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1日3食は食べ過ぎで太る?健康面のメリットやデメリット3つも総まとめ

1日3食しっかり食べることは健康的で活動的な生活を送るには欠かせない習慣ですが、実は食べ過ぎて太る可能性もあります。

 

今回は1日3食それぞれ摂るべき理由、メリット3つ、太る&食べ過ぎを防ぐ方法、デメリットも紹介します。

 

「1日3食」、朝食・昼食・夕食それぞれ必要な理由

 

 

1日3食

 

 

日本人はなぜ1日3食を食べているのでしょうか。

 

「日本人はいったい何カロリー摂取するべきなのか」という計算を行った人のおかげで、日本では1日3食食べることが当たり前になっています。

 

日本人の成人男性は平均して1日に2500~2700Calのエネルギーを必要としています。

 

1回の食事でとれる量は600~700Calであるということで1日3食は必要であるという計算になっています。

 

では、朝食・昼食・夕食と分けて食べることにはどれほどの価値があるのでしょうか?

 

それぞれの役割について調べてみましょう。

 

 

朝食

 

ダイエットをしているときでも、朝食は必ず食べるようにとよく言われるのではないでしょうか。

 

私たち人間にとって1日の中で一番最初に食べる食事は非常に重要です。

 

朝ごはんを食べるとどんな良いことがあるというのでしょうか?

 

 

朝ごはんを食べることで、エネルギーの源であるブドウ糖を摂ることが出来ます。

 

この結果、仕事や勉強の集中率を上げることが出来ます。

 

またエネルギーが補給されることで、睡眠中に下がっていた体温を上げることが出来ます。

 

 

加えて朝ごはんをしっかり食べている人の方が、肥満から離れていくという調査も行われています。

 

朝ごはんを抜くことで集中力がなくなったり、イライラしたりするデメリットを感じるより、朝起きた後に少しでもカロリーを摂取しておくと良いでしょう。

 

 

昼食

 

仕事が忙しくて昼食を食べる時間がなかった、家事に追われていて昼食を食べるのをすっかり忘れていた。

 

こんな声をちらほらと耳にすることがあります。

 

 

しかし、昼食もおろそかにするべきではありません。

 

食事をすることは生命を維持し、健康的な体を保つために必要なことだからです。

 

昼食によって午後からの活動に必要なエネルギーを補うことが出来ます。

 

朝食で取り入れた栄養素はすべて午前中に出し切ってしまったのではないでしょうか。

 

午後からも仕事や勉強に集中し、効率を上げるためにも、エネルギーを補う必要があります。

 

 

昼食から夕食までの時間は少し空きますので、少しカロリーは多めに、そして栄養素も豊かなものを選んで食べることをお勧めします。

 

昼食がファーストフードやインスタントフード、コンビニ食になってしまう人は多いようですが、できるだけ、栄養バランスのとれた食事を心がけるようにしましょう。

 

 

夕食

 

では、夕食は何のために食べているのでしょうか?

 

朝食や昼食は食後の活動に備えるため、集中力を保つために必要でした。

 

しかし夜はもう寝るだけなのに、なぜ食べる必要があるのでしょうか。

 

それは、疲労回復のためです。

 

 

寝ている間にも、体はエネルギーを消費しており、体を作っています。

 

そして明日の活動に備えているのです。

 

ですから、ビタミンやミネラルといった体の調子を整える栄養素を夕食でしっかりとるようにしましょう。

 

 

朝食や昼食では摂取できなかった栄養素を夕食でとるように心がけましょう。

 

夕食の時間がトレーニング直後でしか食べれない時も、炭水化物やたんぱく質ミネラルといった体に必要な栄養素をきちんととるようにしましょう。

 

 

 

「1日3食」のメリット3つ

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1日に3食をしっかり食べるべきなのはなぜですか?

 

物心ついたときから、一日に3食きちんと食べるように教えられてきたのではないでしょうか。

 

そのことに疑問を抱くことはあまりないはずです。

 

しかし1日3食という食文化には確かに体にメリットがあるから発見されたものです。

 

いったいなぜ1日3食なのか、その理由をご紹介しましょう。

 

 

①エネルギー摂取

 

まず、1日3食しっかり食べるべき大きな理由はエネルギーを摂取するためです。

 

何歳であろうと、一日にどれほど運動しようと、皆がエネルギーの補給を必要としています。

 

 

確かにその必要としているエネルギー量は人によって異なります。

 

しかし、年齢や運動レベルに応じて人は基礎代謝と呼ばれる、何もしなくてもカロリーを消費する量が決まっています。

 

そのためそのエネルギーは毎日摂取しないと、生命を維持することが出来ないのです。

 

 

成人男性の場合は1日2500Cal程度摂取する必要があります。

 

もしこれを1日1食にすると1食で2500カロリーも食べなければならないのです。

 

想像してみてください。あなたはそれが出来ますか?

 

この必要なカロリーを1日3食に分けているので、私たちは健康的な生活が出来ているのです。

 

 

②血糖値を一定に保つ

 

また、1日3食にすることによって血糖値を一定に保つことが出来ています。

 

食事を摂ると血糖値が上がりますよね。

 

そのたびにインスリンが分泌されるので血糖値が正常な状態に戻るようになっています。

 

体には血糖値を保つための様々な機能がついていますので、命の危険を感じるほど低くなることはないはずです。

 

 

しかし、長時間食事をとらなければ、血糖値を上げるためのエネルギーがないため、血糖値は下がり続けることになります。

 

低血糖状態では、あくびや倦怠感など症状が現れ、集中力が欠けてきます。

 

脳がエネルギー不足になってしまうと認知力や記憶力といったものもなくなり、正常に機能しなくなります。

 

1日3食食べることで、食事と食事の間がそれほど長時間あかないので、一定した血糖値を保つことが出来ています。

 

もしそうでなければように脳の働きが弱くなることでしょう。

 

 

③肥満になりにくい

 

食事回数が少なくなると肥満になりやすいため、1日3食の食事は非常に適切です。

 

肥満になるとどんなリスクがかかってくるのでしょうか。

 

 

高血圧、脂質異常症、動脈硬化、脳卒中、心疾患などの多くの生活習慣病は肥満によって発症しやすくなります。

 

また、食事を抜くと肥満になりやすいとも言われています。

 

ですので、できるだけ毎日3食しっかり食べて病気のリスクを減らすようにしましょう。

 

食事と食事の間が長時間あいてしまうと、その間のエネルギーをため込もうとして、次に食事をした時に脂肪をため込みやすい体になってしまいます。

 

1日3食に分けて食べることで、必要なエネルギを適度に与えることができ、太りにくい体で、肥満を予防することが出来るのです。

 

 

 

1日3食の歴史は意外と浅い

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日本はいつから1日3食になったのでしょうか。

 

もともと1日3食だったのでしょうか?

 

 

日本はもともと江戸時代まで1日2食の文化でした。

 

昼食をぬいた朝食と夕食だけの食文化だったのです。

 

しかし、肉体労働を行っていた人たちは、それでは仕事が行えないので特別に1日3食食べていたという記録が残っています。

 

 

ですから、やはり人間は働くためには1日3食が必要だったということになります。

 

しかし、1935年に佐伯博士が1日3食食べるようにと提唱し始めました。

 

その結果、1日3食食べるべきだという風潮が広まり、現在の日本では1日3食食べることがごく一般的なこととして受け入れられています。

 

 

これは最初の方でも説明しましたが、人間が一日に必要としているエネルギーを計算した結果、1食や2食で補うのは大変だからです。

 

3食食べることによってちょうどよく自分に必要なカロリーを摂取できるのです。

 

 

 

「1日3食は食べ過ぎ&太る」と言われる理由

 

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しかし、最近になって1日3食は食べ過ぎではないのか?という意見も出てきています。

 

それはなぜでしょうか。

 

現代では自動車や電車、バスなど様々な移動手段があるため、人の消費カロリーが減少しつたるからです。

 

 

また、欧米型の食事を多くの人は好んでおり、1食のカロリーが多くなるようになりました。

 

つまり1回の食事で大量のカロリーを摂取することが可能になっているのです。

 

この消費カロリーが少ない状況で、摂取カロリーを一度に大量に摂ったまま、1日3食を続けているとどうでしょうか。

 

 

これは確かに食べ過ぎかもしれません。

 

1日3食ということにこだわり過ぎてカロリーオーバーしてしまっていたら、1日3食食べるから太る、ということにもつながってきます。

 

これは個人差がありますので、自分の食習慣を振り返ってみて考えていてください。

 

 

 

1日3食が理想的な食事回数である理由

 

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理想的な食事回数というものは存在するのでしょうか?

 

それは存在します。

 

しかしあなたが何を求めているのかによってその回数は異なります。

 

2パターンに分けてみましたので、自分のお気持ちに近い方を選んでみてください。

 

 

ダイエット目的

 

ダイエットを目的としている、つまり今よりも摂取カロリーを減らしたい、体型を変えたい、という方には1日3食ではなく1日2食をお勧めします。

 

1回分の食事の量は変えずに回数を減らすことによって、摂取カロリーを簡単に減らすことが出来ます。

 

この方法ではエネルギーが不足した状態が続き、基礎代謝が落ちやすくなります。

 

しかもバランスのとれた食事をとる必要があります。

 

1日に2食にする方法は食事制限だけで痩せたい時の話です。

 

 

もし、運動も行うのであれば1日3食でも問題ないでしょう。

 

一番おすすめなのは、運動をしながら1日3食栄養バランスのとれた食事をしっかりとることです。

 

 

総カロリー計算

 

総カロリー計算をして、自分に必要な栄養をしっかり摂りたいという方は1日3食食べるようにしましょう。

 

1番初めで述べたように、朝食・昼食・夕食、3食すべてに体に及ぼす良い影響があります

 

 

自分に必要なエネルギー量を割り出すことが出来たらそれを3で割ってください。

 

その計算で出てきた分だけ1食で食べるようにすれば太ることは避けられます。

 

外食が多いとカロリーオーバーしてしまいがちですが、1日3食に分けて食べたほうが体にはきっと良いはずです。

 

 

 

1日3食で太る&食べ過ぎを防ぐには、栄養バランスが大事

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3食の栄養バランスをしっかり考えましょう。

 

朝は炭水化物だけ、昼も炭水化物だけ、夜は食物繊維だけ、といった偏った食生活を送らないようにしましょう。

 

そのような食事では1日3食摂っていても決して健康的ではありません。

 

 

栄養素の中で、体に必要のないものは1つもありません。

 

ですから炭水化物、タンパク質、脂質、そしてビタミンをバランスよく3食とも食べれるように献立を考えてみることをお勧めします。

 

 

 

1日3食のデメリット 太る&食べ過ぎ以外のリスクもある

 

1日3食べているのに栄養バランスが崩れているとデメリットが生じます。

 

どんなことが起きるのか見てみましょう。

 

 

①肥満

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まず、肥満になります。

 

1日3食食べていれば太りにくいとは言いましたが、栄養バランスが崩れていれば容易に肥満に陥ってしまいます。

 

とくに糖質や脂質を過剰に摂取していた場合、エネルギーを必要以上に体に与えていることになり、脂肪がどんどん蓄えられていってしまいます。

 

毎日規則正しく食事をしていると自分では思っていても、実際は肥満への、そして生活習慣病への道をまっしぐら、ということになってしまうでしょう。

 

 

②肌の不調

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食事のバランスが悪いと肌の不調が生じます。

 

体の調子を整え、皮膚の免疫を高めてくれるビタミンが不足していると起きやすいです。

 

最近は野菜不足がよく言われています。

 

意識的に野菜料理を食卓に出すように心がけてください。

 

 

毎食野菜を食べることで腸内環境を整え、しっかり栄養を吸収し、肌にも優しい食事が出来ることでしょう。

 

とくにビタミンCが不足すると肌荒れが起きやすくなります。

 

最近肌の調子がおかしいなと思ったら、ビタミンCの豊富な野菜や果物を食事に取り入れるようにしましょう。

 

 

③体調を崩しやすくなる

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バランスの悪い食事は体調を崩しやすい体に変えてしまいます。

 

1日3食食べているからといって健康になれるわけではないことが良くお分かりになったことでしょう。

 

ただエネルギーを補給していればよいというのではなく、栄養バランスのとれた食事を3食摂ることが必要なのです。

 

 

 

まとめ

・1日3食は理想的でどの食事も抜くべきではない。

・1日3食で基本的には太らないが、食べ過ぎれば当然太る。

・日本は江戸時代まで1日2食の文化で、1日3食になってから意外に歴史は浅い。

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1日3食は日本人にとって当たり前の食文化です。

 

しかしそれにはきちんと理由がありました。

 

その理由に沿った食事をするならとても健康的な生活が出来るはずです。

 

1日3食が食べ過ぎになるか、太る理由になるかはその人次第です。

 

 

あなたはどうですか?

 

1日3食、自分の消費カロリー以内で、栄養バランスのとれた食事を楽しむようおすすめします。

 

一日3食食べることのメリットしっかり味わって、健康的で魅力的な男性でいてください。

 

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