筋トレの効率や効果は、どんなウェアを着るかによって差が出ることもあるので選び方は非常に重要です。
今回は筋トレに相応しい服装、ウェアの選び方の8つのポイントとして、おすすめの機能や人気ランキングを紹介します。
目次
筋トレに相応しい服装とは
筋トレに相応しい服装とはどんな服装でしょうか?
特にこれと言った決まりがあるわけではないですが、デニムのズボン(ジーパン)を履いて筋トレをするのはおかしいのはわかりますよね?
なぜデニムのズボンを履いてやらないのか?それは履いてやってみればわかりますが、非常にやりにくいからです。
やはり動きやすい格好でやるのが基本です。
筋トレはただでさえ筋肉に負荷をかけて大変なのに他のことで気を取られたくないですから。
上はTシャツで、下は半ズボンがもっともスタンダードな格好と言えるでしょう。
また、ほとんどのジムは室内シューズが必須となっていますので、シューズがない方は購入する必要があります。
借りれるジムもありますが、大抵は有料ですのでご注意ください。
筋トレウェアの選び方① おすすめの機能2つ
デニムのズボンでトレーニングはやりにくいと前述しましたが、なぜやりにくいのでしょうか?
それはまず素材の伸縮性にあります。
筋トレでは関節を曲げたり、伸ばしたりを頻繁に行いますので、伸縮性のあまりない素材の服を着ているとそれだけで非常にストレスになるのです。
筋トレをする時は筋トレに集中したいものですので、できるだけ軽装が良いでしょう。
また、汗をかきますので、汗を拭くタオルや着ている服も速乾性のものがおすすめです。
汗でびちゃびちゃになった服でやっているとそれだけでテンションが下がってきます。
筋トレをする時は、できるだけ筋トレ以外に気が散るようなことは避けることができる服装にしたいものです。
筋トレウェアの選び方② おすすめできない服装2種類
では、筋トレ時に着るウェアはどう選べばいいのでしょうか。
基本的には自分が「動きやすい服装」が一番良いので、もっとも重視するのは実用性でしょう。
しかし、あまりにもかっこ悪い服装でやっていると周りの目が気になってしまって、トレーニングに集中ができません。
なので、デザインはあまりにも奇抜なものは控えた方が良いでしょう。
また、筋トレ初心者は上級者が着ている体のラインがばっちりと出るような服は着ない方が無難かもしれません。
もちろん体型によるのですが、これから筋トレをしてお腹を引っ込めようとか、胸板を厚くしようと思っている人は体のラインが見えてしまいます。
つまり周りから「残念な体型」と思われてしまう可能性があります。
その視線に気を取られると筋トレに集中ができなくなってしまいます。
ただし、体のラインがしっかり出る服は自分の今の体がどのような状態にあるかはっきりと認識ができます。
恥ずかしいと思わなければ(思わない体であれば)、体のラインが出る服を着て筋トレするのはありです。
また、逆に体のラインがはっきり出ると恥ずかしい体だから、あえて恥ずかしさを出して、この恥ずかしさをバネにするという人もいます。
ですので一概には言えませんが、基本的には最初は体のラインは出ない服の方がおすすめになります。
筋トレウェアの選び方③ 人気ランキングから選ぶのがおすすめ TOP12を紹介
それでは、筋トレ時に着るウェアの人気ランキングをご紹介しましょう。
基本的にはこれらのものを買っておけば無難です。
もちろん最初だから家になるウェアでやるというのもありですが、売れ筋のウェアを買うとやはり快適にトレーニングができますので、トレーニングが続きやすいのも確かです。
続けるつもりがあるなら、最初に買っておくのはありでしょう。
1位:速乾性の高いTシャツ
1位は速乾性の高いTシャツになります。
最近はアンダーアーマーのTシャツがかなり売れていますが、他のメーカーもほぼ同じような速乾性の高いTシャツを販売していて、どれを購入してもそれほど大差はないでしょう。
お気に入りのメーカーがあれば、そのメーカー製の速乾性の高いTシャツを探して購入してみてください。
普通のTシャツと比べると非常に快適にトレーニングができるので、こちらは絶対におすすめの商品です。
速乾性の高いTシャツを一度着てしまうと、もう普通のTシャツに戻ることはできないでしょう。
それくらい違います。
2位:速乾性のハーフパンツ
1位が上半身のウェアですので、やはり下のウェアも買わないといけないので、2位はハーフパンツになります。
一昔前は下のウェアは長いものが多かったのですが、今の主流はハーフパンツです。
ハーフパンツの方が履いてみるとわかりますが、かなり動きやすいのでおすすめです。
長いウェアを履いていた人はトレーニングが非常にやりやすくなると思います。
3位:コンプレッションウェア(Tシャツ)
コンプレッションウェアとは体の線がばっちりわかるくらいにピチピチに体にフィットするウェアのことです。
適度な圧力がかかることで筋肉が無駄に動くことを防ぐため、トレーニングのパフォーマンスもアップすると言われています。
パフォーマンスのアップを実感できるかどうかは人によって違います。
けれど汗をかいた時にコンプレッションウェアを着ていると、すぐに吸ってくれて蒸発を促してくれますので、トレーニングを気持ちよくやれることは確かです。
体のラインに自信がないとなかなか着る勇気が出ませんが、着てトレーニングを行うとやりやすいので、着てみることをおすすめします。
恥ずかしいのは最初だけです。
コンプレッションウェアの似合う体を目指しましょう。
4位:ロングタイツ
4位はロングタイツになります。
こちらもコンプレッションウェアになっています。
Tシャツと一緒に購入すると良いでしょう。
下半身をタイツだけ履いてトレーニングするのが恥ずかしければ、タイツを履いた上にハーフパンツを履けば問題ありません。
トレーニング効果もアップしますし、汗も吸ってくれるので非常にトレーニングがやりやすくなります。
ここまで買えばかなりの上級者に見えるでしょう。
5位:タンクトップ
5位は意外かもしれませんが、タンクトップになります。
タンクトップは露出度が高いので、嫌がる人もいるのですが、実際に着てみるとトレーニングには本当にピッタリです。
すごく腕や肩を動かしやすくトレーニングの効率が非常に高くなります。
あまりに貧弱だと着たくないという気持ちもわかりますので、少し鍛えてからの方が良いかもしれません。
タンクトップで腕を出せるようになったら一人前と言っても良いかもしれません。
6位:通気性や速乾性の高いポロシャツ
意外にトレーニングでも使えるのがポロシャツです。
今のポロシャツはかなり速乾性もすごくて汗がすぐに蒸発していきますので、ちょっとした運動くらいならポロシャツでも問題なく対応できるでしょう。
よく考えたら炎天下の暑い中ゴルフをするのに着ているくらいですから、クーラーの効いているジムの中であれば、よほど大丈夫でしょう。
ただし、長時間有酸素運動をするような場合には向いていません。
ポロシャツは襟がついているので、何となくオシャレな雰囲気も醸し出せますので、スマートにトレーニングをしたい人には良い選択かもしれませんね。
ただし、ポロシャツだったらすべていいわけではなく、素材を見て買うようにしてください。
綿でできたポロシャツではなくポリエステルでできたものを買うようにしましょう。
夏に売っているポロシャツなら今はポリエステルでできている製品がほとんどなので、大丈夫だと思いますが、一応買う時に確認だけはしてください。
7位:個性が光るメン素材のTシャツ
ジムで綿素材のTシャツなんて・・と思う人も多いかもしれませんが、綿素材のTシャツの良いところは非常にデザインが豊富なところです。
運動は慣れてくると楽しいですが、最初は慣れるまでが大変で、他に楽しみを見つける必要があります。
デザイン豊富で比較的安く、手に入れやすい綿素材のTシャツでオシャレを楽しんでみてはいかがでしょうか。
普段では着れないようなTシャツもジムで着てみると面白いかもしれません。
かなり派手でもジムではそれほど違和感を感じませんので、冒険してもても良いでしょう。
いろいろなTシャツを着るもよし、自分のトレードマークのように毎回同じ色のTシャツを着るもよしです。
有酸素運動をよくやる人は綿素材のTシャツだと汗で濡れて気持ち悪くなってしまうので、先に紹介したコンプレッションウエアを着て、その上に綿素材のTシャツを着るといいでしょう。
コンプレッションウエアだと体の線がはっきりでるので、それが恥ずかしいという人にもおすすめの着方です。
8位:流行りつつあるノースリーブパーカー
今トレーニーの間で流行りつつあるのが、この「ノースリーブパーカー」になります。
写真を見てわかるとおり、素肌の上に着ると腕や背中が丸出しになってしまうので、ある程度鍛えていないとちょっと恥ずかしいです。
しかし、物は考えようで、あえてこのノースリーブパーカーを着ることによって自分を奮い立たせてみてはどうでしょうか。
恥ずかしいのは最初の数回だけです。
パーカーをジムのような室内で被る意味は特にないのですが、黙々とやりたい時などは集中ができますし、何となくカッコイイです。
また、服の面積が少ないので、かなり涼しいです。
夏に1度着るとやめられなくなってしまうでしょう。
9位:いわゆる「ジャージ」と呼ばれるジャケットタイプのウエア
ある程度年代が上の人はこのようなウエアを見ると「ジャージ」という人が多いのではないでしょうか。
一昔前はスポーツするときは基本的に「ジャージ」が基本でした。
今では、ジムの中は基本的に空調が効いているので、ジムの中ではあまり使われなくなってしまいましたが、ジャケットタイプはすぐに着たり脱いだりできるため、体温調整には優れたウエアです。
ジムの中でも体温調整をしたいと思う人はこちらのジャケットタイプを買うと良いでしょう。
暑くなってきたらすぐに脱ぐことができます。
ジャージタイプは普段少し出掛けるような時にも使えますし、肌寒かったら家の中でも着ることができます。
そういう意味ではコストパフォーマンスは良いウエアであると言えます。
10位:スタジオで踊るならダンスパンツ
ジムにはトレーニングをやりにいくほかにスタジオレッスンと言うものが存在します。
このスタジオレッスンを受けたい人、特にダンス系のレッスンを受けたい人にはこのダンスパンツがおすすめです。
ダンスを踊っている人が履いているのを見たことがある人も多いのではないでしょうか。
ちょっとダボっとしていますが、踊っていると非常にカッコいいです。
デザイン性が高いパンツなので、普段着としても使えます。
初心者から履くのはちょっと恥ずかしいかもしれませんが、まずは形から入ってみるのも良いのではないでしょうか。
ただ、こちらのパンツを履いて他のトレーニング(筋トレや他の有酸素運動)をやるのはおすすめできません。
非常にやりにくいので、ジムで使うのはダンスのレッスンの時だけにしておいてください。
11位:ジム以外でも使えるトレーナー
次はトレーナーになります。
筋トレだけをやるのであれば、それほど汗もかきませんし、下手をするとこのままの格好で来て、そのままの格好で帰ることだってできてしまいます。
もちろん外の基本が丁度いい季節でないと無理ですが、荷物が一つ減るというのは嬉しいことではないでしょうか。
ジム以外に部屋着でも使えますし、場合によっては寝間着にもなります。
用途がかなり広いので、コストパフォーマンスとしては抜群でしょう。
物によりますが、2000円以下で買えるものも多くありますし、デザインも多いので気に入ったものを選べるのも大きいです。
今は格安量販店でも物は悪くないものが多いので、一着くらい買っておいても良いでしょう。
12位:汗を大量にかく人にはスポーツ用ショーツ
12番目に紹介したいのが、スポーツ用のショーツです。
要するに汗を大量にかく人用の下着のことです。
有酸素運動を多くする人は大量に汗をかくでしょう。
その時に下着が濡れてしまって乾かないようでは、いくら体が元気でも気持ち悪くて運動を続ける気が失せてしまいます。
しかし、スポーツ用のショーツなら大丈夫です。
汗を吸い取ってくれて、すぐに乾いてくれるので、気持ち悪くなることがありません。
意外に下着まで考える人はいません。
かなりスポーツジムに通っている人でもスポーツ用のショーツがあることすら知らない人もたくさんいます。
知らなければ買おうともしませんので、ここで知った人は買うことを考えてみてください。
初心者のうちは要らないと思っていても、続けていくうちに必要になるのがスポーツ用のショーツです。
初心者のうちに買っておいて損はありません。
筋トレウェアの選び方④ 女性におすすめの服装
最近は筋トレをやる女性も増えてきました。
女性は男性と違って実用性も大事なのですが、ファッション性も重要です。
なので、少しオシャレなイメージを感じるコーディネートを意識しましょう。
もっとも無難なのは上半身はTシャツで、下はレギンスの組み合わせでしょう。
レギンスだけでは、ちょっと体の線がくっきり出て困るという人はレギンスの上にハーフパンツを履くと良いでしょう。
最近では、お腹を完全に出してしまっている人もいますが、よほど自信ある人以外はやめた方が良いでしょう。
動きやすくてトレーニングの質は上がりますが、男性は女性の露出が多いとどうしても気になって見てしまうものです。
他の男性から見られるのはイヤという人は露出は控えめにしておいた方が無難です。
筋トレウェアの選び方⑤ 実用的なシューズがおすすめ
トレーニングに必須なのはウェアだけではありません。
トレーニングは室内で行うため室内用のトレーニングシューズが必要になってきます。
ジムによっては必要でないところもありますが、ほぼ必須と言っても良いでしょう。
なので、トータルコーディネートを考えるならシューズと合うウェアを着たいものです。
シューズで気になっているものがあれば、シューズを先に購入して、その後にそのシューズに合うウェアを購入するのもありです。
やはりシューズとウェアがぴったり合っていると見た目からして上級者の感じがしますし、カッコいいですよね。
ただし、シューズはウェア以上に動きに影響を与えますので、ファッション性も重要ですが、実用性をそれ以上に重要視してください。
できれば、ネットで買うより実物を履いてみるなどしてから購入した方が良いでしょう。
筋トレウェアの選び方⑥ 動きやすく汗対策ができる服装
前述しているようにウェアによってトレーニングのパフォーマンスはだいぶ変わります。
あまり実感できない人もいるようですが、少なくとも売れているウェアは着ていて気持ちが良いです。
普通のTシャツは汗が大量に出てしまうとべっとりと濡れて、その汗が冷えて風邪をひいてしまう恐れもあります。
しかし、速乾性のあるシャツはそれもありません。
それだけでも利用する価値はあると言えるでしょう。
しかし、ランキングで紹介したコンプレッションウェアは体の線がはっきり出てしまいます。
これが気になって逆にパフォーマンスが落ちてしまうという人もいるでしょう。
こういう場合は、コンプレッションウェアの上に普通のTシャツなどを着ることで対応できます。
普通のTシャツを着れば体のラインは隠せますし、速乾性のシャツを内側に着ていることで風邪をひく可能性も激減します。
もし、体のラインは隠したいという人は重ねて着ることをおすすめします。
筋トレウェアの選び方⑦ 自分の性格をよく思い出そう
ウェアもピンからキリまであります。
同じ速乾性のシャツと言っても2千円台のものもあれば、1万円くらいのシャツまであります。
そんなに性能の違いを感じるかは人にもよりますが、いきなり高いシャツを買うのはありでしょうか?
これは性格によるでしょう。
高いものを買ったら「もったいないからやる」という人と、いくら高いものを買っても買ってしまったら同じという人がいます。
あなたの性格が前者であれば、買うべきです。
少なくとも元を取るまではやるでしょうから、高いほど良いと言えます。
逆に、どんな高いものを買っても一回財布から出てしまえば何とも思わない人は安いもので十分です。
各メーカーが出している速乾性のシャツやコンプレッションウェアはそれなりの性能があります。
使わなくなってしまう可能性があるのであれば、最初は安いものを買って、物足りなくなってきたら高いものを購入しましょう。
自分の性格は一生なおりません。
以前に高いものを買ったのに続かなかった経験がある人は、安いものを購入しましょう。
大人になったら「同じことは繰り返さないぞ!」という決意をしても仕方がありません。
正しい行動は「その状況になったら、自分はこうなるから、その状況にはしないようにするぞ!」なのです。
大人になるということは自分がどのような人間か把握して、それに対処するということなのですから。
筋トレウェアの選び方⑧ 努力次第で筋肉が最高のウェアになる
ここまでおすすめのウェアを紹介してきましたが、実際は筋トレをして理想の体を手に入れればそれが究極のアウターになるはずです。
ウェアはその理想の肉体を更に装飾するものです。
あくまで主役は「肉体」であるべきですし、そのようになるために努力をする必要があります。
このことを忘れないようにしましょう。
筋トレをしにジムに来ているのに体のラインをいかに誤魔化すかということばかり考えていてはもったいないでしょう。
筋肉は究極のファッションであるという考えて筋トレを頑張りましょう。
あなたは脱いだらかっこいい人になりたいですか?
脱いだらがっかりされる人になりたいですか?
どうせなら脱がなくてもカッコイイし、脱いだら更にカッコイイと言う男を目指してください。
まとめ
・筋トレにふさわしい服装は動きやすいウエア。
・ウエアの選び方のポイントは伸縮性と速乾性。
・筋トレウェアの人気ランキング1位は速乾性の高いTシャツ。
いかがでしたでしょうか。
ジムに行くときには是非この記事を参考にしてウェアを購入していただければと思います。
是非カッコイイウェアを着てトレーニングをやってください。
ここで紹介したウェアはカッコイイだけでなく実用性も兼ね備えているので、きっと効率よくトレーニングができるはずです。
しかし、前述したように究極のファッションは筋肉をつけることです。
服を着ていても、脱いでもカッコイイ体を目指して筋トレを行いましょう。
そこが筋トレの究極の目標になります。頑張ってください!