「サーキットトレーニング」は運動初心者でも気軽に取り組める上、ダイエット効果が期待できるおすすめの運動です。
今回はサーキットトレーニングのダイエット効果2つ、消費カロリー、効果的な方法、注意点3つを紹介します。
目次
サーキットトレーニングとは?
サーキットトレーニングを始めよう!と言われても、何の運動だかさっぱりわかりませんよね。
このトレーニングの特徴は、コンビネーションにあります。
つまり、様々な運動を組み合わせるトレーニングというわけです。
複雑なイメージを持ってしまう人もいるかもしれませんが、至って簡単なのでその点の心配は要らないでしょう。
サーキットトレーニングのダイエット効果2つ!
メタボ気味の人にとって、ダイエットは1つの課題と言えますね。
しかし、どの運動を選択するかは迷うところでしょう。
あまり単調な運動だと、途中で飽きてしまうと思います。
また、単調でなくとも効果が低い運動だと取り組む意味がないですよね。
仮に、サーキットトレーニングに高いダイエット効果があれば、取り組む人も多くなると思います。
そこで、このトレーニングに秘められた2つのダイエット効果をご紹介します。
筋力強化の効果!
サーキットトレーニングの場合、腹筋や腕立て伏せなどをメニューに加えることが基本です。
これらの運動を行うことにより、筋力が強化されます。
そうなれば、基礎代謝の向上にもつながっていきますね!
脂肪燃焼の効果!
筋力トレーニングというと、無酸素運動というイメージがあると思います。
確かに、一般的なウエイトトレーニングは無酸素運動に分類されます。
しかし、サーキットトレーニングのメニューにジョギングなどを加えれば、短い時間の間に有酸素運動ができることになりますね。
有酸素運動を行うことで、脂肪燃焼効果が期待されます!
サーキットトレーニングダイエットの消費カロリーは?
サーキットトレーニングによってどれだけ良い効果が得られたとしても、消費カロリーが少ないとガッカリしてしまいますよね。
消費カロリーの高さと、モチベーションとは深く関係していると思います。
そこで、65kgの男性がこのトレーニングを行った場合の消費カロリーを、時間別にご紹介しましょう。
・30分間行った場合→ 239kcal
・40分間行った場合→ 319kcal
・50分間行った場合→ 398kcal
上記の数値は、休憩を入れた場合の消費カロリーを示しています。
目安としての数値ですが、高い消費カロリーを見込めることがわかりますね。
取り組む価値が十分にあるトレーニングと言えるでしょう。
またメニューによって、さらなる消費カロリーアップも目指すことができます!
サーキットトレーニングダイエットの効果的な方法!
気になるのは、サーキットトレーニングの方法ですよね。
簡単にできる運動を組み合わせることになりますが、自分に合ったメニューを作ることが非常に大切となります。
また、休憩を挟まずに通しで行うトレーニングであることから、あまりに負担の大きい種目はメニューに入れるべきではありません。
基本的には、負荷の大きな運動と負荷の小さい運動を交互に行うようにすると、継続しやすいと思います。
そこで、トレーニングメニューの一例を下記に記載します。
1.踏み台昇降
2.腕立て伏せ
3.踏み台昇降
4.スクワット
5.踏み台昇降
6.腹筋運動
7.踏み台昇降
8.背筋運動
9.踏み台昇降
このように、どの運動についても、難なくできるレベルのものですよね。
このメニューにおいてポイントとなるのは、有酸素運動である踏み台昇降を取り入れていることです。
サーキットトレーニングの極意は、有酸素運動と無酸素運動の両方を取り入れることなのです。
もちろん、このメニューが絶対的に正しいとは限りません。
その人に合ったメニューというものがあるため、あくまでも参考程度にしてくださいね。
また、幅広いメニューについて知っていただきたいので、サーキットトレーニングについての動画を用意しました。
短時間で見られる動画となっていますので、是非ご覧ください。
この動画において紹介されているバービージャンプは、簡単そうに見えて意外に疲れる運動です。
そのため、無理に取り入れる必要はありません。
サーキットトレーニングダイエットの3つの注意点!
サーキットトレーニングについては、ダイエット効果が高い運動です。
しかし、注意点を知っておかないと、身体のあちこちを痛めてしまうことになりかねません。
健康的に痩せるにあたって、ケガは絶対避けたいですよね。
そこで、守るべき3つの注意点についてご説明しましょう。
メニューを組む際は慎重に!
サーキットトレーニングのメニューについては、取り組む人の自由です。
幅広い有酸素運動と無酸素運動の中から、チョイスしていくことになります。
この時に、負荷の大きな運動ばかり選んでしまうことは適切ではありません。
大きな負荷をかけ続けることは、ケガのリスクを高めてしまいます。
また、負荷があまりに軽い運動ばかり選ぶというのも、バランスが悪いです。
これらの点をしっかりと考慮して、自分の体に合ったメニューを組み立てていくことが大事ですね。
無理をしすぎないこと!
サーキットトレーニングでダイエットしようと思ったら、ある程度頑張って取り組む必要があります。
しかし、くれぐれも無理は禁物です。休憩を入れずに何時間も続けてメニューをこなすというのは無理がありますし、あまりに危険です。
そのため、身体への負担を十分に考慮した時間内で取り組むことが大事です。
継続させることが大事!
このトレーニングは、こなす運動の種類が幅広いため、1日取り組んだだけでかなりの効果を期待してしまう人がいます。
しかし、実際のところ、1日だけで終わってしまうのでは高い効果は見込めません。
何日も継続して取り組んでいく中で、段々と効果が現れるのです。
まとめ
・65kgの男性がサーキットトレーニングを行った場合の消費カロリーは30分で239kcalとかなり高い。
・サーキットトレーニングの極意は、有酸素運動と無酸素運動の両方を取り入れること。
・サーキットトレーニングは自分に合ったメニューを組み、無理をせずに続けることが大事。
今回は、サーキットトレーニングの特徴や効果、メニューの組み立て方などについて説明してきました。
特に難しい運動ではないため、子供でも取り組むことができます。
是非チャレンジしてみませんか?
自分に合った最適のメニューを選び、トレーニングを習慣づけていくことが大事です。
また、一度メニューを組んでも、実際に取り組む中で違和感を感じた場合、変えていくと良いでしょう。
柔軟な考え方になることが大事です。