内村航平さんのプロフィール

出典：http://www.asahi.com/olympics/news/

名前：内村　航平（うちむら　こうへい）
出身地：福岡県北九州市
生年月日：1989年1月3日
血液型：A型
デビュー：2006年～代表

体操家族の一員

日本体育大学の体操競技部出身の父と、元体操選手の母のもとに生まれた内村航平さんですが、妹さんまで日体大の元体操選手という、家族全員が体操部という環境の中で育ってきました。

1992年に両親が「スポーツクラブ内村」を開設し長崎県の諫早市（いさはやし）に引っ越したのを機に、内村選手も3歳で体操を始めました。地元の中学校を卒業後は、塚原直也さんに憧れて上京しますが、当時ご両親は猛反対していたようです。

朝日生命体操クラブに入った後、東洋高等学校を卒業して日本体育大学の体育学部・体育学科に入学しました。大学時代は4年生の頃にキャプテンを務め、あん馬で2点を出したこともあったようです。

2011年に日本体育大学を卒業し、山室光史さんと一緒にコナミスポーツクラブに入社しました。翌2012年11月11日、一般女性と入籍をし、翌年4月に長女が生まれました。2015年には次女が生まれています。

2016年11月にはコナミスポーツを退社し、プロとして活動を開始しました。同年翌月にはアシックスジャパンとスポンサー契約を結びます。翌年には外食チェーンの「長崎ちゃんぽん店」と展開する「リンガーハット」と所属契約を結びます。

オリンピックでは大活躍

体操の実績としては、まずオリンピック3大会に出場しています。2008年北京オリンピック、2012年ロンドンオリンピック、そして2016年のリオデジャネイロオリンピックにて個人総合2連覇を含む7つのメダルをゲットしました。（金メダル3つ、銀メダル4つ）

また、世界体操競技選手権では、個人総合で6連覇を含む19個のメダルを獲得しましたが、なんとそれは世界最多という記録を作ったようです！（金メダル10個、銀メダル5個、銅メダル4個）

内村航平さんは、オリンピック、そして世界選手権の種目別で複数回優勝経験のあるような専門的ではないのにも関わらず、全ての種目をハイレベルでこなしていく「オールラウンダー」という特徴があります。

幼い頃から「スポーツクラブ内村」でタンブリング・トランポリンに親しみ、当時愛読していた「ガンバ！Fly high」の影響でゆかと鉄棒が好きになり、小学校高学年時にはトランポリンでひねり技を得意とするなど、高度な空中感覚と安定した着地感覚を身に着けました。

日本代表となった後も、新たな技にチャレンジしていく際は、まずはトランポリンを使って技の感覚を覚えるようにしているようです。

安定した着地と完璧な空中姿勢には評判が高く、2011年の世界選手権では「ロンジン・エレガンス賞（最もエレガントな選手に贈られる賞）」までもを受賞しました。

以前は野菜嫌いの極端な偏食家で、肉と米がメインの食事だったそうです。バナナとチョコレート類が好物だそうです。コナミに入社した際に、同社から食生活の改善を指導され、野菜を食べるようにし、チョコレートも断つようになったそうです。

内村航平さんの身長・体重・BMI・体脂肪率

出典：http://www.afpbb.com/

内村航平さんの身長・標準体重と美容体重・BMI

内村航平さんはプロフィールで身長は162cmで、体重は54kgと公表されていますので、サバ読みなどはないでしょう。また、オリンピックにも出ている体操選手なので、身長と体重は正確な数値と思われます。

内村航平さんの身長からBMIにより標準体重と美容体重を算出すると、

となります。

標準体重よりは軽いものの、内村航平さんの体の筋肉を見る限りは、かなりの筋肉質なので、一般男性に比べたら体脂肪はかなり低いものと思われます。

内村航平さんの体脂肪率

出典：http://mainichi.jp/

世界選手権では個人総合6連覇という史上初の記録を更新し、団体総合でも金メダルを取った内村航平さん。報道によると、体脂肪はなんと2％台とも言われているようです。

成人男性の適正体脂肪率が10～19％なので、適正に比べてほんの5分の1～約10分の1しか脂肪がないことになります。内村航平さんはストイックに絞られた体であることがよく分かりますね。

内村航平さんの筋肉

出典：http://kintorecamp.com/

意外にも内村選手は握力が弱いそうです。2015年10月4日の「とくダネ！」で握力を計測させられた内村選手ですが、その数値なんと「35kg」だったそうです。

日本人男性の平均握力が47～48kgと言われている中で、世界レベルで戦う選手が35kgとは誰もが驚く結果なのではないでしょうか。あんなに太い腕をしているのに、体操では握力はそれほど必要ないということですね！

上腕二頭筋が魅力的

さて、内村選手の最も魅力的な筋肉ですが、それはなんと言っても「上腕二頭筋」ではないでしょうか！

2012年1月9日に日刊スポーツで、2ページの見開きに太い立派な腕と共に写っているのがあの内村選手です。通常の力こぶの上に更にもう一つ小さな盛り上がりがあるのが分かります。

この筋肉は並大抵のものではありません！実は、あれだけ太い腕をしているのに、「筋トレで鍛えたことは一切ない」と断言しているようです。

日々激しいトレーニングをしているので、筋トレをしなくても、体が鍛えられていくようです。日々のトレーニングがいかにストイックか、よくわかりますね。

内村航平さんの三角筋も注目すべき筋肉

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ノースリーブの服からむき出しの肩の筋肉、これも彼の魅力の一つの筋肉です。内村選手の三角筋は、筋繊維の一本一本までもがキレイに見えるほど、濃い密度で集まっています。この発達具合を見ても、やはり日々のトレーニングが非常に厳しいことが伺えます。

また、その三角筋はどの角度から見ても満遍なく発達し鍛えられているので、瞬発力と筋持久力を両方兼ね備えているようです。

更に、見惚れるほどの大胸筋！盛り上がりがキレイなこと、左右のバランスがいいことと、そして外側まで輪郭がしっかりしていることで、大変バランスの良い大胸筋として知られています。

目指せ内村航平！4つの筋トレ方法

出典：http://blog.livedoor.jp/

内村航平さんは特別な筋トレを一切していないとのことなので、上記に上げた筋肉を鍛える筋トレ法を4つ紹介します。

上腕二頭筋を鍛える「逆手懸垂」

① 鉄棒、又はチンニングマシンを準備する。
② 手のひらが自分に向くようにしてバーをしっかり握る。（※手幅は肩幅と同じくらいに開く）
③ 軽く体を浮かせて背中をしっかり伸ばす。
④ 胸をバーに引き寄せる感じで体を素早く持ち上げる。
⑤ 限界ギリギリまで持ち上げたら、1秒だけ静止する。
⑥ 腕が伸びきらない程度まで体を下げていく。
⑦ 上記を繰り返す。
⑧ 30秒のインターバル後、残り2セット行う。

上腕二頭筋を鍛える「パームカール」

① 足を肩幅分開いて直立し、両手を真っすぐ前に伸ばす。
② 握手するようにして、両手を結ぶ。
③ その状態のまま、下側の手を胸に引き付けていく。（※上側の手で下側の手を押す）
④ 肩辺りまで引き付けて元に戻す。
⑤ 上記を繰り返す。
⑥ 30秒のインターバル後、残り4セット行う。

三角筋を鍛える「アップライトロウ」

① ケトルベル又はダンベルを準備する。
② 両手でしっかり持ち、膝を少し外側に曲げていく。
③ 肘を徐々に曲げながら上に引き上げていく。（※肩を上げないように注意する）
④ 肩の高さまで上げることが出来たら、2秒間だけキープする。
⑤ ゆっくりと少しずつ元に戻していく。
⑥ 上記を10回繰り返す。
⑦ 1分間のインターバル後、残り2セット行う。

大胸筋を鍛える「ディップス」

① 平行棒を準備し、腕を立てて体を支える。（※背筋をしっかりと伸ばす）
② 足はクロスさせて、臀部（でんぶ）側に軽く曲げる。
③ 上半身を少し前に倒して安定させる。
④ ゆっくりと肘を曲げて、体をゆっくり下ろしていく。
⑤ 肘が90度になるまで下ろすことが出来たら、そのままキープする。
⑥ ゆっくりと少しずつ元に戻す。
⑦ 上記を15回繰り返す。
⑧ 30秒のインターバル後残り2セット行う。

まとめ

出典：https://www.konami.com/

筋トレを一切せずにあの肉体美、更には体脂肪率がわずか2％の内村航平さん。そして締めにはあの笑顔。世の中の女性だけでなく、男性までも彼の魅力に惹きつけられますね。

筋トレは一切していないと言えど、それ以上にハードでストイックな練習をしていることを考えたら、日々の努力は私たちの想像をはるかに超えるものでしょう。これからも日本代表として、活躍し続けて欲しいですね！