Close up of strong muscular men`s legs in the gym.

膝のテーピング効果&巻き方おすすめ2パターンを動画で解説 注意点も紹介

スポーツで痛めやすい部位である「膝」。その痛みを軽減するのに効果的なのがテーピングです。

 

今回は膝にテーピングをする効果、おすすめの巻き方を動画で2パターン、サポーターとの比較、使用するときの注意点を紹介します。

膝にテーピングする効果とは?

question-mark-1829459_960_720

 

痛いところがあるとテーピングをすると魔法のように痛くなくなる…。

 

残念ながらそんなことはありません。

 

テーピングをしても痛みはありますし、怪我が治るわけでもありません。

 

では、なんのためにテーピングをするのか。

 

 

痛くても試合に出たい時や、痛みを抑えても練習をしたい時など、テーピングは効果を発揮します。

 

テーピングは、実は関節の動きを制限することになるので、パフォーマンスは通常より落ちます。

 

しかし、痛い部分の動きを制限すると痛みは当然小さくなるわけです。

 

 

痛くても関節が大きく動く方が良いのか、少々関節の動きを制限してでも痛みを小さくするのか、はケースバイケースと言えるでしょう。

 

なので、膝に限らずですが、痛かったらテーピングすると良いとは一概には言えないのです。

 

まずテーピングをしてみて、スポーツの動きをしてみて、問題ないようならテーピングをすべきですし、そうでないならやっても意味はないでしょう。

 

 

ただし、テーピングには痛い部分の動きを制限する効果があるため、テーピングをしていることで安心感も生まれます。

 

この安心感もスポーツのパフォーマンスにはかなり影響を与えます。

 

ですので、膝が痛い時にはテーピングをすると、大抵の場合は良い結果が得られる場合が多いです。

 

 

 

膝へのテーピングの巻き方 おすすめ2パターン【動画付き】

metabolic_futomomo

 

膝にテーピングを巻く時にはどのように巻けば良いのでしょうか。

 

テーピングをただ膝の周りにぐるぐると巻くだけでは、何の意味もありません。

 

単に血行が悪くなるだけでしょう。

 

 

テーピングの基本は動きを制限することですが、できる限り邪魔にならないように必要最小限に制限する必要があります。

 

そうでなければ、運動ができませんし、完全に制限をするのであれば、そもそもギプスなどで固定してしまえばいいわけです。

 

 

では、「必要最小限に制限する」にはどうすればいいでしょうか。

 

これは言葉で説明してもなかなかわかりづらいため動画を見ていただくのが一番でしょう。

 

一番簡単なのはこの巻き方です。

 

 

この巻き方だと一人で巻くことができますし、非常にシンプルで簡単です。

 

ただし、かなり痛みが出る場合は、この程度の固定ではとても動くことができませんので、もう少し強めに動きの制限をかける必要があります。

 

その場合は以下の動画が参考になるでしょう。

 

 

 

これくらいのテーピングなら一人でも可能でしょうから、練習してやってみると良いでしょう。

 

これ以上複雑なテーピングになると自分一人では難しくなってきますし、そもそも運動をしていいのかも疑問ですので、専門家に見てもらうことをおすすめします。

 

 

 

膝の保護はサポータもおすすめ テーピングとのメリットデメリット比較

BO15103041151030415115_TP_V

 

もし、動画を見てもテーピングの仕方がまったくわからないという場合は、テーピングは諦めてサポーターを使うという手もあります。

 

サポーターはテーピング程ピッタリとは膝に固定できないかもしれませんが、簡単にワンタッチで取り外しができるというメリットがあります。

 

また、最近のサポーターはマジックテープでピッタリと膝にフィットするものがほとんどです。

 

伸縮性もありますので、膝をよく痛めるという人は逆にテーピングよりも使い勝手が良いのでおすすめです。

 

 

ただし、ハードな動きをするスポーツをする場合は、かなり高性能なサポーターを購入する必要がありますので、価格もかなり高いです。

 

下手をすると1万円では買えない可能性もありますので、お財布に優しいのはテーピングでしょう。

 

テーピングは自分で買えば1回分で高くても数百円ですみます。

 

この価格差は無視できないでしょう。

 

 

利便性を取るか経済性を取るかは人によりますので、どちらか絶対に良いとは言えませんが、1回しか使わない可能性が高いならテーピングの方が良いかもしれません。

 

テーピングは一度覚えてしまえば、技術にもなります。

 

そういう面からもテーピングは有利な点が多いでしょう。

 

 

 

膝にテーピングをする際の注意点

注意マーク

 

テーピングをする際に覚えておかないといけないのが、テーピングは万能ではないということです。

 

あくまでテーピングは痛みを軽減するだけであって、痛みが完全になくなるわけではありません。

 

また、「テーピングをしれば怪我がひどくならない」という保証もありません。

 

テーピングはあくまでも膝をサポートするものなので、無理な動きをすれば痛いですし、更に怪我を悪化させる可能性だってあります。

 

 

怪我をしたら基本は休むのが基本です。

 

特に膝は完全に壊してしまうと一生後遺症が残ることもあります。

 

テーピングをして無理に運動するのは、本来はしてはいけない部位なのです。

 

 

しかし、スポーツを競技としてやっている人は、時には怪我をした状態でも試合に出ないといけないこともあるでしょう。

 

また、試合が近いから膝が少々痛くても練習をしないといけない時もあるでしょう。

 

そんな時に使うのがテーピングなのです。

 

 

テーピングは魔法でもなんでもありません。

 

怪我をした状態で練習などしたら怪我がひどくなる可能性もあることを頭にいれて、練習を行う必要があります。

 

それが分かった上で、それでも練習をしないといけない状態であれば、テーピングをして練習をしてください。

 

そうでなければやってはいけません。

 

 

テーピングをしてまで練習して、試合に出れないなど本末転倒です。

 

時には我慢して休むのもスポーツを競技としてやっている方の義務、ということを忘れないでください。

 

 

 

まとめ

・膝が痛い時にはテーピングをすると動きは制限されるが、痛みが軽減される。

・膝へのテーピングの基本はできる限り邪魔にならないように必要最小限する。

・膝のテーピングで痛みが軽減しても治ったわけではないので、無理をせずに基本的には痛いときは休む方が良い。

 

jyoi1

 

いかがでしたでしょうか。

 

テーピングを利用すれば膝が少々痛くても試合に出たり、練習をしたりすることはできます。

 

テーピングの知識はもしもの時のために知っておいた方が良いでしょう。

 

しかし、テーピングは魔法でもなんでもありませんので、基本は膝が痛ければ休むこと。

 

これを忘れないでください。

 

痛みが取れてからばっちり練習する方が実は効率的なのですから。

 

記事に関連するキーワード

関連する記事①

1ae823cca844f6247be869266b6989db-680x400

筋トレは毎日はNG!超回復のメカニズムや早めるコツ&筋トレのポイントまとめ

早く筋肉をつけたいからと毎日筋トレするのは実は逆効果で、超回復を正しく知ることが大切です。  今回は筋トレは毎日するべきか、超回復

salad-374173_960_720

筋肉痛にプロテインが有効は嘘?効果的な食べ物・飲み物を総まとめ

筋肉痛のあの嫌な痛みは放置しても自然に治るものですが、実は緩和効果がある栄養素や食事方法があります。  今回は筋肉痛の基礎知識と3

ama0I9A7369045120848_TP_V

胸筋が筋肉痛!?痛みの原因&4つの解消法まとめ【病気の可能性も】

男らしい胸板を作るのに効果的なのが胸筋を鍛えることですが、胸筋に痛みを感じることもしばしばあります。  今回は胸筋が筋肉痛になる2

m010201

肩甲骨はがしは危険?ストレッチ効果&正しいやり方まとめ【動画あり】

「肩甲骨はがし」と聞くと危険なプロレス技かと間違われる方もいるかもしれませんが実は健康効果の高い気軽にできるおすすめのストレッチです。&nb

asikubi4

足首サポーターの効果と巻き方&おすすめ人気商品12選まとめ【動画あり】

足首は体のあらゆる部位の中で怪我をしやすい部位と言っても過言ではなく、ちょっとした怪我にはサポーターが効果的です。  今回は足首の

関連する記事②

フリーウェイトのベンチプレス

ベンチプレスのフォームのコツ6つ!NGなやり方4選も知って効果的に筋トレをしよう

ベンチプレスは人気の筋トレですが、重さ重視だと効果が得にくい場合もあり正しいフォームで行うことが重要です。  今回はベンチプレスの

e2d1f7ecde2c83c84f1d72d6c10a0b1f_s

レッグレイズの効果的なやり方6種類&回数と頻度まとめ!下腹部を鍛えよう

腹筋の下部に特に効果的な「レッグレイズ」という筋トレは、筋トレ初心者から熟練者まで取り組めるおすすめの種目です。  今回はレッグレ

BO151030495155_TP_V

ハンマーカールの効果とやり方&注意点5つ!ダンベルカールとの違いも徹底紹介

男らしく逞しい腕を作るためにハンマーカールは効果的な筋トレだと言われています。  今回はハンマーカールで効果のある部位、正しいやり

w1

ウォーターバッグトレーニングの効果&体幹を鍛える方法を動画付きで徹底解説

今アスリートの間でも流行っているウォーターバックを使ったトレーニング方法は、グングン体が鍛えられると注目されています。  今回はウ

81yyZm+vNxL._SY355_

リストローラーの効果&使い方!重さ調節やおすすめ商品も徹底解説

リストローラーを使ってのトレーニングは広い場所を必要としない上、手軽で老若男女全ての世代におすすめできます。  今回はリストローラ

LIFUNASトップページに戻る

記事へのコメント

LIFUNASとは

LIFUNAS [リフナス]は「おしゃれ男子向けWEBマガジン」です。男性向けの筋トレ・ダイエット方法、そして美容・髪型・ファッション・恋愛・健康・マネー全般などの情報を配信しています。