逆立ちには意外にもダイエット効果があり、苦手な人でも取り組める種類もあるのでおすすめの運動です。
今回は、逆立ちの健康&ダイエット効果、消費カロリー0でも効果がある理由、正しい方法3種類、注意点3つを紹介します。
逆立ちの健康効果3つ
誰もが、子供の頃に学校の授業で逆立ちをした経験があるでしょう。
しかし、大人になってからはその機会があまりありませんよね。
そこで、ここでは逆立ちの効果を紹介します。
健康効果があるとわかれば、逆立ちへの意欲もわいてくるかもしれません!
内臓の位置を正す効果
人によっては、内臓の位置が悪く、下腹部がポッコリとしています。
逆立ちをすることによって、内臓が適切な位置に移動するため、下腹部のでっぱり解消が期待されるのです。
ダイエットに取り組んでもなかなかお腹がへこまず、悩んでいる人は多いです。
そのような人にとって、この効果はとても大きいですね。
血流が改善される
血流が悪い人は多く、血流が悪いことは病気の原因にもなるため、問題ですね。
そこで役立つのが、逆立ちです。
何と、逆立ちには血流を改善させる効果もあるのです!
血流が良くなれば、むくみ等の改善も期待されることから、逆立ちの健康効果は大きいと言えますね。
骨盤の歪みが解消される
普段から姿勢を悪くして生活していると、骨盤が歪む原因になります。
骨盤が歪むと、足がむくんだり、偏頭痛に悩まされる可能性があります。
逆立ちを生活の中に取り入れていけば、骨盤のゆがみが改善されることから、そのような悩みからも解放されるかもしれませんね!
逆立ちのダイエットの効果
痩せたい人にとっては、逆立ちにダイエット効果がないのであればモチベーションが下がるでしょう。
しかし、逆立ちを続けるには、バランスを意識しなければならないため、意外と大変です。
つまり、上半身の筋力を必要とする運動なのです。
そのため、ボディの引き締め効果が期待できるということですね。
逆立ちしても消費カロリーはゼロ?
逆立ちは、ランニングのように「何時間でこのくらいの消費カロリーを期待できる」というような運動ではありません。
じゃあ意味がないのでは?と思う人も当然いますね。
しかし、逆立ちを継続させることで、体幹が鍛えられますし、代謝アップの効果も期待できます。
つまり、逆立ちとは、カロリーを消費しやすい体作りを促進し、身体を痩せやすくすることができる運動というわけです。
逆立ちダイエットの正しい方法3つ【難易度別】
逆立ちが苦手という人は多いです。
しかし、一口に逆立ちと言っても、いくつか種類があります。
難易度もそれぞれあることから、自分が取り組みやすいと感じた逆立ちを選ぶと良いでしょう。
今回は、3種類について取り上げ、ご紹介しましょう。
一般的な逆立ち
まず最初に、オーソドックスな逆立ちのやり方からご紹介します。
1.壁の前で床に両手をつく
2.かかとが壁につくように足を上げる
何もないところで逆立ちをするには、バランス感覚が必要になるため、少々大変です。
しかし、この方法であれば、壁を利用する形になるため、やりやすいでしょう。
このオーソドックスな逆立ちのコツは、この章の最後に紹介しています。
ヨガの逆立ち
ヨガには、孔雀のポーズと言われるものがあります。
逆立ちのようなポーズであることから、このやり方についてもご紹介しましょう。
1.四つん這いの状態で、額をマットにつける
2.腕(肘から上の部分)で身体を支えつつ、足を高く上げる
この逆立ちをやる場合、少し難度が高いため、最初の頃は頭をマットにつけた状態でやってみましょう。
肩立ち
一般的な逆立ちがどうしてもできない場合、肩立ちをやってみましょう。
「背中立ち」「逆立ち」とも言われるこの肩立ちであれば、誰でも気軽に取り組めると思います。
そこで、やり方をご紹介しましょう。
1.仰向けになる
2.両足を上方向へのばす
3.腰のあたりを手で持ち上げる
この肩立ちであれば、通常の逆立ちと違い、倒れる心配はありませんね。
そのため、逆立ちに苦手意識のある人はこのやり方を選ぶことをオススメします。
逆立ちのコツを動画でご紹介
逆立ちには、簡単なものもあります。
しかし、どうしてもオーソドックスな逆立ちをやりたい!という人がいると思います。
そこで、逆立ちのコツを紹介した動画を用意しましたのでご覧ください。
小さな子供が逆立ちに挑戦していますので、その様子を見れば自然と自信も湧いてくるのではないでしょうか。
逆立ちダイエットの注意点3つ
簡単に見える逆立ちですが、注意すべきことは多いです。
ケガや万が一の事態を防ぐためにも、注意点をしっかり踏まえておかなければなりませんね。
クッションを敷いておこう
逆立ちは、クッションやマットなどの上でやることが大切です。
何も敷かれていない床で逆立ちをすると、転倒した場合に大きなケガをしてしまう危険があります。
何回か逆立ちをして慣れてきたとしても、固い床の上でやるのは止めておきましょう。
身体を保護する準備を万全にし、安全第一の考え方が非常に大事です。
長時間やらないようにしよう
効果を得たいがために、長い時間逆立ちをしている人がいますが、これは大変危険です。
なぜなら、頭に血がのぼってしまうからです。
そのため、逆立ちの場合はおよそ1分程度にとどめておくようにしましょう。
たとえ1分間の逆立ちでも、効果は期待できるのです。
高血圧な場合は控えよう
血圧については人それぞれです。
比較的高血圧な場合、逆立ちをするのは控えた方が良いでしょう。
なぜなら、逆立ちをすると血圧が上がるからです。
そのため、もともと血圧が高めな人には逆立ちは相当リスクが高いです。
最悪の場合、脳卒中の可能性もあるため注意が必要です。
まとめ
・逆立ちは消費カロリーが多い運動ではないが、継続させることで、体幹が鍛えられ、代謝アップの効果があるので、ダイエット効果は期待できる。
・逆立ちをすると血圧が上がるので、1分程度を目安にして長時間やらないようにする。
これまで、逆立ちをすることによる効果や、方法、注意点などについて詳細に見てきました。
ただ逆立ちをするだけで、色々な健康効果が得られるなんてすごいことですよね!
もちろん、無理に取り組む必要はありませんが、興味があれば是非チャレンジしてみると良いでしょう。
また、逆立ちの種類は色々あります。
そのため、できないものと思い込んでチャンレンジしないのではなく、簡単な種類から積極的にやってみましょう!
ジムに行かずとも、自宅で取り組める点が嬉しいですね!