今「パパ活」が若い女性の間で流行っていてメディアにも多く取り上げられていますが、メリットやデメリットを知ることが男性女性共に非常に重要です。
今回はパパ活の意味ややり方、メリット5つ、デメリット4つをまとめてみました。
目次
パパ活の意味とは
「パパ活」とは、若い女性が自分にお小遣いをくれる、経済的に豊かな男性を探すことを指します。
大抵の人は「あ、愛人のことね」と思うかもしれませんが、愛人は肉体関係がありますが、パパと女の子の間には肉体関係がない場合が普通です。
お互いが気に入ってそういう関係になる場合もありますが、パパ活と言えば、基本的には肉体関係なしでOKの男性を探すことを指します。
パパ活は非常に若い女の子の間で盛んになっていて、今やドラマにもなっているくらいです。
これは、日本が長い経済低迷期に入っていて、若い子は真面目に働いてもそれほど収入が増えないことに原因があるのかもしれません。
パパになったことがない人は、パパになるような人の気持ちはわからないかもしれません。
しかし、パパとしては、キャバクラ嬢に高いお金を貢ぐよりも、素人の純粋な女の子とデートしてお小遣いをあげる方が、出費も少ない上にドキドキ感も得られるという一挙両得です。
これもある意味、長い経済低迷期が原因かもしれません。
バブルの頃はキャバクラなどで豪快にお金を使うことがカッコイイと思われる時代でしたが、今はそういう遊び方を好まない男性が増えてきたのでしょう。
パパ活のやり方とは
パパ活は具体的にはどのようにやるのでしょうか?
大抵、スマホのアプリを通して行われています。パパ活ブームに乗って、今や「パパ活専用アプリ」や「パパ活専用サイト」までできていますので、比較的容易にパパ活ができます。
ただ、相手の顔が見えないため「ハズレ」を引くこともあるので、本当に資産に余裕がある人は交際クラブに登録することも多いです。
交際クラブは店を構えていて、登録すると女性側の登録者の写真を見て会うかどうか決めることができます。
交際クラブはアプリに比べると非常に高額ですが、交際クラブが仲介に入ることで「ハズレ」を引くことがほとんどなくなります。
また、女性側も高額な交際クラブに入会できるくらいの男性を紹介されるので、ほぼ確実に資産に余裕のある男性と知り合うことができます。
アプリのメリットは「手軽」にパパ活ができること、交際クラブのメリットは「ほぼ確実に資産のある男性と知り合えて、男性側は容姿のハズレを引くことがないこと」です。
どちらを選ぶかは人によって違うとは思いますが、それぞれのメリットを知っておくと良いでしょう。
パパ活のメリット① お金が効率的に稼げる
ちなみにパパ活を実際にした時にどのようなメリットがあるのでしょうか。ここからは、そのメリットを挙げていきましょう。
まず1つ目は「お金が効率的に稼げる」です。
当然ですが、パパ活はお小遣いをもらうことができます。どれくらいもらえるのかは人によって様々ですが、相場では食事だけで1万~3万円で、デートは2万~3万円と言われています。
食事なんていくら長くても2~3時間程度でしょう。そう考えると時給換算するとどんなに少なく見積もっても3000円以上にはなります。
若い女性でこんなに稼げる仕事は、水商売か風俗くらいしかありません。しかも、それらの仕事に比べて圧倒的に楽です。(もちろん相手によるとは思いますが)
パパ活を積極的にしている女の子は、何人かのパパと食事をして月に何十万も稼ぐ場合もあるとか。
これで本業の仕事があれば、すごい収入になりますよね。時間と労力を考えると、これほど効率よく稼げる仕事は他にないかもしれません。(仕事として見るかどうかは別として)
パパ活のメリット② 嫌なことは断ることができる
パパ活のメリット2つ目は「嫌なことは断ることができる」です。
愛人や援助交際など肉体関係がある場合は、基本的には嫌なことでも断ることができません。
もちろんすべてOKというわけではないでしょうが、肉体関係まで行ってしまっているので、他のことも基本的に何でもOKだと思い込んでしまう男性も多いでしょう。
しかし、パパ活の場合は、男性側もあくまで素人の女性との食事やデートを楽しみたいと思っているので、少々の我儘はむしろかわいいいとさえ思ってくれる場合が多いです。
ですので、やりたくないことははっきりNOと言えるのです。
もし、「お金払っているんだから俺のいう事を聞け」という男性であれば、次から会わなければいいだけの話です。
そもそもお小遣いをもらっているだけの関係ですし、契約があるわけでもありません。要するに、厳密には仕事ではないので、あくまでも関係は自由意思に委ねられるのです。
風俗や水商売で働いていたら相手はお客なので、簡単に嫌なことを嫌という事はできないでしょう。このあたりはパパ活ならではのメリットと言えます。
パパ活のメリット③ 最悪の場合バレても訴えられることはない
パパ活のメリットその3は「最悪の場合バレても訴えられることはない」です。
パパ活の基本は「肉体関係なし」です。相手がいくら既婚者であっても、食事をしただけで相手の奥さんが訴えてくることはありません。
奥さんとしては、自分の旦那がパパとして若い女と食事をしていると分かればいい気分はしないでしょうし、もしかしたら、あなたと男性の食事現場に踏み込んでくる可能性もあります。
しかし、やれるのはそこまでです。食事だけしかしていないのなら、不貞行為には当たらないため離婚もできませんし、ましてや慰謝料を請求することもできません。
パパ活をしていた女の子からすれば、本当に食事だけしかしていないのですから、堂々とそう言えば良いのです。
お金をもらっていることを咎められても、男性の方から出すからもらったことを言えば良いだけです。法律でパパ活を裁くことはできないのです。
これが愛人であれば、肉体関係があるので立派に不貞行為になるでしょう。
パパ活のメリット④ 普段は会えないような人と会える
パパ活のメリットその4は「普段は会えないような人と会える」です。
若い女の子と食事だけで何万円も出すような男性は、やはり社会的にかなりの成功者です。このような男性に若い女の子が普通に話しかける、というのは本来ならあり得ません。
会社の事務員の女の子が社長と世間話するでしょうか。よほど小さい会社ならわかりませんが、基本的にはそんなことはないはずです。
パパ活なら、そういう社長クラスの男性と対等に話をすることができます。
同じような年齢の男性とは違った話もできます。もし、自分が将来起業したいなどと考えていれば、そういう成功者の話は非常に参考になるはずです。
自分の見識を広めることもできるパパ活は、若い女の子には良い意味での刺激になるはずです。
パパ活のメリット⑤ 自分では行けないところに行くことができる
パパ活のメリットのその5は「自分では行けないところに行くことができる」です。
パパ活で会える男性は先に説明したように収入が多く、社会的な成功者ばかりです。
そういう男性の話を聞くだけでも価値がありますが、そういう人は普段どういうところで食事をしているのか?どんなところで泊っているのか?気になりますよね。
しかし、世間一般の人は気になってもテレビくらいでしかその実態を知ることはできません。当然自分自身がそういうところに行くこともないわけです。
恐らく自分が成功者にならなければ、一生縁がない場所が世の中にはたくさんあります。
パパ活では、そういうところに連れて行ってくれる可能性があるのです。1回行ったら数十万円取られる寿司屋さんとか、1泊数十万円もするスイートルームなど。
これはパパ活をしていなければ得られない経験です。
パパ活のデメリット① 金銭感覚がおかしくなる
逆にパパ活をすることでデメリットはないでしょうか?
もちろんあります。そのデメリットを事前に知っておきましょう。知っておけば対策もできるかもしれません。
パパ活のデメリットその1は「金銭感覚がおかしくなる」です。
先に説明した通り、パパ活で得られる仕事は時給換算すれば3000円を超えます。下手すると、1万円を超えることもあるかもしれません。
しかし、普通のアルバイトで1万円を稼ぐためには、どれくらい働かなければいけないでしょうか。時給1000円と仮定して10時間働かなければなりません。
要するに、1日ではアルバイトでは稼げない金額を簡単に稼いでしまうわけです。
お金の価値が自分の中ですごく下がってしまい、無駄遣いをするようになるのは間違いないでしょう。パパ活でもらったお小遣いはすべて貯金…そんな女性がいたら大したものです。
自分がどれくらい節制するかにもかかっていますが、大体の女性はお金遣いが荒くなり、パパ活で稼げなくなってもその癖が抜けず、結局はお金に困るようになってしまうのです。
「自分だけは大丈夫」と思って始めるのですが、大半の女性はお金の魔力に負けてしまい、浪費してしまうのです。
パパ活のデメリット② 詐欺パパも存在する
パパ活のデメリットその2は「詐欺パパも存在する」です。
パパ活が流行っているので、雨後の筍ように今はパパ活専用のアプリができました。アプリがあると気軽にパパ活ができて良いのですが、反面悪いことを考える人も出てきます。
収入を偽って女の子と出会い、何とか肉体関係を結ぼうとする下心丸出しの男性が増えています。
何の疑いも無しに会って、お小遣いはもらえない上に無理やりやられてしまった…なんて話もあります。また、高級店に行ったものの、食事後とんずらする人までいるようです。
どうやら、パパ活している奴なんて許せないから懲らしめてやるという意味でやっているらしいのですが、いい迷惑です。
このような詐欺パパに当たらないようにするのは難しいですが、当たってもすぐ逃げられるよう、会う時はとりあえず人の多いところで会いましょう。
身だしなみや態度で、詐欺パパだと見分けられる可能性もあります
どうしても怖い場合は、交際クラブに登録してパパを探した方が良いでしょう。
パパ活のデメリット③ パパが本気になってストーカーになることもある
パパ活のデメリット3つ目は「パパが本気になってストーカーになることもある」です。
最初は相手もパパとして会っていたとしても、何度も会っているうちに本気で好きになってしまう場合があります。
もちろん男女のことなので、好きになるだけなら仕方ないことなのですが、女性に対してストーカー行為をしだす困ったパパもいるのです。これは最初に見極めるのは非常に困難です。
ただ、ストーカーになりやすい人というのは嫉妬心が強くて、プライベートのこともやたらと詮索してくる場合が多いです。
対策としては、プライベートのことは極力教えないようにするしかないでしょう。
また、ちょっとでもおかしいと思ったら、すぐに連絡を取るのをやめることをおすすめします。
パパ活のデメリット④ バレても訴えられないが軽蔑はされる
パパ活のデメリットその4は「バレても訴えられないが軽蔑はされる」です。
パパ活が流行ってきたと言っても、やはり世間の目はパパ活に対して冷たいです。パパ活をやったことがない人にいくら「体の関係はない」と言っても信じてはくれません。
実際に体の関係がないなら、相手の奥さんに訴えられることはありませんが、周りに知られれば軽蔑されることは覚悟しておかなければなりません。
女性の場合、誰か1人にパパ活をしていることを知られてしまうと、数日後には友達全員が知っていると思っても間違いないでしょう。
なので、どんなに親しい友達にもパパ活のことを知られないように注意しましょう。パパと会う時は、自分がいつも使う駅などは利用しないなど、細心の注意を払う必要があります。
まとめ
今回はパパ活のやり方やメリットとデメリットについて紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。
・パパ活のやり方は、スマホのアプリや交際クラブを通して行われる。
・パパ活にはメリットもデメリットもある。
パパ活は良いことも悪いこともあるので、絶対におすすめとか、絶対にやってはいけないと言うものではありません。
しかし、何かトラブルがあれば自己責任であることは忘れないようにしてください。自分の身は自分で守ることをきちんと認識しましょう。