高校生、特に男子は体の成長が著しい時期で、正しい知識のもと適切に筋トレを行うことで効果的に体を鍛えられます。
今回は男子高校生の筋トレポイント5つ、女子にモテる部位4つ、おススメの筋トレメニュー8選を紹介します。
目次
男子高校生に筋トレは有効?
子供のころに筋トレをし過ぎると、身長が伸びないよ、といわれたことがおありでしょうか。
高校生の時期も身長が伸びる時期ですから、筋トレを控えるべきだ、とお考えですか?
確かに、成長期に過剰な刺激を与えることは逆効果となります。
しかし、高校生は筋力が最も成長する時期です。
骨格や筋肉といった組織が発達するこの重要な時期に、筋肉を鍛えると体を大きくすることが出来ます。
この時期にしっかり筋トレをして、骨格の成長を期待することさえできるのです。
とはいえ、一概に高校生みなが筋トレをすることによって骨格を大きくして、筋力をつけられるわけではありません。
まだ体作りの最中で、筋肉に負担をかけることに関して細心の注意を払わなければならない場合もあるのです。
男子高校生は自分の筋肉や筋トレへの興味が高い
高校生とはいえ、学校に行って勉強していることだけが楽しみなわけがありません。
魅力的な体型になって、女子にモテたい、もっと力が強くなりたい、そう願うことは最もなことです。
男子高校生にとって、筋肉をつけることがどれほど大切なのか、知恵袋や掲示板などを覗くとよく分かることでしょう。
・男子高校生ですがガリガリです。ムキムキになってやろうと思います。本気で頑張りたいのですが、筋トレの内容やポイントを教えてください。
・筋トレをよくする高校生です。筋肉痛があっても筋トレをするべきなのでしょうか。朝に激しい筋トレをしてもよいのでしょうか?
・高校生になってから毎日筋トレしているんですけど、高校生の時に筋トレをすると、大人になってから筋肉が付きにくくなる、と友達に言われました。これは本当ですか?
こうした、思春期特有の筋肉に関係した質問がたくさん飛び交っています。
一番筋力が伸びる時期である高校生の時期に、筋肉について、また筋トレの仕方について正しい知識を持っておけばこの先きっと役に立つことでしょう。
男子高校生だからこその筋トレポイント5つ
男子高校生は、まずは学業を全うしなければなりません。
部活もあるでしょうし、家に帰ってきてからわざわざトレーニングルームに通ったり、自重トレーニングをすることが億劫になるかもしれません。
しかし、この時期に筋トレをしておくのは非常に後々有利なことになります。
高校生だからこその筋トレポイントをご紹介します。
高強度なトレーニング
骨の発達がまだ完全に終わっていないのに、高強度なトレーニングを行うことはできません。
しかし、高校生にもなると高重量を持てるほど体がすでに発達している人も少なくありません。
ですから、ウエイトを用いた高強度のトレーニングに挑戦してみましょう。
高強度な筋トレにチャレンジしていくと、どんどん筋肉が発達して体が大きくなっていくことでしょう。
なぜなら、高校生の時期が最も体が大きくなりやすい、成長期だからです。
筋トレすることによって成長ホルモンの分泌が促進されれば、身長も伸びますし骨格がもっと大きくなることも期待できます。
休息をとる
高校生だから言って、力が無限にあるわけではありません。
先ほど述べたようなウエイトを使ったトレーニングを行えば、しっかりと休息をとるようにしましょう。
トレーニングの強度は上げても問題ありませんが、極端にしてしまうとオーバートレーニングとなって、筋肉に負担がかかってしまいます。
せっかく成長する時期の筋肉に過剰な負担をかけてしまうと、筋肉だけでなく、身長や骨格などの成長も阻んでしまう可能性があります。
ですから、筋トレをした後にはしっかり休息をとって、筋肉が修復し成長する時間を待つようにしましょう。
栄養をしっかり摂取する
高校生の時期は、体がどんどん成長していくものです。
それなのに必要な栄養素が足りていなければ、筋肉を溶かしてエネルギーとして使い始める危険性があります。
ですから栄養素を豊富に摂取するように意識的に努力するようにしましょう。
また、消費カロリーよりも摂取カロリーを上回らせるようにしましょう。
消費カロリーを上回った分のカロリーが合成されて、体を大きくするために役立ちます。
とくにタンパク質を積極的に摂取するようにしましょう。
フォームを重視する
高校生から筋トレを始めるという方が多いかと思います。
そのため、筋トレ初心者であるはずです。
筋トレを始めたばかりの時は、何が正しいフォームなのかはっきり理解できないことが少なくありません。
正確なフォームが確立できていないまま負荷をかけてしまうと、体に負担が大きくかかってしまいます。
間違ったフォームでトレーニングを始めてしまわないように、はじめは筋トレ上級者や、プロのトレーナーの指導を受けることをお勧めします。
成長期である高校生の時期を有効活用して、筋肉とともに身長や骨格も成長を遂げることが出来るようにしましょう。
その為には怪我の危険性を少しでも減らした、正しいフォームでのトレーニングをするようにしましょう。
サプリメントの助けを活用する
サプリメントも、筋肉をつけるために非常に効果的なアイテムです。
高校生にもなると自分でお金を稼ぐことが出来るようになりますから、サプリメントにも手を出したくなることでしょう。
しかし、サプリメントを飲んだからと言って必ずムキムキになれるわけではありません。
あくまでもサポート食品ですから、サプリメントに頼り過ぎないようにしましょう。
また、サプリメントを甘く見ないようにしましょう。
何を選ぶかによって体に及ぼす影響が大きく異なります。
高校生に適切で、トレーニングの効果を高めてくれるものを選ぶようにしましょう。
高校生は筋肉がつきやすい時期
高校生は筋肉がつきやすい最も筋トレに適している時期です。
中年男性や大学生男子よりも10代の若い高校生男子の方が、トレーニングの効果がすぐに目に見えるようになるでしょう。
また必要ではない脂肪もすぐに落としやすいことでしょう。
一般的に20代を過ぎると体力や筋力がどんどん落ちていくといわれています。
ですから、それまでにできるだけ筋力を高めておく必要があるのです。
以前は余裕で持てていたものも持てなくなったり、以前より持久力がなくなったりするかもしれません。
年とともに感じる筋力の衰えを味わう前に、一番筋肉が発達しやすい高校生の時期に、適切な方法で筋トレを行って、理想的な体を作り上げておきましょう。
女子高校生にモテる男の筋肉の部位ベスト4
筋肉があれば女性にモテる、そのように考えて筋トレを始める男子高校生も少なくありません。
では、ここでどの部分の筋肉が女子にモテるのか調べてみましたのでご紹介したいと思います。
これで、筋トレを行うモチベーションを高めることが出来るでしょう。
1位.腕
普段の生活の中でよく見える男子の筋肉である腕は最も女子にモテます。
暑い季節や少し運動をした後に、袖をまくって見せつければ、女子はたくましい腕にくぎ付けになることでしょう。
見ていないようで絶対に見ていますので、腕の筋肉を鍛えることには絶対に意味があります。
2位.握力
これは、女子にモテるというより、握力を鍛えると腕の筋肉が鍛えられることにあるので、鍛えるべきである、という意味で2位になっています。
手のひらをぐっと握ったときに腕の筋肉が盛り上がります。
この筋肉が太いと、寒い時期でも少し袖をまくれば見えますよね。
腕全体を太く見せるのに効果的なのが握力ですから、隙間時間に鍛えていきましょう。
3位.胸
胸筋は薄着をした時にシルエットとしてあらわれる筋肉です。
この筋肉が鍛えられていると、たくましい胸を女子は想像してしまいます。
その後男としてみてもらえるようになるでしょう。
男子高校生が女子の胸を見て想像してしまうのと同じメカニズムです。
4位.腹筋
腹筋こそ一番のモテる筋肉だと思っていたのなら少し残念だったかもしれませんね。
しかし、たしかに腹筋もモテる筋肉です。
腹筋が6つに割れていれば女子の目はくぎ付けになることでしょう。
しかし、腹筋はあまりみられることはないためひっそりと鍛えられているのが現実です。
まずは腕や胸から鍛えていきましょう。
男子高校生の適切な筋トレの頻度
筋トレはどのくらいの頻度ですると、効果的に鍛えることが出来るのでしょうか。
学校や部活、塾、バイトなどで忙しくしているとなかなか筋トレのための時間を割くことが出来ないかもしれません。
それでも、しっかり計画を立てておくことは大切です。
まずは3日に一回のペースで全身をまんべんなく鍛えていきましょう。
そのご2日に1回のペースに変えて、上半身と下半身を別々に鍛えていくとよいでしょう。
最終的には4分割の週4回法を使って、筋トレ上級者のように効率的な鍛え方が出来るようにします。
力をつけたいとき
筋力を向上させるために、筋トレをするのであれば、高重量のウエイトを少ない回数で追い込む必要があります。
例えば3~6レップで3~4セット行います。
その少ない回数の中で常に最大の筋力を発揮することにより、筋力を向上させることが出来るでしょう。
大きくしたい時
筋肉を大きくしたい時は、中くらいの重量で中くらいのレップ数がお決まりです。
目安としては8~12レップの4~5セットです。
筋肉が疲労してきたことを感じ取れるようにトレーニングを続けます。
男子高校生におすすめの筋トレメニュー8選
①スクワット
スクワットは、全身を鍛えることのできるとてもおすすめの筋トレ種目です。
トレーニングの王様ともいわれています。
基本的なフォームをしっかり習得していなければ、効果は半減します。
基本姿勢を作り上げることを決して怠ってはなりません。
また、一つ一つの動作を丁寧に行いましょう。
膝に負担がかかると怪我の素となりますので、つま先よりも膝が前に出ないように注意しましょう。
②デッドリフト
デッドリフトもスクワットと同じように全身に刺激のある筋トレです。
まずは基本的な姿勢を維持しましょう。
下半身のトレーニングは少しつらいかもしれませんが、デッドリフトの筋肉を成長させる効果は確かにあります。
ヒップヒンジを使って体を動かす方法を知ることもできるでしょう。
③ベンチプレス
ベンチプレスでは大胸筋を鍛えることが出来ます。
胸筋は女子にモテる筋肉です。
多くの筋トレ種目よりもより筋肉に刺激を与えることのできる種目です。
ベンチプレスでは、腕よりも胸に集中して、筋肉の収縮を意識することをお勧めします。
ジムに通うことが出来るなら、ベンチプレスは必ずメニューに加えてくださいね。
④ショルダープレス
ショルダープレスでは肩の筋肉を鍛えることが出来ます。
肩の筋肉が大きくなると腕や背中も鍛えられているように見せつことが出来ますので、とてもおすすめです。
高重量を扱うことが出来ない為、高校生には不向きだと思われるかもしれませんが、重たいものを高いところに持ち上げる力は、この先必ず役に立ちますよ。
⑤ベントオーバーロウ
ベントオーバーロウでは背中を鍛えることが出来ます。
背中の筋肉にうまく刺激を与えることが出来ない、と悩む方もおられますが、この種目なら基本的な姿勢を維持することで背中をうまく刺激できます。
筋トレ上級者にも好まれているトレーニングです。
⑥ダンベルフライ
ダンベルフライはベンチプレス同様、胸筋を鍛えることが出来ます。
ダンベルフフライでは肩関節のみを動かして、丁寧な動作で胸筋を刺激することが出来ます。
胸を大きく開いたり閉じたりして大胸筋を鍛えることが出来ます。
⑦サイドレイズ
サイドレイズでは肩の関節を動かして、三角筋を鍛えることが出来ます。
ダンベルがあれば自宅でもできる筋トレですから、ぜひメニューに加えてみましょう。
肩のトレーニングがうまくいけば、その他の高重量な様々な筋トレ種目にも挑戦しやすくなりますよ。
⑧ハンギングニーレイズ
ハンギングニ―レイズはぶら下がった状態で腹筋を鍛える種目です。
この方法で効率よくシックスパックを作ることが出来ます。
徐々に難易度を上げていくことのできる筋トレですから、レベルアップさせていきましょう。
まとめ
・筋トレで成長ホルモンの分泌が促進されれば、身長の伸びや骨格の発達が期待できる。
・男子高校生の適切な筋トレの頻度は最初は3日に一回のペースがおすすめ。
高校生だからと言って、筋トレをしても意味がないというのは大嘘です。
高校生だからこそ今が一番筋肉がつきやすい時期なのです。
筋肉を成長させながら、身長も伸びて、骨格も大きくなります。
細マッチョ体型を目指してトレーニングに励みましょう。
今培った筋肉は一生のものになりますよ。