体を鍛えるためにより効果的なトレーニングをするには、鍛えたい部位ごとの筋肉の種類や名称を知ることが重要になります。
今回は胸・背中・お腹・肩・腕・足の部位別の筋肉の種類、名称、おススメのトレーニングを紹介します。
目次
筋肉の種類・名称・部位を知れば効果的なトレーニングができる
出典:http://kintorecamp.com/serratus-anterior/
筋トレの正しい知識があるのとないのではトレーニングの質に雲泥の差が出ます。
質の良いトレーニングができないという事は、筋トレの成果を上げることができないという事になります。
せっかく筋トレを行ったのに、全然成果が出ないのではやる気も失せてしまいますね。
しかも、筋トレに費やした時間も無駄になってしまうでしょう。
ハッキリ言ってしまうと、「時間の無駄」という事になります。
筋肥大を目指して筋トレを行っているのに、いくらやっても成果が出ないのでは時間とさらに労力も無駄になってしまいます。
「時は金なり」ということわざがありますが、意味のない筋トレを行っている時間に、何か仕事をしていれば、お金になっていたかもしれません。
また、正しい筋トレ方法で行わないと、「怪我」のもとになります。
怪我をすると筋トレができなくなるほかに、軽い痛み程度ならまだいいのですが、大怪我をすると、日常生活にも支障をきたします。
仕事も満足にできなくなることでしょう。
現場仕事でしたら体が資本ですので、日常生活に支障をきたすような怪我は致命傷です。
仕事も満足にできなくなり、収入がなくなります。
正しいトレーニングを行わなかったばかりに、仕事ができなくてリストラ…。
ここまでは言い過ぎかもしれませんが、可能性が全くゼロというわけでもないでしょう。
正しい筋トレの知識があると…。
では、正しい筋トレの知識があるとどうなるのか?
正しい筋トレの知識があると効率のいい筋トレができます。
要するに、結果を早く出すことができるという事です。
例えば、筋肥大を目指しているのであれば、効率よく筋肥大をさせていくことができます。
ベンチプレスで記録を出したいのであれば、記録を更新させることもできますし、記録更新のスピードも速くなることでしょう。
また、運動をすると脳の回転も良くなりますので、仕事もできるようになることでしょう。
できる男というのは、基本的に女性にモテることが多いので、会社でも女性にモテることになり、デートに誘われたり、誘ってもOKをもらいやすくもなる可能性が大きくなります。
仕事が力仕事であれば、筋トレを行っていますので確実にパワーが付きます。
すると、これまでよりも効率よく仕事をこなすことができるようになり、先輩や親方から頼りにされることでしょう。
それに伴って、昇給の可能性もありますし、仕事ができる・会社に貢献できる人は上司から気にいられます。
すると、飲みに連れていってもらったりと、楽しい夜も過ごすことができるかもしれません。
また、効率よく筋トレをしていますので、それなりにいい体に仕上がっていることでしょう。
上司の付き合いでキャバクラなどに行ったときに、筋肉好きな女性にモテるという事も考えられるのです。
このように、正しい知識があるのとないのとでは、大きく結果が異なってきます。
あなたはどちらを選びますか?
当然正しい知識で効率的に筋トレ効果を得て、楽しい時間を過ごしていきたいですよね。
それであれば、これからの筋肉紹介をしっかりと学んでいきましょう。
部位別の筋肉の種類・名称・おススメトレーニング① 胸
厚い胸板に抱かれたい!
こんな風に思っている世の中の女性は多く存在することでしょう。
男性が、街中で全く知らない女性を見かけて自分好みの女性だったら、「こんな女性とどうにかできたらな…。」と思いますね。
実は多くの女性も「こんな厚い胸板の男性に抱かれてみたい…。」と思っています。
頭の中で声に出して人には言えないことを想像してしまっているのは、男性も女性も関係なくある事なのです。
ですから、厚い胸板を作ることによって、女性から熱い視線を受けることも多くなることでしょう。
女性からの視線を受けることが多くなるという事は、イコールモテるようになるという事です。
商売と一緒で、多くの人を集めたほうが買ってもらえる可能性は高くなりますね。
恋愛も多く注目を浴びたほうがゲットできる確率が上がるという事です。
そんな女性からも憧れられる厚い胸板について紹介していきます。
大胸筋
大胸筋は胸の筋肉の大部分を占める筋肉になります。
大部分を占める筋肉ですが、実は3つに分かれているのです。
どのようにわかれているのかというと、「上部」「下部」「内側」の3つに分かれています。
分かれているといっても、全く別々の筋肉になっているわけではありません。
大胸筋という一つの筋肉なのですが、上部・下部・内側と鍛える方法が変わってくるのです。
また、それぞれの場所で働きも変わってくるので、それぞれの働きも紹介します。
まず大胸筋上部ですが、この部分は腕を斜め上に押し出すときに働きます。
大胸筋下部は、腕を斜め下に押し出すときに働きます。
そして大胸筋内側ですが、ここは腕を閉じた状態で押し出すときに働くというようになっているのです。
この働きを知っていれば、どのようなトレーニングを行うとどの部分が鍛えられるのかがわかることでしょう。
例えば、大胸筋上部を鍛えたければ、「インクライン」という筋トレ方法があります。
これは、ベンチプレスの斜めバージョンといった感じになります。
他の部分も、各部分で適したトレーニング方法がありますので、部分部分でピンポイントに鍛えることができるのです。
小胸筋
出典:https://matome.naver.jp/odai/2140400168928512301
小胸筋は大胸筋の下に隠れている筋肉になります。
ですから、インナーマッスルと呼ばれる部位になるでしょう。
そのため、外からは見えない筋肉になっています。
では、インナーマッスルである小胸筋はどのような働きをしているのかというと、僧帽筋の拮抗筋とされています。
要するに、僧帽筋と逆の動きをする筋肉という事になるでしょう。
ですので、小胸筋の働きは肩甲骨を前方下方に引き下ろすといった働きがあるようです。
同じ胸の筋肉でも大胸筋とはまた違った働きをしています。
胸の筋肉のトレーニング方法
胸の筋肉は先ほど紹介した大胸筋や小胸筋の他にも、細かな筋肉はたくさんあります。
しかし、厚い胸板を作るうえではこの二つの筋肉を知っていれば問題ないでしょう。
大胸筋と小胸筋を鍛える筋トレ方法として、代表的なのが「ベンチプレス」です。
ベンチプレスは、ウェイトトレーニングの中でも非常に有名で人気のあるトレーニングになります。
トレーニングの中でもBIG3といわれていますので、トレーニングジムに通ったりしている方は恐らく一度はやったことがあるでしょう。
それではベンチプレスのやり方を紹介します。
①:まず、ベンチプレスを行うためのベンチに仰向けで寝ます。
この際に、バーベルが目線上に来るくらいの位置に寝転ぶといいでしょう。
②:位置取りができたらバーベルを掴みます。
手の幅は肩幅よりも少し広い程度です。
腕を曲げて肘の角度が90度になるくらいがちょうどいいでしょう。
③:手の位置取りができたら、バーベルをラックから外します。
④:バーベルをゆっくりと下げていきます。
下げる位置は、乳頭の辺りに下していくイメージです。
⑤:胸にバーベルが触れるまで下げます。
⑥:バーベルが胸に触れたらバーベルを押し上げます。
⑦:④~⑥の繰り返しになります。
以上がベンチプレスのやり方になります。
バーベルを下げる位置には気を付けましょう。
上過ぎたり下過ぎたりすると、肩などを痛める原因になります。
ゆっくりと下げ、下げる位置を確認しながら行うといいでしょう。
また、いきなり重たい重量で行うとこれも怪我の原因になりますので、軽いものでアップをしてから高重量を扱うようにしていくようにします。
部位別の筋肉の種類・名称・おススメトレーニング⓶ 背中
筋肉のついた男らしい背中はカッコいいものです。
後姿がカッコイイと、それだけで絵になりますし、特に男は背中で語るものといわれているくらいです。
また、身体の前面ばかりを鍛えて、背中を鍛えずのっぺらとした背中ではカッコよくありません。
前も後ろもバランスよく鍛えるのがカッコイイ体作りの基本でしょう。
それでは背中の筋肉の紹介をしていきます。
広背筋
広背筋は上半身の筋肉の中で最も大きな筋肉といわれています。
広背筋が発達すると、わきの下がもっこりしてくると思います。
逆三角形の背中を作るのに必要な筋肉になるのです。
背中の筋トレを行うときには、この広背筋が最も多く鍛えられるのではないでしょうか。
背中の筋肉の代表的な存在といってもいいのかもしれません。
そんな広背筋ですが、どんな役割を果たしているのでしょうか?
それは、腕を上から下にひいたり、腕を前から後ろに引くといった働きをしています。
要するに、「引く」という動きを主にしていく筋肉になるという事になるでしょう。
僧帽筋
僧帽筋は、簡単に説明をすると、肩こりが起こる部分の筋肉になります。
ですが、肩こりの起きる部分だけではありません。
この部分だけが僧帽筋と思っている方が度々いますが、実はもっと大きな筋肉になっているのです。
では、どこからどこまでが僧帽筋になるのか?というと、首の後ろから腰にかけてと非常に長い筋肉になっています。
もう少し正確に説明をすると、肩から背中にかけての僧帽筋の背中の部分は、背中の内側に位置していて、背骨の両サイドをイメージするとわかりやすいかもしれません。
では僧帽筋はどんな働きをしているのか?というと、広背筋と同じように、腕を上から下に引いたり、腕を前から後ろに引いたりする働きがあります。
それにプラスして、肩甲骨を引き寄せるという働きもあるのです。
背中の筋肉を鍛えるには?
出典:https://smartlog.jp/34851/2
背中の筋肉を鍛えるトレーニングの代表的なものが「懸垂」になるでしょう。
懸垂は背中のトレーニングの代表的なものだけあって効果も非常に期待できます。
しかも、懸垂は自重トレーニングですので、無理して高重量を扱うこともなくできます。
これは非常に利点になります。
なぜかというと、まず第一に「怪我をしにくい」という事が言えるでしょう。
自重トレーニングは、その名の通り自分の重さを使ったトレーニングになります。
ですから、自分の体重以上の負担が関節などの体にかからないという事になるのです。
器具などを使ったウェイトトレーニングでは、負荷をかけるために高重量でトレーニングをしていきます。
すると、関節にかかる負担も非常に大きなものになるのです。
関節に大きな負担をかけると怪我のリスクも大きくなります。
この点が自重トレーニングである懸垂では心配がいらないことになるでしょう。
第二に、ぶら下がるものがあればどこでもできるという事です。
つまり、場所をあまり関係なくトレーニングができるのです。
器具を使ったトレーニングでは、自宅にあればいいのですが、そうではない場合には、ジムなどに通わなければいけません。
ジムに通うとなると、会費もかかりますし、やりたいときにパッとできないという不都合が生じます。
ですから、トータルで考えて、懸垂は背中を鍛えるのにとてもいいトレーニング方法という事になるでしょう。
それでは、懸垂のやり方を紹介していきます。
懸垂のやり方紹介
①:まず、ぶら下がることのできるモノを探します。
鉄棒などがあれば、やりやすくてちょうどいいでしょう。
②:ぶら下がれるものを見つけたら、手の幅は肩幅よりも少し広めにしてぶら下がります。
③:ぶら下がったら、真っすぐに体を引き上げます。
この時に、前後に体を振って反動を使ったりしないようにしましょう。
体を揺らさないようにして、真っすぐ引き上げるのです。
④:体をひきあげたときに、多くの方が顎がでたら終わりにしてしまいますが、胸がぶら下がっているものに触れるくらいまで引き上げるようにしましょう。
そこまで上げられない方は、引き上げられるところまでで構いません。
⑤:引き上げられるところまで引き上げたら、2秒ほど止まりましょう。
⑥:2秒ほど止まったら、ゆっくりと体をおろしていき、もとの位置に戻ります。
以上が懸垂のやり方になります。
気を付ける点は、反動を使わないことでしょう。
反動を使ってしまうと、回数を重ねることはできますが、背筋に効かすことがなかなかできません。
効率良く筋トレを行うためにも、反動を使わないように気を付けましょう。
部位別の筋肉の種類・名称・おススメトレーニング③ お腹
出典:https://deepmuscle.info/wp-content/uploads/deep-muscle2.jpg
オトコの憧れでもあり、女性からも人気のある体には「シックスパックに割れたお腹」というものがあります。
腹筋が割れているというのは、それだけで好印象を与えることができるという事になるでしょう。
腹筋を割るにあたって、筋トレだけをしていればいいのか?というとそうではありません。
他の部分の筋肉は、筋トレをキッチリと行っていれば太くなりますし、外から見ても「鍛えているんだな~」とハッキリとわかります。
しかし、腹筋の場合は、筋トレをしっかりと行っていてもそれだけでは腹筋を割ることはできません。
筋トレをしっかりと行っていれば、確かに腹筋は確実に鍛えられていることでしょう。
ですが、腹筋を割るには「お腹のお肉」というものが邪魔をしてくるのです。
このお肉がなければ、バキバキのシックスパックがあらわになることでしょう。
という事は、腹筋を割りたければ、腹筋を鍛えると同時にお腹のお肉も一緒に落としていかなければいけないという事になります。
どちらかでだけではいけないという事ですね。
あえて言ってしまえば、腹筋を鍛えなくてもお肉をキッチリと落としてしまえば腹筋は割れます。
割れることには割れますが、カッコよさはありませんし、男らしさもありません。強さも感じません。
ただのガリガリ君という感じに見えます。
見ていてみすぼらしい感じになってしまうことでしょう。
腹筋もしっかりと鍛えていれば、そのようなことは無く、誰もがうらやむような腹筋を手に入れることができるでしょう。
腹直筋
腹直筋はシックスパックを手に入れるために欠かせない筋肉になります。
というより、シックスパックの筋肉そのものになるといってもいいでしょう。
ですから、シックスパックを求めるという事は、イコールとして腹直筋を鍛えるという事になるのです。
そんな腹直筋ですが、どんな働きをしているのかというと、身体を屈曲させる働きがあると言われています。
要するに、腹筋運動をする時の動きがそのまま腹直筋の働きになるというわけなんです。
腹斜筋
出典:https://smartlog.jp/70182
腹直筋を鍛えて、お腹の脂肪を落とせばシックスパックは手に入ります。
しかし、さらにカッコイイお腹、セクシーなお腹を目指すのであれば、「腹斜筋」は外せない筋肉になります。
腹斜筋というのは、腹直筋の周りにある斜めに走っている筋肉になります。
この腹斜筋を鍛えるとどうなるのか?というと、腹直筋の周りも引き締まります。
すると、腹直筋からお腹周りから引き締まってとてもセクシーなお腹になることができるのです。
また、腹斜筋はどのような働きがあるのか?というと、身体を捻る動きを行っている働きがあります。
腹筋を鍛える方法
腹筋を鍛えるためには、基本的な筋トレとして腹筋運動があります。
上体起こしともいうでしょう。ただ単に腹筋という事もありますね。
このように、様々な呼び方がありますが、筋トレでは「クランチ」と呼ぶことが多々あります。
上体起こしとか、腹筋というよりもクランチといった方がなんだかトレーニングを行っている感じがしますね。
ですので、ここでは「クランチ」と統一して、やり方を紹介していきましょう。
クランチのやり紹介
①:まず仰向けに寝転びます。
②:仰向けになったら、膝を90度くらいに曲げて、手をの前で組みます。
③:次に、身体を丸め込むようにして上体を起こします。
反動を使わないように注意しましょう。
④:体を丸め込んだら、上体を倒して元の位置に戻ります。
⑤:③~④の繰り返しになります。
以上がクランチのやり方になります。
やり方の紹介としては多くの方がやったことのあるものですので、非常に簡単になってしまいました。
ですが、ここから注意点があります。
それは、身体を丸めていったときに、完全に上体を起こしてしまわないことです。
そもそも体をしっかりと丸め込んでいくと、上体を完全に起こすことできないはずです。
それを、上体が起きてしまうという事は、しっかりと丸め込むことが出来ていないという事になるでしょう。
丸め込むと、常に腹筋に力が入った状態になります。
しかし、起こしてしまうと腹筋に力が入っていない状態になりますので、言ってしまえば休憩をしているような状態になるのです。
これをしっかりと行うか行わないかで、腹筋に効率よく効かすことができるかどうかが別れてくるでしょう。
部位別の筋肉の種類・名称・おススメトレーニング④ 肩
出典:http://365-risounonikutai.com/katanokintore/
肩幅の広い男性はどのように見えますか?
肩幅の広い男性を見たとき、相手が何をしている人かわからない状態でも、なんとなく「この人強いかも?!」と思ってしまうのではないでしょうか。
相手が、格闘技などをやっているのを知っていれば、それだけで先入観で強いと思ってしまうことでしょう。
それと同じように、肩幅が広い人を見たときになんとなく強そうだと感じてしまうと思います。
女性からすれば、強い男性というのは頼りがいがありますので、好感度は高いほうでしょう。
また、肩幅が広いと体のシルエットが逆三角形になりますので、スタイルもよく見えるのです。
要するにカッコよくみられるという事です。
三角筋
肩の筋肉といったら「三角筋」になります。
背中の筋肉の紹介の際にも言いましたが、肩というと、僧帽筋の辺りをイメージするかと思います。
しかし、部位的に僧帽筋は背中の筋肉になりますので肩の筋肉というと、三角筋を指すことになるでしょう。
三角筋は一つの筋肉になるのですが、3つに分かれています。
どんな別れ方をしているのかというと、「前部・側部・後部」とこの3つに分けられているのです。
この3つでそれぞれ働きも異なってきます。
三角筋前部の働きは「腕を横に上げる」というものになります。
三角筋側部の働きは「腕を横に上げる」というものになります。
そして、三角筋後部の働きは「腕を後ろに上げる」というものになるのです。
肩の筋肉のトレーニング方法
出典:http://kintorecamp.com/around-shoulder-workout-tips/
この肩の筋肉である三角筋のトレーニング方法は、「ダンベルショルダープレス」というものが代表的なものになってくることでしょう。
それでは、ダンベルショルダープレスのやり方を紹介していきます。
ダンベルショルダープレスのやり紹介
①:まず、ダンベルを持ってベンチに腰をかけます。
使うベンチは、背もたれがあるもののほうがやりやすいかもしれません。
②:ダンベルを持ちながら胸を開き、両肘を90度くらいに曲げます。
この時に、ダンベルを持っている手は、手のひらを正面に向けるようにしましょう。
③:姿勢が出来上がったら、肘を伸ばしていき、ダンベルを真上に持ち上げます。
④:ダンベルを持ち上げたらいったん止まりましょう。
⑤:いったん止まったら、ゆっくりとダンベルを戻していき、もとの位置に戻します。
⑥:③~⑤の繰り返しになります。
以上がダンベルショルダープレスのやり方になります。
ポイントとしまして、肘を真上に伸ばすときに肘を伸ばしきらないようにしましょう。
伸ばし切る手前で止めておくと効果的になります。
部位別の筋肉の種類・名称・おススメトレーニング⑤ 腕
出典:http://www.fitnessjunkie.jp/archives/2329
腕の太い男性は女性から見ると非常に魅力的に見えるようです。
特に、腕まくりをした時などに、腕が太く逞しいと女性は「キュン」としてしまう方も多いと言われています。
そんな腕の太い男性がより魅力的になる時期といえば、「夏」でしょう。
夏になればTシャツを着るようになります。
Tシャツから見える太く逞しい腕が女性の目をくぎ付けにすることでしょう。
さらには、夏といったら海です!
海に行けば上半身裸にもなるでしょう。
その時に腕の細い男性と、腕太い男性がいたらどっちがモテると思いますか?
腕の太い逞しい男性になることでしょう。
夏はこのように腕の太さはわかりやすい時期です。
かといって冬がダメなのか?というと、そうではありません。
冬でも、服の上からでも腕が太いのがわかってしまうような男性は逞しくカッコよく見えます。
ですから、腕の筋肉を鍛えるというのは、男性からしたらメリットが非常に大きくなると言えるでしょう。
上腕二頭筋
腕の筋肉で多くの方がまず鍛える場所といえば「上腕二頭筋」ではないでしょうか。
上腕二頭筋は「力こぶ」とも言われている場所になります。
力こぶという名前からわかるように、力の象徴でもあるともいえるのではないでしょうか。
そんな上腕二頭筋ですが、どんな働きをしているのか?というと、肘関節を曲げる動きを主に行っています。
要するに、物を持つ動きの時に活躍してくれる筋肉といえるのではないでしょうか。
そのため、力こぶといわれているのだと思います。
上腕三頭筋
出典:http://kenkou-kokoro.com/archives/227
上腕二頭筋の反対側に位置するのが「上腕三頭筋」になります。
上腕三頭筋は、二の腕と呼ばれる部分になるのです。
腕を太くするといって、よく多くの方がやることと言えば上腕二頭筋のトレーニングでしょう。
しかし上腕二頭筋はその名の通り、二つの筋肉から成り立っています。
一方で上腕三頭筋は三つの筋肉から成り立っていますので、単純に考えれば二つよりも三つの方が大きくなると思いますよね。
まさにその通りで、腕を太くしたかったら上腕二頭筋よりも、上腕三頭筋を鍛えたほうが効率よく腕を太くすることができるのです。
そんな上腕三頭筋ですが、どんな働きをしているのでしょうか。
上腕三頭筋の主な働きは、肘関節を伸ばす働きをしています。
要するに、物を押す時に活躍することでしょう。
腕の筋肉のトレーニング方法
腕の筋肉のトレーニング方法ですが、これまで紹介しましたように、腕の筋肉は上腕二頭筋と上腕三頭筋になります。
しかも、動きが逆になるのです。
上腕三頭筋は押す力、上腕二頭筋は持つ・引く力です。
逆の動きとなると、同時に鍛えることは難しいので、片方ずつ筋トレの方法を紹介していきたいと思います。
上腕二頭筋は「カール」というトレーニング方法を紹介します。
上腕三頭筋は「ナローベンチプレス」という方法を紹介しましょう。
上腕二頭筋を鍛える「カール」のやり方紹介
①:まず、足を肩幅くらいに開きバーベルを持ちます。
バーベルを持つ手は、肩幅と同じくらいにしましょう。
②:バーベルを持つことができたら、肘を曲げてバーベルを持ち上げます。
③:持ち上げたバーベルをゆっくりと元に戻していきます。
④:②~③の繰り返しになります。
以上がカールのやり方になります。
バーベルでのやり方を紹介しましたが、ダンベルでのカールもできます。
ダンベルの場合は片手ずつ行う事ができますので、空いているもう片方の手で補助をしながら追い込むこともできるでしょう。
上腕三頭筋を鍛える「ナローベンチプレス」のやり方紹介
①:まず、ベンチプレスのベンチに仰向けになります。
②:ベンチプレスを行うようにバーベルを持つのですが、ベンチプレスよりも手の幅を狭くします。
拳二つ分くらいの幅にするといいでしょう。
③:バーベルを持ちましたら、ベンチプレスを行うようにゆっくりとバーベルをさげていきます。
④:胸に触るくらいまで下したら、ゆっくりと挙げていきます。
⑤:③~④の繰り返しになります。
以上がナローベンチプレスのやり方になります。
簡単に言ってしまえば、ベンチプレスの手の幅が狭いバージョンになっただけです。
それだけなんですが、上腕三頭筋に効かすことができるのです。
部位別の筋肉の種類・名称・おススメトレーニング⑥ 脚
出典:https://smartlog.jp/
下半身のトレーニングを行っていますか?
歳をとってくると、お腹が出て上半身は重くなってくるのに下半身が細く、バランスの悪い体になってくることがよくあります。
下半身、特に太もものトレーニングを行う事でお腹のでっぱりも解消でき、バランスのとれたカッコイイ体を作ることができるでしょう。
また、下半身を強化することで男性に重要な精力増大にもつながるようです。
「最近元気がない…。」
というあなたは積極的に鍛えるといいかもしれませんね。
大腿四頭筋
足の筋肉といえば、太ももですね。
太ももの中でも前面に位置している筋肉が主になっているのではないでしょうか。
太もも前面の筋肉は「大腿四頭筋」といいます。
大腿四頭筋は、体の中で最大級の大きさの筋肉だと言われています。
この大きな筋肉にはどんな働きがあるのかというと、膝を伸ばす働きが主な働きとして挙げられます。
ハムストリング
出典:http://www.best-body-life.com/training/leg/7070/
太もも前面が大腿四頭筋ですが、大腿四頭筋の裏側に位置するのが「ハムストリング」といわれる筋肉になります。
ハムストリングは、走る際に非常に活躍する筋肉で、陸上の選手などはハムストリングを主体で鍛えることが多いでしょう。
そんなハムストリングの働きは、膝を曲げる働きになります。
大腿四頭筋と反対の働きになることでしょう。
足の筋肉の鍛え方
足の筋肉を鍛える方法で代表的なものが「スクワット」になります。
スクワットは、言ってみれば足の筋トレだけではなく、全身運動にもなるようです。
そのため、非常に効果の高い筋トレ方法といえるでしょう。
筋トレのBIG3のうちの一つにもなっていますので、人気もありますし効果も高い筋トレになります。
それではスクワットのやり方を紹介していきます。
スクワットのやり方紹介
①:まず真っすぐに立ち、足を肩幅くらいに開きます。
②:次に膝を曲げて腰を落としていくのですが、猫背にならないように注意して行います。
③:膝が90度くらいまで曲げていきます。
④:90度くらいまで曲げたら、膝を伸ばして元に戻っていきます。
⑤:②~④の繰り返しになります。
以上がスクワットのやり方になります。
気をつけることは猫背にならない事が挙げられます。
猫背になってしまうと、腰を痛める原因になりますので、十分に注意して行いましょう。
まとめ
・体には無数の筋肉があり、それぞれ鍛える種目が違う。
・正しい筋肉知識があると効率よく鍛えることができる以外に怪我の予防にもなる。
出典:http://kintorecamp.com/vascularity-workout-tips/
いかがでしたか?
私たちの体には、非常に多くの筋肉が存在します。
その筋肉全てを紹介するとなると、それだけで百科事典が作れてしまいます。
ですので、今回は主な筋肉の紹介とその鍛え方を紹介してきたのですが、それだけでも一度にすべてはマスターできないと思います。
なので、何度も読み返しなが少しずつ学んでいきましょう。