聞き慣れない方も多い「ヒンズープッシュアップ」は上半身を効率的に鍛えられるおすすめの筋トレです。
今回はヒンズープッシュアップの筋トレ効果、正しいやり方&フォーム、注意点、おすすめのプッシュアップバー4選を紹介します。
目次
ヒンズープッシュアップの筋トレ効果2つ
有名な筋トレの1つに、プッシュアップというものがあります。
これは、俗にいう腕立て伏せですね。
腕立て伏せをはじめとする自重トレーニングは、基本的に器具を必要としないため、自宅で気軽に取り組める点がメリットになります。
皆さんも、何種類か経験しているのではないでしょうか。
また、今回ご紹介するヒンズープッシュアップについては、プッシュアップにおけるバリエーションの一つです。
初期位置は通常のプッシュアップと似たところがありますが、その後の動きがとても特徴的ですので、取り組んだ経験のある人はあまりいないかもしれません。
しかし、とても効率的かつ効果的な筋トレですので、多くのトレーニーがチャレンジしていますよ。
そこで、この章ではヒンズープッシュアップの効果についてご説明しましょう。
大胸筋と上腕三頭筋以外の筋肉も鍛えられる
ヒンズープッシュアップを実践すれば、大胸筋や上腕三頭筋だけでなく、背筋及び腹筋にも刺激を与えることができるのです。
通常のプッシュアップだと、大胸筋と上腕三頭筋くらいにしか刺激を与えられませんので、その差は歴然ですね!
このように、複数の筋肉を同時に鍛えられる筋トレ法というのは、価値が高いと言えるでしょう。
少ない回数で大きな負荷をかけられる
ヒンズープッシュアップの場合、身体を大きく動かして鍛えていくことになります。
そのため、少ない回数でも十分に大きな負荷をかけることができるのです。
これなら、筋トレによるストレスを感じる時間も短くて済みますので、良いメリットと言えるでしょう。
ただ、より大きな負荷をかけようとして回数をこなしすぎると、ケガにつながる可能性もありますので、その点は踏まえておきましょう。
ヒンズープッシュアップの正しいやり方&フォーム
筋トレの効果をしっかりと得るためには、その筋トレのやり方を正確に覚える必要があります。
やり方を間違えてしまうリスクは大きいということです。
しかし、ヒンズープッシュアップは、口頭で教えられてもイメージが掴みづらい筋トレです。
そのため、手順と動画をしっかりと見た上で、正確にやり方をマスターする必要があるでしょう。
それでは、まず下の手順をご確認くださいませ。
【ヒンズープッシュアップの手順】
1.床に両手をつき、足を後方へ伸ばす
2.腰を大きく上へ上げる
3.ヒジを曲げて腰を落とす
4.そのまま弧を描くようにして手順2の体勢に戻る
以下、手順3と手順4を繰り返す
この筋トレの場合、手順3~手順4までの動きが大きなポイントになります。
床をなぞるような形で腰を落とし、弧を描くように腰を上げるというような動作になりますから、やや独特な印象を受けるかもしれませんね。
もちろん、動画で見る必要がありますから、下にご用意しました。ぜひご覧くださいませ。
動画で見るとわかるように、大きく腰を上げた体勢からスタートしていることが分かります。
このくらい上げておくことで、大きな動きをすることができますから、その点をよく覚えておきましょう。
いきなり高回数こなすことは無理がありますので、ゆっくり低回数行う中で、徐々にやり方を覚えていくのがいいでしょう。
ヒンズープッシュアップに取り組む際の注意点2つ
効率的かつ効果的な筋トレであるヒンズープッシュアップですが、取り組むにあたっての注意点はいくつかあります。
それらを踏まえておかないと、思わぬアクシデントにつながる可能性もありますので、その点は押さえておきましょう。
では、果たしてどのようなことに注意すべきなのでしょうか。
ウォーミングアップは必須
この手の筋トレの場合、ランニング等とは違い、長い距離を走ったりはしません。
そのため、ウォーミングアップを怠ってしまうケースがありますが、それではケガのリスクがとても高くなってしまうのです。
なぜなら、ヒンズープッシュアップに取り組むと、筋肉への負荷はもちろんのこと、手首などにも負荷がかかることになるからです。
したがって、筋トレの前にしっかりとウォーミングアップをしておきましょう。
腰痛時はトレーニングを控えよう
ヒンズープッシュアップのやり方を見ればわかる通り、腰を大きく使っていくことになります。
そのため、腰にも負担がかかる筋トレというわけです。
もし、腰痛の状態でこの筋トレを行えば、悪化してしまう可能性もありますので、腰痛時には控えるようにしましょう。
ヒンズープッシュアップにも使えるおすすめのプッシュアップバー4選
これからプッシュアップ系筋トレを始めていこうという人に、おすすめのアイテムがあります。
それは「プッシュアップバー」です。このアイテムを使うことにより、可動域を広くしてトレーニングすることが可能となりますし、手首への負担を軽減できます。
そのため、ぜひ1つは購入しておくことをおすすめしますよ。
この章ではおすすめのプッシュアップバーを4点ご紹介しましょう。
おすすめ商品①
1点目にご紹介する商品は、TotalFitnessのプッシュアップバーです。
この商品に関しては、簡単に組み立てられるタイプのものとなっています。
そのため、普段はバラしてコンパクトに保管しておき、使う時はサッと組み立てればOKです。
また、グリップ部分がスポンジタイプになっていますので、握りやすいですし、滑りにくいです。
この点は、継続的にプッシュアップに取り組む上で非常にメリットですね!
ただ、基本的には「90kg」までの重さにしか耐えられない仕様になっていますので、その点は注意しましょう。
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おすすめ商品②
2点目にご紹介する商品は、praiseの「プッシュアップバー」です。
この商品に関しては、部分的に湾曲した形になっていて、安定性がとても高いです。
そのため、安心してプッシュアップに取り組むことができますね。
また、素材にもこだわりがあり、軽量かつ耐久性が高い商品となっていて、とても優れたアイテムと言えるでしょう。
グリップの部分にクッション性がありますので、触った時の感触も悪くないと思いますよ。
価格帯もお手頃ですので、ぜひ購入を検討されてはいかがでしょうか。
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おすすめ商品③
3点目にご紹介する商品は、Yardooのプッシュアップバーです。
この商品に関しては、組み立て式となっています。
ただはめ込んでいくだけで完成するタイプですので、誰でも簡単に組み立てることができるでしょう。
また、要所要所に滑り止めがついていますので、安定感という点で大いに評価できる商品です。
さらに、グリップ部分はスポンジタイプになっていますので、握っていても痛みを感じにくいようになっています。
この点も十分に評価できますね!
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Yardoo プッシュアップバー 腕立てスタンド 腕立て伏せ トレーニング
おすすめ商品④
4点目にご紹介する商品は、SnowCindaのプッシュアップバーです。
この商品に関しては、変わった形に見えるかもしれませんが、れっきとしたプッシュアップバーです。
滑り止めがついていますので安定性がありますし、素材に合金鋼を使用していますので非常に丈夫です。
また、見た目もメタリックな感じでカッコいいですよね。
このデザインなら、男性で気に入る人は多いと思いますよ。
もちろん、カラーの選択もできるようになっています。
肝心の価格帯ですが、2,000円以下とリーズナブルです。
こちらの商品もぜひおすすめしたいですね。
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SnowCinda プッシュアップバー 腕立て伏せ 滑り止め 2個セット 2色選択可能
まとめ
・ヒンズープッシュアップは手首や腰に負担がかかる。
・ヒンズープッシュアップはプッシュアップバーを使うと更に効果がアップする。
今回は、ヒンズープッシュアップの効果や方法、注意点などについて説明してきました。
特徴的な動作ではありますが、実際に取り組むことで「いかに筋肉に効いているか」を実感できると思います。
現に、肉体美の実現にあたってこの筋トレが大きく寄与したケースは多々ありますので、積極的にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
また、「効果的なプッシュアップを色々実践したい!」という人は、プッシュアップバーを使った筋トレにチャレンジすることをおすすめします。
プッシュアップバーを使えば、応用的な動作も可能になってきますので、メリットは大きいと思います。
ただ、やりすぎればOKということではありませんので、その辺りは慎重になりましょう。