筋トレをするときにグローブを装着しておくと装着無しに比べて様々な効果があり、特に初心者におすすめです。
今回は筋トレ用のグローブについてその効果3つ、正しい使い方、おすすめ商品12種類、必要な期間と他の器具も紹介します。
目次
グローブは筋トレに必要?
そもそも筋トレにグローブが必要なのでしょうか?
必要ないと思っている人のほとんどは、使っていないのに必要がないと思ってはいないでしょうか?
実は筋トレでグローブを使うと様々なメリットがあるのです。
そのメリットを知らないで「必要ない」と断定するのはいくら何でも乱暴な理論でしょう。
まったく誰にでも必要のないものであれば、存在するわけもありません。
手の皮の厚さや手の平にかく汗の量は人によって差がありますので、グローブをすることによってトレーニングの質が劇的に変わる人もいるのです。
否定派の人も一度使ってみたら虜になることだって考えられるのです。
まずは一度使ってみてください。
それでも必要なければ使うのをやめるのもいいでしょう。
わからないものはすべて否定するという姿勢では新しい発見はありません。
筋トレ用グローブの効果3つ!
では、具体的に筋トレ用のグローブはどのような効果があるのか挙げていきましょう。
まず第一にグローブをすることで、手の皮がめくれたり、マメができるのを防げるという点でしょう。
特に女性ならばマメができてしまって、ごつごつした手になりたくないと言う人も多いでしょう。
グローブをすると完全に防げるとまでは言えませんが、かなり防ぐことができます。
また、男性でマメなんてできても何の問題もないという人でも、マメができたり、皮がむけてしまえば、痛みがあってトレーニングに集中できなくなるでしょう。
グローブをしていれば、痛みも軽減するので、トレーニングに集中できます。(そもそもマメができたり、皮がむけること自体がほとんどなくなります)
もちろん長年トレーニングをしていれば、皮がどんどんと厚くなってくるので、マメができることもなくなるのですが、初心者の人はなかなかそのレベルまでいきません。
なので、初心者には特に必要と言って良いでしょう。
また、手の平に汗を大量にかく人もいるでしょう。
手に汗をかいた状態でトレーニングをするとバーベルが滑って危ないことがあります。
特にベンチプレスなどで手が滑って胸にバーベルが落ちたら大変なことになるでしょう。
グローブは滑り止め効果も期待できます。
上級者の人はグローブはほとんど使いませんが、滑り止めをつけてやっていることが多いです。
滑り止めを使うくらいならグローブをつけてもいいでしょう。
筋トレ用グローブの正しい使い方
筋トレ用のグローブは特にベンチプレスやデッドリフトなど、バーベルを強く握る種目の時に使うのが普通です。
強く握れば当然手の平に摩擦が起きますし、その摩擦が原因でマメができたり、皮がめくれたりするからです。
ダンベルを使って行う種目にはそれほど必要がありません。
なぜなら、ダンベルはそれほどの重くはないため、手の平にそれほどのダメージがないからです。
もちろん上級者になれば、ダンベルでもかなりの重さでやることが多くなります。
しかし上級者にもなると重い重量で常にやっているので、手の皮が厚くなっている人が多いため、あまりグローブは使いません。
また、脚のトレーニングの時にもグローブは使う必要がありません。
これは説明しなくてもわかるとは思いますが、手をほとんど使わないためです。
ただし、グローブをしているといかにもトレーニングをしている感じになり、これから頑張るぞと気合が入るという効果もあります。
そういう意味では脚の筋トレで使ってもまったく意味がないとは言い切れませんが、これはあくまでも個人の意識の差です。
筋トレ用グローブの選び方
ここまで読んできて、筋トレ用のグローブに興味が出てきた人もいるかと思います。
それでは、筋トレ用のグローブを買おうと思ったらどのように選べばいいのでしょうか。
人によって手の平に汗をかきやすいかどうかもあるので、絶対にここが重要と言うものはないのですが、汗をかきやすい人はレザー製でない方が良いでしょう。
なぜなら、レザー製は汗をかくとムレてしまい、気持ち悪くなってくるからです。
臭いも気になるところです。
自分が汗をかきやすいと思ったらレザー製を選ぶのはやめておきましょう。
また、筋トレ用グローブには製品によって手首を固定するリストラップが付いているものがあります。
これは好みもありますが、リストラップで手首を固定することで力が出やすくなることが多いです。
特にベンチプレスなど手首にも強く負荷がかかる種目だと、リストラップがあった方が集中してできるでしょう。
筋トレ用グローブのおすすめ商品
それでは、具体的におすすめの商品を紹介していきますので、参考にしてみてください。
最終的には現物を見て買う方が良いでしょう。
もし、ネットで購入する場合は、必ず一度口コミも参考にして、自分に合っているか判断して買うようにしてください。
それなりに高いものなので、買ってから後悔のないようにしたいものです。
Schiek(シーク)リストラップ付きグローブ
Schiekはトレーニング用品のメーカーとしては比較的有名なメーカーになります。
ちょっとゴツく見えるかもしれませんが、使っているうちに手に馴染んでくるので、使いやすいです。
レザー製なので、ちょっとムレるのが心配なところですが、意外に通気性も良くてそれほどムレは気になりません。
リストラップも付いているので手首の保護をしたい方にピッタリです。
ゴールドジムプロトレーニンググローブ
あの世界的有名ジム「ゴールドジム」ブランドのグローブになります。
つけているだけで、やる気が出てくること間違いなしです。
素手の感覚に近くすることを目的として作っているので、かなり素手に近い感覚でトレーニングをできます。
これは意外に重要で、上級者の人がグローブをつけない人が多いのは手の皮が厚くなって必要がなくなるというのもあるのですが、素手の感覚を大切にしているからです。
重量が重くなってくるとちょっとした感覚の違いが非常に重要になってくるのです。
上級者向きと言えるかもしれません。
ちょっと高いのが玉にキズです。
ネットで購入しても5,000円以上します。
GronG(グロング)トレーニンググローブ
低料金のグローブを買いたいという人はこちらがおすすめです。
ネットで購入すれば1200円程度で購入することが可能です。
値段の割にはしっかりした作りで、通気性も良くあまりムレません。
さらに洗濯も簡単にできるので、清潔に使えます。
ただし、それほど耐久性はないので、初心者の人におすすめです。
TOSHIN トレーニング グローブ リストフラップ付き
耐久テストを100000回しているというだけあってかなりの耐久性を誇ります。
Amazon の口コミもかなり多いですが、5点満点で平均4.5点を維持しています。
リフトフラップが付いているので、手首を固定してしっかりとしたトレーニングが可能です。
価格もそれほど高くなく、Amazon で1500円台で購入が可能です。
コストパフォーマンスに優れる商品と言えるでしょう。
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BAOSASION ジムグローブ
こちらのグローブはリフトラップが長くて50センチもあります。
太さも6センチもあり、しっかりと手首を固定してくれます。
若干手の平の厚みがない気もしますが、あまりに手の平の皮が厚いと逆に持ちにくくなる人も多いので、この方がしっくりくるという人が多いです。
価格は1900円程度で購入ができるので試しに買ってみるのもありでしょう。
Amazon の口コミも平均で4.6点と非常に高いコストパフォーマンスに優れた商品です。
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HOTARU トレーニンググローブ
こちらのグローブも耐久テストをかなりやっているので、持ちがかなり良いです。
また、こちらの商品は汗をかいてもベタつかないので、はずしやすいです。
手の平の部分の厚みは比較的しっかりしているので、好みにもよりますが、手の皮が弱い人には良いでしょう。
グリップもしっかりとしていて良い商品です。
価格はこれだけしっかりした作りなのに1500円程度で購入ができところが嬉しいです。
Amazon の口コミは50件を超えているにも関わらず平均4.5点とかなりの高評価です。
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Trydea トレーニンググローブ
Amazonで1000円程度で購入できるため非常に売れているトレーニング用グローブの1つです。
また、口コミがすでに300件ほどありますが、平均点が4.2点で高評価という素晴らしい商品です。
特徴としては指に引っ掛けるフックがあるので、引っ張りやすくなっていて、トレーニング後にストレスなくグローブを取ることができます。
また、通気性が良くて蒸れにくい上に洗濯も可能ですので、いつでも清潔に使うことができます。
ただし、耐久性はそれほどでもないので、初心者向けと言ったところでしょうか。
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GW SPORTS トレーニンググローブ
GW SPORTS の正規品になります。
価格は1300円台と非常に安いのにも関わらず、グリップ力は強くて、一度持ったら固定させたいという人に良いでしょう。
例えば、引っ張る種目(プルダウンやロウイング系の種目)をやる時にはストラップがなくてもある程度の重さならできるでしょう。
ストラップをセットする時間が短くなれば効率よくトレーニングをすることができます。
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GW SPORTS 筋トレグローブ
こちらの商品もGW SPORTS のグローブになります。
ただし、先ほどの商品とは少し違い、カラーバリエーションが豊富です。
写真以外にもオレンジ、ブラック、ブルーとあって、全部で7色の中から選ぶことができます。
色にこだわりがある人はこちらの商品を選択すると良いでしょう。
手の平のパッドが厚くて比較的重い重量まで手の平を保護してくれます。
しかし、ちょっと耐久性に難ありなので、まずは好きな色のグローブをしたいという初心者の方におすすめの商品と言えます。
ちなみに価格は1400円弱なので非常に購入はしやすいです。
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Nowest (ノウェスト) トレーニンググローブ
しっかりした作りの割には価格は非常に安く、トレーニング用グローブの中では最安値レベルの700円弱で購入することが可能です。
それほど厚みはないので、口コミの中には自転車のグローブとして使っている人の書き込みもあります。
デザインも他のグローブにはない個性的な感じなので、試しに買ってみるのはありでしょう。
とくに初心者の方には、グローブをしたらどんな感じになるのかを体感するにはちょうどいい価格です。
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Unigearウェイトリフティング グローブ
非常に斬新なデザインのトレーニング用グローブになります。
ピタッとフィットする素材でできているので非常にトレーニングがしやすいです。
ただし、フィットする代わりに非常にグローブが取りにくくなっているので、トレーニング後にちょっとストレスを感じるかもしれません。
ピッタリしているせいか若干耐久性に劣るのが欠点ですが、デザインとフィット感は最高の商品なので、買う価値はあります。
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ACEFITS トレーニンググローブ
ACEFITSのグローブはリストラップが非常にしっかりしているため、手の平の保護と同時に手首も固定してくれるので、トレーニングに集中できます。
価格は大きさによって異なりますが、大きいLサイズでも1700円弱で購入ができます。
色も4色から選べるので、デザインにこだわりがある人も満足できるでしょう。
ただし、口コミによっては縫製が悪く、すぐに破れたと書いている人もいるので、運が悪いと縫製が悪いものに当たる可能性もありそうです。
ただ、ほとんどの口コミは良いので、最終的にはデザインで決めても良いでしょう。
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筋トレ用グローブが必要な期間は?
上級者でグローブを使っている人はほとんどいません。
先に少し触れたように上級者になると手の皮も厚くなってグローブ自体が必要なくなるからです。
また、素手の感触を大事にしているということもあります。
では、どの程度トレーニングをやっていれば、グローブは要らなくなるのでしょうか。
答えは「人によって違う」です。
そんなの答えになっていないと思うかもしれませんが、これは毎日やっている人と週に2~3日しかやらない人では全然違います。
またやる種目によっても全然手の平の皮が厚くなる速度が違うからです。
しかし、目安としてはグローブをまったく使わないで1年程度経てばほとんどの人はグローブがなくても問題なくウエイトを持ち上げることができるようになるでしょう。
どんな手の平の皮が薄くて弱い人でも、徐々に厚くなっていきます。
なので、人によって異なりますが、いつかは必要でなくなることがほとんどなのです。
しかし、トレーニンググローブはリストラップなどが付いていると手首の保護にもなりますし、滑り止めにもなります。
必要と思えばずっと付けてやるのも悪くはありません。
筋トレ器具はグローブ以外にどんなものがある?
トレーニングをする時に装着するものとしてグローブ以外には何があるのでしょうか。
まずはもっとも使っている人が多いのは「ストラップ」でしょう。
引っ張る種目をやる時には、握力がないと手が離れてしまって危ないです。
なので、バーベルと自分の手を固定するためにストラップを使います。
トレーニングをする人はこのストラップはグローブ以上に必須のアイテムと言って良いでしょう。
また、他には「リストラップ」も使っている人は多いです。
リストラップが付いているグローブもありますが、素手でやりたい人はリストラップだけを使います。
この方が力が入るという人も多いです。
その他にも膝の保護のために巻く「ニーラップ」や、腰の保護のためにする「トレーニングベルト」などトレーニングのためのツールは様々あります。
どんなものを使うかは自分次第ですが、トレーニングの効果が上がると思ったらどんどん購入することをおすすめします。
毎回使うのであれば、1万円したとしても安いものです。
それで効果が上がるということは時間の節約にもなるわけです。
時間はお金では買えませんからね。
まとめ
・筋トレグローブの使い方としてはバーベルのように重い重量を扱う時に使う。
・筋トレグローブの選び方は汗をかきやすい人はムレる上に臭いも気になるので、レザー製を避けた方が良い。
いかがでしたでしょうか。
トレーニンググローブは手の平の皮の保護という側面もありますが、怪我の予防ややる気のアップなど様々な効果もあります。
安い物なら数千円で購入が可能なので、一度購入してみてはいかがでしょうか。
もし、グローブが気に入れば次に購入するのをもう少し高いものにしてみれば良いでしょう。
こういうものはどんどんトレーニングに取り入れてトレーニングの効果をアップさせましょう。