査というのは一昔前まで大きな装置を使用して解析に長時間必要でしたが、2005年ごろに次世代シーケンサと呼ばれる装置が開発され、爆発的に解析が進みました。
大量の配列データを自動的に処理することができるため、小杉さんのように個人の体質を知るようなサービスも登場しています。
■小杉さんの体質
出典:https://upload.wikimedia.org/
番組内では、肥満のタイプによって「たぬきタイプ」「キリンタイプ」「ペンギンタイプ」に分類されていました。
たぬきタイプ:糖質で太りやすい。お腹周りが突出しやすい・内臓脂肪型肥満になりやすい。
キリンタイプ:基礎代謝が高く太りにくい。筋肉量が低下しやすいため、たんぱく質を多く摂取すると良い。
ペンギンタイプ:体が冷えやすい。体温を保持するために皮下脂肪が付きやすい。
小杉さんは「ペンギンタイプ」だそうです。
ちなみに検査のお値段は約7500円~。口の中の粘膜を使用してサンプルを採取していました。遠方にお住まいの方のために、郵送で行う方法などもあるようです。
ペンギンタイプの方は油で太りやすいのも特徴だそうです。筋肉が落ちやすいので、熱産生が低く体温が保てないようです。ご飯を燃やす能力は標準なので、炭水化物を食べて太るタイプではないという診断でした。
■ペンギンタイプにお勧めの食材
小杉さんの場合には、この遺伝子情報に基づき、食事の最初に野菜を摂取することで、脂の吸収を抑える方法がお勧めされていました。また、脂で太りやすいため、ケーキ、アイスクリーム、肉の脂身などの摂取してはいけない食材も示されています。
最近のダイエットにありがちな糖質制限による主食のカットなどはないので、ご飯を食べられるのは良さそうですね。
■代謝が上がるボディメイク
筋肉量が少なく、体温が低く、皮下脂肪の多いペンギンタイプと診断された小杉さんは代謝が上がる運動を指導されます。運動嫌いな人でも続けられるような簡単な体操で、日常生活で使わない筋肉を刺激し、代謝をアップさせることで太りにくい体にするのだそうです。
週1回トレーニングに通い、毎日1分運動。そして水を1日5リットル飲むというものでした。お水は体重1kgあたり50ccが目安だそうです。
老廃物や脂肪を排出させるために、水も一緒に失われていきますが、それ以外にもカラダの水分は出ていきます。
●体重60kgの場合
・尿・・・・・1200ml
・便・・・・・100ml
・汗・・・・・600ml
・代謝・・・300ml
・呼吸・・・300ml
合計 2500ml
これからみてわかる通り、成人が1日に必要な水分は約2.5リットルとなります。運動をしたり、脂肪を分解するときにも水が必要になりますので、体重×50ccが目安とされるのですね。
小杉さんは、水を飲む以外に、一日1分でいいから次のような体操をするように指導されていました。初期のころに行っていた体操をいくつか見ていきましょう。
1日1分体操
1.バンザイ運動
①ヒジを直角に曲げ、バンザイのようにする
②ヒジの位置はそのままにヒジから先を下に向ける
③これを1分間繰り返す
エクササイズの時、ヒジが下がらないように注意しましょう。日常生活の生活の中でこのような捻る(ねじる)という動きをあまり行うことがないので、効果が出るそうです。
2.片足(片脚)立ち運動
①椅子に座った状態から片足を浮かす
②その状態から真っ直ぐに立つ
③これを1分間繰り返す
ただ立つだけ?と思いますが、片足というのが意外と難しいです。普段立ったり歩いたりするのには両足を使うので、片足に負荷をかけるこの方法が良さそうです。
3.四足歩行運動
①四つん這いになり前へ動く
②適当な位置で止まって、四つん這いのまま後ろ向きに(バックしながら)動く
③この前後の動きを1分間繰り返す
簡単そうですが、四つん這いの時点で、体幹への負荷がかかります。この状態で両手両足を動かすと、全身の筋肉をうまく動かすことができます。
4. 逆四足歩行運動
①踵(かかと)と両手を地面につけた上体からお尻を少しだけ地面から浮かす
※この時目線はおへそのあたりに向ける
②そのまま両手両脚を使って前に進む
③適当な位置で止まって、そのままバックするように後ろへ進む
④この動きを1分間繰り返す
おへそを覗き込むことで、腹筋にも作用しています。バックするのも普段の生活にはない動きですから、今まで眠っていた筋肉を刺激できますね。
2週目からはさらに他のボディメイク術も追加されます。1週目は、眠っていた筋肉を目覚めさせるとか、とりあえずダイエットの入り口に立つようなものでしたが、2週目以降は筋肉を意識したトレーニングが見られます。
1.逆自転車こぎ腹筋
①地面に仰向けに寝そべり頭の後ろで腕を組み、脚をひざから下が地面と平行になるように上げる
②自転車を反対にこぐように脚を前後(後ろ回し)に回転させる
③この動きを1分続ける
※20秒やっては休み、また20秒やっては休み・・・と休み休みでも合計1分になれば良い。
日常あまり使われない股関節周りを刺激することで代謝がアップする。
2.背中ボール腹筋(お腹伸縮腹筋)
小さなバランスボール(無ければ丸めたタオルでも良い)を準備する。
①地面に仰向けに寝そべり背中(みぞおちの裏あたり)にボールを置く
②ひざを曲げて脚をつき、手は頭の後ろで組んで肩を地面に付ける
③②の状態から普通に腹筋をするように上体を丸めながら地面から起こす
④この動きを1分間行う
この運動を行う時には、より腹筋を意識するため、上体を戻す(降ろす)時もあごを引いておくことがポイントだそうです。通常の腹筋運動は筋肉を縮める動きだけですが、柔らかいボールを背中に置くことで伸びる動きが加わり、普段使わない筋肉も刺激することができます。
小杉さんも、この腹筋はお腹の奥の方がジーンとするような実感が得られていました。
3.お尻の贅肉撃退に効く!ボールでヒップアップ運動
①仰向けに寝そべり、ヒザとヒザの間に小さなバランスボールを挟んで足と足を踵部分で交差する
②①の状態から腕を真っ直ぐ伸ばして全体を地面に着け(両肩は地面に付けたまま)、太ももと上半身が一直線になるように身体を地面から浮かす
両手は地面に着いたままでも、お腹の上に置いてもどちらでも良い
③お尻を強く意識し、両ヒザで挟んだボールを強く押しつぶすようにしながら①の状態に戻す
④この上げ下げの動きを1分間行う
この先は、このような小さめのバランスボールやタオルを使う運動が追加されていました。
1日1分なら、すぐにできそうですが、やってみると意外とキツいですよ~!
広いスペースや特別なマシンを必要としない運動が多いので、すぐに真似できそうですね。
まとめ
・小杉竜一は身長170㎝で、ダイエット前は体重111.9㎏、体脂肪率が37.7%だった。
・小杉竜一はダイエットでダイエットで96.6㎏になった。
・小杉竜一は体質を知るためにDNA(遺伝子)ダイエットを実施した。
出典:http://www.netanetacatch.com/
小杉さんのダイエットは、とにかく自分の体質を知り、それに合わせた無理のないボディメイク法でした。似たような体質の方には、すぐに真似できそうなものばかり。
これからも小杉さんの活躍から目が離せませんね。