水中ウォーキングはダイエット効果の高いだけでなく体への負担も少なく、あらゆる世代におすすめできる優れた運動方法です。
今回は水中ウォーキングダイエットの効果3つ、驚きの消費カロリー、正しい方法と注意点3つをお伝えします。
目次
水中ウォーキングダイエットの効果3つ
水中ウォーキングについては、いたって簡単な運動です。
プールの中で歩くだけであるため、若い人に限らず、高齢者であっても取り組むことができます。
では、その水中ウォーキングをすることで、どのよう効果があるのでしょうか。
その点を見ていきましょう。
むくみ解消の効果
足のむくみに悩んでいる人はとても多いです。
体脂肪が少なくても、むくんでいると太っているように見られがちです。
水中ウォーキングは、このような厄介なむくみを解消する効果があります。
その理由は、水中を歩くことで足に水圧がかかり、リンパの流れが促進されるからです。
疲労を感じにくい
基本的に、長時間スイミングをすると疲労がたまります。
バタフライのような激しい泳ぎをした場合は尚更です。
しかし、水中ウォーキングの場合、歩くだけなので疲労を感じにくいのです。
そのため、中高年であっても長時間取り組むことができるでしょう。
足腰にかかる負担が軽い
陸上でランニングなどを長時間にわたって行った場合、足腰に相当な負担がかかります。
しかし、水中ウォーキングであれば、たとえ長時間行ったとしても、足腰にかかる負担が少ないのです。
水中にいると、体重による足腰への負荷が軽減されるため、当然と言えば当然でしょう。
水中ウォーキングダイエットは水圧を利用する方法
水中ウォーキングは、ゆっくりとした移動になります。
そのため、ダイエット効果が低いと感じる人が多いのではないでしょうか。
しかし、陸上でのウォーキングとは違い、水圧を感じながら歩くことになるため、ダイエット効果はとても大きいです。
また、水中ウォーキングは有酸素運動に分類されるため、脂肪燃焼という点でも大いに期待できます。
水中ウォーキングダイエットでの消費カロリー
先ほど、水中ウォーキングのダイエット効果について説明しました。
しかし、ダイエットに取り組む人にとっては、具体的な消費カロリーが気になるでしょう。
水中ウォーキングの場合、個人差はありますが、1時間当たり360kcal程度消費できると言われています。
水の中で歩くだけで、これほどのカロリーを消費できるわけですから、とても素晴らしい運動法と言えるでしょう。
水中ウォーキングダイエットの正しい方法【動画あり】
水中ウォーキングは、確かに歩くだけの運動ですが、基本的な方法として知っておくべきポイントはあります。
そのポイントを前もって押さえておけば、より高いダイエット効果が得られるでしょう。
姿勢は真っすぐを意識しよう
水中ウォーキングの際に、背中を丸めている人がいますが、このような姿勢は良くありません。
胸を張り、背筋を伸ばすよう意識しましょう。
下を向いていると猫背になりやすいため、前方を真っすぐ見つめるようにすると良いでしょう。
この姿勢をキープし続けることが大事です。
大切なのは太ももをしっかり上げること
通常のウォーキングと違い、水中ウォーキングの場合は太ももを上げるのが大変です。
しかし、大変だからと言って動きを小さくしてしまっては、足の筋肉が強化されにくいです。
そのため、太ももをしっかりと上げるよう意識しましょう。
最初は大変ですが、しばらく行うことで慣れてきます。
地面に着くのはかかとから
水中ウォーキングの場合、足のどこが最初にプールの底に着くかが重要になります。
人によっては、つま先から着いてしまう人がいますが、これは誤りです。
基本的に、かかとが最初に着くようにします。
そうすることで、スムーズに歩くことができるようになります。
そのため、かかとについては常に意識しておきましょう。
動画で見てみよう
水中ウォーキングは、流動的な動きをする運動です。
そのため、動画で見た方がよりポイントを掴みやすいと思います。
そこで、お腹の引き締め効果が期待できる水中ウォーキングの方法について紹介した動画を用意しましたので、是非ご覧ください。
水中ウォーキングダイエットの3つの注意点
水中ウォーキングは、疲れを感じにくい運動とは言え、注意点として知っておくべきことがいくつかあります。
注意点を知っていないと、体調不良に陥ってしまう可能性もあるため、気を付けなければなりません。
ここでは、3つの注意点をご紹介しましょう。
水分補給は忘れずに
水中ウォーキングの場合、陸上での運動と違って、汗をかかないのでは?というように思われがちです。
しかし、たとえ水中であっても、汗はかきます。
そのため、こまめに水分を補給する必要があるのです。
特に、水中で脱水症状に陥ってしまうのは大変危険なため、注意しなければなりません。
体調の悪い日はやめておこう
人間ですから、体調が良い日もあれば、悪い日もあります。
水中ウォーキングであっても、筋肉に負荷がかかるため、体調の悪い日に取り組むのはとても危険です。
そのため、朝起きた時に少しでも体調の悪さを感じたら、その日の水中ウォーキングは中止した方が無難です。
無理に取り組んでも、良い結果は生まれませんね。
空腹時に取り組むことは控えよう
あまりに空腹な時に水中ウォーキングに取り組むことは控えましょう。
大切なのは、事前にきちんと栄養を摂取しておくことです。
運動の最中はカロリーを消費することから、空腹状態で取り組むのはリスクが高いと言えますね。
ただし、食事を摂った直後のタイミングというのは避けましょう。
最低でも食事が終わってから1時間程度は空けるようにしましょう。
まとめ
・水中ウォーキングは水圧を感じながら歩くのでダイエット効果はとても大きい。
・水中ウォーキングは1時間当たり360kcal程度消費できる。
今回は、水中ウォーキングのメリットや消費カロリー、基本的な方法について細かく見てきました。
ただ歩いているだけのように見える水中ウォーキングでも、押さえておくべきポイントがこんなにあっただなんて驚きではないでしょうか。
この運動は、卓越した身体能力がなくても取り組むことができます。
そのため、気軽な気持ちでチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
高い効果を得ることができるはずです!