今や一見普通の女の子でも「パパ活」をする時代ですが被害報告や男性側の失敗例もあり諸々の注意が必要です。
今回はパパ活のえぐい相場、被害報告、メリット&デメリット、女性の特徴2つ、男性が失敗しないための対策を紹介します。
目次
パパ活とは
「パパ活」とは聞いたことがある人も多いかもしれませんが、自分を支えてくれる「パパ」と呼ばれる存在を探す活動をすることを言います。
当然支えてくれるというのは「金銭的に支える」という意味です。
要するに、若い女の子が「パトロン」を見つける活動、と言えばわかりやすいでしょうか。
ただ、厳密に言うと「パパ」と「パトロン」は若い女の子は使い分けているようです。
「パトロン」は愛人という意味で使い、「パパ」はお小遣いをくれる程度の軽い関係の時に使っているようです。
なので、「パトロン」は基本的に肉体関係はあり、「パパ」はない場合もあるわけです。
とは言っても、同じ意味で使っている女の子もいるので、厳密に違いはありません。
単に「パトロン」という言葉の重みを嫌った若い女の子が生み出した言葉、とも言えます。
なので、基本的にはほぼ同意語と言って良いでしょう。
「売春」という言葉が嫌な女の子が「援助交際」という言葉を生み出したのによく似ていると言っていいでしょう。
女性がパパ活をする理由とは
ちなみに、この「パパ活」はどの程度の女の子がやっているのでしょうか。
この手のデータはきちんとしたものがないのでわかりませんが、今はネットで簡単に「パパ活」ができる時代ですので、昔に比べたら圧倒的にハードルが低くなっています。
なので、かなりの数の女性が「パパ活」をしている、または「パパ活」をやったことがあると思われます。
ネットで「パパ活」がしやすくなったのに加えて、時代背景もあります。
今の時代、女性は派遣社員などが多く、正社員が非常に少なくなっています。
当然、非正規の派遣社員は給料はそれほど高くありませんし、たとえ正社員になったとしても今の会社は給料をなかなか上げてくれません。
若い女の子が月に満足のいく給料がもらえることは少ないでしょう。
それは同世代の男性にも言えることで、若い男性社員もそれほど給料が高くなく、なかなか女性にご飯をおごったりできなくなっているのです。
要するに今の若い世代にはお金がないのです。
さらに今は都会に一極集中しているので、若い子は都会に集まっています。
都会は何をするにもお金が必要ですし、物価も高いです。
色々なことが複合的に絡み合って、「パパ活」をする女の子が増えているのです。
雑誌などでも特集を組むほどなので、よほど「パパ活」に対しての需要はあるのでしょう。
パパ活のえぐい相場の実態
「パパ活」をやったことがない人は、どの程度の相場だと思いますか?
「パパ活」のえぐい相場を調べてみましたので、ここでご紹介しましょう。
「パパ」からもらえる金額というのは、体の関係があるかないかで大きく変わってきます。
これは当たり前と言えば、当たり前ですね。
好きでもない人と体の関係があるわけですから、ある程度はもらわないと割に合いません。
体の関係がない場合
ちなみに、体の関係がなしで会う場合は、5000円~1万円になります。
気前のいい「パパ」は2,3万円くれますが、基本的に食事などのデートだけなので、1回1万円程度で終わる場合が多いです。
体の関係がある場合
これが体の関係ありになると3倍程度に跳ね上がります。
普通の女性なら1回会ってホテルに行くと、3万円~5万円程度。
これを高いと思うか、安いと思うかは人それぞれですが、1日に稼ぐ金額としてはなかなかのものでしょう。
ちなみに定期的に会うことを約束できれば、月に定額をいただくこともできます。
例えば、月に2,3回会って、10万円とか。しかし、ここまで来ると完全に「パトロン(愛人)」と同じと言っても良いでしょう。
もちろん「パパ」の収入や女の子のスペックによっては、月に30万円以上ももらえる場合もあるようです。しかし、容姿や性格が抜群の女性、芸能人などに限られます。
もうここまで来ると働く必要さえなくなってきますね。
それが人生にとっていいことなのかどうかは別にして、すごい世界ですね。
「パパ活」に励む女の子が増えているのもわかる気がします。
パパ活では被害報告もある【詐欺パパに注意!】
詐欺パパの存在
「パパ活」の相場がすごいことはわかってくれたと思いますが、世の中そんなおいしいことばかりではありません。
「パパ活」をしている女の子が増えれば、その女の子たちをターゲットにして騙してやろうという輩も増えるのです。
「パパ活」をやっている女の子は基本的にすぐ会うことができます。
これは出会い系などをやったことがある男性ならわかると思いますが、すごいことです。
普通出会い系などで女の子に会おうとしたらかなりの倍率を勝ち抜いて、女の子のご機嫌を取って、やっと会えるわけですから。
そして、会ったあとも口説かないと体の関係にはなれません。
その作業自体が楽しいという人も多いですが、めんどくさいと思う男性も多いでしょう。
そういう人にとって「パパ活」をしている女の子というのは絶好のターゲットなわけです。
約束すれば必ず会えますし、女の子はお金が欲しいのでかなり積極的になってくれます。
女の子としてはお金が欲しいだけなのですが、そのお金を払わないでやるだけやって逃げるなどという人がいるわけです。
そういうことをする輩を「詐欺パパ」といいます。
中には、体の関係を持たずに高級レストランで食べるだけ食べて支払いをせずに逃げる詐欺パパもいるようです。
詐欺パパから言わせると、そもそも「パパ活なんて売春と同じ。そんなことを軽く考えて、楽に儲けようとするやつに罰を与えてやっている」と言うわけです。
なので、当然良心の呵責などがあるはずもありません。
詐欺パパはまさしく楽して稼ごうとする女の子が嫌いなのでしょう。
このようなことをして日ごろの鬱憤を晴らしているわけです。
リベンジポルノやストーカー事件
女性と親密になってくると裸の写真を撮らせたり、動画を撮影するパパもいるそうです。そして、女性と別れた後に写真や動画をネットにバラまくのです。
これをリベンジポルノと言いますが、こういうことをするパパも実際にはいるようです。女性としての対策は写真や動画は絶対に撮らせないようにしましょう。
また、パパが女性のことを気に入り過ぎてストーカー化する危険もあり、実際に逮捕された男性もいるようです。粘着質な男性と感じたら、女性はさっさとその男性との関係を断ってしまうのがいいでしょう。もちろん、住所や本名などの個人情報を伝えてはいけません。
女性がパパ活するメリット2つ
騙されることもある「パパ活」ですが、メリットもあります。
それは「パパ」と絶対に体の関係になる必要がないということです。
お金がすごく稼ぎたければ、体の関係になった方がいいのですが、ちょっとお小遣いが欲しい程度であれば、必ずしも体の関係を結ぶ必要はありません。
そのことは事前に伝えておいて、相手がOKと言えばいいわけです。
これは「パトロン」や「風俗嬢」ではないメリットでしょう。
自分の稼ぎたい分をできる範囲で稼ぐ、これが「パパ活」のメリットです。
また、たとえ体の関係があったとしても、会ってみてあまりにも生理的に受け付けない人であれば、断ることもできます。
気に入った特定の相手のみを相手にできるので、風俗よりは圧倒的に精神的な負担は少ないでしょう。
「パパ活」は複数の男性と兼ねることもできます。
特に体の関係がない場合は、週末は予定の空いている「パパ」と常にデートを重ねることで、一定の収入を得ることができるのです。
コミュニケーション能力がある程度ある人であれば、「パパ」と話をするだけでバイトはしなくても良いくらいは稼げるのではないでしょうか。
女性がパパ活するデメリット3つや危険性
詐欺にあう可能性
「パパ活」のメリットを紹介したので、デメリットも紹介しましょう。
デメリットは先に挙げたように詐欺にあう可能性があるということ。
風俗嬢の場合、お店を介さない分、取り分は大きくなりますが、その分リスクも自己責任になります。
危ないと思ったらすぐにその場を立ち去る判断ができないと、危険な目に遭う可能性も否定はできません。
既婚者と体の関係を持った場合は不倫になる
また、「パパ」は基本的に既婚者ですので、体の関係を持ってしまえば不倫になります。
要するにお金のために不倫をするわけです。
「相手がお金を出しても不倫をしたいと言ってるから…」と平気で不倫をするようになれば、モラルが低下することは間違いありません。
相手の奥さんから慰謝料を請求される可能性
また、あくまでも不倫なので、相手のことを好きになっても報われることはありませんし、下手をすると相手の奥さんから慰謝料を請求されることだってあります。
風俗のように一回限りの関係ではないので、裁判になったら、単なる不倫と同等に扱われる可能性があります。
パパ活の違法性について
ちなみに「パパ活」なんて軽い言葉なので、深く考えることは少ないと思いますが、お金で体の関係を持つ場合は違法ではないのでしょうか?
要するに「パパ」を持つことは売春に当たらないかどうかということです。
もちろん日本では、売春は違法行為ですが、個人間の普通の売春を罰する法律はないので逮捕されることはありません。
しかし、売春が違法行為だからと言って、「パパ」からお金をもらうことが、即違法行為になるかというと難しいところです。
なぜなら、「パパ」とは必ずしも体の関係にならないこともあるからです。
「場合によっては体の関係もある…」といった関係なら、単なる自由恋愛と同じことになってしまうからです。
「でも、もともとお金をもらうのが目的でしょう?」と思うかもしれませんが、それを証明することは難しいのです。
なので、実際のところ「パパ活」をしていて、捕まったという事例はまだないかもしれません。
ただし、違法の可能性が低いとは言っても「私パパがいて、毎月お小遣いもらってるの」と堂々と言えるほど日本人は「パパ活」に対して理解があるわけではありません。
やっぱりやるなら隠れてやるのが通常でしょう。
パパ活する女性の特徴2つ
男性側からすると「パパ活」をしている女の子はどんな子なのか気になるところでしょう。
「パパ活」をしている年代としては、20代の子がぶっちぎりに多いです。
やっぱりお金に困っているのは若い子、というのは今も昔も変わりません。
で、何でお金に困っているかというと「夢を追いかけている」からという子が非常に多いです。
例えば、タレントになりたいからタレントスクールに通いたい、CAになりたいから専門学校に行きたい、そういう子たちです。
こういう子は平均的に「意識が高い子」なので、容姿も良い子が多いです。
なので、「パパ活」をするとすぐ会える上に容姿のレベルが高い子が多い、という口コミが多いのです。
ただ、単に楽してお金をたくさんもらえるからやっている、という女の子も多いです。
こういう子はそもそもお金がなぜ欲しいかと言えば、遊ぶために欲しいだけで、だらしない子も多いです。
もちろん話す内容も芸能人の話など底の浅い話しかしないので、大人の男性なら1回会ったらもう2度目はない…そんな女の子です。
要するに「パパ活」をしている女の子は両極端と言えます。
大当たりがいたと思ったら、大外れもいます。
これは単に援助交際や風俗に行くより幅があるでしょう。
男性が「パパ活」で当たりを引きたければ、会う前にちょっとメールなどで会話をしてどんな子か見極めてからにした方が良さそうです。
いくら好みの子が来なかったとしても、ご飯くらいは奢らされるはめになりますから。お金はともかく、時間がもったいないです。
パパ活で失敗しないための対策
男性が「パパ活」で失敗をしないための対策でもっとも有効なのは、安めの出会い系で「パパ活」をしている女の子を選ばないことでしょう。また女性側にも同じことが言えます。
安い出会い系は誰でも手軽に登録ができますので、その分「パパ活」を援助交際とほぼ同じ感覚でやっている女の子が多いです。
援助交際で抱ける女の子にご飯をおごって、毎月の手当てを出すなんて馬鹿らしいでしょう。
どうせ「パパ」になるならもう少しレベルの高い女の子がいいですよね。
それなら「パパ活」専門のサイトや交際クラブ(デートクラブ)に登録した方が良いでしょう。そういうところは月々の会費を払わないといけないので敷居も少々高いものです。
その分男性も余裕のある人が多く、そういう男性が多く登録していると女の子も意識の高い子が多く集まるようになります。
実は「パパ活」では、男性も女性もレベルの高い人が集まるサイトや交際クラブに登録した方が良いのです。
月会費や年会費はある程度高いサイトや交際クラブの方が良いです。
その方が信頼性がアップするので、意識の高い男性や女の子はそういうところにいるのです。
そういうサイトや交際クラブに登録をして、会うようにしてください。大ハズレを引く可能性は低くなります。
まとめ
・パパ活の相場は「肉体関係あり」か「肉体関係なし」で異なる。
・パパ活をする女性の心理は肉体関係がない場合は罪悪感を感じていない。
・パパの中には詐欺行為をする人もいるので被害に遭わないように女性も対策が必要。
今回は「パパ活」の現状についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
一昔前は「パパ」なんて一般人には程遠い言葉でしたが、今では身近になってきたのがわかっていただけたと思います。
すすめるわけではありませんが、興味のある人は「パパ活」専門サイトや交際クラブを覗いてみるのもいいかもしれません。
ただし、「パパ」になるのは自由ですが、結婚していれば、それは不貞行為にあたります。
奥さんにはバレないようにするのは最低限のマナーです。
大人の男性ならそれはわかってますよね?