陸上の桐生祥秀さんですが、筋肉が凄いと度々話題になっています。
この記事では、桐生祥秀さんの身長や体重などの基本情報、そして美しい筋肉がわかる画像やその筋肉を作り上げた筋トレ方法、ダイエット方法をまとめました。
桐生祥秀さんのプロフィール
出典:http://tarot-channeling.com/
名前:桐生 祥秀(きりゅう よしひで)
生年月日:1995年12月15日
出身地:滋賀県彦根市
桐生祥秀さんは、2017年9月9日、福井県で行われた「第86回天皇賜盃日本学生陸上競技対校選手権大会」において男子100m決勝で9秒98を記録したことは全世界の人の記憶に新しいのではないでしょうか。
これは日本記録を19年振りに更新するだけでなく、日本人初となる夢の9秒台を記録したアスリートとなりました。
桐生さんは元々は小学校時代サッカーをしており、様々なポジションを経験した後、ゴールキーパーとして彦根市の選抜チームに入っていたそうです。
中学校へ進学したのをきっかけに陸上を始めました。
桐生祥秀さんの身長・体重・BMI・体脂肪率
出典:https://sportiva.shueisha.co.jp/
桐生祥秀さんの身長
桐生祥秀さんの身長ですが、公式プロフィールによると、176cmと書かれています。
サバ読みしているのか気になるところですが、他の有名人との比較から、ほぼ公称通りの身長であると思われます。
桐生祥秀さんの標準体重と美容体重・BMI
桐生祥秀さんの身長からBMIにより標準体重と美容体重を算出すると、
美容体重(BMI 20):20×1.76×1.76 = 61.95 (kg)
BMI=体重(kg) ÷ {身長(m) X 身長(m)}
となります。
桐生祥秀さんの体重は70kgとのことです。標準体重よりも多い数値ですが、桐生祥秀さんの場合は筋肉量が多いので、BMIは参考にならないですね。
桐生祥秀さんの体脂肪率
桐生祥秀さんの体脂肪率は、毎日新聞のインタビューに答えた際に「ケガをした際に体脂肪が1.5%も増えて10%を超えていた」とあったので、元々の体脂肪は8%未満のようです。
桐生祥秀さんの筋肉が凄い!
桐生祥秀さんといえば、大腿四頭筋に加え、ハムストリングスといった太ももの筋肉が非常に発達していることがよく分かりますね。
そして太もも並みに凄いのは、ふくらはぎの筋肉です。
一般的には、短距離選手は「太ももは太く、ふくらはぎは細く」すると言われています。末端であるふくらはぎが太いとスピードが出ないから、という理由でこのように言われておりました。世界的にも有名なボルトやジャマイカの選手は、末端の足が細いのです。
しかし、桐生選手が夢の9秒台を出したことにより、この議論にも変化が表れてくるかもしれませんね。
更に、桐生選手の上半身にもご注目下さい!ユニフォームから見える肩の筋肉が非常に発達していることが分かりますね。
桐生祥秀さんの筋トレ・ダイエット方法
桐生祥秀さんはミニハードルをメインにトレーニングを積んで、上半身を鍛え上げたようです。ご自身でも「大学3年生の頃は上半身を中心に体作りに励んだことが成長に繋がった!」と話していました。その当時は腹筋や上腕などの筋トレに励んでいたようです。
他にも大学1、2年生の頃は骨ストレッチや骨ランニングに精を出し、スピードバウンディングも行っていたようです。
また、2016年11月からはアテネオリンピックでのハンマー投げで見事金メダルを取得した室伏広治さんから指導を受けて、様々なトレーニングを行っていたようです。そのトレーニング内容について、スポーツ番組であるTBS系「S☆1」で紹介されていました。
室伏さんと言えば、「スポーツ界の学者」であり、体のメカニズムを研究しており、トレーニング方法も大変個性があります。桐生選手に対しても、普段の筋トレでは鍛えにくい「細かな筋肉」を強化することを目的として、指導を行っているようです。
2016年11月から週に1回、2時間のペースでトレーニング指導を受けていた桐生さんは、2種類のチューブを使って体を捻ったり、一歩一歩ゆっくりと回転するといったトレーニングを行っていたようです。
どんなトレーニングをしているの?
①「キックバック」と呼ばれる運動・・・これは床に四つん這いになり、片足を天井に向けて蹴り上げながら股関節を外に開くトレーニングです。
②「フォームローラー」を使っての運動・・・背中下部にフォームローラーを当てた状態で仰向けになり、ゆっくりと腕を交互に上げ下げしているトレーニングです。
③両足の足裏を重ね合わせた状態ジャンプする運動・・・これは、両足の足裏を合わせて、足の側面を使って立ち上がってジャンプする運動です。
室伏さんの真似をして桐生選手が行うと、まず足裏を合わせた状態で立つことが出来ず、室伏さんに手伝ってもらっていました。難しそうです。
これこそ「細かな筋肉が必要とされる運動」なのでしょうね。
④ゴムチューブでの運動・・・これは、床に仰向けに寝転がって、足を50~80度程度に開き、ゴムチューブを土ふまずに巻いて、足を開いていく運動です。
⑤カヌーの練習器具で運動・・・これは、カヌーの練習器具に片足の膝をつけて、オールと呼ばれるカヌーをこぐ器具を、片側だけ漕ぐトレーニングです。
これは、お尻の筋肉への刺激がかなり凄そうです!辛い表情の桐生選手です。
室伏さん曰く、足首から先の「足全体」にも細かい骨が沢山あり、骨一本一本が動くようにトレーニングを行わないといけない、とのことでした。その「細かい骨や筋肉」までも鍛えないと、足が「硬い」ようです。
それでは、桐生選手が行ったとされる「骨ストレッチ」と「骨ランニング」について紹介していきます。
骨ストレッチ
現在、全国のスポーツ指導者や柔道整復士、鍼灸師、理学療法士、リフレクソロジーの先生方から注目されているストレッチ方法です。
今までのストレッチのように、痛い思いをして無理に筋肉を伸ばすのではなく、効果的に骨を動かすことで全身のバランスを整え、関節や筋肉の可動域や柔軟性をアップさせる画期的なストレッチです。
特別な器具は必要とせず、いつでもどこででも実践できるストレッチで、効果もすぐに実感できるのがこの「骨ストレッチ」の魅力となっています。
以前は「骨」が「豊」と書いて「體(からだ)」と読んでいました。骨太、気骨、骨にしみる、骨が折れる、骨身にまかせる、といったように「骨」にちなんだ言葉を日々の生活でも使われています。
私たちがよく使う「コツを掴む」の「コツ」は「骨(こつ)」を指しています。つまり、「コツ(骨)を掴む」ということは、骨の使い方をマスターした状態を意味しているのです。
「小指と親指で體(からだ)の節々を押える」ことがこの骨ストレッチのポイントとなり、その中でも「くるぶしや手首」は非常に重要なポイントです。
「末端部を制御することで、足や腕を敢えて動かしにくい状態にするため胴体である体幹部が半ば強制的に動く」のです。その際胴体である体幹部にある肩甲骨や背骨、胸骨、鎖骨、骨盤、あばら骨、そして仙骨といった「骨」が自動的に連動します。
その結果、全身の骨組みや筋肉、関節までも一緒に動くので、関節の詰まりや筋肉の張りが一瞬で解消されるのです。
スポーツ選手がこの骨ストレッチを行うと、ケガの予防や改善、そしてパフォーマンスのアップに繋がります。アスリートでない一般の方が骨ストレッチを行っても効果があるのですよ。体中のコリや痛み改善に加え、姿勢がよくなりますよ。
更に、驚くことに、2013年4月には、クロアチアのザクレブ大学研究チームによると、「スポーツをする前にストレッチを行うと、ケガのリスクが高まり、運動能力が落ちる!」と衝撃の研究結果を発表したのです!
これはストレッチを行うことで、腱や筋肉が伸ばされることで緩み、瞬発力や筋力を失うということのようです。
また、ストレッチがケガや故障の原因になるということは、科学的には証明されていないのです。弱った筋肉というのは「伸びている状態」であることが多く、そこにストレッチを加えることで、筋肉が更に伸びてしまい、筋肉をいたわるどころか、より痛めてしまっているのです。
実際に整体や治療院に来られる患者さんの8割以上は「ストレッチを念入りに行ったのにケガをした」と話しているそうです。
このことは、フィリップ・マフェトンさんが出版した「革命的エアロビックトレーニング マフェトン理論で強くなる!」にも記されているようです。
その後もストレッチにおける研究結果が続々と発表されていき、ストレッチ後は発揮能力が下がることが徐々に証明されてきたのです!この研究結果には誰もが驚いたのではないでしょうか?!
「時代は常に変化する」という言葉があります。ひと昔前は跳力をつけるために、うさぎ跳びが効果的だと言われ、多くのアスリートが神社や公園、学校の階段を使ってうさぎ跳びをしていたのです。
しかし時代が流れるにつれて、このトレーニングは実は膝に負担がかかり過ぎてケガ・故障の原因になると言われて以来、うさぎ跳びをする人はいなくなりました。
このように、運動前にストレッチをするのではなく、普段から骨のストレッチをすることで、血流を良くし、コリの解消をし、体の芯である骨をしっかり動かして関節や筋肉に最も負担をかけずに骨を動かすことが出来るのです。
まとめ
・桐生祥秀は身長176㎝、体重70kg、体脂肪率8%未満。
・桐生祥秀は太ももが非常に発達していて、さらに太もも並みに凄いのは、ふくらはぎの筋肉。
日本人にでも100m走で9秒台が出せるとは誰もが予想していなかっただけに、桐生選手の努力と戦い続けた根性には日本人だけでなく、世界の人が感動を覚えたのではないでしょうか。
これからも陸上界を賑わしながら活躍して欲しいですね!