腰痛で悩んでいる人は非常に多く、腰が痛いと運動はおろか日常生活もままならなくなるため、腰の痛みが和らぐ効果がある「腰サポーター」はおすすめです。
今回は腰サポーターの効果、巻き方、おすすめの商品12選をを紹介します。
腰のサポーターとは
腰のサポーターとは言葉の通り「腰をサポートするもの」です。
腰は日本国民の国民病とも言われるくらい、「腰痛」が発生する部位なので、腰のサポーターはある意味必須のものと言えます。
恐らく一生のうちに一度も腰痛にならない人は、日本人ではほとんどいないのではないでしょうか。
それくらい日本人は腰痛になっているのです。
腰のサポーターは簡単に言うと「コルセット」がそれに当たるでしょう。
本来は「コルセット」と「腰のサポーター」とは別の意味です。
けれど、今は一般的にほぼ同じ意味で使われており、今回も「サポーター」=「コルセット」と受け取っていただいて構いません。
ちなみに、もともと「コルセット」は、医療機関で人それぞれに合わせて作った腰用の「ギプス」でした。
今では一般的に区別はされていませんので、この記事内では基本的に両者まとめて「サポーター」と呼ぶことにします。
腰サポーターの効果とは
それでは、腰のサポーターはどの程度の効果が期待できるでしょうか。
腰のサポーターは、痛みが取れるかというと正直に言えば、それほど劇的に痛みが取れるわけではありません。
ただ、腰痛の大半は腰を丸めたりするとかなり痛いので、腰を固定することで腰を丸めることができなくなり、少しは痛みを抑えられます。
また、常に巻いている意識により、「姿勢を良くしよう」という意思が働き、姿勢が悪いことで起こる痛みは少なくなるでしょう。
ただし、その程度のレベルということを認識してください。
痛みがなくなるくらいの効果はないと言って良いでしょう。(軽度の腰痛ならほとんど痛みがなくなる可能性があります)
痛みを抑えて少しは動けるようにする、というのが腰のサポーターの効果です。
「それならやらずに寝てる方がいい」と思う方もいると思います。
しかし、実は最近では、腰痛は寝ているだけだともっと悪化することもある、と言われていて、痛くても少々動いたほうが良いと言われています。
これは、寝ていることで筋力が弱まり、更に腰痛が悪化することがあるからです。
もちろん腰痛の原因は様々ですので、安静にした方が良い腰痛もあります。
けれど、多くは動くことで腰痛が改善することがわかってきたので、腰のサポーターをしてでも動くべきであると指導する医師が多くなったのです。
腰のサポーターの巻き方・付け方のコツ
腰のサポーターの巻き方にコツなどはあるのでしょうか?
腰のサポーターは他の部位のサポーターに比べると、お腹に巻くので、かなり存在を意識することになります。
あまりに強く巻くと、吐き気や呼吸困難を起こすこともあるので、強く巻いてはいけません。
とは言っても、あまりに軽く巻けば巻いていても腰が自由に曲がってしまいますので、ある程度の強さで巻く必要はあります。
目安としては「動いてみて腰の痛みが和らいだなと感じる程度」で巻くようにしましょう。
また、呼吸は苦しくない程度で。
呼吸が苦しければ、どっちにしても長くは巻いていられないので、呼吸が苦しければ、もう少し緩く巻くことをおすすめします。
巻く位置ですが、骨盤の上の方が少しサポーターで隠れる程度の位置で巻いてください。
完全に骨盤とは関係のない位置で巻いてしまうと、腰は自由に動いてしまいますし、背中も曲げることができるので全然意味がありません。
単なる腹巻と化してしまいますので、気を付けましょう。
また、腰痛のレベルによってサポーターは選ぶようにしてください。
腰痛が強ければ、よりしっかりと固定してくれるものを選びます。
巻いたときにまったく痛みが和らがないのであれば、巻いている意味がありません。
あまりにひどい腰痛の場合は、医療機関でしっかりとしたサポーターを購入すると良いでしょう。
整形外科などに行って医師に相談すれば、サポーターを出してくれるはずです。
腰サポーターおすすめ商品12選
それでは実際に市販されている腰サポーターで、良いものをご紹介しましょう。
しかし、ここで紹介するのはあくまでも市販のものです。
もしひどい腰痛になっている人なら医療機関に行って、そちらでおすすめのサポーターを購入した方が良いでしょう。
あくまでも市販のものは軽度の腰痛用であることを忘れてはいけません。
Valife 腰痛ベルト
まず1つ目はValifeのサポーターです。
腰痛ベルトと言う商品名になっていますが、サポーターの別名とでも思ってください。
内側と外側でがっちりと固定ができるので、かなりの腰痛にも対応ができます。
また、メッシュなので、通気性も良く、洗濯もOKなので、いつも清潔に使えるのもGoodです。
価格はネットで購入すれば1700円程度なのでリーズナブルと言って良いでしょう。
AQUALAND 腰 サポーター
2つ目はAQUALANDの腰サポーターです。
腰にあたる部分が少し柔らかいので、ある程度強く締めても苦しくはありません。
ちょっと心地いいくらいです。
ただし、少し通気性に難ありという感じなので、暑い時期は避けた方が良いかもしれません。
価格は1400円もしないので、紹介している3つの中ではもっとも安いです。
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Z-Tactical お医者さんが作った腰痛ベルト
お次はZ-Tacticalの腰痛ベルトです。
医師が考えたものというのが売りになっていますが、確かに安定感や締め付け、通気性も抜群です。
ただし、スケスケになっているので、これだけを見るとちょっと微妙な感じはします。
しかし、服の中に着れば問題ないでしょう。
ちなみに価格は1600円弱で買えますので、こちらもリーズナブルな料金です。
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Brodio 改良版 腰ベルト
Brodioの腰痛サポートベルトになります。
ベルトが2段式になっているので、腰周りとピッタリのサイズに調整しやすいです。
また、全体がメッシュになっているので、汗をかいてもすぐに蒸発してくれるので、かなり付け心地は良いです。
また、メッシュなので、かなり軽くて付けているのを忘れさせてくれます。
Amazonでも口コミの数も多く売れている商品であることがわかります。
それでいて口コミの平均点は5点中4.6点と驚異的な数字です。
価格は1800円程度で購入可能なので、安いと言って良いでしょう。
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PYKES PEAK 腰サポーター
こちらはPYKES PEAKの腰サポーターになります。
サイズが「S」「M」「L」と3種類あるので、きちんと自分に合ったサイズを買えば、腰をしっかりサポートしてくれます。
購入する際はきちんと腰回りを計ってから注文するようにしましょう。
若干マジックテープのあたりが蒸れますので、夏の暑い日に外で装着するなどはやめた方がよいかもしれません。
価格はサイズによって少し異なりますが、1200円程度で買えるので、かなり安いと言っても良いでしょう。
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Daiwin 腰痛サポートベルト
こちらはDaiwinの腰痛サポートベルトになります。
幅広のバルトが腰全体を覆うように締めてくれるので、腰の負担を和らげてくれます。
それほど口コミの数はありませんが、口コミの内容を見るとかなり満足している人が多いので、知る人ぞ知る商品という感じです。
通気性も良いので、夏でも快適に使えます。
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babaka 腰サポーター
babakaの腰サポーターベルトになります。
マジックテープの部分がかなり大きく作っているためズレることが少ないです。
これなら装着したまま運動もできるでしょう。
ただし、装着したまま運動をするのは汗がかなり出て蒸れるので注意が必要です。
メッシュになっているとは言っても運動をすれば、かなり蒸れます。
サイズは4種類ありますが、価格は全部2000円程度です。
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TOQIBO 腰サポーター
TOQIBOの腰サポーターになります。
背面がかなり太くなっているので、がっちりと腰をサポートしてくれます。
これだけがっちりとサポートしてくれるのであれば、トレーニングベルトとしても使えますので、お得と言えます。(ただし、あまりに重い重量を扱うような人はこれでは足りません)
男女兼用で使えるので、一家に一つあると良いでしょう。
ただ、夏に使うにはかなり蒸れるので、外では使えないかもしれません。
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【TOKUMARU】 腰痛ベルト
TOKUMARUの腰痛ベルトになります。
コンパクトなベルトなので、楽に長い時間装着しても大丈夫です。
ただ、その分耐久性が今一つなのが玉に瑕です。
口コミにもありますが、3か月程度でテープ部分がヨレてくる感じがあるので、毎日のように装着するような人は他の商品でもいいかもしれません。
ただ、価格が1500円程度なので、これくらいであれば、耐久性はそんなにひどいものではありません。
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腰サポーター SZ-Climax
SZ-Climaxの腰サポーターになります。
黄色い線が入っているのが他のサポーターと違ってデザイン性があります。
また、色違いでベージュもありますので、シャツの下に装着しても透けて恥ずかしいという事がありません。
背面の5本のステーで腰を固定するのですが、取り外すことができるので、洗濯もできます。
サイズも5種類ありますので、ピッタリと固定することが可能です。
価格はちょっと高めで4000円前後しますが、出す価値はあります。
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日本シグマックス マックスベルトme3
日本シグマックスの腰サポーターになります。
あまり聞きなれないメーカーですが、医療用のコルセットなども手掛けているので、安心の品質です。
こちらの商品も病院でも使っているところも多いようです。
色は白しかないので、いかにも医療用という感じが出てしまいますが、とにかく効果が高いものを安く買いたいという人には良い商品です。
最初はゴムの匂いがしますが、使っているうちになくなっていくので、そこは割り切りましょう。
価格は病院でも使っている商品の割には安く、2000円程度で購入することができます。
コストパフォーマンスは最高の商品の1つでしょう。
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リガード(REGUARD) 腰 サポーター
最後はリガード(REGUARD) 腰サポーターをご紹介しましょう。
写真で見るとかなり幅が狭いため、あまりホールド力が強くなさそう・・と思ってしまいがちですが、実際はかなりのホールド力できちんと腰を安定させてくれます。
かと言って、幅が広くないので、お腹をきつく締めないので、腰サポーターを使うとお腹が苦しいという人はこちらの商品を試してみるのも良いでしょう。
腰サポーターは万人にピッタリの商品と言うのはありませんので、今までのサポーターがダメでもこちらなら効果があるかもしれません。
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まとめ
・腰サポーターは動いてみて腰の痛みが和らいだなと感じる程度で巻くようにする。
・市販の腰サポーターは軽度の腰痛用なので、ひどい場合は医療機関に相談する。
・腰サポーターの巻き方は骨盤の上の方が少しサポーターで隠れる程度の位置で巻く。
いかがでしたでしょうか。
日本人の大半が経験するという腰痛です。
腰のサポーターの知識があれば、怖くない…ということはありませんが、かなり腰痛になった時にも役に立つはずです。
今腰痛じゃない方も是非覚えておきましょう。
腰痛になりそうな時は、予防でサポーターをするのもありですよ。