体力がないと色々諦めてしまいがちですが、体力がない原因を知り改善することで体力をつけることは可能です。
今回は体力がないと感じる体の不調、体力がない原因、生活改善・食べ物・運動それぞれで体力をつける方法を紹介します。
最近体力がないと感じていませんか?
ここ最近、体力が無くすぐにだるさを感じてしまう人が増えています。
体力がないと、思うように作業が進まなかったり、体の不調を感じやすかったり、悪いことばかりです。
このようになってしまったのには、生活習慣や栄養の摂り方、過度なストレスを感じているなど、様々な原因が考えられるでしょう。
長時間働いたり、遠距離の地域に遊びに行くことが面倒になってしまいましたか?
行動力とともに体力も落ちってしまってはいないでしょうか?
年を重ねるとともにもちろん体力は失われていきますが、できるだけ活発に行動するために、今から体力をつける努力をしても遅くはありません。
体力がない原因を知って体力をつける方法を試してみましょう。
「体力がない」と感じる体の不調理由
体力がない、と感じるには何かしら理由があるはずです。
自分の体のどのような部分か体力不足を伝えているの考えてみましょう。
あなたは本当に体力がないのでしょうか?それとも病気なのでしょうか?
疲れやすい
体力がない人の最も大きな特徴は、疲れやすいことです。
もちろん毎日忙しく生活し、仕事や家事に追われていれば疲れるのはもっともなことです。
しかし、その疲れがたまっていって、前まではできていた事さえもできなくなっているとしたら、体力が落ちているということでしょう。
さらに、少し動いただけで倦怠感を感じますか?
体が重くてだるくて、できるだけ横になっていたい、そう思うなら疲れやすい体になっているということになりますね。
また、全く動いていないのに動くのが億劫だという方も、かなり体力がなくなってしまっている状況です。
日中に眠気がある
仕事をしていると、急激な眠気に襲われることがあるでしょうか?
残業などによって睡眠時間が削られていたり、十分な休息を取れていないと、人の体は休めるために睡眠をとろうとします。
しかし、ちゃんと夜はしっかり寝ているのに日中にも眠たくなるというのであれば、それは体力がないと言うことでしょう。
なかには日中に眠気がある人は病気の可能性もあるので、診察を受けるのもよいかもしれません。
体力がない原因6つ
自分が体力がないのかどうか、少し考えることが出来たでしょうか。
まさに自分は疲れやすく、体がだるく日中にも眠くなってしまう…そのように感じられた方は、これから体力をつける伸びしろがたくさんあるということです!
まずは、なぜこれほど体力がないのか、その原因を考えて知っておく必要があります。
体力がない体になってしまった根本的な原因を除き去らなければ、体力をつけることはできないからです。
あなたの生活習慣がもしかしたら体力のない体を形成していたのかもしれません。
①睡眠不足
睡眠をしっかりとっていないともちろん体は、十分なエネルギーを活動させることが出来なくなります。
体力がなくなるだけではなく、集中力や免疫力も低下してしまいます。
そのため、作業がうまく進まなくなったり、病気になりやすくなることでしょう。
その後さらに体力が落ちるという負のスパイラルに陥ってしまう結果となります。
とくに学生の間は睡眠時間が非常に大切です。
体を形成するために睡眠時間は必要です。
成長する大切な時期の睡眠時間を削ってしまうと、体力がなかなかつかない体になってしまいますよ。
②運動不足
体力がないから、運動できないのではなく、運動しないから、体力がない体になってしまいます。
それで、ちょっと運動しただけでも息切れがしたり、すぐ疲れてしまうのでしょう。
このような場合れっきとした運動不足です。
筋肉は使って鍛えていかなければ衰えてしまうものです。
また、筋肉を日ごろは使っていない人が急激に体を動かすと乳酸が貯まり、体の疲労感を誘発させてしまいます。
しかし、その乳酸も運動することによって排出されるものですから、運動をしなければ疲れやすい体力のない体のまま、ということになりますね。
③食生活の乱れ
食事は体を作り、動かすためにどうしても必要なものです。
しかし、最近ではコンビニ初期宇やファーストフードなど、忙しい時に簡単に食べれる便利な食事がたくさんあるため、自分の食生活のバランスを意識していない人たちが増えています。
そのため、栄養バランスが偏ってしまい体力が低下しているのです。
栄養素が足りないと免疫力も低下するため、病気になりやすくなります。
食事はただ満腹にするためのものではありません。
体に必要な栄養素をきちんと取り入れなければ、体力は尽きません。
④病的要因
疲れやすい体は、ただ生活習慣の問題ではない場合もあります。
それは病的要因です。
例えばこのような病気になっていることで、疲れやすく体力のない体になってしまっているのかもしれません。
・慢性疲労症候群
慢性疲労症候群の場合は、不眠や仮眠の症状が出てきます。
また長時間の微熱が続き、体が熱っぽく感じることでしょう。
平熱より少し高い熱と倦怠感などがあれば、慢性疲労諸侯群の可能性もあります。
・過眠症
加えて、睡眠時間はしっかりとっているのに日中眠くなって、起きているのが困難であれば、それはただ体力がないのではなくて、過眠症という病気かもしれません。
・不眠症
逆に全く寝付けず、夜に何度も起きてしまうようであれば、不眠症の可能性もあります。
ただ体力がないだけ、と決めてしまう前に病院で受診されることも考えてみてはいかがでしょうか。
⑤加齢によるもの
人間の体は年を取るとともに、体力が低下してしまいます。
体のあらゆる機能が落ちていくので、もちろんちょっとしたことで疲れやすくなることでしょう。
体力は20代の頃からどんどん落ちていきます。
ですから、中年男性といわれる年になると、著しい体力低下を経験することでしょう。
しかし、年には勝てない、とあきらめてしまう必要はありません。
日常的なちょっとした運動を加えていくことで体力をつけることは可能です。
何歳になってもパワフルな男性でありたいと願うのであれば、加齢のせいにせず、努力を続けましょう。
⑥肝臓
肝臓が疲れると、体全体に疲労感を引き起こします。
肝臓は体の中でもとても大切な臓器で様々な重要な働きをしています。
この肝臓が疲れてしまうと、体の中にたまっている毒素をうまく排出できなくなり、血流が滞ってしまいます。
そうすることで体全体のだるさや疲れやすさを引き起こすのです。
肝臓機能はお酒を飲み過ぎることで低下しますので、飲酒を控えることでこの体力不足を解消できるかもしれません。
体力をつける方法① 生活改善編
体力がないと感じられる、あらゆる原因を知ることが出来ました。
自分の体調や生活習慣に当てはまる部分がいくらかあったことでしょう。
では、その原因となるものをなくし、体力をつけるためにどのようなことをすればよいのでしょうか?
①運動を習慣化する
体力をつけるためには運動をすることが不可欠です。
ちょっとした運動であっても習慣化することで、運動不足を解消することが出来ます。
加齢による体力不足も、運動をして筋肉をつけることで解消させることが出来るでしょう。
体力のある身体というものは、心肺機能が強く、骨が強く体自体が丈夫なものです。
運動することでそのような体を作ることが出来ます。
例えば、ウォーキングなどに有酸素運動に加えて、スクワットなどの筋トレをするとより効率よく体力をつけることが出来るでしょう。
しかし、普段から運動不足で、それほど筋肉もついていないのに、無理な運動をすると、余計に体が疲れやすくなり、怪我をしやすくなるので注意が必要です。
適度な運動を習慣にすることを心がけましょう。
②規則正しい食事をする
食事の栄養バランスを良いものにしましょう。
そして3食しっかり食べるように心がけましょう。
いきなり食生活を改善することは難しいでしょうから、まずは1日3食食べる、そして野菜中心にするなど、ちょっとずつ工夫していくと良いでしょう。
ジャンクフードは避けて、体に悪い食品をできるだけ食べないようにしましょう。
また同じ食品を食べ続けることもお勧めできません。
主食、主催、副菜を毎食考えることが出来るようになればそれが一番良い方法です。
③良質な睡眠をとる
睡眠をしっかりとることは非常に重要です。
成長期であればもちろんのこと、成人男性であっても、十分な休息が必要です。
体力がない原因の一つが睡眠不足であったように、睡眠時間が不足していると、体力が落ちますし、集中力が低下します。
寝すぎも寝なさすぎも、どちらも体のだるさを誘発しますので良質で1日7時間程度の睡眠を心がけましょう。
④機能向上させる
内臓機能を向上させることも、体力をつけるために非常に重要です。
内臓が弱まっていると、栄養を体に吸収することが難しくなりますし、老廃物を体外に排出する機能も弱くなってしまいます。
その結果、免疫力や体力が低下し、疲れやすい体になるのです。
ですから体力をつけるためには、内臓機能を向上させる必要があります。
そのためには内臓を傷つけてしまうような食事のとり方をしないように気を付けましょう。
⑤ツボ押し
体力をつけて、疲れにくい体にするために、ツボ押しも効果的です。
エネルギーの循環率を高めてくれる「地機」というツボがあります。
これは、ひざの内側にある骨のでっぱりとくるぶしの出っ張りを線で結び、上から3分の一のところにあるものです。
この部分をツボ押しすることで、全身のエネルギー循環を高めてくれます。
だるさや倦怠感といった、体力がないからこそ感じる体の不調を解消してくれます。
⑥サプリメント
疲労回復、また、体力をつけるためのサプリメントがたくさん販売されています。
できることなら、サプリメントは使わずに、睡眠、運動、食事を工夫して体力をつけてほしいものです。
しかし、今すぐ体力がつかなければいけない!という場合や、すべての生活習慣を一気に改善するのは難しい!という場合、サプリメントの助けを借りるのもよいかもしれませんね。
体力をつける方法⓶ 食べ物編
体力をつけるのに効果的な、食品というものもあります。
毎日の食事の中に積極的に取り入れて、体力をつけていきましょう。
①チーズ
まず、おすすめしたいのはチーズです。
実はチーズに含まれているエネルギーは牛乳の6倍といわれています。
パンともご飯とも相性のいいチーズはなんでも使えますよね。
タンパク質やカルシウムも含まれている栄養豊富の食品ですから、スタミナをしっかりつけることが出来ますよ。
②玉ねぎ
玉ねぎはビタミンの吸収をサポートしてくれる非常に優秀な野菜です。
栄養の吸収率を上げることは非常に重要ですから、玉ねぎのスライスなどを食卓に沿えると良いでしょう。
これでスタミナのある体になることが出来るでしょう。
③山芋
山芋もスタミナを増強させる効果のある食べ物です。
マンナンやグロブリンといった成分が豊富に含まれています。
山芋を食べることで腸内細菌の活動をよくしてくれるの内臓機能を高める効果もあります。
④ラム肉
ラム肉には、体力をつけるための様々な栄養素が豊富に含まれています。
例えば、ビタミンB1やニコチン酸などで、体を温めて体力を増強させてくれます。
年を取るとともに基礎代謝が落ちて体が冷えやすくなります。
加齢ゆえの体力不足に効果的ですよ。
⑤納豆
納豆には、エネルギーの燃焼効率を高める効果があります。
エネルギーをしっかり燃焼させることが出来なければ、体を動かすことが出来ません。
せっかく栄養を吸収しても、それをエネルギーに変換して燃焼させて動力としなければならないのです。
ですから、納豆は体力のない方におすすめな食品といえます。
体力をつける方法③ 運動編
体力をつけるためには、運動も欠かせません。
どんな運動が、体力をつけるのに効果的でしょうか。3つご紹介します。
①スクワット
スクワットはダイエット目的でよく取り上げられる無酸素運動ですが、有酸素運動にも変わることのできる優秀な運動種目です。
簡単な動作で、下半身を中心に腹筋まで鍛えることのできる筋トレです。
スクワットによって多くの筋肉を鍛えることが出来れば、それだけ体を動かしやすくなることでしょう。
②ウォーキング
ウォーキングも体力をつけるのに効果的な運動方法です。
走らなくても少し強度な歩行をすることで、心肺機能を高めたり、筋肉をつけることが出来ます。
ウォーキングであれば体力のない方でも簡単に始めることが出来るでしょう。
一駅歩く、家の周りの一ブロックを歩くなど、ちょっと日常に取り入れることで改善を図ることが出来ますよ。
③腹筋・背筋運動
体の筋肉をつけることは、体力をつけるうえで非常に重要です。
特に体の中心部分ともいえる腹筋背筋を鍛えることは、体を長時間動かしていてもなかなか疲労を感じない体にするために必要です。
まとめ
・体力をアップするためには日ごろの生活習慣を見直す必要がある。
・体力をつけるためには食生活や運動習慣も見直す必要がある。
体力がなくなってきた、疲れやすい、年のせいだな…、とあきらめてしまう前に、自分の体力がない原因を突き止めましょう。
その原因をまずなくして、体力をつける方法をどんどん試していきましょう。
何歳になっても元気な男性は魅力的なものです。
スタミナをつけ、筋力をつけて活力あふれる男性になりましょう!