ボクシング村田諒太さんですが、筋肉が凄いと度々話題になっています。
この記事では、村田諒太さんの身長や体重などの基本情報、そして美しい筋肉がわかる画像やその筋肉を作り上げた筋トレ方法をまとめました。
村田諒太さんのプロフィール
名前:村田 諒太(むらた りょうた)
生年月日:1986年1月12日
出身地:奈良県奈良市
血液型:AB型
中学時代からボクシングを始め、東洋大学にいたころには全日本選手権で初優勝するなど、ボクシング界では有名だった村田さん。卒業後も東洋大学に就職し、大学職員とボクシング部コーチを兼任されます。
村田さんの名前が一躍有名になったのは、ロンドンオリンピックで銀メダルを獲得したことでしょう。ロンドンオリンピック後にはプロに転向。2017年にはミドル級王者となっています。
村田諒太さんの身長・体重・BMI・体脂肪率
村田諒太さんの身長と体重
村田諒太さんの身長ですが、公式プロフィールによると、182cmと書かれています。サバ読みしているのか気になるところですが、スポーツ選手は定期的な身体測定があるので実測値でしょう。
体重は時期によって変動がありますが、75kgと公表しています。
村田諒太さんの標準体重と美容体重・BMI
村田諒太さんの身長からBMIにより標準体重と美容体重を算出すると、
美容体重(BMI 20):20×1.82×1.82 = 66.25 (kg)
BMI=体重(kg) ÷ {身長(m) X 身長(m)}
となります。
村田諒太さんの体脂肪率
村田諒太さんの体脂肪率は公表されていませんが、試合前の調整時期のインタビューでは10%程度とコメントされていました。
あまり体重を落としすぎるとトレーニングの質が落ちるとインタビューの中で明かされていたこともあり、普段は体脂肪率を落としすぎないようなトレーニングをされているようです。
村田諒太さんの筋肉が凄い!
プロデビューされてから、村田さんのトレーニングを指導されているフィジカルトレーナーの中村正彦氏によると、村田さんの筋肉は今までの日本人選手とは全然違うのだそうです。村田選手は筋肉の詰まり方が違っていて、体の緩んだ感じがないのだそうです。
密度の高い筋肉を持つ村田さんは、体重の軽いボクサーでもなかなかできないというチンニング(懸垂)も軽々とできると言います。チンニングは筋力トレーニングをしている人でも、体重が重くなってくるとできなくなってくるものです。
村田さんのミドル級のリミットは72.5kg。試合前ではない時であれば、もっと体重があるはずです。その重い自重を持ち上げることもできるほどの筋肉と言うことですね。トレーナーの中村氏は、背中と腕の筋肉がそれだけあると言うこと、と解説しています。
上半身の筋肉量が多いため、日本人離れしたパワーがある強烈なパンチを繰り出せるのです。また、ボクサーとしては持久力が群を抜いているとも言います。
1kmのインターバル走を3分20秒ほどで5~6本こなしています。フルマラソンのトップランナーでもインターバル走は3分程度。これだけでも相当なスピードと持久力であることがわかります。
村田諒太さんの筋トレ方法
村田さんはアマチュア時代にはトレーナーもついておらず、自分でメニューを組み立ててトレーニングしていたそうです。
トレーニングするときには、このトレーニングによってどこがどう鍛えられているのかを意識しながら行っていたと言いますから、トレーニングについての科学的な知識の裏付けがあってのことだったのでしょう。
また、村田選手はバーベルなどの重い負荷をかけるような筋力トレーニングをあまりしていないそうです。バーベルなどの負荷をかけた筋肉は、かえってトレーニングを妨げ、質を落としてしまうとコメントされていました。
村田さんがアマチュア時代から行っているのは高強度インターバルトレーニングです。
HIIT(High Intensity Interval Training)高強度インターバルトレーニング
強い負荷のトレーニングを20秒間行い、10秒休む、というのを4種目、2セット繰り返すというトレーニングです。立命館大学の田畑泉先生と言う方が考案したインターバルトレーニングで、海外ではtabata circuitなどとしても知られています。
シンプルなトレーニングを20秒ずつ、1日たったの4分間!というもので忙しい現代人にぴったり!と紹介され注目されました。週2回6週間行うだけで効果があると田畑先生の論文にあります。
ただ村田さんの場合には「パワーマックス」と表現されていて、3分間フルパワーを出して1分休む、といった時間配分でした。
このパワーマックスに相当するものとして、自転車こぎや走るトレーニングをしているようです。
効果としては、有酸素性エネルギー(最大酸素摂取量)が10%上昇。中距離走の能力を示す無酸素エネルギー(酸素借)が30%上昇。最大酸素摂取量が上がるため糖代謝(インスリン感受性)が上がるなどが見られたそうです。
短時間ではありますが、高強度の運動というのは初心者~中級車程度ではかなり厳しいものです。オリンピックメダリストの清水選手が行った時には、あまりのキツさに動けなくなるという話でした。
村田選手も、トレーニングの前日の段階で、そのことが頭を離れなくなるくらいしんどいと話されていました。バーピージャンプやジャンピングジャックのような全身運動から、ウェイトトレーニングまで様々なメニューがあり、目的に応じて組み合わせるようです。
HIITをマネしたメニューが見られますが、高負荷で行ってこそのトレーニングのようですので、ラクなメニューを20秒やっても、あまり良い結果につながらないのではないかと思われます。村田さんのスタミナの高さというのは、このパワーマックスによって鍛えられたようですね。
また、メンタル面の強化にもつながったそうです。オリンピック前には、このパワーマックスを週3回行うことで、「これだけやったのだから、ある程度は大丈夫だろう」という心の安定につながり、自信をもって試合に臨めたそうです。
ボクシングに限らず、オリンピックには魔物がいるなどと言われていますね。これはメンタル面で自分の本来のパフォーマンを発揮できないことからくるようですから、パワーマックスが銀メダルの源だったのかもしれません。
まとめ
・村田諒太は身長182cm、体重75㎏、体脂肪率10%程度。
・村田諒太がアマチュア時代から行っているのは高強度インターバルトレーニング。
いかがでしょうか。プロ転向のゴタゴタや不可解判定など、決して平坦ではなかった道であろうと思われるのに、見事世界王者となった村田さんの筋肉とトレーニングについて調べてみました。これからも活躍している姿を見せてほしいですね。