縄跳びは誰しも一度は経験したことがある手軽な運動ですが、実はダイエット効果も期待できる優れた面もあります。
今回は縄跳びダイエットの効果3つ、消費カロリー、正しいやり方とポイント3つ、注意点3つを紹介します。
縄跳びのダイエット効果3つ
縄跳びについては、色々な世代の人々が取り組んでいますね。
しかし、ただ縄跳びをするだけで痩せるの?という疑問を持っている人々も大勢います。
結論から言うと、縄跳びをする生活を習慣づけていけば、複数のダイエット効果が得られます。
そこで、3つのダイエット効果についてご紹介しましょう。
1.スタイルが良くなる
縄跳びは、足の筋肉しか使わない運動だと思われがちですが、腕や肩の筋肉も十分に使う運動です。
この点が、ただのジャンプとは違う点ですね。
そのため、継続して縄跳びを実践することで、体が全体的に引き締まっていきます。
たるんだ体が悩みだった人にとっては、引き締め効果のある縄跳びをやる価値は大いにあるでしょう。
2.脂肪を燃焼できる
縄跳びは、有酸素運動です。
そのため、一定程度の時間にわたって縄跳びを続けることで、十分な脂肪燃焼を期待できるでしょう。
体内の脂肪を減らすことで病気予防にもなるため、体型が気になる人は是非実践してみましょう。
ただし、縄跳びで脂肪燃焼を図る場合、数十秒で終わってしまうのでは効果があまり見込めません。
最低でも数分にわたってやるようにしましょう。
3.代謝がアップする
縄跳びについては、筋肉強化を図れる運動法でもあります。
特に、下半身の筋肉が強化されやすいです。
筋肉が増えていけば、代謝もアップします。
代謝がアップすると、カロリーが消費されやすくなるため、その点が大きなダイエット効果です。
痩せやすい体になれば、ダイエットをする上での負担も軽くなりますね。
縄跳びダイエットの消費カロリーとは?
縄跳びでダイエットを図る人にとっては、消費カロリーが気になるところですね。
あまり激しい運動というイメージがないため、消費カロリーが少ないと思われがちかもしれません。
そこで、スローペースで30分間縄跳びをした場合の消費カロリーを、体重別に示します。
・体重60kgの場合→約277kcal
・体重70kgの場合→約323kcal
・体重80kgの場合→約369kcal
このように、たった30分間の縄跳びでも、ある程度のカロリーを消費できるのです。
もちろん、消費カロリーについては縄跳びの回数も影響するため、一概には言えません。
そのため、数値については参考程度に見ておきましょう。
縄跳びの正しいやり方&ダイエット効果を出すポイント3つ【動画あり】
縄跳びについては、誰にでもできる簡単な運動だと思われがちです。
もちろん、簡単な運動ではありますが、正しい方法についての知識が乏しい人も多いのです。
間違った方法で縄跳びをすると、期待していたほどの効果が得られない可能性もありますね。
そこで、縄跳びの方法として踏まえておくべき3つのポイントを説明します。
1.グリップを持つ手に力を入れすぎないこと
縄跳びをする場合、グリップを持つ必要があります。
この時、グリップを持つ手に力を入れすぎると、スムーズに跳び続けることが難しくなります。
そのため、軽く持つ程度にしておきましょう。
縄跳びで効果を得るためには、回数を多くこなす必要があります。
力みすぎると、すぐに疲れてしまうため、得られる効果も限定されてしまいますね。
2.脇をしめる
縄跳びをする際には、脇が重要なポイントになります。
脇が大きく開いていると、とても効率の悪い跳び方になってしまいます。
そのため、脇をきちんとしめ、コンパクトに跳べるよう意識する必要があるのです。
腕全体の力で跳ぶというよりも、手首を返すようにして跳ぶイメージを持つと良いでしょう。
3.姿勢を意識する
縄跳びをする際には、姿勢がとても重要になります。
確かに、背中を丸め、縮こまるようにした状態で跳んだ方が、縄に引っかかりにくいかもしれません。
しかし、猫背の状態で跳び続けると、腰痛を引き起こす可能性があります。
そのため、背筋を伸ばして跳ぶようにしましょう。
また、跳ぶ際に内股になっている人がいますが、跳び方としてはこれも誤りです。
膝をケガするリスクが高まるため、内股にならないよう気をつけましょう。
動画で跳び方を学ぼう
縄跳びにおける跳び方の基本としては、動画を見た方が分かりやすいでしょう。
そこで、跳び方の基本を押さえた短めの動画を用意しましたので、是非ご覧ください。
参考にできる部分がきっとあると思います。
縄跳びダイエットの注意点3つ
縄跳びについては、手軽にできることから、注意点を確認せずに実践してしまいがちです。
しかし、縄跳びと言えど、ケガのリスクは存在します。
そのため、注意点をしっかりと踏まえておかなければなりません。
適した靴を履こう
縄跳びをする際には、勿論靴を履くことになります。
しかし、運動に適さない靴を履いてしまうと、足にかかる負担が大きくなってしまいます。
そのため、機能性の高い運動靴などを履くようにしましょう。
準備運動を怠らないようにしよう
縄跳びをする前には、入念な準備運動が欠かせません。
準備運動が不十分な状態で縄跳びをすると、筋肉を痛めてしまう可能性があるのです。
また、準備運動だけでなく、ストレッチを行うことも非常に大切ですね。
時間調整に注意しよう
縄跳びによるダイエット効果を得ようとする気持ちが強いと、長時間跳んでしまいがちです。
しかし、いきなり長い時間縄跳びをすると、筋肉痛などになってしまうリスクが高くなります。
そのため、最初は短時間にとどめておきましょう。
身体へかかる負担を考慮することは重要です。
まとめ
・縄跳びダイエットの消費カロリーはスローペースで30分間縄跳びをした場合、体重60kgで約277kcalになる。
・縄跳びダイエットの注意点は「適した靴を履く」「準備運動を怠らない」「時間調整に注意」の3つ。
これまで、縄跳びをすることによる効果や、正しい跳び方などについて説明してきました。
何気ない運動に見える縄跳びでも、様々な効果があります。
もちろん、ダイエットにも効果的です。
そのため、是非正しい知識を持って積極的に縄跳びをすることをオススメします。
また、体への負担を考慮し、運動の時間を適切に調整していくことも大事です。
無理のない範囲でやりましょう。