クリスチャンベールさんですが、筋肉が凄いと度々話題になっています。
今回は、クリスチャンベールさんの身長や体重などの基本情報、そして美しい筋肉がわかる画像やその筋肉を作り上げた筋トレ方法、ダイエット方法をまとめました。
クリスチャンベールさんのプロフィール
名前:クリスチャン・チャールズ・フィリップ・ベイル
生年月日:1974年1月30日
出身地:イギリス
パイロットの父親とサーカスのダンサーの母親の間に生まれたクリスチャン・ベールさんは、祖父がコメディアンであることもあり、ショービジネスが身近な環境で育ちました。
姉と一緒にミュージシャンを目指すも、途中で役者へと転向し、演劇学校卒業はいくつかのCMを経験して『the Nerd』や『太陽の帝国』で主人公役を勝ち取ります。
その後も2年間の学業を経て復帰し、『アメリカンサイコ』や『マシニスト』といった数々の作品で高評価を得るなど大注目の俳優です。体重の増減が激しい役をなりきってこなすため、本格派の俳優として知られています。
クリスチャンベールさんの身長・体重・BMI・体脂肪率
クリスチャンベールさんの身長
クリスチャンベールさんの身長ですが、公式プロフィールによると、182cmと書かれています。
サバ読みしているのか気になるところですが、他の有名人との比較から、ほぼ公称通りの身長であると思われます。
クリスチャンベールさんの標準体重と美容体重・BMI
クリスチャンベールさんの身長からBMIにより標準体重と美容体重を算出すると、
美容体重(BMI 20):20×1.82×1.82 = 66.24 (kg)
BMI=体重(kg) ÷ {身長(m) X 身長(m)}
となります。
クリスチャン・ベールさんは、役によって体重が増減することで有名な俳優であり、アベレージが算出できないということもあります。
不眠症の主人公であるマシニストの役では55kgで骨と皮だけになり、アメリカンハッスルの時には肥満体の主人公を演じるために106kgまで脂肪をつけました。
なかなか標準体が見えませんが、最も精悍な身体だった役として、バッドマンに出演の頃には、非常に引き締まった身体と大胸筋を携えて86kg、同じく筋骨隆々の役であるダークナイトでも86kgに調整していました。
標準体重から考えるとやや肥満体に位置してしまうこの体重ですが、短期間で増減を繰り返す俳優さんならではのベストショットであったといえるでしょう。
クリスチャンベールさんのBMI
出典:http://blog-for-soldiers.com/
クリスチャン・ベールさんの体脂肪率は、その体重の増減から役どころによってかなり変わってくることがわかります。痩せていたマシニストの頃では、55/1.82/1.82=16.6と明らかに痩せすぎな状態でした。
バッドマンやダークナイトの筋肉豊かなときでは、86/1.82/1.82=25.96と肥満体に近い状態でした。レスキュー・ドーンなど兵士の役の際には、61kgと標準に近い形となっており、61/1.82/1.82=18.41と標準体であったことがわかっています。
しかし、全体的に見ると筋肉をつけてウェイトを稼いでいる状態が多いのが現状であり、数値だけで見るとやや肥満傾向が強いですが、その分筋肉で補っていると見るべきでしょうね。
クリスチャンベールさんの体脂肪率
クリスチャン・ベールさんの体脂肪率はかなりの変動があると考えられます。体重やBMIだけでもこれだけ数値が変動するわけですから、当然ですね。
公式な発表でも詳しい数値は出ていませんから、正確な数値はお伝えできませんが、一説によると山で遭難しかけた人の体脂肪率が3-4%であったということもあり、マシニストの頃のクリスチャン・ベールさんは間違いなく5%前後にはなっているものと考えられます。
また、ボディビルダーの体脂肪率別の変化などを参考に見ていくと、バッドマンやダークナイトの頃の豊かな筋肉では、おおよそ10%弱ほどであろうと推測をすることができます。
マシニストのようながりがりな頃はともかく、やはり筋トレで身体を鍛えていく身としては、体脂肪率で10%を切るあたりを目指していきたいものですね。
クリスチャンベールさんの筋肉が凄い!
出典:http://ossu-gym.cocolog-nifty.com/
しっかりと鍛えたクリスチャン・ベールさんの筋肉は目を見張るものがあります。発達した大胸筋に加え、腕まわりの上腕二頭筋についてもかなり太く仕上げてきており、上半身全体でボリュームが出るように調整されています。
全体的に大きな筋肉を重点的に鍛えながらも、その脇にある腹斜筋などもきれいにバランスが取れるよう、かなりのボリュームをつけています。そして、下半身も上半身が効果的にみえるよう、かなり念入りに鍛え上げてしっかりと筋肉がついていることがわかりますね。
限られた時間をうまく使うのがかなりうまいクリスチャン・ベールさんですが、これだけ増減を繰り返しながら、その中でも理想の体を作り上げてしまうというのは、かなり目を見張るものがあります。相当各部を重点的に緻密に計算しながらの調整が考えられるといえるでしょう。
クリスチャンベールさんのダイエット・筋トレ方法
出典:http://blackmamesu.at.webry.info/
ダイエット方法
クリスチャン・ベールさんのダイエット方法は、かなり特殊です。
有名な逸話としては、マシニストの不眠症役のときが有名であり、前々作のサラマンダーという筋骨隆々の83kgから、骨と皮だけの55kgまで減量させたという驚きのダイエットです。実際には4ヶ月相当で30kg落としたと本人がインタビューの中で語っているのも有名ですね。
そんなクリスチャン・ベールさんのダイエット方法とは、毎日ツナ缶1つとリンゴ1つのみの食事で過ごしたというのですから驚きです。
しかし、実際にはきちんと栄養士と相談して綿密なスケジュールを組んだそうで、定期的にも医師の診察を受けるなど、しっかりと身体の健康を考えながらダイエットを行ったと話しており、サポートをふんだんにつかってのダイエットが想像できます。
実際に私たちがまねすることはできても、よほど自分の身体のことを理解し、そして不屈の精神がなくては、ここまでのダイエットは成功しないでしょう。
しかし、食事自体を抜く、量自体を大きく減らして、30kgを落とせるということは、やはり食事を「減らす」という方法が、ダイエットにとって効果的であることを再認識させられますし、往々にして万国共通のダイエットの基本中の基本ともいえるのではないでしょうか。
筋トレ方法
増減の激しいクリスチャン・ベールさんですが、その筋トレ方法とはどのようなものでしょうか。具体的なメニューは公式では発表されていませんが、そのフレームにうつる美体からその方法を考えることは難しくありません。
上半身を鍛えるためには、ケーブルローやパワークリーン、ハングスナッチといったメニューで徹底的に上腕二頭筋を鍛えていくのが一般的です。それぞれ4セットずつ行っていくとよいでしょう。
それぞれの重りも段階的に細かく重いものを使用していくことで、さらに負荷をかけて筋肉を鍛えることができます。
また、気になる胸筋については、ひときわ重いトレーニングが課せられます。彼の場合、比較的筋肉がつきやすく、そしておちやすいという身体の特徴があるでしょうから、何もないところから胸筋をつけるには、一般的な人よりも努力が必要です。
ダンベルフライ、ベンチプレスなどは、直接胸筋に働きかけます。またクローズグリップ・プルダウンなども取り入れて、短時間で最大限の負荷を胸筋にかけていることがわかります。
腹筋に関しては、バランスボール・プッシュアップで堅実に腹筋をつけつつ、デッドリフトでより強力な負荷をかけて、理想的な6パックを地道につけていっているのでしょう。
そして、全身の体幹と足を鍛えるために、短距離走やジャンピングスクワット、リバースランジに加え、全身を補強し自然に見えるために、残りを水泳によって効率的に作っていっていることがわかります。
かなり大変な作業ですが、クリスチャン・ベールさんの体格と比べると小さく、普段どこも足りていない私たちが長期的に真似をする上で、これらのトレーニングはかなりポイントをついていますから、非常に参考になります。
また、一日の中で全メニューを終わらせるのではなく、今日は上半身、今日は足、今日は腕、といったように日ごとにアプローチする場所を分けているというのも集中的な効果を狙っているからならではの方法であるといえます。
これは分割法(スプリットトレーニング)と呼ばれており、短期間でより効果を出したい場合や、より大きな筋肉にアプローチをかけて全体的な成長を促したい場合に非常におススメな方法ですから、是非真似したいものです。
まとめ
・クリスチャンベールは身長182cm、体重は大きく変動するがベストな体重は86㎏と推定、体脂肪率はベストな時は10%程度と予想される。
・クリスチャンベールは毎日ツナ缶1つとリンゴ1つのみの食事で4ヶ月相当で30kg落としたこともある。
クリスチャン・ベールのような筋骨隆々でバッドマンになれそうな身体というのはさすがに無理かもしれませんが、ダイエット方法やトレーニング方法を工夫すれば、バッドマンに比較的早く近づけることがお分かりいただけたでしょうか。
ダイエットや筋トレは辛く厳しい道のりですが、具体的なビジョンや目標があるだけで、その効果は段違いであるといわれています。
世の中にはクリスチャン・ベールのように短期間でこれだけの体格を変えている人もいるわけですから、私たちにも同じこととは言わず、少しでも効果を出していくことはできそうな気がしますね。是非参考にして、明日からジムでのトレーニングに励んでみては如何でしょうか。