大リーグで活躍するダルビッシュ有選手の筋肉は実は計算された努力の賜物で、真似することで同様の効果が期待できます。
今回はダルビッシュ有選手の人物像、筋トレ方法、徹底した食事管理法、本人おススメのプロテインを紹介します。
目次
ダルビッシュ有選手ってどんな人?
出典:https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/201603180002-spnavi
ダルビッシュ有選手の筋トレや食事方法などを知るためには、まずはダルビッシュ有選手が一体どんな人なのか?という事を知っておかなければいけませんね。
プロ野球選手という事は多くの方が知っているかと思いますが、その他の情報も紹介していきましょう。
まず、ダルビッシュ有選手はハーフという事を紹介します。
名前を見ればわかるかと思いますが、念のため紹介しましょう。
ダルビッシュ有選手のお父さんがイラン人のようで、イラン人と日本人のハーフという事になりますね。
また、イラン人のお父さんは元サッカー選手でイラン野球連盟の顧問も行っているようです。
ダルビッシュ有選手が野球の才能があるのも納得できますね。
高校生の頃から記録を作っていた!
ダルビッシュ有選手は、野球のことを少しわかる人は知っていると思いますが、高校生の時からとても注目されており、メディアでも良く騒がれていました。
その理由の一つとして、「ノーヒットノーラン」というものがあるでしょう。
これは、ダルビッシュ有選手が高校三年生の春の甲子園のときで、史上12度目10年ぶりとなる快挙だったのです。
これなら騒がれる理由もわかりますね。
さらに、最後の甲子園となる夏の甲子園では、2試合連続完封という事も行っています。
球速も高校生でありながら150キロという、高校生離れした記録も出していました。
高校生の時から怪物具合を発揮していたという事です。
怪我に泣くことが非常に多かった…。
出典:http://www.fitnessjunkie.jp/archives/3453
このように、記録を多く作ってきたのですが、「これなら甲子園での優勝もあったのだろうな。」と思われるかもしれません。
しかし、意外なことに甲子園での優勝経験はないのです。
その理由と思われるものに、「怪我」があります。
ダルビッシュ有選手は、怪我に泣かされることが多かったのです。
甲子園では、ほぼ毎回といっていいほどどこかを痛めてしまっていたようです。
ですので、もし万全な状態であれば、もしかしたら甲子園で優勝もできていたのかもしませんね。
社会貢献も活動的!
その後は、ドラフトでプロ野球選手へとなっていき、国内だけではとどまらず、メジャーリーグでも活躍をしていきます。
その活躍も非常に大きなもので、年俸もやはり活躍の分非常に多くもらっているようです。
しかし、ただ多くの年俸を稼いでいるだけではありません。
ダルビッシュ有選手の凄いところは、「社会貢献」も多く行っているという事なのです。
ボーイズリーグにマイクロバス購入資金のため200万円の寄付を行ったり、開発途上国の為に、水基金を設立したり、福祉基金を設立したりと、まだまだ多くの社会貢献を行っています。
このように、野球選手として活躍をしているだけではなく、社会貢献をして人として活躍をしているという事が言えます。
このような人だからこそ影響力も強いことでしょう。
ダルビッシュ有選手はもとから筋肉が凄いわけでは無かった!
高校時代やプロ入り時はモデル体型
昔のダルビッシュ有さんを知っている方ならわかるかと思いますが、今でこそ筋肉が凄いですが、昔から筋肉がついていたというわけでは無いようです。
昔はというと、高校生の時などは、どちらかというとモデルのようなスタイルでした。
身長は190cmと、それこそ日本人離れした長身で、線も細くいかにもモデル体型といった感じだったのです。
それでも、甲子園に出れるくらいですので、一般的な高校生よりも筋肉もついていたことでしょう。
いうなれば、細マッチョといったところでしょうか。
では、高校を卒業してプロになってから筋トレを本格的に初めて、がたいがが良くなっていったのでしょうか?
確かに身体つきが良くなったのはプロになってからですが、プロになってすぐにというわけではありません。
プロになってもしばらくは線の細い状態であったようです。
先ほどの、ダルビッシュ有選手の経歴の紹介でも紹介したように、怪我に泣くことが多かったのです。
それはプロになってからも変わらず、身体の故障が多かったようで、その原因も筋肉疲労が伴うものが多いと言われています。
という事は、筋肉がハードなプロの環境についていけていなかったという事もいえるのではないでしょうか?
では、いつから今のように大きな筋肉を手にいれ始めたのでしょうか。
それは、日本代表のピッチャーとして外国人との戦いが多くなってからのようです。
ダルビッシュ有選手はハーフですので、生粋の日本人というわけではありませんが、それでも日本人として日本代表にいるわけです。
高校では甲子園、プロになれば日本の野球界で戦っていました。
要するに日本人という事です。
どういうことかというと、日本の中で野球をしているので日本人との野球しかわかりません。
外国人選手もいますが、一部ですのでメインではないでしょう。
そして、外国人との戦いが多くなって体格の差やパワーの違いというものを感じ始め、意識し始めたと言われています。
外国人のパワーや体力に負けないためにも、筋トレを行ってその穴を埋めていこうと考えたのではないでしょうか。
それから、筋トレを行うようになり、現在のような身体つきになっていったと言えます。
ダルビッシュ有選手の筋トレ方法
出典:http://ameblo.jp/ryusei-reversi/entry-11531888319.html
線の細かったダルビッシュ有選手が、筋トレを始めることで体が非常に大きくなりました。
体がそれだけ大きくなったという事は、筋トレも体が大きくなるのに効果的だと言われるBIG3を徹底的にやっているのだろうと思うかもしれません。
しかし、そうではないようです。
実は、BIG3の中で取り入れているのは「ベンチプレス」だけといわれています。
ちなみに「BIG3ってなんだ?」と思う人がいるかもしれませんので紹介します。
筋トレのBIG3というのは「ベンチプレス」「デッドリフト」「スクワット」の三種目の事です。
これらのトレーニングは、筋トレをやる人からすると、おなじみの筋トレメニューになることでしょう。
このBIG3のいいところは、一つの筋肉だけに特化したトレーニングではないという事です。
主に効く筋肉というのはあるのですが、同時に副効果的に効く筋肉が全身にわたることが特徴でしょう。
そのため、全身の筋肉を鍛えることができてしまうので、大変効率のいい筋トレ方法といえます。
しかし、ダルビッシュ有選手がはベンチプレスしかやっていないという事です。
なぜベンチプレスだけなのか?
ではなぜダルビッシュ有選手は、ベンチプレスしかやっていないのでしょうか?
実は、デッドリフトとスクワットは腰にかかる負担がとても大きなものになります。
スクワットを行う時に、自負荷トレーニングとして行うのであればまだいいのですが、バーベルを担いでスクワットを行うとなると、重りを担いでいますので負担がかかるのがわかるでしょう。
高重量になればなるほどにその負担は大きくなっていきます。
正しいフォームが出来上がっていればいいのですが、少しでもフォームが崩れると腰を痛める原因になることでしょう。
ここまでスクワットが腰に負担がかかるという話をしましたが、デッドリフトとなると、さらに大きな負担がかかることになります。
なぜなら、デッドリフトは腰を鍛えるトレーニングになるからです。
イメージがつきにくい人の為に、やり方を簡単にですが紹介します。
ノーマルデッドリフトの正しいやり方
- バーベルバーの手前、スネがバーに少し触れるくらいの位置に肩幅と同じ足幅で立つ
- 肩幅よりも少し広めに手幅を広げて、バーを握る
- 背中を丸めずに、ヒップヒンジのように一直線キープ
- 息を大きく吸ってから止めて、腰は反ったまま上体を起こしていき、両膝を伸ばす
- バーが両膝を通過するあたりで、上体も起こしていく
- 膝が伸びきって、直立したら肩甲骨を少し内側に寄せる
- 息を吐きながら、ヒップヒンジと同じようにゆっくりと元に戻す
- この動作を5回繰り返す
- インターバル(1分間)
- 残り4セット行う
- 終了
上記のものがデッドリフトのやり方になります。
言葉の説明でもわかると思いますが、念のため動画も紹介しておきます。
動画で見るとこんな感じです。どうですか?
腰に大きな負担がかかるのが良くわかったかと思います。
怪我につながるようなことはなるべく避けている?!
スクワットやデッドリフトが腰に大きな負担がかかるのはわかっていただけたと思いますが、それだけではありません。
ダルビッシュ有選手はメジャーリーガーですよね。
という事は、体の大きさが日本人とは比べ物になりません。
当然パワーも違うことでしょう。
となると、これに対抗するには自分自身も体を大きくし、パワーを付けていくという事になるかと思います。
でなければパワー負けしますからね。
では、パワー負けしないようにするにためにはどうしなければいけないのか?
自分の身体を大きくして、パワーを付けていくにはどうしたらいいのか?
というと、筋トレを行わなければいけません。
しかも、パワーをつけるために高重量で!という事になります。
先ほどの、スクワット・デッドリフトの話に戻りますが、ただでさえ腰に大きな負担がかかるトレーニングでしたよね。
それにパワーをつけるために、高重量でスクワット・デッドリフトを行ったらどうなるでしょうか?
腰にかかる負担は非常に大きくなるでしょう。
言ってしまえば、高重量になればなるほど腰を痛める可能性、怪我の可能性が高くなるという事です。
確かにパワーはつくかもしれません。
しかし、怪我をしてしまっては意味がありませんね。
ダルビッシュ有選手は、高校時代から怪我に泣かされてきています。
ですから、なるべく怪我の危険性の高いトレーニングは避けていると考えることもできるのではないでしょうか。
ダルビッシュ有選手の徹底的な食事管理!
出典:https://ameblo.jp/pinoko—com/entry-12225977690.html
ダルビッシュ有選手は、先ほど紹介したトレーニングへのこだわりも強いですが、もっとこだわりのあるもの、徹底しているものがあります。
それは「食事」です。
ダルビッシュ有選手は、徹底的な食事管理を行って日々最高のパフォーマンスを行えるようにしているのです。
また、食事もトレーニングのうちだとも言っていると言われています。
ダルビッシュ有選手くらいの超一流選手くらいになると、徹底的な食事管理は専属の栄養士がついてくれているのだろう、と思うかもしれません。
しかしそれは違います。
実はダルビッシュ有選手は独学で栄養管理を身につけていったようです。
しかも、その独学の方法がまた一般人との違いともいえるのです。
どのようにして食事管理方法を学んでいったのかというと、「自分の身体での実験」です。
通常、私たちのような一般人の「独学」という学び方のとらえ方として、「本を読んで学ぶ」という捉え方くらいしかないのではないでしょうか。
誰かに教えをこうとそれは独学ではありませんし、主に本を読んで勉強するという事が言えると思います。
学ぶことはいいことですが、その学んだ栄養学を自分の身体で実験するというようなことはなかなか行わないのではないでしょうか。
恐らく多くの方が、栄養を学んで「そうなんだ」で終ってしまうと思います。
ですが、ダルビッシュ有選手は自分の身体で実験したといいますので、学んだことを活かしてさらに自分にそれが合うのかどうか?という事を研究していったのだと思います。
自分の身体と常に会話をして、自分に最も合った栄養管理を探求していったことでしょう。
人の体は十人十色です。
栄養も合う合わないがあることでしょう。
それを調べ上げ実践していくことで、ダルビッシュ有選手のようなパフォーマンスと体を作りあげることができるのだと思います。
気になる栄養管理はどのようなものなのか?
ここまで自分の身体で実験して見つけた栄養管理だと、あなたも気になることでしょう。
「いったいどんな栄養管理を行っているのか?」
「トップアスリートの栄養管理を知りたい!」
と思っている方が多いことでしょう。
では、紹介していきます。
ダルビッシュ有選手の栄養管理は、一言で言ってしまえば「好き<栄養」という事になります。
どういうことか?というと、好きなものよりも栄養管理をとるという事です。
ダルビッシュ有選手はこんなことを言っていたようです。
「どんなに美味しいものでも、体に悪いものは食べない」
これは、言うのは簡単ですが、実践しろと言われるとできない人が大半なのではないでしょうか。
恐らく多くの方が「体に悪くても美味しいものは食べる」という感じかと思います。
ファストフードやインスタント食品など、身体にあまりよろしくないと言われているのにも関わらず、ついつい食べてしまいますね。
そこを徹底的に管理するのがダルビッシュ有選手なのです。
また、ダルビッシュ有選手は大の甘党だという事をご存知でしょうか?
アイスクリームやケーキなどの甘いものが大好きのようですが、食事管理を徹底的に行っているので、それらは一切口にしないようです。
物凄い好きなものも、あとで体に与える影響のことをしっかりと考えて、絶対に手を出さない
と言われています。
反対に、まずいものだとしても、それが体に良ければ、栄養価が高いものであれば食べるとされています。
完全に野球の為に一瞬たりとも気を抜かないといった感じですね。
パフォーマンスの高さも、このようなことを知る事によってうなずくことができます。
どのような食事を摂取しているのか?
出典:http://calori.jp/eat/post-15731/
では、ダルビッシュ有選手はいったいどのような食事をしているのでしょうか?
特に目立ったこだわりや、食事で気を付けていることを紹介すると、
■朝食には「オートミール」を加える
■トレーニング期間は「タンパク質中心」
■夜は青魚を必ず食べる
この3つが特に目立ったこだわりかと思います。
ここで気になるのが「オートミール」ではないでしょうか。
知っている人は知っているとは思いますが、あまり一般的とは言えませんので紹介しておきます。
オートミールというのは簡単に説明するなら、オーツ麦と呼ばれる麦を食べやすく加工したシリアル食品の事です。
短時間で調理できることや栄養バランスが非常に優れていることで、日本国内では健康食品として人気を得つつありますが、アメリカでは家庭の味と言われるほど広く浸透している食材です。
引用:https://food-drink.pintoru.com/oatmeal/what-is-oatmeal/
上記がオートミールの説明になります。
日本では健康食品という認識程度で一般的に幅広く知れ渡っているわけでは無いようです。
しかし、アメリカでは家庭の味というほどですので、日本の味噌汁みたいなものでしょうか。
ダルビッシュ有選手は、これを必ず朝食には摂取するようにしているという事です。
トレーニング期間中のタンパク質中心にするのは、筋肉作りを行うために必要ですし、低脂肪高タンパクは、筋肉をつけて脂肪を増やさないことに必要不可欠であるともいえます。
ですので、完全に筋肉のための食事とも言っていいでしょう。
次に、毎晩必ず青魚を食べるとのことですが、魚は健康にいいと言われています。
なので、必ず摂取していると思いますが、ただ健康にいいだけではありません。
青魚は脂が多いので、脂肪がつくのでは?と思うかもしれませんが、その逆で実はダイエットに良い食べ物といわれています。
脂なのになぜ?と思うでしょう。
これには、「脂の質」が関係しているのです。
青魚には、「EPA」「DHA」という二種類の脂が存在します。
これは不飽和脂肪酸と呼ばれ、中性脂肪やコレステロールといったものを下げてくれる役割をしています。
要するに、健康に良い脂という事になるでしょう。
また、「ヒスチジン」と呼ばれる必須アミノ酸も含まれているのです。
ヒスチジンとはどんな働きをしてくれるのか?というと、脂肪の分解・燃焼作用があります。
ダイエット効果を求めるには必要な働きになりますね。
さらに、食欲を押さえてくれるという素晴らしい効果もありますので、カロリーが高いという事を気にしすぎず、青魚はダイエットをしている人は摂取した方がいいという事になるでしょう。
ダルビッシュ有選手は、一年中このようなことに気を遣いながら食事をしているという事になります。
ダイエット期間中だけとか、ならできると思いますが、一年中となると相当ストイックにならなければならないでしょう。
ダルビッシュ有選手もおすすめのプロテイン!
出典:https://athletebody.jp/2013/04/22/protein-powder/
先ほど紹介した食事法の他にも、摂取するもので気を遣っている事があります。
それは、「プロテインでタンパク質摂取」という事です。
実は、ダルビッシュ有選手は、サプリおたくとしても有名なようです。
独学で栄養を学んでいるくらいですので、サプリおたくといわれてもうなずけます。
また、筋トレを積極的に行っている人にとってプロテインの摂取は必要不可欠になることでしょう。
日本人の場合、炭水化物は非常に豊富に摂取していますが、タンパク質が不足気味といわれています。
しかも、食事だけで筋肉を増加させるのに必要なタンパク質量を摂取すると、膨大な量を食べなければなりません。
ですから、プロテインでタンパク質を摂取するのは非常に効率のいいことになるのです。
ここで、サプリおたくであるダルビッシュ有選手おすすめのプロテインがあるようなので紹介しましょう。
ダルビッシュ有選手おすすめのプロテインは「バーサーカー」というプロテインのようです。
紹介している動画がありますのでご覧ください。
いかがでしょうか。
ダルビッシュ有選手が直接紹介していますので、間違いありませんね。
筋肉に気を遣っている方は参考にしてみるといいでしょう。
まとめ
・ダルビッシュ有は有名なBIG3のうちベンチプレスのみしか行わない。
・ダルビッシュ有は食事も徹底的にこだわっていて、体に悪いものは一切口にしない。
出典:http://trend-trend-hothot.com/post-1540-1540
いかがでしたか?
ダルビッシュ有選手は想像以上に筋肉・栄養マニアだった印象を受けるのではないでしょうか。
ですが、参考にするところも非常に多いので、マネできるところは真似してみるといいでしょう。
動画でプロテインの紹介などもしていますので、そちらを見て参考にしてもいいですね。
実際に結果を残している人の紹介ですので、非常に説得力があります。
ぜひ参考にし、理想の体作りに活かしていきましょう。