恋人と自然消滅してしまった経験がある方は意外に多く、現在の彼女と自然消滅を避けたい場合は対策方法を知っておく必要があります。
今回は自然消滅となる期間、後悔する可能性、自然消滅の対策方法、彼女と復縁する方法を紹介します。
目次
恋愛の自然消滅とは
そもそも恋愛の自然消滅というのはどういう意味でしょうか。
法律的には恋愛という状態が決まっているわけでもありませんし、「付き合っている」というのも何をもって付き合っているかの定義はありません。
1年会わなくても付き合っているという人もいるでしょうし、1週間会えなかったら、我慢できないという人もいるでしょう。
なので、自然消滅の定義は実は厳密にいうとありません。
これは自分の感覚の問題なので、別れていないと本人が言えば、いつまで経っても「消滅」とは言えないわけです。
ちなみに、恋人と自然消滅したことがある、という人はかなりの割合いるようで、全体の4割程度の人にのぼるとあるアンケート結果で判明しています。
これってかなりの割合ですよね。
意外にみんな、別れたかどうか曖昧なままで終わってしまったという経験を持っているようです。
確かに倦怠期でも「別れる」とはっきり言うとこじれる可能性があるので、何となく会わなくなって、そのまま終了…という方が面倒なことが少ないかもしれません。
恐らく自然消滅するということは、男女両方ともがちょっと白けていることが多いので、そのままフェードアウトしても面倒なことにならないことがほとんどです。
ある意味大人の選択と言えるのかもしれませんね。
彼女と自然消滅したな…と思う期間とは
ちなみに「もう自然消滅したな」と思うのはどの程度の期間経ってからなのでしょうか。
もちろん先に説明したようにきっちりした定義があるわけではありませんが、一般的にどの程度経つと「もう別れた」と思う男女が多いのでしょうか。
これもアンケートの結果を参考にすると「1か月」という回答がぶっちぎりのトップです。
4割弱の人が1か月連絡がなかったら、自然消滅したなと判断するようですね。
その次が2週間で、1週間、3か月、半年、1年と続きます。
何となく1か月も連絡がないと自然消滅と思う人が多いようですが、1年以上も4%以上いるので、やはり人によるのかもしれません。
しかし、どちらか片方が自然消滅は1か月と思っていれば、1か月経ったら別れたと思って他の恋人を作ってしまう可能性があります。
自分がいくら1年くらい平気、と思っていても意味がありません。
自分の感覚は別にして、1か月も連絡を取らなかったら、相手は別れたと思う可能性が高いということは覚えておきましょう。
彼女と自然消滅で別れる方法
1か月の間音信不通にすれば、自然消滅になることがわかりました。
という事はこれを利用して別れたい人は別れることができるかもしれません。
何を言われても1か月間何も返事をしなければ、良いわけです。
とは言っても、住所を知られていたり、職場を知られているような人はそこまでやると訪ねてこられる可能性もあるので、できないかもしれません。
その場合は、返事はするけど、会う約束はしないというのが一番でしょう。
常に忙しいと口癖のように言って、彼女から誘いがあっても一切断るのです。
例えば、「今度の土曜日デートしよう」と言われても「土曜日仕事が入ってしまって無理」と答えます。
「じゃあ、日曜日は?」と提案してきたら、「日曜日は実家に帰らないといけない。親に〇〇を頼まれて」などと断り続けるのです。
もちろん会うつもりがないのですから、代わりの日程を提案などしてはいけません。
ひたすら断り続けていれば、さすがに鈍い彼女でも会いたくないんだと気づくはずです。
本当に会いたければ、彼女との予定を優先するはずですから。
もし、どうしても相手が気づかないなら、もっとどうでもいいような予定で彼女の誘いを断りましょう。
「見たいテレビがあるから」とか「DVDを返しに行かなきゃ」などです。
これらは当然一日を潰すような予定でもないですし、その日でなくても良いでしょう。
ここまで言って気づかない彼女はほとんどいないでしょう。
彼女と自然消滅すると後悔しがちという噂
自然消滅で別れると後悔する確率が高いという人がいますが、これは本当でしょうか?
そういう人曰く「きちんと別れないとけじめがつけられないから、あの時ちゃんと会って別れを言っておけばよかったと思う日が来る」のだそうです。
しかし実際は、自然消滅した人の話を聞いてみるとあまり後悔したという声は耳にしません。
自然消滅は後悔することはあまりないのではないでしょうか。
自然消滅の時点で愛は完全に冷めきっていますし、彼女の方も積極的に関係を継続しようとしないということは彼女もある程度は冷めているのでしょう。
その状態で自然消滅をしたとしても後悔する可能性は高くはないでしょう。
むしろお互いが言い争ったりすることがないので、印象にあまり残らず、傷つくこともないので、後悔のしようがないと思われます。
しかし、いつ別れたかはっきりしないため「さあ、これから新しい恋愛するぞ!」という前向きな気持ちにはなかなかなれないと思われます。
「自然消滅は後悔する」と言っている人は、この前向きになれない気持ちのことを言っているのではないでしょうか。
はっきり気持ちを切り替えて、次の恋愛に臨みたい人は面と向かって別れることを告げた方がよいかもしれません。
これは性格の問題かもしれませんね。
彼女が自然消滅を狙っている場合も
実は自然消滅は男性側からだけでなく、女性側からも多いようです。
むしろ、女性の方が自然消滅を望むことが多いかもしれません。
これはなぜでしょうか。
これは単純に、会って別れを告げるのは怖いと思っているからでしょう。
女性は一般的に男性より力が弱いため、別れ話を会って話しても彼氏が納得できないと言い出したらどうしよう…そんなことを考えてしまうわけです。
もし、暴力を振るわれてしまったら、女性はほとんど間違いなく怪我をするでしょう。
実際はそんなことはほとんどないかもしれませんが、これを女性は心配して、どうせ別れるのなら自然消滅がいいと思ってしまうわけです。
またもう一つの理由としては、女性は男性と比べると別れる男性へ情をかけたりしません。
昔から「女性は過去を上書きする。男性は過去を別々に記憶する」と言われています。
過去の恋愛を上書きしていくので、過去の男と認定されたら最後です。
女性は躊躇なく、別れるために行動をしていきます。
会って別れを言わないと男性に失礼…などとも思いません。どうせ別れる男だからです。
最近彼女から連絡ないな…そう思っているそこのあなた!
もしかしたら、彼女はもう自然消滅を狙って連絡をしないのかもしれませんよ。
自然消滅しやすいカップルの特徴
ところで自然消滅しやすいカップルの特徴と言うのはあるのでしょうか。
実はあるんです。
それは「相手のことに興味を持たないカップル」です。
カップルは結婚していないとは言え、いわば疑似夫婦です。
結婚しても相手に興味がなければ離婚する確率が高いように、付き合っているうちも相手のことに興味を持たないと自然消滅になりやすいです。
相手が何をしているのか?どこで何をしているのか?これは気になって当然ですし、ある程度お互いが干渉し合うから彼氏彼女の自覚が持てるのです。
これがまったくなければ、ほとんど他人です。
他人ならどんなに長い間連絡がなくても気になりません。
最悪の場合、一生連絡がなくても困らないわけです。
特にどこで何をしているのかわからない遠距離恋愛のカップルは自然消滅になりやすいと言えます。
連絡をしなくてもすぐに会いに来るわけでもないですし、物理的にそれが不可能なので、相手の行動に興味がなくなっていくのです。
長距離恋愛を長くしているとほとんど別れてしまうのはそのためです。
あまりにも束縛しすぎるのはまずいですが、束縛しすぎないのもダメと言うことです。
恋愛ってだから難しいのかもしれませんね。
自然消滅する原因とは?
結局のところ自然消滅する原因は何なのでしょうか。
原因は正直なところ様々ですが、間接的な原因としては相手に興味がなかったことに尽きるでしょう。
相手が別れたがっているのは、何となくコミュニケーションを密に取っていればわかるものです。
それをまったく気づかないというのは、相手のことにあまり関心がなかったからではないでしょうか。
連絡がきてもあまり返事を返さなかったり、相手がどこで誰と遊んでいるのかまったく気にもしなったり…。
そんな人は別れたいと思っている恋人のサインを見逃してしまうのです。
男女限らず、別れをある日突然決めるわけではありません。
人間だから、別れようと思っても、次の日にはやっぱり別れないでおこうかな…と心は揺れているものなのです。
その前兆をいち早く感じていれば、別れないで済むことも多いのです。
もちろん自然消滅もありません。
もし、別れることになったとしてもコミュニケーションを密にしていれば、自然消滅にはならない可能性が高いです。
せっかく付き合っているのですから恋人には興味を持つことは重要です。
自然消滅の対策方法
もし、どうしても自然消滅をしたくないという場合は、やはり相手に興味を持つことが大事ですが、具体的には相手の交友関係にも関心を持つと良いでしょう。
自然消滅してしまうカップルには共通の友人がいないことが多いようです。
もし、共通の友人がいれば、その友人を通して連絡がとれます。
なので、どうしても自然消滅が嫌な人は恋人の友人を紹介してもらうと良いでしょう。
ただし、無理やり紹介してもらうのは嫌がる人も多いので、まずは自分の友人から紹介するといいです。
自分が友人まで紹介しているのに、相手は1人も紹介しないなんて不自然ですから、何人か紹介しているうちにきっと紹介してくれるでしょう。
1人1人紹介するのが面倒な場合は、自分の友人に恋人が欲しい人がいると言って、友人みんなを集めて飲み会やコンパをすることを提案してみましょう。
そうすれば、恋人の友人関係を一気に知ることができますので、この時に友人の連絡先を一通り教えてもらいましょう。
こうすることで自然消滅だけは防ぐことができます。
自然消滅した彼女と復縁する方法
もし、彼女と自然消滅してしまったけど、復縁したい場合は可能なのでしょうか。
結論から言いましょう、「ほぼ100%の確率で無理です」。
先に説明したように女性は過去を上書きます。
なので、過去の男と復縁しないというのが基本です。
しかし、自然消滅した原因があなたの方で、その後彼女に恋人が一度もできていなければ、復縁できる可能性は残っているでしょう。
なぜなら自然消滅の場合は、喧嘩などで修羅場を演じたわけではないので、別れ際に強烈な嫌な思い出がない分、タイミングによっては可能性はあります。
もし、どうしても復縁したければ、相手の誕生日や2人の記念日などを狙って、LINEでメッセージなどを送ってみましょう。
ただ、復縁をいくら望んでいても相手からの返事がなければ1回で諦めてください。
きっとあなたは過去の人で、もう上書きが完了済みです。
きっと新しい恋人がいることでしょう。
もし、返事があれば、復縁の可能性がゼロではありません。
誠心誠意謝って、会いたいことを伝えてください。
会うことができれば、彼女は半分くらいはすでにあなたのことを許しているでしょう。
女性は許す気がまったくなければ会いません。後はあなたの腕次第でしょう。
まとめ
・彼女と自然消滅で別れたいなら1か月ほど音信不通になるか、会う約束を断り続ける。
・彼女と自然消滅で別れると後悔することが多い。
・自然消滅した彼女との復縁方法は記念日や誕生日にLINEでメッセージを1回だけ送ってみる。
今回は自然消滅についてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。
自然消滅は意外にみんな経験していることがわかりましたね。
もしかしたら、この記事を読んでいるあなたも経験済みかもしれませんね。
もし、自然消滅が嫌なら恋人とコミュニケーションを密に取ることをおすすめします。
付き合い方はカップルによって違うとは思いますが、やはり付き合っているのですから、相手のことをある程度は関心を持って接したいものです。
関心が強ければ強いほど自然消滅の可能性は減ります。
ただし、あまりに干渉してそれが別れる原因にならないようにしましょう。