一人の時間が好きな男性の割合とは

一人の時間が好きな人は男性に非常に多いようです。

特に現代社会では、人間関係に疲れて疲弊しきっている人が多いので、誰にも気を遣わない一人の時間を持ちたい人は未婚者だけでなく、既婚者にも多くいます。

その需要を狙ってか、今や一人で食べることができる焼肉店やしゃぶしゃぶ店など、本来は多人数で行くようなお店も一人用のお店としてオープンするところも増えています。

生涯独身で過ごす男性もすでに2割を超えている、と言われています。近々3人に1人以上が生涯独身になるのではないかとも言われています。

また、20代～30代の独身男性にアンケートを取ると、4割以上の方が「生涯独身でも構わない」と回答していることからも、どんどん生涯独身率は上がっていくことが予想されます。

これは、生涯独身でも特に困らないという社会的な背景と「会いたい時だけ人と会う方が精神的に楽である」と思っている男性が多いことを指しています。

他にも複合的な理由はあると思いますが、多くの男性は現代はストレス社会なので、これ以上ストレスを抱えたくないと思っているのかもしれません。

確かに会社で嫌な上司や同僚と無理に付き合っているのに、家庭でもストレスを抱えるようになったら大変ですからね。

一人の時間が好きな男性の心理とは

一人の時間が好きな男性を見ると、「かわいそう」とか「仲間に本当は入りたいのに入れないのかな」などと思う人がいるかもしれませんが、全然違います。

大抵の一人の時間が好きな男性は、自分一人でいる方が圧倒的に楽しいのです。逆に言うと、人と一緒にいるとストレスがどんどん溜まっていくタイプの人なのです。

ただ、それを周囲の人が見極めるのは難しいと言えるでしょう。本当に心の底から一人の時間を楽しんでいるのか、実はみんなと遊びたいのにちゃんと言えないだけなのか…。

大抵の人は「一人の時間が好き」と公言していますので、本当は心の底でどう思っているのかはその人にしかわからないのです。

次のトピック以降では、一人の時間が好きな男性の特徴を挙げていきますので、この中に当てはまっている項目が多い人ほど一人の時間が本当に好きと言えるでしょう。

一人の時間が好きな人に気を遣って、「時間を共有しよう」と言っても断られないかもしれませんが、内心は嫌だなと思っているはずです。

一人の時間が好きな人にはあまり構わないであげて、一人の時間を楽しませてあげてください。

一人の時間が好きな男性の特徴①　凝っている趣味がある

一人の時間が好きな男性の特徴その1は「凝っている趣味がある」です。

凝っている趣味がある人はその趣味に没頭したいので、人と関わることを嫌がります。

例えば、ゲームが非常に好きな人がいるとします。ゲームが好きな人はゲームをやっている時には話しかけられたくないものです。

しかし彼女がいたら、ゲーム時間を割いて構ってあげないといけません。全く無視してゲームをしていたら、彼女が「何のために一緒にいるのかわからない」と拗ねてしまうからです。

今回はゲームで例えましたが、これはほとんどの趣味で同じことが起こります。

趣味は自分の時間を使って集中して行うものです。同じ趣味を持っている彼女なら気持ちがわかるかもしれませんが、大抵趣味に凝りすぎるのは男性なので、恋愛と両立は難しいです。

同性の友達でも同じです。目の前でずっとゲームをやっているのを気にしないのは同じゲームを好きな友達だけでしょう。

なので、基本的に凝った趣味を持っている男性の周りには、同じ趣味を持った友達くらいしか残らないのです。

趣味に凝れば凝るほど一人の時間は増えていくでしょう。しかし、これは不幸でも何でもありません。なぜなら、その趣味に凝っている男性は趣味さえできれば幸せなのです。

逆に言うと趣味の時間を邪魔されるほどストレスの溜まることはないのです。

一人の時間が好きな男性の特徴②　周りに気を遣う性格　

一人の時間が好きな男性の特徴その2は「周りに気を使う性格」です。

一人の時間が好きな男性は「性格が暗い」「コミュニケーション障害」なのでしょうか？実は違うことが多いのです。

実は一人が好きな男性の多くは周りに気を遣う非常に「良い人」な場合が多いのです。要するに、周りに気を遣い過ぎて疲れてしまうので、人とあまり一緒にいたくないわけです。

確かに、何も考えずに発言する空気の読めない人は誰と一緒にいてもストレスが溜まりませんが、調整役でいつも周りの空気を読んで発言する人は疲れているでしょう。

何だか切ない話ですが、意外に気を遣える人ほど一人の時間が好きという場合は多いのです。

そんな人たちの時間を邪魔したら悪いですよね。恐らくこういう人たちは一人の時間を邪魔されたとしても怒ることはないですが、内心はがっかりしているはずです。

一人の時間が好きな男性の特徴③　人見知りである

一人の時間が好きな男性の特徴その3は「人見知りである」です。

これは非常にわかりやすいと思います。要するに、あまり面識のない人と長い時間一緒にいるのが耐えられないわけです。

しかし、人見知りは悪いことではありません。仕事上で支障なくコミュニケーションが取れていれば、プライベートで無理に人と接することはないのです。

人見知りを直したいという人もいるでしょうが、人見知りは直さないといけないなんて思うと更にストレスが溜まってしまいます。

人見知りの人は外から見てもわかりやすいので、無理に直してあげようとは思わずに、何か言ってきたら仲間に入れてあげる程度の対応で良いでしょう。

人見知りの中には、開き直って全く直すつもりがない人も多くいます。そういう人は一人の時間が非常に好きなので、構わないのも親切なのです。

自分の価値観を押し付けるのはやめましょう。

一人の時間が好きな男性の特徴④　干渉されるのが嫌い

一人の時間が好きな男性の特徴その4は「干渉されるのが嫌い」です。

干渉されるのなんて誰でも嫌いでしょう？と思う人もいるかもしれませんが、この「嫌い」というのは半端ではありません。

人から何かを指示されるのも嫌ですし、自分のことを訊かれるのも嫌がります。自分のことを他人に教えることで、相手に干渉されていると感じるのです。

人は一緒にいれば特に干渉するつもりはなくても「明日の休日何するの？」などと訊いてしまいますよね。

これは本当に次の日に何をするのか知りたいわけではなく、単なる話しのネタとして訊いているだけで深い意味はありません。しかし、このような質問でさえストレスになるのです。

「何であなたに自分のプライベートを教えないといけないわけ？」と思ってしまうのです。こんなことを思ってしまう人が、他人と一緒にいたいと思うわけがありませんよね。

こういう人は親からのしつけが非常に厳しかった人に多いようです。

しつけが厳し過ぎて親が過干渉になってしまい、大人になった今でもそのトラウマで、他の人に自分のプライベートを晒したくないと考えているわけです。

一人の時間が好きな男性のおすすめの過ごし方①　ネットカフェ　

それでは、一人の時間が好きな男性はどんな時間の過ごし方をすればよいのでしょうか。

もちろんそれは人それぞれで勝手なのですが、参考までにおすすめの過ごし方をいくつか紹介していきましょう。

1つ目は「ネットカフェ」です。

ネットカフェに行ったことがない人はわからないかもしれませんが、ネットカフェは基本的には座席1つ1つがブースになっていて、1人1台パソコンやテレビもあります。

また、漫画読み放題で飲み物も飲み放題。その上お腹が空いたら食事の注文もパソコンから簡単にできます。（食事は有料）

大抵のネットカフェは長時間パックがあり、1日いても数千円で済んでしまうので、一人の時間を過ごしたいならネットカフェは最適な場所と言えます。

何をしても自由な場所なので、休日には多くの一人で時間を過ごすのが好きな男性が集まっています。1回も行ったことがない人が行くと、あまりの混雑ぶりに驚くはずです。

しかし、みんな黙っているので、全体的には静かです。図書館を想像してみるとわかりやすいと思います。

図書館で漫画を読めて、ネットもできて、食事もできる…そんなイメージで行っていただいてもそれほど間違っていませんのでご安心を。

一人の時間が好きな男性のおすすめの過ごし方②　一人カラオケで歌いまくる

おすすめの時間の過ごし方2つ目は「一人カラオケで歌いまくる」です。

ネットカフェはある意味非の打ち所がない場所ですが、唯一欠点があるとすれば、声を出すことができない場所です。

とは言っても、基本的に一人でいるので声は出す必要はないと思いますが、人間大きい声を出した方がストレスが発散できる時もあります。

当然街中で大声を出していたら単なるおかしい人ですし、家でも大声を出していたら近所の目を考えると問題です。

誰もいないような本当の田舎ならいざ知らず、ある程度の街であれば、大声を出せるところなんてカラオケくらいしかないのです。

カラオケは当然ですが、どんなに大きい声を出してもいいですし、頼めば食事もできます。

また、カラオケ店によってはドリンクは飲み放題ですし、もし平日の昼間にカラオケに行けるのであれば、ほとんどお金はかかりません。信じられないくらい安いお店もあります。

一人の時間が好きな人は、是非カラオケ店で日ごろのストレスを発散してみてください。一人ですから、歌が下手でもなんでもいいのです。うろ覚えの歌もどんどん歌ってみましょう。

ちなみに「一人でカラオケなんて店員さんにどう思われるのかわかったもんじゃない。恥ずかしい」なんて思っているとしたら安心してください。

実はカラオケ店の3割程度は1人のお客さんと言われています。要するに3人に1人は1人で来ているわけですから、店員としては何とも思いません。

一人の時間が好きな男性のおすすめの過ごし方③　一人旅で海外へ行く

おすすめの時間の過ごし方その３は「一人旅で海外へ行く」です。旅行は一人で行くと苦労も多いですが、好きなところに行けるし、誰にも邪魔されずとても良いのです。

なぜ海外かと言うと、周りの目を気にしないで済むからです。日本国内だとどうしても周りの目を気にしてしまいます。

同じ日本人としての常識があるので、勝手なことをしてはいけないという心理が働きます。

これは日本国内にいる限り、どうしようもありませんので、海外に行った方が自由に行動できるのです。

もちろん海外は日本より治安が悪い地域が多いので、安全面に考慮して行動することは必須ですが、周りの目を気にしないで済むという点においては、絶対に海外の方が良いでしょう。

また、安全面が気がかりな人は、ハワイなど比較的観光地としてしっかりとしている場所ならそれほど危険はありません。

ただし、そういう場所はシーズンに行くと日本人が大勢いるので意味がないかもしれません。

海外で1人でいると非常に寂しく感じます。しかし、それが逆に良いのです。

寂しい思いをするとちょっとくらい人と接してもいいかなと思えるので、日本に帰った時に人とどうしても接しないといけない時にストレスを感じる具合が減ります。

思い切って海外旅行の計画をしてみてはいかがでしょうか。新しい世界が拓ける可能性もありますよ。

まとめ

今回は一人の時間が好きな男性の特徴、おすすめの時間の過ごし方について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

これから日本はどんどんと一人で過ごす人が増えていくでしょう。しかし、結婚ばかりが幸せではないですし、どんな人生を送るかは自由です。

また、結婚している人も一人の時間はストレス軽減のために必要な時間と言えるでしょう。

特に男性は、一人の時間を持つことでリラックスできると言われていますし、家庭を持っているからと言って、自分の時間を作ってはいけないという法はありません。

たまには自分の時間を作って、ゆっくりしてみてはいかがでしょうか。