スイミングとはまた異なる運動「アクアビクス」はそれほど激しく動く必要が無いにもかかわらず、高いダイエット効果が期待できます。
今回はアクアビクスのダイエット効果、消費カロリー、効果的な動き3選と注意点3つを紹介します。
目次
アクアビクスとは?
水泳と言えば、クロールや平泳ぎ、バタフライが有名です。
そのため、ひたすら泳ぎに集中する人がいますが、水中でできる運動はそれだけではありません。
アクアビクスについても、れっきとした運動です。
そもそも、アクアビクスというのは、エクササイズのようなものです。
ただし、通常のエクササイズと違う点は、場所です。
アクアビクスの場合、マットの上ではなく水中で行います。
従って、そこが大きな特徴ですね。
現代では、様々な所でアクアビクス教室が開かれているため、気軽な気持ちで始めてみるのも良いでしょう。
若い世代だけでなく、中高年世代も取り組んでいますよ!
アクアビクスは水圧を利用したダイエット効果
アクアビクスは、激しく泳ぐような運動でもなければ、特別な能力が必要な運動でもありません。
では、ダイエット効果が低いかというと、決してそんなことはありません。
そもそも、水中であれば、ただ歩くだけで、十分なダイエット効果が見込めます。
なぜなら、水中では水圧による影響を受けるからです。
そのため、水中で存分に動くアクアビクスであれば、高いダイエット効果が得られるというわけです。
また、アクアビクスを行うことで、血流を良くすることもできます。
血流が改善すれば、脂肪が燃えやすい身体になっていくのです!
アクアビクスの消費カロリーはランニングに匹敵
先ほど、アクアビクスのダイエット効果についてご説明しましたが、多くの人が気になるのは消費カロリーだと思います。
たくさん運動したのにもかかわらず消費カロリーが低いと、何だか損した気分になりますよね。
しかし、1時間程度アクアビクスを行うことで、300kcal程度は消費できると言われています。
もちろん、年齢や性別、体重により数値は変わってきますが、これはランニング(6.4km/時)とほぼ同等のカロリー消費なんです!
また、よりハードな内容のアクアビクスであれば、同じ時間でもより多くのカロリーを消費することができます。
まさに、ダイエット目的の方にピッタリの運動と言えますね!
アクアビクスダイエットに効果的な方法3選【レッスン動画も紹介】
アクアビクスについては、細かく見ていくと膨大な種類があります。
ソフトな動きからハードな動きまで、様々あることから、まずは誰でもできるような簡単なものからチャレンジすることをオススメします。
今回は、3種類のアクアビクスについてご紹介します。
アクアジョギング
まず最初にご紹介するのが、アクアジョギングです。
有名な水中ウォーキングの場合、足をプールの底につけて移動するのが特徴です。
しかし、アクアジョギングの場合、足を底につけないことが特徴です。
自転車を漕ぐイメージで、両足を機敏に動かしていくことがポイントになります。
前に進まなくて戸惑う人がいますが、前進するか否かという点に関しては気にする必要はありません。
むしろ、正しい姿勢を保ち、足をきちんと動かす方に意識を向けると良いでしょう。
アクアアタック
次に、アクアアタックについてご紹介しましょう。
アクアアタックについては、ジャブを繰り出すような感覚で手を動かすことが特徴です。
陸上では難なくできる動作ですが、水中で行うとなると結構力を使います。
そのため、良い運動になるということですね。
また、手だけでなく、足も動かします。
水を大きく蹴り上げるような動きをするため、筋肉が十分に鍛えられますね。
プロボクサーになったかのような気持ちで取り組むと良いでしょう。
アクアコア
次に、アクアコアについて紹介しましょう。
アクアコアの中でも比較的基本的なものが、ビッグウェーブです。
この方法については、以下の通りです。
1.立った状態で両腕を回し、波をつくっていく
2.波の抵抗に負けることなく、立った状態をキープする
簡単に見えると思いますが、波の抵抗を受けながらも直立をキープするというのはなかなか大変です。
逆に言えば、高い効果を見込めるということですね。
ぜひやってみましょう!
動画で見てみよう
アクアビクスのレッスンの様子について、見てみたくありませんか?
動画で見ることで、アクアビクスのイメージをよりしっかりと掴むことができると思います。
しかし、あまりに長い動画だと、飽きてしまいますよね。
そこで、5分以内で見れる動画を用意しましたので、是非ご覧ください。
アクアビクスダイエットの注意点3つ
アクアビクスの場合、身体への負荷が軽いものもあれば、そうでないものもあります。
しかし、いずれにせよ、注意点はきちんと守る必要があります。
アクアビクスの最中にケガをすることは避けなければなりませんね。
そこで、押さえておきたい3つの注意点をご紹介しましょう。
準備運動は欠かさずに
陸上での運動でないとはいえ、準備運動を欠かしてはなりません。
そうでないと、アクアビクスの最中に身体を痛めるリスクが増大します。
準備運動の幅広い項目についてきちんとやっておくことで、事前に体を整えておきましょう。
休憩をきちんと入れよう
アクアビクスを長時間にわたって行う場合、休憩をきちんとはさむ必要があります。
休憩がないと疲労がどんどん蓄積してしまうため、やや危険なのです。
そのため、適度に体を休めましょう。
アフターケアも欠かさずに
アクアビクスを行った後のアフターケアについては、多くの人が怠りがちですが、きちんとやっておく必要があります。
具体的なアフターケアとしては、ストレッチが挙げられます。
入念に筋を伸ばすことが大切です。
これにより、疲労がとれることにもつながるのです。
まとめ
・アクアビクスを行うことで1時間程度で300kcal程度は消費できる。
・アクアビクスダイエットの注意点は「準備運動は欠かさずに」「休憩をきちんと入れる」「アフターケアを欠かさずに」の3点。
今回は、アクアビクスの特徴やダイエット効果、具体的な方法について細かく見てきました。
アクアビクスと言っても色々な方法があるため、一度実践すれば飽きずに続けることができるのではないでしょうか。
しかし、初心者の人がいきなりハードな動きに挑戦するのは控えた方が良いでしょう。
まずは負荷の軽いものから始めることを強くオススメします。