足のむくみは鈍痛を伴って非常に辛いものですが、即効むくみ解消できる脚やせ運動を行うことが有効です。
今回は脚のむくみの原因4つ、むくみ解消に即効性のある脚やせストレッチとエクササイズ7選、注意点2つを紹介します。
脚のむくみの原因4つ!
スラッとした綺麗な脚のというのは、やはり理想的ですよね。
モデルさんみたいな脚であれば、自信を持って人に見せることもできるでしょう。
しかし、世の中には足がむくんでいる人が多い、という事実があります。
足がむくんでいると、長ズボンを履いて隠したい!と思ってしまいますよね。
では、そもそもどうして足がむくんでしまうのでしょうか。
ここでは、原因をいくつか紹介しましょう。
水分または塩分の過剰摂取
塩分の過剰摂取が体に良くないというのは有名ですよね。
しかし、水分については、なるべく多く摂取した方が良いと思っていませんか?
実は、水分を過剰摂取すると、血液中の水分が増加します。
そのことが、結果として足のむくみにつながってしまうのです。
もちろん、水分不足の状態というのも良くないため、適切な水分補給が大事です。
そのため、足のむくみを恐れて水分補給をほとんどしない、ということのないようにすることが必要です。
立っている時間が長い
生活上、立つことはやむを得ません。
しかし、立っている時間があまりに長いと、血液が脚に溜まっていき、結果としてむくんでしまうのです。
もちろん、立ち仕事の場合は仕方ありませんが、立ちっぱなしの状態が脚に悪いという点は理解しておきましょう。
空いた時間に少し横になったり、座ったりすることは、むくみ予防に効果的です!
運動不足
運動不足も、十分むくみの原因になりえます。
運動不足な日々が続くと、徐々に足の筋肉が衰えていきます。
そうなると、血液の循環が悪くなり、水分が脚に溜まるリスクが増大していき、むくみへとつながってしまうのです。
仕事が忙しい場合、なかなか運動というところにまで気が回らないと思いますが、ちょっとしたウォーキングやエクササイズでも良い運動になります。
そのため、日常生活の中で少しでも時間を作り、積極的に運動していくと良いでしょう。
腎臓の異常
腎臓に異常があると、それが原因で脚がむくんでしまうかもしれません。
なぜなら、体内の水分を適切に排出することができなくなっている可能性があるからです。
その場合、日常生活の中で改善させることは困難であるため、病院で診察してもらい、適切な治療を受ける必要があるでしょう。
むくみ解消に即効!① 脚やせストレッチの方法4つ
脚やせを実現させる方法として、ストレッチが挙げられます。
ストレッチはメインの運動をする前に行う準備運動、というイメージがありますよね。
そのため、ストレッチだけをメインに行う人はそう多くないのかもしれません。
しかし、多種多様なストレッチの中には、脚のむくみに効果的なものも当然あるのです。
そこで、ここではいくつか方法を紹介しましょう。
ストレッチ①
まず最初に、ストレッチ①についてご紹介します。
このストレッチでは、タオルを必要とするため、事前に準備しておきましょう。
それでは、手順について紹介します。
1.仰向けに寝る
2.両方のヒザを立てる
3.片足を上げ、上げた方の足裏にタオルをひっかける
4.タオルを両手で持ったまま、脚を体側に引き寄せたり戻したりを繰り返す
これを反対側の脚でも行いましょう。
以上が手順となります。
ストレッチ①では、上げた脚が曲がってしまわないように注意することが大事です。
慣れてきたら、上げた方の足を手前に引き寄せるだけではなく、左右へ動かしてみましょう。
そうすることで、より大きな効果を期待することができます。
また、タオルを使ったストレッチになるため、文字だけ見ても分からない!という人もいるでしょう。
そこで、ストレッチ①についての動画を用意しましたので、ぜひご覧ください。
動画では、女性の方がいとも簡単にこなしているように見えますよね。
しかし、ストレッチに慣れていない人は、そう柔軟に体を動かすことは難しいと思います。
そのため、自分のペースで行いましょう!
ストレッチ②
次に、ストレッチ②について紹介します。
このストレッチに関しては、脚の疲れをとってむくみを解消することを目的とします。
仕事から帰ってくると、脚にも疲れが溜まっていることでしょう。
そのため、このストレッチの疲労回復効果はとてありがたいですよね。
手順については以下の通りです。
1.脚を肩幅程度に開いて立つ
2.上半身を前方向に倒す
3.そのまま床に手をつける
4.この状態を5秒間保つ
5.その状態のまま片足を後ろ方向へ上げる(手は床から離してよい)
6.つま先を伸ばした状態で、5秒間保つ
これを反対の脚も同様に行いましょう。
やや長い手順になりますが、やってみるとそれほど難しいものでないことがわかるでしょう。
ポイントを一つ挙げるとするならば、後ろ方向へ上げた脚はなるべく高く上げるよう意識するということです。
床と平行になるくらいの高さまで上がればベストです。
また、このストレッチに関しての動画もご用意しましたので、ぜひご覧ください。
動画を見ると、女性でも簡単にこのストレッチをこなしていることがわかりますね。
そのため、あまり難しく考えず、まずはチャレンジしてみましょう。
普段の生活ではあまりやらない動きだと思うので、手順を確認しながらゆっくりと行うことをおすすめします。
ストレッチ③
次に、ストレッチ③について紹介します。
このストレッチに関しては、座った状態で行います。
そのため、これまで紹介したストレッチよりは簡単なものとなります。
手順については以下の通りです。
1.椅子に座る
2.つま先を立てる
3.その状態を8秒間保つ
4.足を元に戻す
5.かかとを立てる
6.その状態を8秒間保つ
7.足を元に戻す
手順を見てもわかる通り、実に簡単なストレッチであることがわかります。
つま先を立てたりかかとを立てたりするだけなので、本当に効いているかどうか自信が持てない人もいると思います。
しかし、むくみ解消という点で多少なりとも効果が期待できるため、ぜひ積極的にやってみてはいかがでしょうか。
(こちらの動画はストレッチ④と合わせて紹介してあります。)
ストレッチ④
次に、ストレッチ④についてです。
このストレッチに関しても、椅子に座って行うものとなります。
しかし、ストレッチ③とは多少動きが異なるため、その点は踏まえておきましょう。
それでは、手順についてご説明します。
1.椅子に座る
2.脚を組む
3.上になった方の足首を4回回す(右回り)
4.反対方向へ4回回す
これをもう片方の脚でも同様に行いましょう。
このストレッチでは、足首を回すという点が大きなポイントになります。
普段の生活で足首をほとんど回さないという人は、この機会にしっかり回していきましょう。
しかし、中には、足首を上手く回せないという人もいるでしょう。
その場合には、手で足首の辺りを持って回すようにすると良いと思います。
手の力を使うため、簡単に回りますよ!
ストレッチ③と④を通して行っているこちらの動画もぜひ参考になさってください。
むくみ解消に即効!⓶ 脚やせエクササイズの方法3つ
先ほど紹介した各ストレッチの実践によっても、十分脚やせを見込むことができます。
しかし、より早く結果を出したいという人は、エクササイズにもチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
数えきれないほど存在するエクササイズの中には、もちろん脚やせに効果的なやり方もあり、ぜひチャレンジしてみてください!
ただし、その際には、正しい方法について意識しなければなりません。
間違ったやり方だと、良い結果や期待した効果を得られないことがほとんどです。
ここでは、3種類の簡単エクササイズについてご紹介します!
エクササイズ①
1.仰向けに寝る
2.片脚を少し上げる
3.その状態を数秒間保つ
4.脚をおろす
5.反対側の脚を少し上げる
6.その状態を数秒間保つ
7.脚をおろす
この手順を1セットとして捉え、繰り返していきましょう。
このエクササイズに関しては、脚を上げたり下ろしたりするだけであるため、何も難しいことはありません。
強いてポイントを挙げるとするならば、脚を上げる時の高さです。
あまり上げすぎないことが大事であり、角度で言うと30度程度です。
また、このエクササイズの場合、何十回も繰り返し行うことをおすすめします。
あまりに回数が少ないと、高い効果は期待できません。
エクササイズ②
次に、エクササイズ②についてです。
このエクササイズについても、エクササイズ①と同様、仰向けになった状態でスタートします。
しかし、その後の動作についてはエクササイズ①と大きく異なります。
それでは、具体的な手順について紹介します。
1.仰向けに寝る
2.両脚を上にあげる
3.かかと同士をくっつける
4.両脚を上げた状態で、大きく開く
5.徐々に脚を閉じる
そのまま、開いたり閉じたりという動作を数十回繰り返しましょう。
このエクササイズでは、脚を大胆に動かすことから、高い効果が見込めそうですよね!
一つポイントを挙げるとするならば、手順3でかかとをくっつけた時です。
この時のつま先は外側を向くようにしましょう。
つまり、つま先からかかとまでがピタッとくっつく状態にはならない、ということですね。
また、エクササイズ②についても、エクササイズ①と同様、何回も繰り返し行いましょう。
エクササイズ③
最後に、エクササイズ③についてご紹介します。
このエクササイズについては、これまで紹介した中で一番簡単だと思います。
余計な力を必要としないため、誰でもできるでしょう。
手順については以下の通りです。
1.うつ伏せに寝る
2.肘を立て、手で顎を支える
3.両ヒザを曲げる
4.かかとで臀部を軽くたたくようにして交互に脚を動かす。
この臀部をたたく動作を何十回も繰り返しましょう。
このエクササイズでは、脚をパタパタと動かすだけであるため、負担も軽いのではないでしょうか。
ポイントとしては、臀部をかかとでたたく際の速さです。
あまりゆっくり脚を動かすのではなく、テンポよくパタパタと動かしていきましょう。
脚やせ運動をするときの注意点2つ!
これまで紹介したストレッチやエクササイズについては、いずれも脚やせ効果が期待できるものです。
そのため、好きなものをチョイスして実践してみると良いでしょう。
しかし、実践の前に踏まえておくべき注意点はあります。
その注意点を知らずに取り組むと、予想していたほどの効果が得られなかったという事態や、大きなケガをするという事態が起こりかねないのです。
そこで、ここではその注意点をいくつかご紹介しましょう。
頻度が低いのは問題アリ?
早い段階で良い結果を出したいのであれば、頻度が重要なポイントになります。
例えば、週に1回だけストレッチを行うというようなことでは、目に見えるほどの効果は期待できないでしょう。
大きな負荷のかかるエクササイズならまだしも、簡単なストレッチ程度で週1回というのは少なすぎます。
そのため、なるべく積極的に行うよう心がけることが大事です。即効性を求めるなら尚更ですね。
また、短期集中的にストレッチを行い、効果が分かった段階でスッパリやめてしまう、というのも良くないでしょう。
再び足がむくんでしまうことを防ぐためにも、継続して行うことをおすすめします。
自分の体と相談して行うことが大事
ストレッチをするにしてもエクササイズをするにしても、自分の体と相談しながらという考え方が大事になります。
体が悲鳴をあげているにもかかわらず、無理やり脚を動かすようなことをすれば、たちまちケガをしてしまうでしょう。
もちろん、ある程度の所まで努力するというのは大事ですが、痛みを感じるようなら、その動作を控えるようにしましょう。
そうすることで、ケガを未然に防ぐことにもなるのです。
まとめ
・脚のむくみ解消方法の1つがストレッチ。
・脚のむくみ解消にはエクササイズも有効。
脚がむくんでしまうその原因についてや、ストレッチ方法、そしてエクササイズ方法について細かく説明してきました。
もちろん、今回紹介したもの以外にも、効果的な方法は存在します。
そのため、色々な情報を参考にしながら、自分に合ったものを選んで実践してみてはいかがでしょうか。
その際には、注意点にも十分気をつけていきましょう。
ケガとは常に隣り合わせというくらいの意識を持つと良いかもしれませんね。