モテホルモンとも言われる男性に必要不可欠なテストステロンというホルモンは、努力次第で分泌を高めることができます。
今回はテストステロンの5つの働き、分泌を高める効果のある方法12と食べ物、サプリで摂る方法を紹介します。
目次
テストステロンとは?
テストステロンとは、男性ホルモンの一種です。
男性の場合は精巣で大半のテストステロンが作られています。
女性も男性よりは少ないようですがテストステロンが作られています。
性欲亢進や生殖器の発達に大きく関与しているホルモンです。
少年が大人の男になっていくときに最も働いているのはテストステロンと言えるでしょう。
男性ホルモンにはたくさんの種類がありますが、社会的に見ても大きな役割を持っているホルモンがテストステロンです。
このホルモンを分泌することで自然と女性にモテることが出来るという説もあるほどです。
テストステロンの5つの効果
テストステロンは男性にとって様々な良い効果がある男性ホルモンです。
詳しく一つずつ見ていきましょう。
テストステロンの良さを知って、高める動機付けをえましょう。
男らしい体になる
筋肉を作るために必要なホルモンの一つがテストステロンです。
テストステロンが多ければ多いほど筋トレ効果は増大するのです。
つまり、筋肉質な体になりやすい=男らしい体になれるということなのです。
筋肉が衰えていつの間にかお腹にお肉がついてぷよぷよになっていた・・・。
ということを経験されたことはあるでしょうか。
加齢や運動不足、カロリー過多など様々な問題が考えられますが、筋肉が衰えるということはテストステロンの分泌が弱まっているということでもあるのです。
太りにくく痩せやすい、たくましくて女性にモテる男らしい体を作るために、テストステロンの働きは非常に重要です。
若々しくあれる
年を重ねても、なぜかモテる男性っていますよね。
これはテストステロンのおかげだと考えられています。
テストステロンは新陳代謝を上げて血行を促進する効果があります。
これはアンチエイジング効果につながっていきます。
年を重ねてもハリのある肌を保つことが出来、エネルギッシュな外見を維持することが出来ます。
また、精神的にも安定した状態を作り出すことが出来るため、内側からも外側からも若々しくある秘訣はテストステロンなのです。
記憶力上昇
テストステロンは、記憶力と集中力をアップさせる効果もあります。
記憶力や集中力は仕事円滑に回していくため、コミュニケーションを図るためには非常に大切な力です。
会社の業績を上げてどんどん高みに上がっていく男性もそのような特徴を持っています。
テストステロンは、体のつくりに影響するだけではなく、脳の働きにも影響するというのは初耳だったかもしれませんね。
テストステロンの分泌が高まれば仕事が出来る男になり、経済的に豊かになり、女性にもモテるようになるのです。
やる気アップ
やる気に源となるものが何かを、知っておられますか?
それは「ドーパミン」という物質です。
これにもテストステロンの働きが大きくかかわっています。
ドーパミンが分泌されればされるほどやる気はアップして、仕事やその他の活動も効率が上がることでしょう。
じつはこのドーパミンの分泌を促すのは、テストステロンなのです。
テストステロンが多くなれば多くなるほどドーパミンが分泌されやすくなり、やる気アップできます。
筋トレ後などはテストステロンが高まりやすくなります。
そのため体は疲れているはずなのにやる気がふつふつと湧いてくるという経験をされた方も少なくないでしょう。
これはテストステロンの効果の一つなのです。
生活習慣病予防
テストステロンの働きは生活習慣病の発症にも大きく関係しています。
テストステロンは加齢だけでなく多くの要因によって分泌量が減少していきます。
例えば、糖尿病、ストレス、肥満などです。
これらの状況は、あと一歩で生活習慣病になるというところでしょう。
つまりテストステロンの分泌が減少すると、生活習慣病にかかりやすくあるということになります。
ですから、生活習慣病を予防するためにも、テストステロンの分泌を高めて、それを維持する必要があるのです。
テストステロンを高める12の方法【筋トレは効果絶大】
テストステロンが男性の体にとって非常に大きな、そして大切な役割を持っていることを知ることが出来ました。
では、どうすれば、テストステロンを高めることが出来るのでしょうか。
テストステロンを高めるために自分で心がけることのできる方法を12個ご紹介します。
①筋トレ
筋トレを集中してやれば、テストステロンを大幅にアップすることが出来ます。
繰り返す回数を減らして、自分に精いっぱいのウエイトで行いましょう。
また、大きな筋肉を鍛えるようにして、体の筋肉の割合を増やすことでさらにテストステロン増加効果を狙えます。
②睡眠の質を高める
テストステロンの分泌量を高めるには質の良い睡眠がどうしても必要です。
睡眠時間が足りなかったり、質が悪いと、テストステロンがあまり生成されなくなります。
ある研究によると、テストステロンと睡眠の関係は一目瞭然です。
ある人が1週間ほど睡眠時間を5時間にしたところテストステロンの生成量が15%低下したのです。
睡眠をしっかりとらなければテストステロンは低下し、男らしさとかけ離れていきますのでご中ください。
③ビタミンDを摂取する
ビタミンDを摂取することもテストステロンの分泌量を高める一つの手段です。
体重を減らすことが難しくてもビタミンDを摂取していれば、1年ほどでテストステロンの分泌量に良い影響を及ぼすようになるという、実験結果も出ています。
また、テストステロンが低下すると骨や筋肉が衰えますが、ビタミンDはそうしたあらゆる病気の予防としても非常に効果的です。
④亜鉛を摂取する
亜鉛を摂取することでテストステロンの分泌を高めることが出来ます。
食事内容は今のままでもよいので亜鉛を意識した料理を少し加えてみると良いかもしれません。
1カ月程度亜鉛を集中的に摂取すればテストステロンの量も大幅に改善します。
また、テストステロンが増えすぎると害も出てくることがありますが、亜鉛を摂取していると、必要以上にテストステロンが増えすぎてしまうということも避けることが出来ます。
⑤食事の充実
テストステロンと食事の関係も密接です。
テストステロンを減らしてしまうような食事内容を避けて、栄養たっぷりの充実した食事をするようにしましょう。
実はこの食事の工夫のみでも、テストステロンの量を劇的にアップさせることが出来るのです。
最近は忙しさのあまりにお菓子やジャンクフード、ファーストフードなど、体に悪いものばかりを毎日3食食べている人も少なくありません。
そのような食生活を行っていると、体重は増えますし、男性ホルモンの分泌が減るので、体型どころか生活習慣病になってしまいます。
この後も述べますが、亜鉛、マグネシウム、ビタミンDといった栄養素を意識して食事で摂取するようにすると効果的です。
集中力ややる気をアップさせるためにも食事を充実させてテストステロンをアップさせましょう。
⑥ポジティブになる
ポジティブになる・・・。つまりネガティブな感情を持ち続けないということです。
ネガティブな思考でいると血圧や血糖値が上がっていきます。
この状態になると脳は危険を感じホルモン分泌させないように指示を発します。
ですからテストステロンももちろん分泌されなくなってしまいます。
確かにネガティブになってしまう要素ばかりの社会ですが、ポジティブな考えを意識しましょう。
⑦ストレッチ
ストレッチを定期的に行うことも、テストステロンを増やす良い方法です。
テストステロンを分泌を担う脳の中枢である「視床下部」という場所は、ストレッチなど体をゆっくりと伸ばす運動によって刺激することが出来ます。
つまり、体を伸ばしてリラックスできるだけでなく、視床下部を刺激しテストステロンの分泌が促せると言うわけです。
寝る前や朝起きた時など短い時間でも大丈夫ですから習慣にしてみるのはいかがですか?
⑧アルコールを減らす
お酒をたくさん飲む方は、テストステロンが少ない傾向にあります。
なぜならアルコールを分解するためには大量の亜鉛が必要だからです。
テストステロンが増えるためにも亜鉛が必要ですから、アルコールのために消費されるとテストステロンは徐々に減少していきます。
また、お酒の中でもビールには女性ホルモンの働きをする成分もあるため、余計にテストステロンが減少しやすくなります。
アルコールを摂取することを少し控えめにすると今より魅力的になれますよ。
⑨体重を減らす
自分の身長とBMI値から割り出したもので適正体重を知ることが出来ます。
その適正体重を維持するように努めましょう。
今が適正体重を大幅に上回っているようであれば、体重を減らす努力をしなければなりません。
実はBMIとテストステロンは関係があるようです。
減量することによってテストステロンが増えるという研究結果が出ています。
体重をコントロールして、テストステロンの分泌量が少ない肥満体型から打破しましょう。
しかし、体重を減らし過ぎて痩せすぎたり、筋肉さえもなくなってしまうと男性ホルモンの分泌が悪くなります。
ですから、無理のないダイエット方法で適正体重を目指しましょう。
⑩高強度なエクササイズ
高強度のエクササイズと食事制限を組み合わせることで、テストステロンを大幅に増加させることが可能です。
この場合、短時間で高強度のエクササイズを行います。
ウォームアップと回復エクササイズと組み合わせながら、簡単に行うことが出来ます。
怪我をしないように正しい方法でおこなうと、テストステロンへの働きを実感することが出来るでしょう。
⑪ストレスをためない
精神的なストレスが高まると、コルチゾールの分泌が高まります。
しかし、コルチゾールが高まれば、その分テストステロンの分泌が低くなるように体はできています。
そのため、ストレスの原因となるものをあらかじめ避けて、早い段階でポジティブな考えに切り替えたり、ストレス発散法を見つけ出して対応していきましょう。
⑫糖分を控える
テストステロンの減少を促すものの一つは肥満です。
つまり肥満、メタボリックシンドローム症候群にならない為に、普段の生活から注意しなければなりません。
その一つの方法が糖分を控えることです。
炭水化物や糖分の含まれている食べ物や飲料を避けるようにしましょう。
その代わりに良質な資質やビタミン、たんぱく質などを積極的に食べて、食生活を改善していきましょう。
こうした少しの工夫が、テストステロンアップにつながります。
テストステロンを高める効果がある5つの食べ物
テストステロンを増やすために、簡単に始めることのできる調整が食事です。
どの栄養素を取ってどの栄養素が不足しているのかによって、体の働きもバランスが崩れてきます。
肥満を招くような食べ方をしているか、それともテストステロンを高めて男らしい体になるような食事をしているのか、自分で考えてみてくださいね。
①野菜を食べる
テストステロンを高めるには野菜を中心とした食事をする必要があります。
もちろんその他の食材も使ってかまいませんが、お肉や炭水化物などを中心とすると、肥満の原因となり、テストステロンを減少させてしまう恐れがあります。
野菜からミネラルやビタミンなど、テストステロンを分泌させやすい体を作るための栄養素をしっかり取り入れるようにしましょう。
②粘り気のあるものを食べる
納豆や山芋、オクラなどねばねばしたものを食べるとテストステロンに効果抜群です。
このねばねばした食材には、男性ホルモンと同じ働きがあるため、テストステロンの分泌を活性化させることが出来るでしょう。
この働きゆえに、中年期以降の更年期障害を起こしている男性には、よく粘り気のある食材が勧められています。
③青魚を食べる
青魚を食べることによってテストステロンの減少を抑えることが出来ます。
サバやアジなどの青魚には栄養が豊富に含まれています。
青魚の脂肪は良質な脂肪と呼ばれるもので、体脂肪を燃焼したり、動脈硬化などの病気を予防したりすることが出来ます。
④海藻やキノコを食べる
テストステロンにビタミンDは非常に重要です。
このビタミンDは海藻やキノコから摂取することができます。
毎日の食事にこうした食材を取り入れて、テストステロンの分泌を高めやすい環境を整えていきましょう。
⑤レバーを食べる
亜鉛は男性の体調を左右するといっても過言ではない、栄養素です。
ですからテストステロンの分泌にも亜鉛が必要です。
しかし、亜鉛は摂取しにくく複雑な存在であるため、実際、不足している人は少なくありません。
レバーは食材の中でも亜鉛が取りやすいものですから積極的に食事に取り入れていきましょう。
テストステロンを高める効果がある栄養素はサプリで簡単に摂れる
テストステロンを増やすために、食生活も生活スタイルも改善してきた、しかしまだ物足りない、と感じるのであれば、サプリを使用することもお勧めです。
テストステロンの分泌を高めるために必要な亜鉛・マカ・アルギニン・シトルリンといった栄養を簡単に摂取することが出来ます。
これらはなかなか毎日の食事で簡単に摂ることのできないものですから、サプリの力を借りるのも良いでしょう。
まとめ
・テストステロンが分泌されると男らしい体になるほか、やる気のアップや記憶力向上、生活習慣の予防など様々な効果が期待できる。
・テストステロンは筋トレをしたり、食べ物を改善したり、サプリを飲むことで分泌量を高めることが可能。
何歳になってもモテる魅力的な男性でい続けるためには、テストステロンが必要です。
テストステロンを高める方法はたくさんあります。
自分の生活習慣と見比べてみて変化することが出来る部分がありましたか?
ぜひ今日から始めてみてくださいね。