ダイエットに取り組んだことが話題になった岡田斗司夫さんですが、残念ながらリバウンドしてしまったんだとか。
今回は岡田斗司夫さんの現在の身長や体重などの基本情報、そして痩せることに成功したダイエット方法をまとめました。
岡田斗司夫さんのプロフィール
出典:https://profile.yoshimoto.co.jp/
名前:岡田 斗司夫(おかだ としお)
生年月日:1958年7月1日
出身地:大阪府大阪市
血液型:O型
岡田斗司夫さんは2001年から2003年にかけてダイエットを行い、最高で30kgの減量に成功しますが、リバウンドして元に戻ってしまいました。
2006年に再びダイエットに取り組み、口にした食べ物を全てメモに執り、一日あたりのカロリー摂取量や、食事回数を記録し続けていたそうです。
ご自身の経験を綴ったダイエットをテーマにした「いつまでもデブと思うなよ」は2008年現在で50万部のベストセラーにまで人気を上昇させていました。
【昔・現在】岡田斗司夫さんの身長・体重・BMI・体脂肪率
出典:http://best-times.jp/
岡田斗司夫さんの身長
岡田斗司夫さんの身長ですが、公式プロフィールには明らかにされておりません。しかし、様々なサイトより「171cm」という意見が多く出ております。
また、体重は最高で117kgあったそうです。
岡田斗司夫さんの標準体重と美容体重・BMI
岡田斗司夫さんの身長からBMIにより標準体重と美容体重を算出すると、
美容体重(BMI 20):20×1.71×1.71 = 58.48 (kg)
BMI=体重(kg) ÷ {身長(m) X 身長(m)}
岡田さんの体重がマックス時で117kgとのことなので、マックス時で計算すると、
BMI=117÷(1.71×1.71)=40.01
となります。
肥満度が「普通」の場合、BMI値は18.5~25未満とされており、「肥満(1度)」の場合でBMI値は25~30未満、「肥満(3度)」の場合でBMI値は35~40未満とされています。
そのため、岡田さんの体重がマックス時は「肥満(4度)」となり、かなり健康状態は危険となっていたのです。
岡田斗司夫さんの体脂肪率
岡田斗司夫さんの体脂肪率はマックス時で42%あったそうです。
【リバウンド後もスッキリ】岡田斗司夫さんのダイエット方法
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出典:https://matome.naver.jp/
岡田斗司夫さんは元々体重が117kgあったようですが、2001年から2003年にかけて30kgのダイエットに成功したものの、3年後にはリバウンドして元に戻ってしまいました。
再度ダイエットに挑戦すると決心した岡田さんは、2006年4月より日々摂取する食べ物を記録し、自身が体に取り込む間食や食事の内容を全て把握することから始めたようです。
それを見直して食生活を改善し、117kgあった体重をわずか1年あまりで67kgへと「50kg」もの減量に成功しました。これを岡田さんご自身で「レコーディング・ダイエット」と呼んでいます。顔はスッキリし、顔色もよくなったように見受けられますね。
また、この時、体脂肪率は42%から17%までも落ちたそうです。
岡田さんご自身の著書「いつまでもデブと思うなよ」によると、この成功の秘訣の一つに「意識改革」が挙げられています。
口にしたものを全てメモにとることで、「無駄に摂取していた間食などの食べ物」を自覚することにより、一日の摂取するカロリーをコントロールしていたようです。こうすることで「肥満に繋がる食生活を自分の中に根付く」と名言しております。
ジョギングやウォーキングといった体を動かすダイエットではなく、日々の食生活を見直すことでここまで減量出来たことには、誰もが驚くのではないでしょうか?!
それでは岡田さんの行った「レコーディング・ダイエット」がどのようなものかを紹介していきましょう!
レコーディング・ダイエット
このレコーディング・ダイエットとは、名前の通り「食べたものを記録するだけのダイエット」なのです。運動をして体を動かすこともなく、糖質制限やその他の食事制限もせず痩せられるの?と首をかしげたくなりますよね。
更に、20代の若いうちは食事制限を少しすれば簡単に体重は落ちますが、岡田さんのように40歳を過ぎてからでも50kgもの減量に成功することには誰もが驚くことでしょう。
レコーディング・ダイエットの4つのポイント
この「レコーディング・ダイエット」には、痩せるための4つのポイントがあります。
まず1つ目は「記録することで、食べたものを意識するようになり、食べ過ぎを防ぐ」ところです。
「そんなに食べていないのに、痩せないの」と嘆く方をよく耳にしますが、実は消費量よりも摂取量が上回っているから「太る」のです。断食までしなくとも、正しい摂取量を守っていれば太ることはないのです。
このレコーディング・ダイエットでは、記録をすることで「無意識に口にしていたもの」を自分自身で把握することが出来るのです。
口に入れたもの一つ一つを書き出してみると、チョコレートだの、キャンディーだの、アイスだの一口と言えど、意外と多くの食べ物を口にしていることに気付くはずです。この「気付き」をゲットすることがレコーディング・ダイエットの特徴なのです。
思っていたよりも食べているのだな、と意識することにより、間食をしようとした時、或いはお腹が満たされているのに食べ続けようとした時に「あ、これは必要以上のものだ」と認識するようになり、結果「食べ過ぎ」を防ぐことに繋がるのです!
次に2つ目が「口にした物のカロリーが分かるようになる」ことです。
ダイエットのベースは、消費カロリーが摂取カロリーよりも上回ることです。そのためには、自分が「どのくらいのカロリーのものを口にしているか」を知る必要があります。口にしたもの全てを書き出せば、1日の摂取カロリーを計算することが可能となります。
ご自身でカロリー計算出来なくても、今はインターネットでメニューや作り方、食材を入力すればカロリーを計算してくれるサイトもありますので、ぜひご活用ください。
そして3つ目が「痩せない理由が分かれば、食べ方に変化が現れる」ことです。自分が1日にどのくらい摂取しているかが分かれば、痩せない理由を突き詰めることが出来ます。その結果、毎食の食事に対する意識に変化が現れてくるのです。
記録を執り続けることで、徐々に自身でもカロリーが分かってくるようになり、「これはカロリーが高いから、摂取は控えよう!」と考えるまでになるのです。
自然とカロリーの低いものや、体に優しいものを選ぶようにまで変化をもたらすのです。自身で調理する場合は、オリーブオイルといった体にいい油を使うようになったり、調理法や食材選びにも変化が現れてきますよ。
4つ目が「記録をとり続けると、リバウンドを防ぐことが出来る」ことです。
ダイエットに成功すると、我慢していた分の反動がきてしまい、リバウンドをしてしまう方も少なくはありません。これは「レコーディング・ダイエット」に限らないことなのです。
気を緩めてしまって元の生活に戻ってしまっては、せっかくの努力が水の泡となります。これでは勿体ないですし、体にも良くはありませんよね。
毎日ハードな筋トレや有酸素運動をする必要もなく、ある決まった食材を食べ続けるわけでもないこの「レコーディング・ダイエット」で口にしたものをメモにとり続けることで、「私はダイエットをしている」と意識し、体型を維持したり、健康的になれるのです。
レコーディング・ダイエットのルール
それではレコーディング・ダイエットの正しいやり方を紹介していきます。
ルールはただ一つです!「口にしたものを全て記録する!」だけです。これはほんの一口でも記録から漏れないようにしてくださいね。
但し、脂肪燃焼を目的とした運動を取り入れているわけではないので、結果が出るまでに時間を要することをどうか念頭に置いてください。すぐに結果が出ないからと諦めず、数ヶ月単位でトライしてみてください。
全て書き出さなければいけない、という面倒な手間で「書くのが面倒だから、食べるのも止めておこう」という心理が働くことも、このレコーディング・ダイエットのポイントになります。とにかく「口にしたもの全て」を記録してくださいね。
おすすめの記録の仕方5つ
そして最後に、「レコーディング・ダイエットの記録の仕方」について紹介していきます。どうせやるなら「飽きずに楽しく!」がモットーのダイエットです。楽しく続けるためにポイントを以下に5つ紹介します。
- まず1つ目は「手帳の利用」です。レコーディング・ダイエットの為だめのノートを毎日、肌身離さず持ち歩くのは面倒という方、ご安心下さい!ご自身の手帳の自由欄に書き込んでみてください。何を口にしたのか、一口サイズも見落とさず全て書き込んで下さいね。
- 2つ目が「パソコンが得意な方はエクセルの利用」です。エクセルを利用すれば、表にしたり、自分で見やすいようにアレンジも可能となります。
- 3つ目が「ダイエット仲間でブログを作成」です。一人でやると心が折れてしまうこともありますが、同じ仲間がいれば、刺激があったり、情報を共有することで励みになりますよ。
- 4つ目が「お気に入りのノートを使用」です。書きやすいノートやプレゼントに貰ったノート、お気に入りのキャラクターのノート、昔から使い続けているブランド、といったように人それぞれ好みがあります。自分が一番書きやすいノートで記録をとり続けましょう!
- そして最後が「ダイエット用のアプリを使用」です。現代は無料アプリで体重や運動した記録、そして食べたものを記録するアプリが出回っています。「あすけんダイエット」は成功率が高いと評判のアプリだそうです。ぜひ一度、ダウンロードして使ってみてはいかがでしょうか?
まとめ
・岡田斗司夫のダイエット後の体重は67kg、体脂肪率17%になった。
・岡田斗司夫が行ったダイエットは「レコーディングダイエット」で、食べたものを記録するだけ。
運動をせずに50kgもの減量を可能とする「レコーディング・ダイエット」は、体に無理なく少しずつ行えるだけでなく、健康にも導いてくれるので、大変魅力的なダイエットではないでしょうか?
記録を執り続けることで、「何が体に負担で、何が体に優しいのか」を知ることにもなるので、是非岡田さんも健康のために続けて欲しいですね!