市川海老蔵さんですが、筋肉が凄いと度々話題になっています。またブログでも度々トレーニング風景を公開していますよね。
この記事では、市川海老蔵さんの身長や体重などの基本情報、そして美しい筋肉がわかる画像やその筋肉を作り上げた筋トレ方法、ダイエット方法をまとめました。
市川海老蔵さんのプロフィール
名前:堀越寶世
出身地:東京都
生年月日:1977年12月6日
血液型:AB型
1983年の歌舞伎座「源氏物語」の「春宮」として初お目見え。1985年には外郎売で七代目市川新之助を襲名します。その美貌と芸から、平成の三之助として歌舞伎ブームを起こしました。
若いころにはやんちゃな行動もあったようですが、現在では芸に打ち込む姿が国内外で高く評価されています。
市川海老蔵さんの身長・体重・BMI・体脂肪率
市川海老蔵さんの身長
市川海老蔵さんの身長ですが、公式プロフィールによると、176cmと書かれています。
体重は80kgとなっています。体脂肪率は明かされていませんが、もっとも少なかった時で驚異の3.78%だったとブログで明かされています。ボディビル大会に参加している選手のうち、有力選手の体脂肪平均が約3%だそうですので、トップアスリート並みの体脂肪率といえるでしょう。
市川海老蔵さんの標準体重と美容体重・BMI
市川海老蔵さんの身長からBMIにより標準体重と美容体重を算出すると、
美容体重(BMI 20):20×1.76×1.76 = 62 (kg)
BMI=体重(kg) ÷ {身長(m) X 身長(m)}
となります。
もはやBMIで評価しようというのもナンセンスな話ですが、海老蔵さんの体重の多くは筋肉によるものでしょう。80kgという体重は海老蔵さんの肉体の価値を下げるものではないはずです。
市川海老蔵さんの体脂肪率
海老蔵さんは、メディアに取材されたり、ブログにもご自身で体脂肪率を時々公表しておられます。ほとんどは体脂肪率一桁の数値で、歌舞伎のお稽古の他にもトレーニングに打ち込んでいるのが推察されます。
市川海老蔵さんの筋肉が凄い!
海老蔵さんは、かつて趣味のように筋力トレーニングをされていたそうです。2003年に大河ドラマに出演された歳には、90kgの体重がありました。役作りのためにジムでウェイトトレーニングを繰り返し、バンプアップされた肉体で役に臨んだそうです。
現在では、「歌舞伎役者は筋肉隆々である必要はない」と、よりしなやかな肉体を目指してトレーニングされているようです。
市川海老蔵さんの筋トレ・ダイエット方法
海老蔵さんは、女役から男役への変幻をこなしたり、役作りのために肉体改造をしているようです。ブログにも時々、その内容が明かされますね。海老蔵さんのダイエットとして有名なところでは「ゆで卵ダイエット」ではないでしょうか。
ゆで卵ダイエット
出典:https://instagrammernews.com/
2007年の吸血鬼の役をこなすために、行ったそうです。海老蔵さんは役に合わせて体重を絞ったり、増やしたりする必要があるそうですが、その度に「ゆで卵」に頼るのだとか。この時には、ゆで卵の白身だけを容器に入れて持ち歩き、短期間でなんと20kgも減量されたそうです。
そんなダイエットで大丈夫なのか心配になりますが、栄養士の方がついて相談しながら行っているそうです。
おそらく、ゆで卵を食べるのはもちろんですが、他の栄養も含めて指導してもらっているでしょうから、一般の人がゆで卵だけ食べるダイエットとしてマネするのは難しそうですね。また、雑誌のインタビューでは、肉や魚を控えたベジタリアンメニューが中心であると明かしていました。
食事回数
海老蔵ダイエットの2つ目のキーワードは食事回数です。なんと1日の食事を10回に分けて摂っているのだとか。食事回数を増やすと、消費カロリーが多くなるため、痩せやすくなるという説があります。
また、血糖値が一日を通して安定しますので、空腹を感じることがなく、ドカ食いを防ぐこともできます。
エネルギーが不足したり、血糖値が下がると体は「栄養を蓄えなくては」と、摂取した栄養を溜めこもうとしますが、食事を小分けにすることで、「栄養は十分なので、脂肪として蓄えなくても良い」として消費カロリーに回されるというのです。
体脂肪とエネルギー
この脂肪と血糖値のメカニズムをもう少し詳しくみていきましょう。
食事をすると、食べ物は消化酵素によって分解され、体に取り込みやすい形になります。多くは小腸で吸収され、肝臓に運ばれます。栄養とされる物質には様々なものがありますが、三大栄養素は糖・タンパク質・脂肪です。肝臓に入った栄養素は必要に応じて蓄積されたり、全身に放出されたりします。
・糖の代謝
肝臓から全身に放出された糖は、筋肉や脂肪組織に取り込まれ、エネルギーとして利用されます。この取り込む時には膵臓から出るインスリンが作用しています。エネルギーが十分であるときには、筋肉は糖をグリコーゲンと言う形に変えて貯蔵します。
グリコーゲンを貯めておけるのは肝臓と筋肉だけです。グリコーゲンにしても貯めることができない過剰な糖は、中性脂肪に替えて脂肪組織と肝臓に蓄えられます。これが肥満です。
・糖をいっぺんに摂りすぎなければ
ここで、余分な糖がないくらいの、ちょうど良い糖分量の食事であった場合を考えます。体に入った糖は、肝臓と筋肉にグリコーゲンとして補充され、エネルギーとして利用されて終わります。
中性脂肪に代えておかなくてはならないほどの過剰な糖を摂取しなければ、取り込んだ糖はきれいにエネルギーとして燃焼し尽します。
・インシュリンが鍵
膵臓のランゲルハンス島β細胞から分泌されるインシュリンは、食事をした時に血糖値が上がったのを下げる作用としての追加分泌と、24時間分泌される基礎分泌の2種類があります。
血液中に糖があふれていても、インシュリンがない限り筋肉細胞や脂肪細胞の中に取り込むことができません。インシュリンは細胞内に糖が入るための文字通り「カギ」となるのです。
このメカニズムにより、血液中の糖が増えたら、インシュリンが細胞内へ糖を放り込んで、血液中の糖を下げているのです。食事のたびにドカンドカンと糖が取り込まれると、そのたびにインシュリンは大量に追加分泌されます。
食事を小分けにして摂取すると、インシュリンの追加分泌は少なく、結果として細胞内へ取り込まれる糖や中性脂肪も少なくなります。
・低インシュリンダイエット
この手法は低インシュリンダイエットと名前で一時ブームになりました。正しい栄養学や生理学の知識があれば有効な方法です。海老蔵さんも、栄養士の指導のもとダイエットをおこなっているとブログで報告されています。
インスリンや糖にだけ注目するとその通りなのですが、この手法だと、体がエネルギー不足と判断した時に筋肉をエネルギー源として消費してしまいます。
また、運動をする時には筋肉内に取り込まれたグリコーゲンをエネルギー源として利用するのですが、筋肉はグリコーゲンを大量にため込むことができません。また、グルカゴンというホルモンが関与してきます。
グルカゴンはインシュリンと同様、膵臓のランゲルハンス等のα細胞から分泌される物質で、インシュリンとは逆に血糖値を上げる働きのあるホルモンです。
インシュリンが分泌されるときと言うのは血糖値を下げようとしてるわけですので、グルカゴンは抑制されます。このグルカゴンは筋肉の修復などに作用しますので、インシュリンの分泌が多いと筋肉は減ったままになってしまいます。
低インシュリンダイエットだけでは、筋肉が痩せていきますので、結果的に基礎代謝が落ちてしまったり、体を動かすのが億劫になってしまいます。
市川海老蔵さんの運動メニュー
海老蔵さんはブログなどで、ハードな筋力トレーニングを披露してくれています。インタビューで紹介されていたのは、ヨガを行っているということでした。筋肉隆々は必要ないということで、トレーニング内容を見直した結果、今までは難しかった酔客の役などができるようになったそうです。
■市川海老蔵さんも行っているヨガとは
海老蔵さんの朝はヨガから始まるそうです。朝にヨガから始まると一日気分が良いとブログで報告されていました。また、ヨガで柔軟性が高まった分、様々な役に挑戦できるようになったそうです。
ヨガと言えば、その静かなポーズから「体操の延長」のように思われますが、やってみると普段使わない筋肉をがっつり使うので、筋トレとストレッチを合わせたようなものです。
ハタから見ると簡単そうに見えるポーズでも、やってみるとかなり効きます。また、血流が良くなりますので、終わった後にはストレッチとは違う爽快感が得られます。
■初心者向けのヨガポーズ
ちょっと興味があるけど、何をしたらわからない方は、まずあぐらを組むところから。
<基本の座り方>
1.あぐらの形で座ります。お尻の肉をかき分けるようにして坐骨でしっかりと床を捉えましょう。
2.軽く顎を引き、手は楽な位置に置きます。
<首回し>
1.あぐらを組んだ状態で、首の力を抜き、ゆっくりと右回りに回していきます。頭の重みを感じながら首の筋肉のコリをほぐしましょう。
2.そのままどんどん大きく回していきます。肩の力を抜き、腰から回していきましょう。大腰筋という背骨の脇にある筋肉が動いているのを感じます。この間もゆっくりと深い呼吸を繰り返します。
3.腰から大きく回したら、今度は反対周りに回していきます。気持ちよく腰回りがほぐれて来たら、回転を小さくして頭だけの回転にし、頭が下のところでストップ。ゆっくりと頭を持ち上げましょう。
<脇腹のストレッチ>
1.あぐらの状態で、息を吸いながら右の手をまっすぐ上げます。
2.ゆっくり息を吐きながら、体を左に倒して右のわき腹を伸ばしていきましょう。
3.深い呼吸を3回ほどくり返したら、胸を天井に向けるようにして軽くツイストします。この状態をキープしながら深い呼吸を繰り返しましょう。
4.脇腹と胸が気持ちよく伸びたら、ゆっくりと体を戻し、反対側も同様に行います。
<背中のストレッチ>
1.あぐらの状態で、両手を胸の前で組みます。
2.1の状態のまま大きく息を吸って、吐きながら組んだ手を前に伸ばし、同時に背中を丸めておへそを覗き込んでいきます。背中のストレッチと同時に腹直筋の筋トレにもなります。
3.息を吐き切ったら、両手を横に広げながら大きく息を吸い、胸を広げます。これを3回ほど繰り返します。
<膝裏のストレッチ1>
1.あぐらの状態から、まっすぐ前に膝を伸ばして座ります。
2.つま先を立てて、大きく息を吸いながら背筋を伸ばします。
3.息を吐きながら前屈していきます。
4.息を吸う時には顔を上げ、背筋を伸ばし、息を吐くときには上半身の力を抜いてひざ裏が気持ちよく伸びているのを感じます。数回繰り返しましょう。
<膝裏のストレッチ2>
1.足を前に伸ばした状態で座ったところで、大きく息を吐きながら前屈します。
2.顔を右に向けて左のひざ裏が伸びているのを感じましょう。この時、左のお尻を後ろに引いて、より伸びが深まるのを感じます。
3.息を吸いながら上体を起こします。次の吐く息で、今度は反対側も同様に行います。
<四つん這いのポーズ>
1.四つん這いのポーズに入ります。手は肩幅に開いて肩の下。膝は足首の下になるようにして、骨盤の広さに置きます。
2.息を吐きながら、背中を丸めておへそを覗き込むようにしていきます。呼吸で腹筋や背筋が動くのを感じましょう。数回繰り返します。
<トカゲのポーズ>
1.四つん這いの姿勢から、右の足を両手の間に置きます。
2.そのまま、左の膝を後ろにずーっと引いて、足の付け根を伸ばしていきます。
3.左のつま先を立てて、今度はお尻を後ろに引き、右の足の裏を伸ばしていきましょう。この間も深い呼吸を繰り返します。
4.反対側も同様に行いましょう。
<立膝のポーズ>
1.右足が前に出ている状態で、後ろの足を少し引き、お腹に力を入れて膝を床から離します。
2.左手を右足の脇に置き、右手を天井に向かって真っすぐ上げます。顔は右の指先に向けましょう。深い呼吸を繰り返しながらこの姿勢をキープします。ラクそうに見えますが、右の太ももはプルプルするし、脇腹の筋肉も緊張してるしで汗が出てきます。
3.ゆっくりと立膝に戻って、反対側も同様に行います。
<英雄のポーズ>
1.後ろの足のかかとを下します。両足の裏がしっかりと床を捉えたら、両手をまっすぐバンザイしていき、頭の上で合掌します。この姿勢でしばらくキープ。上半身をそらせていくと、強度が上がります。
2.反対側も同様に行います。
<三角のポーズ>
1.英雄のポーズの後に、両方のつま先を前に向けます。両膝を伸ばしていきましょう。
2.右の手を右足の横に置き、左手を天井に向けてまっすぐ上げます。この姿勢でしばらくキープ。三角のポーズです。
3.反対側も同様に行いましょう。
・イスのポーズ
1.三角のポーズの後、脚を閉じて、足の指を広げます。
2.そのまま爪先立ちになります。
3.両手は前に伸ばし、ゆっくりと腰を落としていきます。この状態でキープ
最後に深呼吸をして終了しましょう。
まとめ
・市川海老蔵は身長176cm、体重80kg、体脂肪率は最も低い時で3.78%。
・市川海老蔵は役作りのためにジムでウェイトトレーニングをしていたが、今はヨガを行っている。
出典:https://www.news-postseven.com/
いかがでしょうか?歌舞伎界のプリンス、市川海老蔵さん。海外でも評価が高く、新しくなった歌舞伎座で奥様である小林麻耶さんとの長男・勸玄君と共演したりと、その活躍はますます冴えわたっています。ご本人のブログで紹介される筋肉の美しさと言ったら、芸術品のようです。
今回は海老蔵さんの筋肉美の秘密に迫ってみました!市川海老蔵さんといえば、日本の伝統芸能である歌舞伎だけではなく、そのライフスタイルにも注目が集まっています。海老蔵さんのボディデザイン法を聞くと、今後もますますその活躍から目が離せなくなりそうですね。