ダイエットに取り組んだパパイヤ鈴木さんですが、なんとその後リバウンドしてしまったとの噂が!
この記事では、パパイヤ鈴木さんの身長や体重などの基本情報、そして痩せることに成功したダイエット方法をまとめました。
パパイヤ鈴木さんのプロフィール
本名:鈴木 寛(すずき ひろし)
生年月日:1966年6月29日
出身地:東京都東久留米市
血液型:O型
ジャニーズに所属していたこともあるパパイヤ鈴木さんですが、体重の増加によって振付師として活躍されていました。AKB48の恋するフォーチュンクッキーなどはパパイヤ鈴木さんのふりつけによるものだそうですよ。
一時110kgも体重があり、痛風や成人病などの生活習慣病でつらい時期があったようです。その後30kg以上のダイエットに成功。ダイエット本も出して順風満帆…のはずですが、気づくと90kgまでリバウンドしてしまったそうです。
パパイヤ鈴木さんの身長・体重・BMI・体脂肪率
出典:http://www.coolstuffmart.com/
パパイヤ鈴木さんの身長
パパイヤ鈴木の身長ですが、公式プロフィールでは公開されていません。ダイエット企画では、身長175cm、体重79kg(ダイエット成功時)となっていました。
パパイヤ鈴木さんの標準体重と美容体重・BMI
パパイヤ鈴木さんの身長からBMIにより標準体重と美容体重を算出すると、
美容体重(BMI 20):20×1.75×1.75 = 61.3 (kg)
BMI=体重(kg) ÷ {身長(m) X 身長(m)}
となります。
うーん、正直ダイエット成功時でも標準体重を超えてしまっているのでは…。痛風や生活習慣病で苦しんでいたそうですが、この体重では仕方ないのかも知れません。
パパイヤ鈴木さんの体脂肪率
2010年の人間ドックに行った結果をブログで報告していましたが、体脂肪率は10.8%だったそうです。厚生労働省によると、日本人男性の体脂肪率としては11%までが「痩せ」と定義(40~59歳)ですので、なんとパパイヤ鈴木さんは「痩せ」のカテゴリになります。
この時の人間ドックの結果では内臓脂肪もなく、健康体だったため、本人も驚いている様子が伝わって来ますね。ただ2010年のデータですからね…。
パパイヤ鈴木さんが行った3つのダイエット方法
まず、いろいろと突っ込みどころはありますが、33kg痩せた時のダイエット方法を見ていきましょう。
①野菜中心の食事に代えた
②18時以降は食事をしない
③ウォーキングを取り入れた
この3つだそうです。
①野菜中心の食事に代えた
野菜中心にすることで、ありがちな炭水化物中心のドカ食いメニューを避けることができたのだと思われます。現在流行している糖質制限食もそうですが、炭水化物を減らすことで脂肪がエネルギーとして使われるようになります。
このころパパイヤ鈴木さんは、ご飯の量を少なくし、低炭水化物を心がけていたそうです。味付けの濃いおかずがあるとご飯がほしくなってしまうため、結果的に高カロリーになってしまいますね。
これを避ける為に、味付けの濃いおかずを避けて野菜をたくさん摂ることを心がけていたそうです。なんて努力…。
②18時以降は食事をしない
夕食で摂取しすぎてしまったカロリーは、脂肪として蓄えられます。特に夜に取った糖分は、インスリンの働きで細胞内にエネルギー源として蓄えられ、残った分は中性脂肪に変化して、これまた体にエネルギー源として蓄えられます。
血糖はグリコーゲンとして細胞内に溜めこまれますが、筋肉を動かすと、筋肉組織内にあるグリコーゲンをまず使い始めます。夕食だと、この筋肉のグリコーゲン消費が少ないために、脂肪になりやすいのですね。
忙しい芸能人であるパパイヤ鈴木さんは18時以降食べないのは大変だったのではないでしょうか。
③ウォーキングを取り入れた
継続しやすい運動を生活に取り入れた結果、ウォーキングだったそうです。あれ?パパイヤ鈴木さんはダンサーなので体を動かすのがお仕事なのでは…?
その後2015年のテレビ番組の企画で人間ドックに行ったところ、深刻度2位という不名誉な結果に。体重は91kgまでリバウンドしてしまっていました。なぜそんなことが起きたのでしょう。
「食べ物の番組が始まったから」
だそうです。芸能人は大変ですね。
・週に一回 色々な食べ物を食べているうちに他の日も食べたくなってしまった。
・美味しい食べ物を我慢するよりも食べた方がやはり楽しい。
・「たまにはいいや」と思っているうちに大食いに戻ってしまった。
「ああ…」という感想しか浮かびません。気持ちはわかります。まさにリバウンドのお手本。小さいころから太り気味だった体質の方の多くは、育ってきた食生活そのものが太りやすいものなんですよね。
大人になってから野菜中心で節制しても、こんな週一回美味しいものを、それも仕事で強制的に食べなきゃならないような生活をしてしまったら、元に戻ってしまうのは仕方ないのかも。
森三中さんがテレビ番組で「デブは形状記憶」とコメントしていましたが、ちょっとやそっとの努力では、元の状態に戻ろうとしてしまうものなのですね。
パパイヤ鈴木さんの人間ドックの結果
出典:http://image.news.livedoor.com/
リバウンドしてしまったパパイヤ鈴木さんですが、血液検査の結果、痛風と心筋梗塞の一秒前と診断されてしまいました。尿酸値が高く、12.8mg/dLもあるそうです。基準値は7.0ですので随分高い数値と言えるでしょう。
痛風とは
「風が吹いても痛い」という激しい痛み発作がある痛風です。尿酸値が高い状態で放置していると、ある日突然足の親指が激しく痛みだすという恐ろしいもの。寝ている間に違和感などがあったりするものの、ほとんどは突然激しく痛みだすというから厄介なものです。
尿酸と言う成分が体の中に溜まり、それが結晶となって関節に付着します。痛風が起きる前には血液中の尿酸値が高い状態が続きます。この状態は高尿酸血症と言い、無症状です。ある日突然足の親指などの関節が赤くはれて痛み出します。
痛みは激烈で、耐え難い痛みであることが多いそうです。これは発作的なものなので痛風発作と言われますが、無治療でいると、発作の間隔が短くなっていきます。
誤解されやすいのですが、尿酸結晶そのものが悪さをするのではなく、結晶がはがれたところを白血球が貪食し、この時に炎症成分が放出されて痛みを引き起こします。
そのため、痛風発作が繰り返し起きるような人には、白血球が尿酸結晶を貪食するのを抑える薬を飲みます。決して尿酸結晶そのものを溶かすような薬ではないことに注意が必要です。
白血球が剥がれた結晶を食べ終わると発作は収まりますので、10日もすると嘘のように痛みが治まります。しかし、痛風の結晶のカタマリ(痛風結節)は、蓄積されたのとほぼ同じ年月をかけて溶けていきますので、同じ生活をしていると何度でも発作を繰り返すことになります。
また強い痛みは鎮痛剤で押さえます。血液中の尿酸値が高い患者は心血管障害や脳血管障害の可能性が高く、尿酸値以外の動脈硬化などのリスクにも備えなくてはなりません。
以前はプリン体の少ない食品の摂取などが推奨されていましたが、尿酸は体内で合成されるので、体質によるところも大きいのが特徴です。
心筋梗塞
痛風の項目で述べたように、血液中の尿酸値が高いような患者さんは、血管の病気になるリスクが高いとされています。尿酸値そのものではなく、尿酸値が高くなるような生活をしている人は過食、運動不足、肥満の蛍光があるためです。
心筋梗塞とは心臓を栄養している心臓周囲の「冠動脈」の閉塞により、心筋が酸素や栄養不足となって壊死するものです。冠動脈は右冠動脈が1本、左の冠動脈は左下行枝と左回旋枝という2本があります。
このうち最も危険なのは左前下行枝の梗塞になります。また、完全に閉塞してしまわなくても、血流が阻害されて一時的に虚血に陥るような状態は狭心症と呼ばれます。
心筋梗塞になったら
完全閉塞になると、激しい胸痛があります。心筋が死んでいるのでそりゃ痛いですよね。ただし、ここまで激烈な痛みとして自覚する前に、重苦しい痛みとか肩こりのような症状として自覚される場合があります。
多くの場合心電図で診断が付きますが、不定形心筋梗塞といって、心筋梗塞のクセに異常が見つからない心電図が出てくる場合があるので注意が必要です。
心筋梗塞と確定した場合には、血管を広げるような処置をすることがあります。閉塞している部分まで管を通し、血管を広げるステントというアミを設置して再灌流を促します。
血管の場所によっては、他部分から持ってきた血管をつないで別のルートを確保するバイパス手術の方が有効な場合もあります。ステント留置術の場合には、血管内での治療になるために体の負担が少ないので、専門病院ではよく行われています。
パパイヤ鈴木さんが心筋梗塞一歩手前、といわれていますので、まだ心筋梗塞にはなっていないのでしょう。しかし超音波検査などをすると血管の中が狭くなっていたりすることがわかったりするので、手遅れになる前にきちんと治療なり、生活を改めるなりしていただきたいものです。
まとめ
・パパイヤ鈴木は身長175cmでダイエット成功時は体重79kg、体脂肪率10.8%だった。
・パパイヤ鈴木のダイエット法は「野菜中心の食事」「18時以降は食べない」「ウォーキング」の3つ。
派手にリバウンドしてしまったパパイヤ鈴木さん。じつはダイエットが長続きする動機で最も多いのは「病気の心配があると言われたから」だそうです。
見た目や、モテたいからという動機だと、どうしても元の生活に戻ってしまうそうですが、生きるために身体に気を付けていかないとならなくなっていくのですね。