岡村隆史さんですが、ダイエットに取り組んだことが話題になっていましたよね。
この記事では、岡村隆史さんの身長や体重などの基本情報、そして痩せることに成功したダイエット方法をまとめました。
岡村隆史さんのプロフィール
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名前:岡村隆史(おかむらたかし)
出身地:大阪府
生年月日:1970年7月3日
血液型:B型
1991年に吉本新喜劇のオーディションに合格、入団されました。1992年にはお笑い新人グランプリを受賞、デビューとなり、その後はバラエティはもちろん、様々なメディアで活躍されています。
小学校時代は体操クラブに所属されていたそうで、その身体能力の高さは芸能界の中でも際立っています。
岡村隆史さんの身長・体重・BMI・体脂肪率
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岡村隆史さんの身長と体重
岡村隆史さんの身長ですが、公式プロフィールによると、156.4cmと書かれています。
小柄なようですが、岡村家の中では最も背が高いそうです。体重は59.1㎏だったのが、ダイエット企画終了時では50.0kgだそうです。
岡村隆史さんの標準体重と美容体重・BMI
岡村隆史さんの身長からBMIにより標準体重と美容体重を算出すると、
美容体重(BMI 20):20×1.56×1.56 = 49 (kg)
BMI=体重(kg) ÷ {身長(m) X 身長(m)}
となります。
岡村隆史さんの体脂肪率
直近の番組企画終了時の計測では体脂肪率21.1%ということでした。
岡村さんは以前にもテレビ番組の企画でダイエットに取り組まれています。2007年の企画の時には体脂肪率がなんと26.8%もあり、立派な肥満予備軍と診察されてしまっています。不規則な生活と暴飲暴食に加え、極度の運動不足で筋肉量が低下してしまっていたためでした。
岡村隆史さんのダイエット方法
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岡村さんが挑戦されていた「オカザイル復活ダイエット」の歴史を見てみましょう。
1回目:2011年
サッカー日本代表などのトップアスリートも指導しているトレーナーがダイエットインストラクターとして岡村さんの食事や運動をはじめ、生活のすべてを指導していました。
開始時の体重は59.1kg、体脂肪率26.8%だったのが、終了時には53.6㎏、体脂肪率20.0%に減少しています。
2回目:2013年
この時の開始体重は55.1㎏、体脂肪率は24.7%でした。やはりトップアスリートも指導しているトレーナーが生活指導をしています。3週間後には50.0㎏、体脂肪率21.1%にまで減少していました。
岡村さんの1回目のダイエット方法
■1回目企画時の食事
1回目のダイエット企画の時の食事ルールとしては
1.必ず3食摂る。
2.間食はしない
3.絶食しない
4.夜はサラダをボウル1杯食べてから
この中でも有名になったのは夜野菜ダイエットと言われるものです。夜、食事をする前にボウル1杯のサラダを食べるというダイエットでした。食事の最初に野菜をたっぷりと摂取することで、その後に食べるものの吸収を穏やかにすることができます。
特に血糖値を急激に上げない効果がありますので、満腹感を得やすく、また、急激に血糖値が下がるのを防ぐ効果もありますので、夜中にシメの炭水化物がほしくなることもなくなります。
また、大量の野菜をよく噛んで食べることで満腹中枢を刺激し、ドカ食いを防ぐこともできます。岡村さんは噛む回数が増えたことで下顎周りの引き締めも見られました。
■1回目の運動
マンツーマンのトレーニングによる筋力トレーニングと有酸素運動が行われていました。
内容は以下の通り。
・ウォームアップ
トレッドミル :ウォーキングから始め、ランニングの速度まで上げていました。有酸素運動を行うのと同時にウォームアップの効果があります。
ストレッチ:前屈などを行っていました。
股関節には、下半身の血流を支配する総腸骨動脈~大腿動脈があるため、鼠径部のストレッチは動静脈血の流れやリンパの流れを改善し、その後のトレーニングに効果的です。
・筋力トレーニング
スーパーマン
ラット・プル・ダウン
スライドボード
肩甲骨エクササイズ
肩甲骨のX及びT
スコーピオン
ボート漕ぎ
プッシュアップ
トランク・レッグ・レイズ
スクワットジャンプ
ヒップ・ローテーション
・ダンス
この時、岡村さんはベリーダンスに挑戦されていました。岡村さんと言えばキレのあるヒップホップダンスなどが有名ですが、ベリーダンスもお上手なんですね。
・エステ
岡村さんはウエストがなかなか思い通りにならないということで、エステにもいかれていました。特別痩身コースで、なんとフルマラソンと同じくらいのエネルギー消費があるというコースです。
ハンドマッサージやリンパドレナージュ、遠赤外線ドーム型サウナ。セルライトマシーンやパルスウェーブといった最新のマシンによる施術もあったようです。
岡村さんの2回目のダイエット方法
■2回目企画時の食事
2回目はライザップによる指導でした。ライザップと言えば、厳しい糖質制限食と筋トレが有名ですが、岡村さんも糖質制限に加え、脂肪も制限するという食事指導があったようです。
当時の岡村さんのインスタグラムによると、「キュウリが主食」「サラダサラダサラダサラダサラダ…」などと、ちょっと心配になるような投稿も見られました。公開された画像も冷奴や鶏肉と生野菜という組み合わせが多かったようです。
イモ類なども少なく、糖質が多いとされる野菜も制限している様子がうかがえました。
■2回目企画時の運動
この時の運動は有名な体幹トレーニングのトレーナが指導してくれていました。体幹のトレーニングに加えて、筋トレや有酸素運動も組み合わせたメニューが組まれていたようです。番組内で取り合えられていたメニューは以下のようなものでした。
バーティカルチェストフライ
ダンベルカール
サイドブリッジ
軸足ステップ
クロスクランチ
パートナーサイドアップ
これ以外にも、トレーニングチューブを使った運動をしている映像などもありました。
こうして見ると、1回目の時には総カロリーを減らして運動による消費エネルギーを増やそうというもの。2回目の時には、糖質制限と筋力アップという大まかな特徴がみられます。
特に2回目のライザップは現在のダイエットの主流であるカロリーを気にするよりも、糖質を制限しつつ、筋肉を減らさないというものになっていますね。
リバウンド?
頑張ってダイエットに成功された岡村さん。テレビで活躍する姿も見られますが…あれ?リバウンド?と思われる場面もあります。
ダイエットにはリバウンドがつきものとも言われますが、健康的な体型を保つためのコツはないのでしょうか?1回目と2回目のダイエットの内容を見ると、ヒントが隠されているかもしれません。
■体重と体脂肪率の変化
1回目 59.1㎏→53.6kg 26.8%→20.0%
2回目 55.1kg→50.0㎏ 24.7%→21.1%
どちらも減少しているのでダイエット成功!と思いがちですが、この2つのダイエットの内容と結果について考えてみましょう。2回目の時には年齢が上がっていることと、開始時の体重や体脂肪の数値のわりに、体重も体脂肪も減少がそこそこ大きいことに注目したいと思います。
2つのダイエットの大きな違い
1回目のダイエットのキーワードは、野菜と運動です。2回目は糖質制限と体幹トレーニングでしょう。特にライザップがもたらした食事法と運動によるボディデザインは、画期的でした。
多くの方はわかると思いますが、肥満の人が少し痩せるのはそれほど難しくありませんが、標準か、標準よりやや肥満傾向くらいの人が、数キロ体重を落とすのはかなり難しいのです。そうしますと2回目の55kgから50kgというのは大変だったろうと思わずにいられません。
ダイエットに適した食事
2回目のダイエットで糖質制限の厳しさや、サラダの多さに圧倒されますが、注目したいのはタンパク質の量です。岡村さんの食事は野菜と鶏肉や豆腐の組み合わせが多く見られました。
この食事画像はインスタグラムでも話題になり、「やはりダイエットはつらいもの」という印象を与えたようです。ご飯やパン、麺類が大好きな人にはつらいメニューだったろうと思います。
また、岡村さんはチョコを食べてしまってトレーナーから厳しく指導されるシーンもありました。このように岡村さんは食事以外にも口にしているものがあったようです。「プロテイン」です。
ダイエットにタンパク質が欠かせない理由
ボディビルダーや、激しいトレーニングをしている人のものというイメージが強いプロテイン。一般の人がプロテインを取ると逆に太ってしまうとか、ムキムキになってしまうのではと思われていますね。日本人の食事摂取基準によると、たんぱく質の推奨摂取量は30~50代の男性で60gとされています。
肉を60g食べるんだな?と考えてしまいそうですが、お肉=タンパク質ではありません。牛もも肉100gのうち、タンパク質量は19.5gになります。
2016年にNutrition and Athletic Performance Position of Dietitians of Canada, the Academy of Nutrition and Dietetics and the American College of Sports Medicineから、運動をする人は体重1kgあたり1.2~2.0gのタンパク質が必要であると発表されました。
運動強度や量にもよりますが、そのくらいタンパク質を摂取しないと、筋肉を維持することができないのです。
岡村さんは、ダイエット企画の時に強度の高い体幹トレーニングなどをされていましたので、
55kg×2.0=110g
110gのタンパク質を摂取するためには、牛もも肉を毎日約600g食べる必要があります。毎日ですよ?1週間で4.2kgのお肉を食べなくてはなりません。もちろん動物性脂肪は取りすぎてはいけません。
ライザップの指導であったことを考えますと、糖質制限をしていたのはもちろんですが、たんぱく質もプロテインなどを利用して、十分な量を摂取していたであろうと考えられます。糖質制限を行うダイエットというのは、炭水化物を抜けば良いというものではないのです。
一日の総カロリーを抑えつつ、必要なたんぱく質を十分摂取することが重要です。多くのダイエットはカロリーだけを気にして食事量を減らす傾向があります。この状態だと、体は筋肉を分解してエネルギーを得ようとしていきます。
そのため、カロリー制限だけで体重を落とすと、筋肉も減少している場合が多いのです。見かけ上痩せたように思えても、筋肉が生み出す熱量が減ってしまうために、同じカロリーでも太りやすくなってしまいます。これがリバウンドの原因です。
だからと言って、たんぱく質の多いカロリー低めの食事制限だけを行ったとします。この場合にも、体は必要なエネルギーを得るために筋肉を分解しようとしますので、食事制限だけで理想の体型になるのは難しくなります。筋肉を維持するためには、筋力トレーニングが必要なのです。
もちろんタンパク質だけではバランスの良い食事とは言えませんので、野菜の食物繊維やビタミン、ミネラルなども同時に摂取する必要があります。
リバウンドの罠
岡村さんのダイエットは、かなりハードなものだったようなので、よく努力されたと思います。しかし、「岡村 ダイエット」などで検索すると出てくるのが「リバウンド」の文字です。トップアスリートであっても、試合シーズン以外には体が緩んだりすることがありますよね。
ずーっと同じ体重をキープできないこともあるとは思いますが、なぜリバウンドしてしまうのでしょうか?
無理なダイエットと、生活習慣の根本から変える肉体改造
リバウンドは「元通りになる」の意味のようですが、実際には加齢による代謝減少などもありますので、元に戻ると言うよりも、より太りやすい体になっていると思いましょう。
ゴールを設定した極端な食事制限や、つらい運動などによるダイエットは「その体重になる」ことがゴールになってしまうので、ゴールした後のことが抜け落ちていたりするのです。
ゴールがあるからつらいダイエットも耐えられる…。これでは、ゴールした後には解放されて、より太りやすい生活になってしまうでしょう。
ごほうびの焼肉、ごほうびのケーキ…。理想の体型をキープしている人というのは、息をするように理想体型を維持する生活をしているので、体型キープできているのです。
努力せずに体型キープしている人たちの、よく言われる「なんにもしていないの」というのは、本人にとっては特別ではないから「何もしていない」ように思えるだけなのです。
理想体型をキープするならば、無理のない範囲で、自分に合う食事と栄養学を身につけること。無理のない範囲での運動習慣を身につけることが必要になるでしょう。そう、息をするように。
まとめ
・岡村隆史は身長156.4cm、ダイエット前の体重と体脂肪率は59.1㎏と26.8%。
・岡村隆史は2回目のダイエット開始時は体重と体脂肪率は55.1㎏と24.7%。
・岡村隆史は最初のダイエットで、体重と体脂肪は53.6㎏、体脂肪率20.0%になった。
・岡村隆史は2回目のダイエットで、体重と体脂肪は50.0㎏、体脂肪率21.1%になった。
いかがでしょうか?大人気のナインティナインの岡村隆史さん。テレビ番組の企画で、ライザップ指導でボディデザインに取り組まれていました。その食事やトレーニング、エステやダンスなどについて、SNSなどで話題になっているようです。
今回はボディデザインの内容を中心に、岡村隆史さんのダイエットの秘密を紹介しました。岡村さんは、一流のトレーナーのもと、食事も運動も頑張ってダイエットに成功されていました。リバウンドするかどうかは、これからの岡村さんの活躍と共に見守っていきたいものですね。