セラバンドを使ってのトレーニングは多くのトレーニーが行っており、手軽に自宅でできて効果が高いので非常におすすめです。
今回はセラバンドの基礎知識、使い方と効果的なトレーニング5種類、おすすめの商品を紹介します。
セラバンドとは?
セラバンドについては、筋トレ用器具として特化したアイテムというわけではありません。
医療や福祉の場において使われることのあるアイテムであり、とても役に立ちます。
その一方、筋トレ器具としても役立つものとなっているのです。
一見普通のバンドに見えますし、とても安価です。
にもかかわらず、筋トレに使えるわけですから、コストパフォーマンスが素晴らしく高いと言えるでしょう。
仮に、筋トレに使用していたセラバンドが消耗しても、また別のセラバンドに安価で買い替えられます。
この器具を使用しているトレーニーはとても多いのではないでしょうか。
セラバンドの使い方と効果的なトレーニング法5種類
セラバンドについては、一見ただのバンドであり、どう使うことでどこの筋肉が鍛えられるのかすらよく分かりませんよね。
そのため、正しいトレーニング法を学ぶ必要があります。
そうは言っても、この器具を使ったトレーニング法というのは膨大にあります。
そこで今回は、オススメしたい効果的なトレーニング法に絞ってご説明しましょう。
トレーニング法①
まず最初に、トレーニング法①についてです。
ここでご紹介するトレーニングでは、立った状態で行うものとなりますので、その点は踏まえておきましょう。
それでは、具体的な手順についてご説明します!
1.セラバンドを持ち、少し足を開いて立つ
2.右足でセラバンドの中央を踏む
3.両ヒジを曲げ、セラバンドを引っ張る
4.元に戻る
以下、手順3と手順4を繰り返す
このトレーニングの場合、セラバンドを上方向へ引っ張ることで二の腕に効かせていくものになります。
誰でもできる簡単なトレーニングであり、もちろん自宅でも取り組むことができます。
そうは言っても、実際に動作のシーンを見てみないとイメージしづらいですよね。
そこで、このトレーニングの動画をご用意しました。ぜひご覧ください。
動画を見ると、意外にコンパクトな動きだと思いませんか?
この程度の動作でもトレーニング効果が得られるわけですから、セラバンドというのは画期的な器具と言えますよね!
ただし、繰り返し行うことが重要になってきますので、その点は踏まえておきましょう。
トレーニング法②
次に、トレーニング法②についてです!
このトレーニングは、先ほどのトレーニング①と少し似ていますが、肝心の腕の動かし方が異なるため、その点を踏まえておきましょう。
それでは、具体的な手順についてご説明します。
1.セラバンドを持ち、少し足を開いて立つ
2.右足でセラバンドの中央を踏む
3.前傾姿勢になる
4.腕をやや後方へ動かして構える
5.両ヒジをのばし、セラバンドを引っ張る
6.元に戻る
以下、手順5と手順6を繰り返す
このトレーニングでセラバンドを引っ張る時というのは、腕全体を動かすわけではありません。
ヒジから下の部分の動作になることから、そこがポイントの1つとなります。
また、このトレーニングの動画についてもご用意しましたので、ぜひご覧ください。
動画を見ると、先ほどのトレーニング法①と同様、全体的にコンパクトな動作であることをお分かりいただけるでしょう。
しかし、セラバンドをやや高い位置まで引っ張ることになりますので、意外と力を使いますよ。
また、このトレーニングについても、繰り返し行うことが大事です。
トレーニング法③
次に、トレーニング法③についてです!
このトレーニングに関しては、イスに座ったまま行うものとなりますので、これまで紹介してきた方法とは動作のイメージが大分変わってくると思います。
それでは、具体的な手順についてご説明します。
1.セラバンドを持ち、イスに座る
2.左脚を曲げ、左足裏にセラバンドをひっかける
3.両腕でセラバンドをしっかりと持ったまま、左脚を下方向へのばす
4.元に戻る
以下、手順3と手順4を繰り返す
これを、反対側の脚でも同様に行いましょう。
このトレーニングの場合、手順3の時がポイントの1つとなります。
脚を前方向へのばしてしまうと、バランスを崩してしまう可能性があります。
そのため、やや下方向へのばすよう意識しましょう。
また、このトレーニングの動画についてもご用意しましたので、ぜひご覧ください。
動画を見るとわかる通り、基本的には脚をのばすという動作のみが中心になりますので、特に難しいところはないでしょう。
ただし、セラバンドをしっかり持っていないと、脚をのばした時にセラバンドが手から離れてしまう可能性がありますので、その点は気をつけましょう。
トレーニング法④
次に、トレーニング法④についてです!
このトレーニングに関しても、イスに座ったまま行うことができますので、この点はトレーニング法③と同じですね。
しかし、セラバンドの使い方は異なりますので、その点は踏まえておきましょう。
1.セラバンドを持ち、イスに座る
2.セラバンドをしっかりと持ったまま、両腕をゆっくり開いていく
3.元に戻る
以下、手順2と手順3を繰り返す
このトレーニングの場合、上半身の動作がメインになるからこそ、イスに座ったままできるということですね!
また、ポイントとしては、動作のスピードが挙げられます。
両腕を開くときも、元に戻る時も、スローペースを意識することが大切となります。
また、このトレーニングの動画についてもご用意しました。ぜひご覧ください。
この動画の1分くらいから見始めると、ご紹介したトレーニングの解説を見ることができます。とても簡単な筋トレであることが分かりますね!
また、動画をじっくり見てみると、色々なトレーニングについて解説されていますよね。
そのため、この機会に色々見てみてはいかがでしょうか。
とても参考になると思います!
トレーニング法⑤
最後に、トレーニング法⑤についてです!
このトレーニングは、セラバンドの活用によって通常の腕立て伏せに負荷をプラスしたものとなっています。
腕立て伏せというのは代表的な自重トレーニングの1つであるため、多くの人が参考にできるのではないでしょうか。
それでは、具体的な手順についてご説明します。
1.セラバンドを背中に引っ掛ける
2.腕立て伏せの体勢になる
3.上体を下げる
4.上体を上げる
以下、手順3と手順4を繰り返す
このトレーニングの場合、動作の最中も左右の手の下でセラバンドを固定する形になりますので、その点は踏まえておきましょう。
手順だけ見ると「単なる腕立て伏せでは?」と感じるかもしれません。
しかし、セラバンドを使用していますので、上体を上げる時に大きな負荷を感じることができるでしょう。
また、このトレーニングの動画についてもご用意しました。ぜひご覧ください。
動画を見ると、セラバンドをどのように使うかという点のイメージが鮮明になるかと思います。
このような使い方をするだけで高負荷トレーニングが実現できるわけですから、セラバンドの価値というのはこの点からも見出すことができますよね!
ただし、腕立て伏せが苦手という人が、セラバンドを使ってさらに負荷を大きくするというのは無理がありますので、その点には注意しましょう。
おすすめのセラバンドを紹介
セラバンドについては、色々な種類が販売されています。
セラバンドの機能としては商品ごとに大きな違いがあるわけではありませんが、メーカーによって商品のタイプは色々あります。
そのため、どれがいいか迷ってしまう人もいるのではないでしょうか。
そこでここでは、オススメの商品をご紹介しましょう。
それこそ、D&Mの「セラバンド トレーニングチューブ バンドタイプ 2m」です!
単なるセラバンドを使ってトレーニングする場合、端の部分が握りにくいと感じる人もいるでしょう。
しかし、この商品の場合、握りやすいような仕様になっていますので、使いやすいというメリットがあります。
また、トレーニングについて記載されたマニュアルも付いてきますので、筋トレ目的の人にとってはピッタリと言えるのではないでしょうか。
ぜひ、購入を検討されることをオススメします!
ただし、この商品については、強度のレベルごとに販売されています。
そのため、どのくらいの強度にするかという点を購入前に決める必要がありますね。
この商品の詳細について知りたいという方は、下のリンクからご確認ください。
【Amazon商品リンクはこちら】D&M「セラバンド トレーニングチューブ バンドタイプ 2m」
まとめ
・セラバンドは使い方次第で腕や胸、背中などあらゆる部位を鍛えることが可能。
・おすすめのセラバンドはD&Mの「セラバンド トレーニングチューブ バンドタイプ 2m」。
これまで、セラバンドの特徴や使い方、そしてオススメの商品などについてご説明してきました。
セラバンドというのは、使い方がとても簡単であり、手軽なトレーニングを可能とします。
そのため、多くのトレーニーが日常的に使用しているアイテムなのです。
ぜひ、試しに使ってみてはいかがでしょうか。
ただし、セラバンドだけでは、高強度トレーニングを行うことは難しいです。
そのため、大幅な肉体改造を図りたいのであれば、セラバンドを使ったトレーニングだけではなく、ウエイトトレーニングも適切に行う必要があるでしょう。