大谷翔平さんですが、筋肉が凄いと度々話題になっています。
この記事では、大谷翔平さんの身長や体重などの基本情報、そして美しい筋肉がわかる画像やその筋肉を作り上げた筋トレ方法をまとめました。
大谷翔平さんのプロフィール
出典:https://www.fighters.co.jp/
名前:大谷 翔平(おおたに しょうへい)
生年月日:1994年7月5日
出身地:岩手県奥州市
血液型:B型
大谷翔平さんと言えば、投手と打者を両立する「二刀流」選手。
二刀流なんてどっちつかずになるだけではないのかと懸念されましたが、文字通りの投げる打つの活躍であっという間に日本プロ野球の大スターになりました。プロ野球の歴史の中でこんな選手は初めてだと評価されるほどの逸材です。
小学生時代からリトルリーグで全国大会に出場経験のある大谷選手。高校時代にはアマチュア野球史上初となる最速160km/hを記録しています。高校卒業時には日本のプロ野球からはもちろん、メジャーリーグ球団からも注目されていました。
現在は日本ハムに所属し二刀流選手として大活躍。2016年にはNPB野球史上初となる投手と指名打者の2部門でベストナインに選出されました。
大谷翔平さんの身長・体重・BMI・体脂肪率
出典:https://ameblo.jp/
大谷翔平さんの身長
大谷翔平さんの身長ですが、公式プロフィールによると、193cmと書かれています。野球選手なのでサバ読みはしておらず、公称通りの身長でしょう。
大谷翔平さんの標準体重と美容体重・BMI
大谷翔平さんの身長からBMIにより標準体重と美容体重を算出すると、
美容体重(BMI 20):20×1.93×1.93 = 74.5 (kg)
BMI=体重(kg) ÷ {身長(m) X 身長(m)}
となります。
体重は97kg。野球選手ですので、美容体重も何もないような気もしますが、大谷選手は意識して体を大きく作っているようですね。自主トレの時のインタビューでは、持久力は必要がないと話していました。
体脂肪はエネルギーの源になりますので、この持久力というのはエネルギー源として体脂肪を付ける必要を感じていないという意味なのでしょうね。
大谷翔平さんの体脂肪率
大谷選手の体脂肪は約15%だそうです。筋肉量もその時によって違うのでタイミングによってどうなるかわかりませんが、「身体が太くても野球がうまければいい」という発言が見られました。
大谷選手はこの時、筋力がないとできない技術やメカニズムや動きがあるので、そのために筋力をつけたいと考えているそうです。筋力=野球がうまくなるというわけではなく、野球がうまくなるために必要なトレーニングを行うそうです。
体重や体脂肪率に振り回されることなく、自分のパフォーマンスを高めるために必要なトレーニングであるとのことです。
大谷翔平さんの筋肉が凄い!
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出典:http://net-kousien.com/
それでは、大谷選手が考える「必要な筋肉」とはどういうものなのでしょうか。
大谷選手の話によると、バットの持つ重量を扱ううえで、スイングスピードを維持したまま正確にコンタクトするためには筋肉も筋力もないとできないことがある、自分の身長(193cm)と手の長さもあるので、必要な筋力をつけることを考えるそうです。
その一方で打球を飛ばすためにつけた筋肉が、ある一定の値を超えて来たら邪魔になることももしかしたらあるかもしれないので、バッティングにもピッチングにも必要なフィジカルの筋肉量としているそうです。
あくまでも自分のパフォーマンスを高められるフィジカルの上限を見極めているようです。
大谷翔平さんの筋トレ方法
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出典:http://akasannz.com/
野球がうまくなるために必要なこととしてのウェイトトレーニングだそうです。筋肉と言うのはあくまでも選手としてのポテンシャルを保つ因子の一つですよね。筋肉だけでも技術だけでも良くないということなのでしょう。
日ハムのコーチの話によると筋肉だけではなく、肩関節や肘を含めた腕、上半身、そして股関節が柔らかく、可動域が広いのだそうです。
193cmという高身長と体重93kgという大きな体でありながら、細かいプレーも緻密にこなしているのは、このような体を的確に動かせるからなのでしょうか。
トレーニングメニューは公表されていませんが、自分のパフォーマンスや身体特徴をよく理解しているようですので、必要に応じてメニューを変更しながらトレーニングしていると思われます。それでも、どんなことをしているのか気になりますよね。
そこで、大谷選手が登場していた明治のプロテインブランド「SAVAS(ザバス)」テレビCM「ザバス大谷翔平トレーニング篇トライアルタイプ」のトレーニング内容を見てみましょう。
インクラインダンベルベンチプレス(ダンベル1個30kg)
デッドリフト
ベンチプレス
また、2016年にダルビッシュ有選手が、球団の垣根を越えて複数の選手との合同トレーニングを行い、大谷選手も参加していたようです。この時のトレーニングメニューの一部が公開されていました。
BFR
オーバーグリップケーブルプレスダウン
ブルガリアンスクワット
ケーブルフェイスプル
ディップス
ダンベルワンハンドロウイング
パラレルグリップチンニング
スモウデッドリフト
HIIT→上半身or下半身→BFRなど
選手によって、メニューが異なるようですが、このようなトレーニングを行っていた様子がダルビッシュ選手のインスタグラムで紹介されていました。大谷選手の画像もありましたよ!
さすがというかなんというか、ものすごくハードなトレーニングです。ただのプロスポーツ選手ではなく超一流のスポーツ選手ならでは、という感じでしょうか。その中でも気になるのがHIITとBFRですね。
BFR:Blood Flow Restriction:血流制限トレーニング
少し前に流行したことがある「加圧トレーニング」と似たような理論のトレーニングになります。定められた部位をベルトで血流制限してトレーニングを行うというものです。血流が制限されることでトレーニング中に筋肉が低酸素状態になり、通常とは違う作用が起きます。
元々は筑波大学などでリハビリや高齢者の筋力を維持するために開発されたものですが、通常より軽い負荷でも、高負荷をかけたときのような筋力増強をもたらすことがわかり、スポーツなどにも応用されるようになりました。
身体活動量を増やす運動と言えば有酸素運動ですが、有酸素運動だけでは運動強度が不十分となることがあります。筋力の低下は血管機能などの低下にもつながるため、アメリカスポーツ医学会の推奨では筋力向上や筋肥大のために最大筋力の70%以上の負荷強度が推奨されています。
しかし、このような高い強度の筋力トレーニングでは膝や肘などの関節を痛めることがあり、場合によっては血管にも良くない影響がみられる場合があります。ウェイトリフティングなどの時には収縮期血圧も拡張期血圧も劇的に上昇することが知られています。
そのため、高い負荷での筋力トレーニングは必ずしも推奨されるものではありません。そこで関節や血管を保護しつつ、筋力の増強や筋肥大を目的として血流制限を加えた低強度負荷トレーニングが開発されたのです。
ただし、血流制限下のトレーニング方法には、まだ不明なところもあり、血流をどの程度制限するのかとか、運動強度や持続時間はどのくらいが良いのかというのがわかっていない部分もあります。
メカニズムとしては血流制限することでクレアチンリン酸が少なくなったり筋肉内のpHが下がるなどの代謝変化が筋肥大に関係すると考えられています。また、これらの代謝物がトリガーとなって、その後の体の変化へつながるという意見もあります。
いずれにしても、専門知識のある人の指導の下行う必要がありますので、シロウトが真似するようなものではなさそうです。
HIIT(High Intensity Interval Training)高強度インターバルトレーニング
強い負荷のトレーニングを20秒間行い、10秒休む、というのを4種目、2セットくりかえすというトレーニングです。立命館大学の田畑泉先生と言う方が考案したインターバルトレーニングで、海外ではtabata circuitなどとしても知られています。
シンプルなトレーニングを20秒ずつ、1日たったの4分間!というもので忙しい現代人にぴったり!と紹介され注目されました。週2回6週間行うだけで効果があると田畑先生の論文にあります。
効果としては、有酸素性エネルギー(最大酸素摂取量)が10%上昇。中距離走の能力を示す無酸素エネルギー(酸素借)が30%上昇。最大酸素摂取量が上がるため糖代謝(インスリン感受性)が上がるなどが見られたそうです。
4分間ではありますが、高強度の運動を20秒というのは初心者~中級車程度ではかなり厳しいものです。
オリンピックメダリストの清水選手が行った時には、あまりのキツさに動けなくなるという話でした。バーピージャンプやジャンピングジャックのような全身運動から、ウェイトトレーニングまで様々なメニューがあり、目的に応じて組み合わせるようです。
HIITをマネしたメニューが見られますが、高負荷で行ってこそのトレーニングのようですので、ラクなメニューを20秒やっても、あまり良い結果につながらないのではないかと思われます。
まとめ
・大谷翔平は身長193㎝、体重97kg、体脂肪率15%の体型。
・大谷翔平は野球のためにウェイトトレーニングを本格的に行っている。
大谷選手と言えば、日本の野球史上初!という記録が多数生まれている天才アスリートです。さすがと言うか、シロウトが参考にするにはハードルが高すぎるようなメニューですが、これだけのメニューがこなせるのも才能の一つというところでしょうか。