摂取カロリーを減らすことが食事制限の基本ですので、1日2食ダイエットも効果的だと言われています。
今回は1日2食ダイエットが向いている人、正しいやり方と効果、デメリットと太るという噂、おススメの飲み物3選を紹介します。
目次
1日2食ダイエットとは?
1日2食ダイエットとは何でしょうか。
その名の通り1日2食だけにして摂取カロリーを減らし、ダイエット効果を得ることです。
1日3食食べていたのを1食減らすだけですのでそれほど負担はかかりませんしが、1食分のカロリーをカットできるのでダイエット効果をしっかり期待することが出来ます。
1日2食のダイエットのやり方が向いている人は?
ダイエットには向き不向きがあります。
この1日2食ダイエットもすべての人が成功出来るわけではありません。
では、どんな人におすすめできるのでしょうか?
①運動が苦手な人
ダイエットは消費カロリーが摂取カロリーを上回ることによって成功させることが出来ます。
その為には、消費カロリーを増やすために運動するか、摂取カロリーを減らすために食事の量を減らす必要があります。
しかし、運動が苦手な方にとって、消費カロリーを増やすために運動をすること自体つらく思えるでしょう。
しかも、摂取カロリーを上回るほど運動しようと思うとかなりの時間や体力が必要です。
そんな場合に運動が苦手な方が手っ取り早く痩せるには、食事の量を調整して、消費カロリーが摂取カロリーを上回るようにすればよいのです。
きつい運動が不要でカロリーを気にせず、1日2食にするだけで簡単にダイエットが実現できます。
②カロリー計算苦手な人
ダイエットをする時に最も大切なのはカロリーです。
先ほども述べたように、摂取カロリーが消費カロリーを上回らないように気を付けなければなりません。
1日3食分、食べたもののカロリーを計算して記録しなければならないのです。
そんな面倒なこといつまでも続けていられないよ!と思われますか?
それならいっそのこと1日2食にしてしまいましょう。
別にカロリーを気にしなくてもよいのです。
1日1食をぬいただけでほかの2食は普通に食べることが出来ます。
この食品はカロリーがどれくらいなのか、これを食べると次の食事はどれほどにしなければいけないのか、などと難しいことを考える必要は一切ありません。
1日2食ダイエットのやり方
1日2食ダイエットはどのようにして行えば、ダイエット効果をしっかり実感できるでしょうか。
1食減らすわけですから、栄養バランスは気を付けなくてもよいのでしょうか。
口コミなどで1日2食ダイエットは太る、などという意見もありますね。
ではどのようなやり方をしたら、1日2食ダイエットが成功させられるのかポイントを調べてみました。
野菜をたっぷり摂る
1日2食のうち2食とも野菜をたっぷり摂るようにしましょう。
野菜はいくら食べてもカロリーオーバーになる心配をしなくてもよいものです。
料理をボリューミーに見せてくれるものでもありますので、毎食しっかり食べましょう。
根菜類などは特によく噛んでゆっくり食べることで満腹感を得ることが出来ます。
野菜をよく噛んで食べれば早い段階で、満腹感を得ることが出来ます。
1日2食だとすぐに空腹になって満たされないのでは、と思われるかもしれません。
しかし、野菜でしっかり満たされていれば、高カロリーなものを急激にドカ食いするようなことは避けられるでしょう。
また、野菜にはたくさんの栄養が含まれています。
1日2食にすると1食分の栄養素が摂れなくなってしまいます。
ですので、野菜はしっかり食べてビタミンやミネラルといった必要な栄養素を必要なだけしっかり摂取するようにしましょう。
特に、食物繊維は、ダイエットの敵となる便秘を解消する助けにもなります。
せっかく食事の量を減らしたのに、減らし過ぎたせいで便秘になってしまっては本末転倒です。
食物繊維をしっかりとって、お通じをよくしましょう。
タンパク質をしっかりとる
ダイエット中にタンパク質はとても大切です。
タンパク質が不足してしまうと筋肉の量が減ることになります。
筋肉の量が減ると1日の総エネルギー消費量が少なくなります。
せっかく摂取エネルギーを減らしても同時に消費エネルギーまで減ってしまっては意味がありません。
また基礎代謝の低い体は、脂肪が蓄積されやすくなります。
食事を減らしたばっかりに太りやすく痩せにくい体質に変わってしまったとしたらとてもショックですよね。
タンパク質を摂って筋トレなどの無酸素運動を取り入れることで筋肉量を増やすこともできます。
そうすれば、先ほどとは逆の、太りにくく痩せやすい基礎代謝の高い体質になることが出来ます。
ですから1日2食しっかりタンパク質を摂りましょう。
少しずつ慣らしていく
1日3食しっかり食べて間食までしていた人が急に1日2食にするというのは苛酷な話です。
ですから少しずつ体を1日2食に慣らしていく必要があります。
まず間食をしていたのであれば、それをやめましょう。
夕食を抜くことにするのであれば、夕食の量を少しずつ減らしていきましょう。
炭水化物抜きにし、たんぱく質を抜いて、野菜だけにする、といったような段階的に減らします。
スープのみにして、夕食の少なさにだんだん慣れてきたら、夕食を食べるのをやめてもよいころ合いかもしれませんね。
いきなり1日2食にすると空腹感に耐えられず、ドカ食いしてしまってリバウンドする恐れがあります。
ダイエットを成功させるためには、体と相談しながらゆっくりと慣らしていきましょう。
1日2食で得られるダイエット効果3つ
1日2食の食事にはどのようなダイエット効果があるのでしょうか。
1日3食と何が違うというのでしょうか?
1日2食ダイエットの体に与える良い影響について考えてみましょう。
①痩せる
1日3食食べていたのが1日2食になるわけですから、総摂取カロリーが3分の2になるわけです。
当然、消費カロリーが摂取カロリーを上回ることになり、ダイエットが実現します。
痩せたり太ったりするのは、基本的に摂取カロリーと消費カロリーの関係によります。
摂取カロリーが多いと消費されきらず、残ったエネルギーが脂肪として蓄積されるため太っていきます。
しかし1日2食にすることで摂取カロリーが減るので、脂肪となる元がなくなります。
また、エネルギーが足りない時にはすでについている脂肪を燃焼してエネルギーを作り出すことが出来るようになるでしょう。
その結果痩せることができるのです。
②胃腸の働き改善
1日2食にすることで食事と食事の間に間隔が出来ます。
この間隔が長くなることで、食事から得た栄養素を消化して吸収しようとしていた胃腸たちが休むことが出来ます。
その結果胃腸の働きが良くなります。
朝起きたばかりはおなかが減っていないということがあるでしょうか。
それは前日に食べたものがまだ胃の中にあるからです。
そのような中でまた食事をすると、胃腸は休むなく働かなければならず疲れてしまいます。
その結果消化したり吸収する力が弱まってしまいます。
胃腸自体の力が弱まると腸内環境が悪化し、基礎代謝も下がるのでダイエットが成功しにくくなります。
ですから1日2食にして胃腸を休めてあげることは非常に良いことなのです。
③疲れが取れる
今述べたように、1日2食にすることで胃腸の疲れを取ることが出来ます。
胃腸が疲れていると体全体にだるさを感じるようになります。
つまり内臓の働きは全身の疲労感につながっているのです。
内臓が疲れているのに、自分が疲労しているのは栄養不足のせいだと考えて、余計に胃腸を弱めてしまうこともあります。
1日2食にすることによって内臓の疲れが癒されて、体全体の疲労感も癒えるようになるかもしれません。
1日3食モリモリ食べていた時より元気になったかも!と思ったら、それは今まで胃腸が疲れていたということになりますね。
1日2食にすると5つのデメリットもある
1日2食にすることでたくさんのメリットがあり、ダイエット効果も実感できるということが分かりました。
しかし実はデメリットもたくさんあります。
デメリットを知っていなければ、1日2食ダイエットが失敗してしまう可能性もあります。
カロリーオーバー
1日2食にすることで、カロリーオーバーを起こしてしまうこともあります。
これはごくまれな話ですが、実際にある話です。
1日2食しか食べられませんが、カロリーを気にしなくてよいと先ほど説明しました。
しかし1日2食しか食べられないストレスと、空腹感によって2食で異常な量の食事を摂ってしまうかもしれないのです。
ですから、体が慣れていない状況で1日2食ダイエットを始めないようにしましょう。
そして、できるだけ野菜から食べ始めるようにして、満腹感を早めに得られるように工夫してください。
またカロリーの高いものばかり食べたくなるかもしれませんが、栄養バランスを考えて様々な食材で食事の献立を考えるようにしてください。
間食
間食を取ることが習慣だった方にとっては、1日2食だけというの非常にきついことかもしれません。
しかし、間食を摂ってしまうと1日3食取っているのと同じ話になります。
ですから、これはデメリットの一つとなるのです。
1日2食ダイエットを行うのであれば間食は摂ってはいけません。
誘惑となりそうなコンビニなどに行かないようにしましょう。
おなかがすいてどうしようもない時は、水を飲んで空腹感を紛らわすようにしましょう。
空腹感
1日2食ダイエットはどうしても空腹な時間が生じます。
空腹感に耐えられないと、1日2食ダイエットの効果は実感できません。
空腹感を感じた時には、「今が胃腸が休んでいる時」「今が脂肪げ燃焼されるとき」、ポジティブに考えて我慢しましょう。
空腹感に負けて食べてしまうと、ドカ食いしてリバウンドを招きがちです。
挫折して結局全く痩せられなかった、もしくは反対に太ってしまったということになりかねません。
栄養バランス
1日2食の中で、1日に必要な栄養をしっかり摂る必要があります。
しかし、それは非常に難しく、栄養バランスを考えるほどの気持ちの余裕を持てないこともあるでしょう。
そのため栄養不足になってしまい、身体的にも精神的にもダメージを負ってしまう可能性があります。
1日2食にするのなら、できるだけ炭水化物、たんぱく質、脂質、ビタミンなど体に必要な栄養をしっかり摂るようにしましょう。
リバウンド
1日2食ダイエットだけに限らず、食事を制限するダイエットは、体質を改善することが出来ない為にリバウンドを引き起こしやすいと言われています。
確かに、ずっと1食分我慢してきたストレスがいつか爆発して、とんでもない量を食べてしまうかもしれません。
そうすると、これまで満足に食事がとれていないと感じている体は、それらすべてを体にため込もうとし、脂肪の量が急激に増えることになります。
もし、1日2食ダイエットのやり方が間違っていて基礎代謝が下がっている状況であれば、なおさらリバウンドのリスクがあるでしょう。
1日2食で太るというのはウソ?
1日2食食べると太る、という噂も巷にはあります。
それはまるっきりの嘘の話です。
1日2食にすれば摂取カロリーが大幅に減少するため必ず痩せることが出来ます。
しかし、やり方次第とも言えます。
1日2食ダイエットで太る結果になってしまった人は、もう一度自分のやり方を見直す必要があります。
さらに、太るだけでなく、そのまま誤ったやり方を続けていると体調を崩しかねません。
十分注意してください。
1日2食ダイエットにおすすめの飲み物3選
最近では1日2食ダイエットをさらに効果的に行うための良い飲み物があります。
ここではおススメを3つ紹介します。
スムージー
例えばスムージーです。
これは家でも簡単に作ることが出来ますね。
野菜や果物などをスムージーにして飲むことが出来ます。
低カロリ-でおいしくおなかを満たすことが出来るでしょう。
酵素ドリンク
酵素ドリンクはなかなか痩せない人に人気のダイエット飲料です。
体の代謝を活発にして痩せやすい体質に改善する手助けをしてくれます。
ダイエットのサポートのために毎日飲んで健康を維持することもお勧めです。
青汁
どうしても空腹感が満たされない時には、青汁を飲むこともおすすめですよ。
低カロリーで栄養豊富なうえ満腹になることが出来ます。
1日2食ダイエットで挫折してしまわないように、上記のような便利なものをそろえておくと良いかもしれませんね。
まとめ
・1日2食を行うことで痩せる効果だけでなく、内臓が休まり、疲れが取れることもある。
・1日2食を実施することで栄養不足なる可能性があるので、野菜ジュースやスムージーなどで栄養を補給するのがおすすめ。
1日2食ダイエットは、摂取カロリーを減らしてスピーディーに体型をスリムにすることのできるダイエット方法です。
正しい方法で行えば太ることはありません。
確かにデメリットも多い方法ではありますが、メリットもたくさんあります。
興味がわいた方はぜひお試しください!