手首を痛めると様々な活動が制限されてしまい不自由ですが、手首にサポーターを用いることで痛みが軽減したり怪我防止効果が期待できます。
今回は手首のサポーターの効果と正しい巻き方、おすすめ商品12選を紹介します。
手首のサポーターとは
サポーターとは、怪我をした人や体の一部を痛めている人が使うものだと思っている人もいるかもしれません。
しかし、手首のサーポーターはどちらかと言えば「怪我の予防」のために使う人が多いです。
手首は上半身の運動をする際には使うことが多く、例えば、重いものを持ち上げるのにも手首はほぼ確実に使います。
重い物を持ち上げるためには、大胸筋などの大きい筋肉を使って持ち上げているのですが、持っているのは手の平です。
手首の筋肉を使って持ち上げているわけではないのですが、どうしても手の平を使う以上、手首に負荷がかかるのは当然でしょう。
手首は誰しもそうですが、筋肉がついているわけではありません。
なので、重い重量を扱う時には骨や関節にダイレクトに負担が来てしまうのです。
柔軟性がある人や手首の関節が非常に強い人はサポーターを使う必要はありません。
しかし、大抵の人はある程度の重い重量を扱う時にはサポーターを使った方が怪我の予防を考えれば良い選択と言えるでしょう。
手首のサポーターの効果とは
手首のサポーターを使ったことがない人からすると「本当に手首のサポーターなんて効果なんてあるの?」と疑問に思えるでしょう。
ジムでよく観察してみてください。
かなり重い負荷でトレーニングしている人は手首に何か巻いてないですか?
その巻いているのがサポーターなのです。
重い重量を扱う人は大抵の場合、手首にサポーターを巻いています。
特にベンチプレス、インクラインベンチプレスなど、下から上へ持ち上げるプレス系の種目には効果をかなり発揮します。
プレス系の種目は当たり前ですが、重力が下へかかるため、手首への負担がかなり大きいのです。
その時にサポーターをしていないとちょっと変に捻っただけで手首を痛めてしまうのです。
手首を痛めただけなら、まだいいのですが、重い重量を持っている時に手首を痛めたらどうなるか?
当然痛めた手首では重い重量を支え切れないため、重りは下へ向かって落ちてくるわけです。
ベンチプレスで下へ落ちてくると大怪我につながる恐れがあります。
大抵のジムではセーフティバーがあるため、胸に直撃と言うことはないでしょうが、怪我をする恐れはかなり高いと言えるでしょう。
手首の怪我の予防と同時に、ベンチプレスなどのプレス系の種目を安全に行うためにも手首のサポーターは必要と言えるわけです。
もちろん重い重量を扱っている人でも手首が非常に強い人は使っていない人もいますが、やはり安心安全が第一です。
使った方が良いでしょう。
また、その他にも手首を痛めてしまうとアームカールなどダンベルを持って行う種目にも支障が出ます。
手首は上半身のトレーニングほぼすべてで使うので、トレーニングを休まないためにも手首の保護はしておいた方が良いのです。
手首のサポーターの正しい巻き方【動画あり】
それでは実際に手首のサポーターの巻き方を説明しましょう。
言葉で説明するのは難しいので動画を紹介いたします。
サポーターは「リストラップ」と呼ばれるサポーターと、グローブ型のサポーターがあります。
今回紹介するのは自分で巻くことができる「リストラップ」になります。
リストラップの方が巻くのにコツが必要で、きちんと巻かないとあまり効果が感じられないという欠点もあります。
しかし逆にきちんと巻くことができれば、効果は絶対にこちらの方があります。
コツとしては強くタイトに巻くことです。
緩く巻くと全然効果がありませんので、きちんと巻いてください。
また、手首だけでなく、手の平にかかるように巻くとトレーニングの時には効果が高いでしょう。
いろいろな巻き方を試してみて、どれが一番力が入って、手首の保護に適しているかを考えながら巻いてみてください。
一度きちんと巻けるようになると、リストラップがないと不安でベンチプレスなどのプレス系の種目ができなくなってしまうくらいになるはずです。
なので、おすすめとしては予備も買って、2つは持っていると良いでしょう。
(マジックテープで最後は固定するので、段々とマジックテープが剥げてきて使い物にならなくなってしまいますので)
手首サポーターおすすめ商品12選
それでは実際におすすめの手首サポーターをご紹介します。
他にも良いものはたくさんありますが、紹介する価格帯の商品でも十分役に立ちますので、あまり高い商品を買う必要はないでしょう。
もちろん高い商品を買っても良いですが、まずはお値打ちの商品を買ってから、必要だなと思ったら、高い商品を買えば良いでしょう。
WinLine 手首 サポーター
二重構造で固定するので、リストラップ型のサポーターに慣れていない人でも比較的きちんと固定することが可能です。
付け心地も良くてなかなかGoodです。
ウェイトトレーニング以外の用途にも使えるので、おすすめです。
腱鞘炎などの方も普段使いで買っても良いでしょう。
ネットで購入すれば価格も1000円程度とリーズナブルです。
KITO 手首サポーター リストラップ
典型的なリストラップの商品です。
ぐるぐると自分で巻いて強さを調節できます。
主にウェイトトレーニングで使う人が多いですが、他のスポーツ(テニスなど手首を使うスポーツ)の時に使っても良いでしょう。
2本セットで1000円ちょっとで購入ができるのも嬉しいところです。
この商品の詳細については、下のリンクからご確認ください。
【Amazon商品リンクはこちら】KITO 手首サポーター リストラップ
手首サポーター 両手セット
こちらは手袋のようなタイプなので、一番慣れていない人にもすぐに使えます。
また、普段手首が痛くて、手首を固定しておきたいという人はこのタイプがもっとも自然なので、使いやすいでしょう。
逆にウェイトトレーニングに使うには少し向いていないかもしれません。
この商品の詳細については、下のリンクからご確認ください。
【Amazon商品リンクはこちら】手首サポーター 両手セット
Brodio 手首サポーター リストラップ
こちらはBrodioの手首サポーターになります。
強めに巻けば、しっかりと固定できますので手首が痛い人でもウエイトトレーニングが可能です。
また、青のラインがカッコイイので、単純にデザインで選んで買うのも良いでしょう。
価格はそれほど安いと言うほどではありませんが、2000円もかかりません。
青の手首サポーターが欲しい人はこちらで決まりでしょう。
この商品の詳細については、下のリンクからご確認ください。
【Amazon商品リンクはこちら】Brodio 手首サポーター リストラップ
(フェリー) FERRY リストラップ ウエイトトレーニング 手首固定 (2枚組)
こちらはFERRYのリストストラップになります。
赤いラインがとてもカッコイイです。
また、レッド以外にもグレー、イエロー、ブルーと全部で4色あるので好きな色を選べるのが嬉しいところです。
リストストラップとしてはAmazonでベストセラーになっていて、口コミは300件程度ありますが、採点が5点満点中で4.4点とかなりの高得点をマークしているほど購入者の満足度が高い商品です。
価格もストラップの中では最安値圏で1000円程度で買うことができます。
この商品の詳細については、下のリンクからご確認ください。
【Amazon商品リンクはこちら】(フェリー) FERRY リストラップ ウエイトトレーニング 手首固定 (2枚組)
Schiek シーク リストラップ 24インチ フリーウェイトトレーニング用
Schiekのリストストラップ(手首サポーター)になります。
巻くとわかりますが、非常にしっかりとした作りなので、高重量を持ってトレーニングするのに打ってつけです。
世界的に売れている商品なので、品質の面ではしっかりしています。
Amazonでも口コミの数は500を超えているのに平均点は5点満点中で4.5点になっています。
色は4色あって、ピンクもあるので女性にもおすすめの商品になります。
価格は少し高めで、ネットで購入しても3000円を切ることはありませんが、買って後悔することはないでしょう。
この商品の詳細については、下のリンクからご確認ください。
【Amazon商品リンクはこちら】Schiek シーク リストラップ 24インチ フリーウェイトトレーニング用
GOLD’S GYM(ゴールドジム) ループ付きリストラップ G3511
世界的に有名なジムである「ゴールドジム」ブランドのリストラップです。
装着した感じは良いですが、ちょっとマジックテープが弱く、何か月か使うと接着力が弱くなってくるので、強く巻くとベンチプレスなどをしている時に剥がれてしまうことがあります。
ただ、筋トレをやっている人の中ではゴールドジムは憧れのブランドなので、付けているだけで、何となく上がりそうな気がしてしまいます。
また、何となく周りの人の羨望のまなざしを感じることができます。(多分気のせいでしょうが)
ゴールドジムブランドだけあって、ちょっと高め(3800円程度)ですが、ゴールドジムのトレーニング用具を一つくらい持っていても良いかもしれません。
この商品の詳細については、下のリンクからご確認ください。
【Amazon商品リンクはこちら】GOLD’S GYM(ゴールドジム) ループ付きリストラップ G3511
GronG(グロング) リストラップ 手首サポーター
次に紹介するのはGronG(グロング) のリストラップになります。
グロングは色々なトレーニング用具を出していますが、どれもコストパフォーマンスが良いものが多いです。
こちらのリストラップもその一つで、価格はリストラップの最安値レベルで、1000円を切って販売しています。
少しゴムの部分が弱い感じはありますが、この価格なら納得できる品質です。
この商品の詳細については、下のリンクからご確認ください。
【Amazon商品リンクはこちら】GronG(グロング) リストラップ 手首サポーター
CinGO リストラップ
CinGOのリストラップになります。
手首に巻くだけではなく、バーベルにも巻いて、握力が弱った時にも重りが落ちないように補助することができます。
本来はリストラップにはそのような機能はなく、リストストラップにそのような機能があるのですが、こちらは2つの機能を同時に併せ持っているのです。
トレーニングに凝ってくるとどちらも必要な器具で、買わなければいけなくなるのですが、これさえ買っておけば、2つ買う必要がなくなるので、非常に便利です。
ある程度トレーニングに凝ってきた方は購入を検討しても良いでしょう。
この商品の詳細については、下のリンクからご確認ください。
【Amazon商品リンクはこちら】CinGO リストラップ
4UMOR リストラップ リストサポーター
4UMORのリストストラップになります。
スタンダードなリストストラップですが、しっかりと固定してくれますし、ギュッと強く巻いても蒸れません。
無難なデザインなので、男女とも付けていても違和感がありません。
価格も1000円程度で購入できるので、まずはこちらの商品を買ってみて、リストラップの良さを実感してみても良いでしょう。
この商品の詳細については、下のリンクからご確認ください。
【Amazon商品リンクはこちら】4UMOR リストラップ リストサポーター
HEALTOP リストラップ 指サポーター
HEALTOPのリストラップになります。
写真を見てわかる通り、他のリストラップとは少し違い、手首だけでなく、指や手の平までも保護してくれます。
トレーニングを頻繁にやる人は手の皮が厚くなってくるので、バーベルを持って痛みを感じることはないのですが、はじめのうちはこちらのような商品が良いでしょう。
痛いからトレーニングをしない・・なんて勿体ないですから。
この商品の詳細については、下のリンクからご確認ください。
【Amazon商品リンクはこちら】HEALTOP リストラップ 指サポーター
Perfectgoing プレミアムリストストラップ
Perfectgoingのリストラップになります。
こちらの商品の特徴はとにかく安いことです。
何と2枚組で300円を切る安さ。
こんなに安いリストラップは他にないでしょう。
その割にはきちんと手首をサポートしてくれますので、メーカーにこだわらないのであれば、これで十分という人も多いのではないでしょうか。
この商品の詳細については、下のリンクからご確認ください。
【Amazon商品リンクはこちら】Perfectgoing プレミアムリストストラップ
まとめ
・手首サポーターはプレス系の種目をする時に手首の保護効果がある。
・手首サポーターの巻き方は手の平にかかるようにして強くきつめに巻くこと。
いかがでしたでしょうか。
手首のサポーターはウェイトトレーニングの際の怪我の防止の他、普段手首が痛い人の痛みの軽減にも役立ちます。
どちらにしても手首は怪我をしやすい部位なので、是非購入して使ってみてください。
きっと効果を実感できるはずです。