男らしい強い筋肉と言えば、格闘家の筋肉ですよね。実戦で鍛えられた肉体は、強靭でたくましく、男女ともに憧れてしまいます。
そんな筋肉が美しいボクサーや格闘家を調べてみました。筋トレの参考にいかがですか?
目次
- 筋肉が美しいボクサー・格闘家1、ブルースリー
- 筋肉が美しいボクサー・格闘家2、スティーペ・ミオシッチ
- 筋肉が美しいボクサー・格闘家3、ファブリシオ・ヴェウドゥム
- 筋肉が美しいボクサー・格闘家4、ケイン・ヴェラスケス
- 筋肉が美しいボクサー・格闘家5、アリスター・オーフレイム
- 筋肉が美しいボクサー・格闘家6、アンドレイ・アルロフスキー
- 筋肉が美しいボクサー・格闘家7、ジュニオール・ドスサントス
- 筋肉が美しいボクサー・格闘家8、マークハント
- 筋肉が美しいボクサー・格闘家9、ロイ・ネルソン
- 筋肉が美しいボクサー・格闘家10、ブロック・レスナー
- 筋肉が美しいボクサー・格闘家11、ダニエル・コーミエ
- ボクサー・格闘家を見習って筋トレに励んでみよう
筋肉が美しいボクサー・格闘家1、ブルースリー
映画のアクションだけではなく、武道家としても有名です。ブルースリーと言えば、細い身体と、これでもか!というくらいに付いた背中の筋肉。肋骨までが胸腔であるはずなのに、明らかにそこからはみ出した筋肉があります。
広背筋です。広背筋は背中の筋肉のうち、逆三角になっている筋肉で、胸の真ん中あたりから、腕にかけて広がっている筋肉です。
身体の前の方は鏡などで確認できるので、比較的トレーニングしやすいのですが、自分ではなかなか確認できない広背筋をこれだけ鍛えるとは、どれだけトレーニングしていたのかがよくわかります。
筋肉が美しいボクサー・格闘家2、スティーペ・ミオシッチ
出典:http://www.plus-blog.sportsnavi.com/
世界最強の格闘家、となると難しいものですね。レスリング、柔術、空手、ムエタイと格闘技にもさまざまなものがあります。
その中で世界最強を決める究極の格闘技大会として知られるUFC: Ultimate Fighting Championshipがあります。そのUFCヘビー級チャンピオンがスティーペ・ミオシッチです。
クロアチア系アメリカ人で、野球でも好成績を残しています。強烈なパンチ力を持ち、アマチュアボクシングではゴールデングローブ王者でもありました。そんなミオシッチの筋肉と言えば、三角筋がとにかくすごい!
筋繊維が浮き出していて、これ本当に三角筋?他の筋肉も見えているのか?と思ってしまうような見事な筋肉です。激しい筋トレをしている人特有の血管の見え方もセクシーですね!
筋肉が美しいボクサー・格闘家3、ファブリシオ・ヴェウドゥム
史上最強の格闘家のうちの一人と名高いファブリシオ・ヴェウドゥム。ブラジルの総合格闘家であり、柔術家でもあります。日本のPRIDEでも活躍されていたため、国内でも人気が高いですよね。
21世紀の柔術クリエイターとも言われているだけではなく、打撃や攻撃にも強く総合格闘家として成長し続けています。
そのヴェウドゥムのトレーニングが公開されていましたが、柔術、キックスパー、ショルダープレス、腕立て、綱のぼり…と全身をまんべんなく鍛えていることがわかります。
ショルダープレスもバランスボールを使って体幹を使いつつ大胸筋を鍛えるというもの。負荷の高さだけではなく、深部にある筋肉まで刺激しながらトレーニングしているのですね。
筋肉が美しいボクサー・格闘家4、ケイン・ヴェラスケス
格闘家の中では、筋肉ムキムキではなく、むしろ細いくらいの選手ですが、総合格闘技界では知らない人はいないだろうと言われるほどの最強格闘家の一人です。
そのパンチ力は1トンにもなるそうで、ベンチプレスは200kgを上げるとか。やはり腕の筋肉がすごいですね。上腕の太さは体幹と同じくらいになっています。
これだけ上腕の筋肉を肥大させるためには力瘤で知られる上腕二頭筋だけではなく、腕の後ろ側にあたる上腕三頭筋をしっかりと鍛える必要があるでしょう。腕の筋肉と言えば上腕二頭筋をイメージしがちですが、上腕三頭筋は腕の体積の2/3にあたるもの。
中でも上腕三頭筋の長頭と呼ばれる部分は、肩甲骨から肘までを繋ぐ筋肉の大部分を占めており、強いパンチ力を生み出す源になっていると考えられます。
筋肉が美しいボクサー・格闘家5、アリスター・オーフレイム
オランダ出身の総合格闘家にしてキックボクサーであります。日本でも試合を行っていて、国内にファンも多いですよね。K-1チャンピオンと総合格闘技のタイトルを同時に手に入れた数少ない格闘家の一人です。
とにかくオーフレイムと言えば、首から背中にかけて発達した大きな僧帽筋が目立ちます。鎖骨の位置から判断して、首もそれなりに長いはずなのに、顎の横にすぐ背中がある?というくらいの発達ぶり。
僧帽筋の上部だけではなく、横行部、下行部もよく肥大していて、背中の隆起が半端ないです。
筋肉が美しいボクサー・格闘家6、アンドレイ・アルロフスキー
出典:http://metabolave3.seesaa.net/
ベラルーシの格闘家です。18歳になってから本格的にトレーニングを始めたと言う遅咲きの選手ですね。警察学校でサンボに出会い、わずか1年後にはサンボワールドカップ選手権とワールドユースサンボ選手権の王者となり、才能を開花させます。
サンボ選手は全般に線が細いイメージですが、アルロフスキーも、どちらかというと細マッチョ。あれほどのパワーがこんな細い筋肉から繰り出されるとは想像もできません。
サンボでつく筋肉は細くしなやかで、代謝が高くなるのが特徴と言われますので、筋肥大と言うよりは体脂肪が落ちるようなトレーニングになるのかもしれません。
筋肉が美しいボクサー・格闘家7、ジュニオール・ドスサントス
元UFC世界ヘビー級王者のドスサントス。ボクシングのスキルも高く、打撃系の強さを伺わせます。当然ながら筋肉も素晴らしいのですが、やはり注目は腹筋ですね!厚みのある腹筋は、相手からのパンチもダメージにならないような強靭な印象です。
ドスサントスと言えば、そのハードすぎるトレーニングが横紋筋融解症を引き起こしたこともあるほどの努力家。腹筋にしても、腹直筋だけではなく、腹斜筋や腹横筋まで外から見てわかるほど肥大しています。さすが元世界王者だけありますね。
筋肉が美しいボクサー・格闘家8、マークハント
出典:https://sports.yahoo.co.jp/
UFC JAPANのメインイベントをKOで飾ってくれた、日本人ファンも多いサモアの怪人マークハント選手。マークハント選手は2001年にK-1グランプリ王者だったので、過去の人と言うイメージだったのですが、今回も魅せてくれました。
40代に入った今なお進化し続けているマークハント選手の強さの秘密はやはりトレーニング。マークハント選手といえば、ZUUというくらい有名なのが、動物の動きを取り入れたというZUUトレーニングと呼ばれるものです。
動物園のZOOではなくZUUが正解だそうです。公開された映像からは、カエル・クマ・ゴリラ・イグアナ・クロコダイルなどの動物の動きを取り入れたトレーニングをしていました。
身体全体を使うことで筋肉を協働させたり動的柔軟性を上げるようなトレーニングになっていて、心肺機能を高めたりする効果があるそうです。
筋肉が美しいボクサー・格闘家9、ロイ・ネルソン
UFCのベテランファイターにして実業家でもあるロイ・ネルソン。日本の相撲や、「紅の豚」に興味を持つなど、日本びいきでも知られています。
紅の豚に興味を持つと言うだけあって、かなりのぽっちゃりお腹ですね。計量の時には驚くほど筋肉質に見えたのに、あっという間にぽってりした印象に早変わり。
これは他の選手からも「デブの天才」とまで言われています。確かに、太るのも才能のうちですね。ディフェンスや柔術、テクニカルなパンチの上手さには定評があり、筋肉のある強いデブとまで言われています。
よく見ると、脂肪はついているものの、三角筋や大胸筋の強さはさすがです。
筋肉が美しいボクサー・格闘家10、ブロック・レスナー
出典:https://kintorecamp.com/
ロイ・ネルソンがフィジカルに弱さがあると言われたのに対し、UFC歴代王者の中で強いフィジカルの持ち主と言えばブロック・レスナーではないでしょうか。
世界最強格闘技界でも、圧倒的な肉体の強さを持つレスナーは、男らしい筋肉をつけたい!という人もお手本にもなるような理想的な筋肉。ベンチプレスは297kg、スクワットは417kg、デッドリフトは408kgという驚異的な記録の持ち主です。
ベンチプレスで100kg以上を持ち上げられる人間は世界中でも2%以下しかいないといわれており、どれだけ強いフィジカルなのかうかがい知れるところです。
トレーニング内容が公開されていましたが、ウェイトトレーニングとサーキットトレーニングを組み合わせていました。筋力、心肺能力、持久力を付けつつ、体脂肪を落とすという王道のトレーニングですね。
筋肉が美しいボクサー・格闘家11、ダニエル・コーミエ
出典:https://sports.yahoo.co.jp/
アメリカのレスリング選手をしていたダニエル・コーミエ選手はその後総合格闘技へと転向、UFC世界ライトヘビー級王者、Strikeforceワールドグランプリ王者。元KOTC世界ヘビー級王者と言う輝かしい実績を持ちます。
ストイックな食事とトレーニングから鬼軍曹というあだ名がつくほどのトレーニングの鬼。公開されているトレーニングメニューを見ても、全身を苛め抜くような激しいメニューになっていました。
デッドリフト、チューブを使ったステップやダッシュ、ボクシングミット、ルームランナー、メディシンボールを使った腹筋、プッシュアップ、スクワットなどのメニューを次々にこなしています。
試合5週間前から絶対に炭水化物を取らない、サーモン・アボカド・生野菜という食生活に入るそうです。サーモンやアボカドはオメガ3を含み、抗酸化物質が多く筋肉には良いのでしょうが、これだけハードなトレーニングをしていて、食事も制限するとなると大変なのではないでしょうか。
もちろんそれだけのメンタリティも持ち合わせているのでしょうが、さすがミスターストイックですね。
ボクサー・格闘家を見習って筋トレに励んでみよう
・筋肉が美しい格闘家で有名な一人はカンフー映画のスターでもあるブルースリー。
・筋肉がすごい格闘家は世界最強を決める究極の格闘技大会UFCに多くいる。
いかがでしょうか?格闘技やボクシングファンではなくても、筋肉に興味を持ち、トレーニングしている方にとって、世界レベルの格闘家の筋肉やトレーニングメニューは興味深いものです。
ストイックに鍛えている選手もいれば、自分の得意な分野を伸ばすようなトレーニングをしている選手もいました。才能のある選手だからこそと言えばそれまでですが、少しでもあのすばらしい筋肉に近づきたいものですね。