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仕事のやる気が出ない原因&13の対処法!4つの病気の可能性&予防法も解説

仕事のやる気が出ない場合効率や業績に悪影響を及ぼすだけでなく何より精神的に苦痛が伴うため早めの対処が必要です。

 

今回は仕事のやる気が出ない原因物質3つ、生活上の原因3つ、病気の可能性、13の対処法と予防法を紹介します。

 

仕事のやる気が出ない原因物質3つ 【体のメカニズムを紹介】

 

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やるべき仕事があるのにやる気が出ない、積極的に仕事に取り掛かれない、という気持ちになったことがおありでしょうか?

 

このような気持になるのはなぜなんだろう、どうしたら仕事にやる気が起きるようになるんだろう…とも考えたことがあるのではないでしょうか。

 

 

実はやる気には脳の神経伝達物質が関係しています。

 

神経細胞で作られた神経伝達物質が他の神経細胞に興奮や抑制を伝えます。

 

私たち人間の脳内では様々な脳内物質が分泌されていますが、神経伝達物質の乱れが起こるとやる気が出なくなってしまいます。

 

 

①セロトニン

 

やる気に関係している一つの物質は「セロトニン」です。

 

これは脳内物質のバランスを整える働きがあります。

 

そのため精神状態が安定し、仕事の効率が上がるようになります。

 

 

しかし、睡眠不足などによりセロトニンのバランスが崩れてしまうことがあります。

 

セロトニンが不足するとイライラや不安感情が起きるようになり、うつ病の原因となることもあります。

 

セロトニンのバランスは食欲や性欲、睡眠や記憶、学習機能などあらゆる「やる気」につながっています。

 

 

②ドーパミン

 

2つ目に関係している物質は「ドーパミン」です。

 

ドーパミンは意欲や喜びを感じたときに活発に分泌されるものです。

 

ドーパミンが分泌されることによってやる気をアップさせることができます。

 

人間の行動力にはドーパミンが大きく関係しています。

 

ドーパミンが正常に分泌されていれば、行動するための動機づけとなりやる気が起こります。

 

 

しかし、ドーパミンの分泌量が不足すると行動の動機がなくなり、動くのが面倒に感じられるのです。

 

 

③ノルアドレナリン

 

3つめの物質は「ノルアドレナリン」です。

 

ノルアドレナリンは危険を感じたときに分泌されるようになります。

 

脳と体が覚醒され、考えたり動いたりするための力となります。

 

このノルアドレナリンには環境や対人関係、精神的なストレスによって分泌されることがあります。

 

ですから適度なストレスはノルアドレナリンを分泌させ、その後ドーパミンの分泌を促進させるのでやる気アップにつながります。

 

 

しかし過度のストレスなどが原因でノルアドレナリンが不足すると、落ち込みやすく無気力で無関心になる傾向にあります。

 

 

 

仕事のやる気が出ない生活上の原因3つ

 

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「最近、何をしようとしてもやる気が出ない…」

「仕事を終わらせることも大変…」

「家に帰っても何もできない…」

 

そんな気持ちになっていませんか?

 

きっと以前からそうだったわけではないでしょう。

 

やる気が出ない原因となるものは何でしょうか?

 

 

①社会的な拒絶

 

1つ目の原因は社会的な拒絶です。

 

ある研究で、「誰と働きたいか」を学生同士で選ばせたところ、興味深い結果が出ています。

 

選ばれた学生はその後積極的な態度で活躍するようになり、選ばれなかった学生は自分の行動を制限できなくなり仕事へのやる気が失われたそうです。

 

 

誰かに拒絶されると自分の価値観を見失い、誰も自分のことなど気にしていない、というネガティブな考えになります。

 

その後、何をするにしてもやる気が起きない状況に陥ってしまうのです。

 

 

②身体的な欲求を無視

 

身体的な欲求を無視しているとやる気は失われていきます。

 

何も食べていないとやる気は出ませんよね。

 

忙しい生活をしていると、睡眠欲や食欲など体が欲しているものを満たせないときがあります。

 

そうすると正しい思考回路ができなくなってしまい、仕事にも悪影響が出てしまいます。

 

規則正しい生活を行って身体的な欲求を満たすことで、次の日の仕事のやる気につながるはずです。

 

 

③決断することが多すぎる

 

決断するべきことが多すぎると脳が疲弊してしまいます。

 

そして一気にやる気が出ない状態になります。

 

脳が疲弊しているのは身体的な疲弊とは違うため、気づくのが遅れてしまいます。

 

選択が重なれば重なるほど、脳の正しい選択力が落ちていきます

 

 

これは仕事だけに限りません。

 

日常生活においてあらゆる決断するべき場面があります。

 

それがいつも以上に多いと脳は疲弊してしまい、通常の業務であっても仕事のやる気が出ない、ということになるのです。

 

 

 

仕事のやる気が出ない原因は病気の可能性も 【病気4つを紹介】

 

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仕事のやる気が出ないのは精神病だからだ、と病気のせいにすることもあります。

 

確かに病気によってやる気が出なくなることもあります。

 

これは脳内物質のバランスが乱れていることによって起こりえます。

 

4つの病気をご紹介しましょう。

 

 

①うつ病

 

まず一つ目はうつ病です。

 

これが一番よく知られている精神病ではないでしょうか。

 

不眠や食欲不振が2週間以上毎日続きます。

 

心身ともに疲労しきっており、ストレスにより何をするにしてもやる気が出ない状態になります。

 

 

セロトニン不足に陥っているため、ただやる気が出ないだけではなく、喜んだりするという感情も消え失せます。

 

悲壮感に駆られてしまい、泣いて過ごすという人もいます。

 

 

②橋本病

 

2つ目は橋本病です。

 

橋本病は、リンパ球が甲状腺を攻撃し始めることによって、甲状腺機能が低下してしまうことによって発症します。

 

甲状腺ホルモンの分泌が正常に行われなくなるため、体だけでなく心の不調も起こります

 

 

疲れやすくなったり、新陳代謝が悪くなるので汗をかきにくくなります。

 

体重が増加し体温が低下します。

 

眠気がいつも襲ってくるので、仕事に集中できなくなるのです。

 

 

③自律神経失調症

 

3つ目の病気は自律神経失調症です。

 

過度なストレスや苦労によって自律神経のバランスが崩れてしまいます。

 

普段は交感神経と副交感神経がうまく合わさって精神的な平衡を保っていますが、そのバランスが乱れると心身の健康が悪くなります

 

全身がだるくなり、頭痛や耳鳴りなどの症状が出てきます。

 

仕事のやる気が出ないのはもちろん、イライラしたりすることも増えるでしょう。

 

 

④無気力症候群

 

アパシーシンドロームといわれる無気力症候群も、やる気が出ない原因となる病気です。

 

特定のことに対する意欲が消えうせます。

 

自分が興味のあることには積極的に取り組みますが、仕事へのやる気は出ないのです。

 

 

そのため感情の起伏が小さくなり、何に関しても無関心な反応になります。

 

これは強いストレスから自分を守るために発症するようです。

 

受験生や社会人に多く見られる病気です。

 

 

 

仕事のやる気が出ないときの対処法13

 

仕事のやる気が出ないときはどうすればいいのでしょうか。

 

病気の場合は精神科や、診療科にかかることである程度改善されるかもしれません。

 

しかしそうではないときどのように対処できるでしょうか。

 

13の方法をご紹介いたします。

 

 

①とにかく忙しくする

 

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とにかく忙しく生活しましょう。

 

あれこれ考えるのではなくまずは行動するのです。

 

そうすればいつの間にかやる気もついてきます。

 

次々と行動し、仕事をこなしていけたら、勢いにつながり、やる気も自然と蘇ってくることでしょう。

 

 

②小さな目標を作り達成する

 

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小さな目標を一つずつ達成していきましょう。

 

あまりにも大きい目標を立てると頑張る気力がなくなってしまいます。

 

小さな目標でも達成できるとドーパミンが分泌されます。

 

この時間だけ、ここまでと決めて集中すればやる気も出るはずですよ。

 

 

③机の上を掃除する

 

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やる気が出ないときは、周りの環境を変えることから始めましょう。

 

掃除をすればきれいなデスクで仕事を行うことができます。

 

見た目も頭の中もすっきりしてやる気が出るかもしれません。

 

掃除することで得た達成感によってドーパミンが分泌され、仕事のやる気につながるかもしれません。

 

 

④5分だけ頑張る

 

やる気が出なくても5分だけ頑張ってみましょう。

 

5分頑張ることが徐々にできれば、意外と50分間頑張れるかもしれません。

 

少しの時間でも集中することができたら、気づいたら勢いに任せて仕事を頑張っていた、ということもあります。

 

5分も頑張れないときはいったん休憩しましょう。

 

 

⑤マンネリを抜け出す

 

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何かがマンネリ化しており、退屈なので仕事へのやる気が出ないのかもしれません。

 

それなら刺激を加えましょう

 

席替えをしたり、ライフスタイルを変えてみましょう。

 

新しい何かにチャレンジして刺激を加えることで今までのやる気を取り戻せるでしょう。

 

 

⑥思いっきり休む

 

やる気が出ないのに無理やり頑張ってもやる気は出てこない、ということもあります。

 

その時は思い切って思いっきり休みましょう。

 

完全に仕事のことを忘れましょう。

 

リフレッシュさせることで頭が活発に動くようになり、やる気を取り戻せるかもしれません。

 

 

⑦人と話す

 

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人と話すことも気持ちを切り替える良い方法です。

 

人と話すことで刺激を受けることもできます。

 

ただしストレスがたまるような人と話しても無駄です。

 

話し相手は賢く選んで、次の仕事のやる気を起こしてくれる人と話すようにしましょう。

 

 

⑧ご機嫌モードにスイッチ

 

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やる気の出ないモードからやる気モードに切り替えるのには、莫大なパワーがいります。

 

まずはご機嫌モードをスイッチオンしましょう。

 

とにかくご機嫌になりましょう。

 

ポジティブな思考を持つことでどんどん楽しくなってきますよ。

 

 

⑨糖分を補給する

 

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何時間も仕事を行っていると、やる気が出ない時間がやってきます。

 

それは仕事のやる気がない人間になったのではなく、エネルギー不足です。

 

ですから糖分を補給しましょう。

 

チョコレートなどがおすすめです。

 

しかし、食べ過ぎは眠気や疲労感を増やすのでNGです。

 

 

⑩自分をほめる

 

自分自身をほめてあげましょう。

 

やる気が出ない自分を責めて「ここまでしかできていない」「もうだめだ」と思ってしまうとさらにやる気がなくなります。

 

そうではなく「こんなに終わった」「まだまだいける」「すごいな自分」「よく頑張っている!」と自分をほめましょう。

 

するとポジティブになれ、自然とやる気がわいてきますよ。

 

 

⑪感謝する

 

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感謝することは大きなエネルギーにつながります。

 

今生きていること、ご飯が食べれたこと何でも構いません

 

とにかく感謝してみましょう。

 

 

⑫やる気の出る物語に触れる

 

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成功者の物語や、仕事のやる気が出る映画や小説、漫画などを読んでみましょう。

 

頑張っているお手本を見ることで、自分のやる気スイッチを入れることができるかもしれません。

 

 

⑬仲間と助け合う

 

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同じような立場の仲間と助け合うことで仕事のやる気を出すことができます。

 

同じ境遇の人たちと話してみましょう。

 

やる気を出すための良い方法が見つかるかもしれませんよ。

 

また、仲間がいる、ということを再確認することで心の支えにもなります。

 

 

 

仕事のやる気が出ない状態になる前の予防法3つ

 

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継続的にやる気を出すために、やる気が出なくなる状態を予防することも大切です。

 

次の3つの点を意識して生活しましょう。

 

①日中に光を浴びる

②腸内環境を整える

③運動を習慣づける

 

 

光を浴びることで、気持ちをリセットしやる気を出すことができます。

 

腸内環境を整え適度な運動すれば、やる気をなくす脳内伝達物質のバランスが乱れることを防げるでしょう。

 

 

 

まとめ

・人間の脳内では様々な脳内物質が分泌されているが、神経伝達物質の乱れが起こるとやる気が出なくなってしまう。

 

・仕事のやる気が出ない原因は病気の可能性もある。

 

・継続的にやる気を出すために、やる気が出なくなる状態を予防することも大切。

 

 

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やる気が出ない、ということはどうしてもあるものです。

 

しかしその時にどう行動するかで、できる仕事の量や質は異なります。

 

これからは、ここでご紹介した13の方法をぜひ用いて、仕事のやる気を出していきましょう。

 

 

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