愛情表現と言っても難しく考える必要は無く、さりげないいつでもできる簡単な行動で相手に愛情をちゃんと感じてもらえる方法があります。
今回は愛情表現の仕方が分からない人が多い理由、簡単な行動でできる10の方法を紹介します。
目次
愛情表現とは
愛情表現とはそもそもどういうことでしょうか?
愛情は目に見えないものなので、行動で示さないとなかなか伝わりません。
愛されていない…と相手が感じれば、あなたから離れていってしまうこともあります。
本当は愛情があるのに、「愛されている感じがしない」と言われてしまったら悲しいですよね。
そのためにも、正しい愛情表現をしなければいけないのです。
愛情表現は日本人は欧米人などに比べると下手だと言われていますが、愛情表現の仕方が上手だと自分自身も相手から愛されますので、結局は自分のためとも言えるのです。
形にできないからこそ、形にする努力をすることが大事なのです。
一回身につければ一生使うことができますので、これを機会にぜひ愛情表現の達人になってください。
愛情表現が下手な人が多いのはなぜ?
先に言ったように、日本人は比較的愛情表現が下手な民族です。
なぜなら、「空気を読む」のが得意な日本人は「言わなくてもわかる」人がほとんどなので、口に出して「愛している」「好きだ」などとはなかなか言わないのです。
基本的に口に出して言わないので、いざ言おうと思っても言えないのがほとんどの人でしょう。
これは特に男性に多い特徴です。
最近の若い人は、昔に比べると口に出して言うようにはなっているものの、まだまだ欧米人に比べれば口に出して言うことは少ないです。
もしかしたらこの記事を読んでいる人も、生まれてこの方一度も「愛している」なんて言ったことはない…なんて人もいるのではないでしょうか。
「愛している」が照れくさすぎて言えないという場合は、無理して言う必要はありませんが、以下で紹介する表現方法を使ってみてください。
できることからやっていかないと手遅れになるかもしれませんよ。
簡単な行動でできる愛情表現方法① 抱きしめる
「愛している」などの言葉が言えない人は、ただ抱きしめるだけでも良いでしょう。
スキンシップは時には100の言葉より効果があるものです。
もちろん抱きしめながら「愛してる」と言えばもっと効果は高いですが、照れくさい人はただぎゅっと抱きしめるだけでもOKです。
抱きしめながら頭を撫でるなどしても良いでしょう。
抱きしめていると顔が見えないので、日ごろは言えない言葉も言いやすいのではないでしょうか。
「愛してる」が言えないにしても「こうしていると落ち着く」「やっぱり〇〇じゃなきゃダメだな」など、恋人が嬉しいと思う言葉を抱きしめながら言ってあげてください。
きっと2人の愛は深まるはずです。
簡単な行動でできる愛情表現方法② 手を繋ぐ
次の愛情表現方法は「手を繋ぐ」です。
手を繋ぐのは非常に簡単にできますし、外出してもできるので非常におすすめです。
手を繋ぐのさえ恥ずかしくてできない人もいると思いますが、まずは家の中で繋いでみてはどうでしょうか。
家の中で手を繋ぐのに慣れれば、外でも恥ずかしがらずに手を繋ぐことができるようになるはずです。
もし、外で手をどうしても手を繋げられないなら、腕を組むのでも良いでしょう。
とにかくスキンシップは大事ですので、極力外でも離れずにいると愛情も深くなっていきます。
簡単な行動でできる愛情表現方法③ 見つめ合う
スキンシップがどうしても苦手な人は、まずは「見つめ合う」だけでも良いでしょう。
「目は口程に物を言う」とも言いますし、目を合わせて微笑むだけで、あなたの愛情がある程度は伝わるはずです。
目を合わせるのが苦手な人もいると思いますが、慣れの問題ですので、極力話す時も目を見て話すようにしてみましょう。
慣れていないからと言って、目に力を入れ過ぎると睨んでいると思われて逆効果になってしまうこともありますので、自然な顔で相手の目を見つめてください。
もし、どうしても苦手という人は鏡に向かって見つめる練習をすると良いでしょう。
簡単な行動でできる愛情表現方法④ プレゼントをする
体を使っての愛情表現が苦手な人は物で表すと良いでしょう。
相手によっては、それが一番嬉しいという人もいるでしょう。
プレゼントと言っても、誕生日にあげるような高価な物である必要はありません。
デパート行ってみたら似合いそうなハンカチがあった…などの安い小物でもいいのです。
誕生日でもないのにいきなりもらえるプレゼントは嬉しいものです。
常に自分のことを考えてくれているなと相手は愛情を感じるはずです。
誕生日や記念日以外にあげるのがポイントになります。
何を買って良いかわからないという場合は、花でも良いでしょう。
大きな花束である必要はありません。
ほんの少しの出費でサプライズを演出できるのですから、やってみる価値はあります。
簡単な行動でできる愛情表現方法⑤ 褒める
褒められて悪い気がする人間はいないもの。
基本的に相手のことは常に褒める癖をつけましょう。
相手を常に褒めていると、相手の良い所を見つけるのも上手くなっていくので、段々と自分の愛情も深くなっていくのがわかるはずです。
普段は気にしていないことでも、褒めていることで良いところに気付くようになるわけです。
相手を褒めているとほとんどの場合、相手からも褒めてもらえます。
お互いにけなし合っているカップルより、褒め合っているカップルの方が仲が良くなるのは想像できますよね。
簡単な行動でできる愛情表現方法⑥ 「ありがとう」を言う
常に「ありがとう」と感謝の言葉を口にするようにしましょう。
感謝の気持ちを伝えることで愛情も表現できますし、感謝されると嬉しいものです。
次もあなたのために何かしようと思ってくれるはずで、結局は感謝は自分のためにもなるのです。
また、褒めるのと同じで、感謝することによって、本当に相手のことをありがたく感じるようになるはずです。
これは楽しくないのに笑顔を作ると何となく楽しくなってくるのと同じで、人間の心というのは、言葉に出すことによって自分に暗示をかけられるのです。
逆に言葉に出さないと心の底から思わないので、感謝する言葉は常に外に出すようにしてください。
お互いに「ありがとう」が言えるカップルって素敵だとは思いませんか?
簡単な行動でできる愛情表現方法⑦ いつも一緒にいる
人間は共有する時間が長い程愛情を感じる生き物ですので、一緒にいる時間はなるべく長くする方が良いでしょう。
同じ趣味を持ったりして、できるだけ一緒にいるようにするのです。
言葉ではなく、長い時間を共有することで相手のことを大事に思っていることを伝えてみましょう。
もちろん性格によっては一緒にいる時間が長いと鬱陶しいと感じる人もいます。
特に男性は、1人になる時間が必要と思っている人が多いので、ずっと一緒にいると疲れてしまうかもしれません。
そのあたりは調整が必要ですが、基本的に長い時間を共有すると愛情が深くなる傾向にあるのは覚えておきましょう。
そもそも、長い時間一緒にいるのが苦痛な相手と、これから先の将来を考えるのは辛いでしょう。
一緒に長くいても辛くない付き合い方を模索してください。
ちなみに離婚原因によくある「すれ違い」ですが、これは共有する時間が極端に短くて、コミュニケーションが取れなく、心が離れてしまう現象です。
やはり一緒にいる時間が短いと別れる原因にもなりますので、長く一緒にいた方が良いことがわかるでしょう。
簡単な行動でできる愛情表現方法⑧ 叱る
愛情表現の1つとして、たまには「叱る」というのも有効です。
もちろん激怒して、相手が号泣してしまうくらい叱ってはダメですが、相手のことを思って叱るのは愛情表現の一つです。
相手も、あなたが本当に愛情を持って叱っているかどうかはわかるはずです。
人間誰しも親に叱られた経験はあると思いますが、親が感情的に叱っているのか、自分のために叱ってくれているのかは子供心にも判断できたのではないでしょうか。
愛情を持って叱れば、きっと相手はあなたのことを逆に感謝するでしょう。
そして、あなたのことを更に好きになってくれるはずです。
ただし、叱る時は自分の価値観を押し付けるような叱り方は絶対にダメです。
人はそれぞれ価値観が違いますので、その人の価値観を完全否定するような叱り方をすると相手はあなたから離れていってしまうでしょう。
あくまで叱る時は、相手も自分のやったことが悪かったと思っている時です。
納得感のある叱り方をしてください。
そして、叱る時は理由もきちんと言って、短い時間で済ましましょう。
長々と叱ると相手は愛情表現と取ってくれなくなりますので注意しましょう。
簡単な行動でできる愛情表現方法⑨ 人に紹介する
愛情表現の9つ目は恋人を「人に紹介する」です。
例えば、自分の友達や兄弟などに紹介することで相手は愛情を感じるでしょう。
もちろん自分の両親に紹介すれば、将来のことも考えてくれているのだと嬉しくなるはずです。
ただし、両親に紹介するのは相手も将来のことを考えてくれている場合でないと嫌がる可能性がありますので、ご注意下さい。
友達に紹介すれば、恋人がいることを周りに宣言しているわけですから、当然浮気はやりにくくなります。
要するに「浮気しない宣言」に等しいわけですから、無言の愛情表現としてはこれに勝るものはないでしょう。(とは言っても実際は浮気する人は誰かに紹介した後でもしますが)
お互いに自分の周りの人に紹介し合えば、結婚までは間近と言えるでしょう。
ただ、別れる時にはなかなか別れづらくはなります。
しかし、この別れづらくなるのをわかっていて、紹介するわけですから効果があるわけです。
もし、一生一緒にいると決めた人がいれば、どんどんと周りに紹介していきましょう。
簡単な行動でできる愛情表現方法⑩ 結婚した後の話をする
最後に紹介したいのが「結婚した後の話をする」です。
要するに結婚することは前提として、結婚した後の話を普段の会話からするわけです。
例えば、子供が何人欲しいとか、子供にはどんな習い事させたいとか、もしくは新婚旅行はどこに行きたいなど、2人のことでも良いでしょう。
結婚を意識していない相手もこの話を聞けば、あなたが結婚まで意識していることがわかるでしょう。
この話を聞けば、もし相手が結婚をまだ考えていなかったとしてもずっと一緒にいるつもりなんだと嬉しくなるでしょう。
今の相手とは結婚まではまだ考えていないけど…と思っても、話すだけはタダです。
仮定の話としてどんどん将来の話をしてください。愛情表現の一つと思えばいいのです。
もちろん、絶対に結婚したくないと思っていれば、このような話をすると別れづらくなってくるので、やめた方がいいです。
しかし、そもそも結婚を絶対にしたくない相手と今付き合っていることに対して、もう一度考えた方が良いかもしれません。
少しでも結婚する可能性があるなら、将来のことを話すのは非常に有意義です。
このような話をすることで、あなたの結婚の意識を自分で確かめることにもつながります。
愛情表現の方法がわかったら行動あるのみ
以上10つの愛情表現の方法をご紹介しました。
しかし、これを読んで「確かにそんな方法もあるよね…」とだけ思っても何も変わりません。
方法がわかったら是非行動をしてください。行動しなければ、何も変わりません。
もし、あなたが今の恋人や奥さんとちょっと冷めた関係であれば、愛情表現をすることによって何かが変わるかもしれません。いえ、きっと変わるでしょう。
他人の考えを変えることは難しいですが、自分が変わることで相手も少しずつですが、変わるはずです。
世間は自分を映す鏡だと言います。
あなたが変われば相手も変わる…そう思って、まずは自分の行動を変えてみてください。
あなたが愛情を示せばきっと相手もそれに応えてくれるはずです。
手遅れにならないうちに一日も早く行動しましょう。
まとめ
・愛情表現の代表的な方法の一つはスキンシップ。
・愛情表現の仕方がわかったら、後は行動するだけ。
日本人は愛情表現が下手と言われています。
確かにそうかもしれませんが、そうだからと言って、あなたも下手で良いというわけではありません。
みんなが下手だとしてもあなただけが愛情表現が上手になれば、少なくとも自分は得ができるわけです。
愛情表現が上手になれば、愛情をいっぱい受けることができるので、得なのです。
愛の溢れた人生が幸せなのは言うまでもありませんよね?
最初は照れくさいかもしれませんが、是非愛情表現マスターになってください。