羽生結弦さんは、男子フィギュアスケートでスラっと伸びた手足が演技をより美しく見せていますが、実は筋肉ムキムキとの噂もあります。
ここでは、羽生結弦さんの強靭で美しい筋肉と、身長や体重、筋トレ方法について紹介します。
羽生結弦さんのプロフィール
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名前:羽生結弦(はにゅう ゆづる)
出身地:宮城県仙台市泉区
生年月日:1994年12月7日
血液型:B型
デビュー:2010-2011
結弦という名前は「弓の弦を結ぶように凛とした生き方をして欲しい」との父の願いが込められています。愛称は「ゆづ」です。二歳から喘息があり、克服する方法の一つとしてスケートを始めました。
小学校三年生からスケートの個人レッスンを始めましたが、ハードな練習が続いてスケートがいやになり野球をやりたいと言っていた時期もありました。しかし、持ち前のストイックな精神力で練習を続け、9歳の時に初めての金メダルをつかみとりました。
2011年3月11日、東日本大震災が発生した時、羽生結弦さんは仙台のスケートリンクで練習中でした。羽生さん自身が避難所で被害の甚大さを目の当たりにし、スケートを続けるか迷ったこともあったと語っています。
2012年からブライアン・オーサーさんがコーチになります。オーサーさんは2009年に韓国のキム・ヨナさんをバンクーバーオリンピックで金メダリストに導いたり、羽生さんのよきライバルで日本の安藤美姫さんの夫であるスペインのハビエル・フェルナンデスさんの指導もしている名コーチです。
この頃から羽生さんはカナダのトロントを練習の拠点にしています。競技後の流暢な英語も話題になりました。
2014年2月に開催されたソチオリンピックで日本人初の冬季オリンピックにおける金メダルを獲得しました。ショートプログラムで使われた「パリの散歩道」という曲と腰を低くしながら片足を伸ばしたまま滑るスケーティングは披露するたびに歓声がわいていました。
その後の大会でも優秀な成績をおさめ、世界記録を更新しています。あの細い体からは想像もつかないダイナミックなジャンプを飛ぶには、相当な筋トレをしているはずです。
羽生結弦さんの身長・体重・BMI・体脂肪率
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羽生結弦さんの身長・標準体重と美容体重・BMI
羽生結弦さんの身長は172cm、体重は56kgです。
スケート連盟の記録に記載されてある通りなので間違いないかと思います。
羽生結弦さんの身長からBMIにより標準体重と美容体重を算出すると、
美容体重(BMI 20):20×172×172 = 59 (kg)
BMI=体重(kg) ÷ {身長(m) X 身長(m)}
となります。
羽生結弦さんのBMIは18.9です。18.5~25未満はふつう体重なので、羽生さんは見た目の方が軽い印象があります。四回転ジャンプを得意としている羽生さんは体重管理にはかなりのこだわりがあります。
体重に関していえば、フィギュアスケートではジャンプが必要ですが軽くないと体を支えきれません。引き締まった筋肉質の体型のようですが、体脂肪率はどうでしょうか。
羽生結弦さんの体脂肪率
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18歳から39歳の男性の標準体脂肪率は17%から21%です。羽生結弦さんの体脂肪率はなんと驚異の3%ということです。さすがアスリートですね。着やせして見えますが、実際は筋肉隆々との噂もあります。
羽生結弦さんの筋肉
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羽生結弦さんの割れた腹筋の美しさはネット上でも話題になりました。服を着ているとわかりませんが、上半身裸になった写真を見ると細マッチョなのが一目瞭然です。
美しいのは腹筋だけではありません。羽生さんの憧れのロシアの元スケート選手であるエフゲニー・プルシェンコが公式ツイッターで羽生さんとの2ショット写真を投稿しました。そこには、筋肉がしっかりついた逞しい太ももが写っていました。
羽生結弦さんの筋トレ方法
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羽生結弦さんの筋トレ方法は腸腰筋を強化する「ギャロップトレーニング」です。腸腰筋は股関節を曲げたり、足を前に振りだす時や、腹筋をする時のように上体を曲げるような動きに使われる筋肉です。股関節やふくらはぎを鍛えることができます。
羽生結弦さんは男子フィギュアスケート選手の中でも特に股関節が柔らかく、女子選手並みに足を真っ直ぐ上げる技やビールマンスピンを得意としていて技術点では最高ランクになるほどキレイです。
またこのトレーニング方法は美脚効果もあります。羽生さんの高度な技術を際立たせている長く真っ直ぐな足も筋トレのたまものですね。
ギャロップトレーニングのやり方
①片方の足を大きく上に引き上げ、歩き出す時のように前へ踏み出します。
②踏み出した足のバネの力を利用して足を上に引き上げます。これを繰り返します。
③反対側の足も同じように繰り返します。ポイントは、股関節周辺を意識して引き上げることです。動き自体は簡単なので、普段の生活の空き時間にも取り入れやすいです。
また羽生結弦さんの縦に割れた腹筋は「アブクラックス」と呼ばれるもので、腹筋の前側にある腹直筋の真ん中を縦に走っている腱からできている溝です。左右の境目を作っている溝です。
しかし、このアブクラックスは残念ながら人によってはどんなに鍛えてもできない縦に走る溝ですが、羽生さんは完璧と言えるほどの素晴らしい形をしています。実はアブクラックスは遺伝的要素が影響しています。
生まれながらに天才スケーターとしての体にも恵まれています。とても羨ましいのですが、健康的にアブクラックスを作るポイントがあるのでご紹介します。
体幹全体を鍛える
体幹をトレーニングする方法として話題になったのは「プランク」です。体を板のように真っ直ぐに保つもので、プランクとは「板」という意味です。早速やり方です。
①うつぶせになり、肘とつま先を床につけます。そして体を床から離すように持ち上げます。
②腹筋に力を入れて体を一直線にして、その姿勢を保ちます。
③目線は下に落とさず、真っ直ぐ見てください。この時に腰を反らしたり、浮かせないように注意してください。効果が半減してしまいます。
最初は30秒間キープを3セット行うことが目安です。簡単なようでやってみるとかなりきついです。慣れるまでは短い時間から始めて、徐々にキープできる時間と回数を増やしていきます。
サイドクランチ
羽生結弦さんはお腹のサイドにある腹斜筋も美しい形をしています。腹斜筋は、体を横に倒す時やひねる時に使う筋肉です。演技の練習をするたびに鍛えられているのでしょうね。
腹斜筋は外腹筋と内腹斜筋があり、くびれを作る筋肉なので、たくさん鍛え方がありますが、その中でも初心者が取り入れやすい筋トレ方法があります。
それが「サイドクランチ」です。
①横になって、膝を少し曲げます。上側の手は頭の後ろに添えて、体は真っ直ぐに保ちます。②横になったまま、ゆっくりと上体を起こしていきます。この時、おへそを覗き込むように動かします。
③限界の位置まで持ち上げたら3秒間キープします。
④ゆっくりと体を元に戻していきます。15回繰り返します。途中でインターバルを30秒いれます。
⑤2セット繰り返します。15回を3セット行います。慣れてきたら回数を増やしていきます。
羽生結弦さんは筋トレの他にも、バレエやヒップホップダンス、バランスボールもトレーニングに取り入れています。バレエやヒップホップはレッスンを受けないとなかなか難しいですが、バランスボールなら家でもできます。必要なのはバランスボールだけです。
バランスボールを使ったトレーニング方法
①ボールの横に手を置きます。
②背筋を伸ばしながら、ボールの真ん中に座ります。ゆっくりと倒れないように気をつけてください。
③姿勢をキープしながら1日15分座るだけです。女性にもやりやすいです。
食事管理
スケートをするためには筋肉は必要なので食事管理にも厳しく取り組んでいます。トレーニング前には、ニンジンやほうれん草に豊富に含まれているBCAAやアルギニン・グルタミンという成分を摂取しています。
トレーニング後には、アミノ酸を摂取しています。アミノ酸は肉や魚、卵、炭水化物に含まれています。トレーニングで傷ついた体をアミノ酸で癒しています。もともと食べることがあまり得意ではないという羽生さんは食事量より食事の質にこだわっています。
あまりに食が細くて体調を崩すこともあったそうで、専門家の指導を受けました。それは汁物から食べ始めるという方法です。汁物にあるだしのうまみ成分であるグルタミン酸を摂取することにより、胃腸の動きを刺激して食欲を増進させることができます。
まとめ
・羽生結弦は身長172cm、体重56kg、体脂肪率3%の体型。
・羽生結弦の筋トレ方法は腸腰筋を強化する「ギャロップトレーニング」。
出典:https://joshi-spa.jp/
羽生結弦さんの身長と体重やBMI、筋トレ方法とダイエット方法についてご紹介しました。アスリートとはいえ、モデル並みの細い体型で驚くべき体脂肪率でした。しかしながら、体全体にバランスよく均整の取れた筋肉がついています。それは日々のトレーニングの成果です。
食べることがあまり好きではない羽生さんですが、スケートという過酷な競技をする為に徹底した食事管理もしていました。
愛くるしい笑顔とプーさん大好きといったお茶目な顔を持っていますが、実はストイックな精神力と病気や震災といった困難も乗り越えて記録を塗りかえ続ける努力の人でもあります。
これからも羽生結弦さんの活躍に期待です。世界中がその雄姿に注目しています。