今や離婚は珍しくなくなりましたが、その離婚理由はカップルによって実に様々で、男女でも異なります。これから結婚や再婚する人は是非覚えておいて損はありません。
今回は男性側女性側それぞれの離婚理由ランキングを紹介します。
目次
- 男性側の離婚理由ランキング1位:性格の不一致
- 男性側の離婚理由ランキング2位:不倫・不貞
- 男性側の離婚理由ランキング3位:精神的な虐待
- 男性側の離婚理由ランキング4位:浪費癖がひどい
- 男性側の離婚理由ランキング5位:暴力
- 男性側の離婚理由ランキング6位:両親との同居の拒否
- 男性側の離婚理由ランキング7位:家庭を省みない
- 男性側の離婚理由ランキング8位:性の不一致
- 男性側の離婚理由ランキング9位:実家と不仲
- 男性側の離婚理由ランキング10位:生活費を出してくれない
- 女性側の離婚理由ランキング1位:性格の不一致
- 女性側の離婚理由ランキング2位:暴力
- 女性側の離婚理由ランキング3位:生活費を出してくれない
- 女性側の離婚理由ランキング4位:精神的な虐待
- 女性側の離婚理由ランキング5位:不倫・不貞
- 女性側の離婚理由ランキング6位:性の不一致
- 女性側の離婚理由ランキング7位:浪費癖がひどい
- 女性側の離婚理由ランキング8位:家庭を省みない
- 女性側の離婚理由ランキング9位:酒癖が悪い
- 女性側の離婚理由ランキング10位:実家と不仲
- まとめ
男性側の離婚理由ランキング1位:性格の不一致
男性が離婚をしたいと思った理由の第1位は「性格の不一致」です。
要するに性格が合わないということで、これは結婚前にわからなかったの?とも思う方もいるかもしれませんが、一緒に住んでみないとわからないことって結構あるものです。
また、小さいことでも積み重ねていけば、許せなくなってくることもあるでしょう。夫婦と言っても、結局は他人なのですから、すべてを許せるわけではありません。
ただ、この性格の不一致は色々あるけど、一言で言い表せない場合にもよく使いますので、1位は厳密に言えば「一言では言い表せない2人だけがわかる理由」なのかもしれません。
男性側の離婚理由ランキング2位:不倫・不貞
男性側の2位は「不倫・不貞」です。
やはり男性も妻の不倫は許せない人が多いようです。太古の昔から離婚理由の上位になっていますが、現代も同じなのですね。
ただ、男性の悪いところは自分がたとえ不倫していても、妻の不倫は許せない…ということで離婚に至ることも多いようです。
ちょっと自分勝手な気がしますが、どちらも不倫をしているなら離婚した方が良いような気もしますね。
男性側の離婚理由ランキング3位:精神的な虐待
男性側の3位は「精神的な虐待」です。
旦那の稼ぎが少ないとか、いつまでも出世しないとか、ぐちぐちと文句ばかり言っている妻もいるようです。
陰で言っているだけなら良いのですが、旦那さんに向かって直接言うとそれは精神的な虐待になります。口癖のように言われたら男性は家に帰るのが苦痛になってくるでしょう。
また、旦那さんの悪口ばかり言っている母親を見て、子供は何と思うでしょうか。教育上も良くないので、別れて正解かもしれません。
男性側の離婚理由ランキング4位:浪費癖がひどい
男性側の4位は「浪費癖がひどい」です。
旦那さんの小遣いが月々決められているにも関わらず、妻は使いたい放題。これではいくら稼いで旦那さんだけが節約しても意味がありません。
今の日本では、老後のためにある程度貯めておかないと不安ですよね。このまま婚姻関係を続けていたら、貯金が大変なことになる…と思って離婚するのは賢明な判断でしょう。
浪費癖はやらない人はわからないかもしれませんが、なかなか治らないものですから。
男性側の離婚理由ランキング5位:暴力
男性側の5位は「暴力」です。
最近では女性が強くなってきて、女性の方が暴力を振るうことが問題にもなっています。
男性の暴力はもちろんダメですが、女性からの暴力は道具などを使うことが多く、旦那さんが抵抗しないことを良いことにどんどんエスカレートしていくようです。
子供への暴力が社会的に問題化していますが、実は旦那さんへの暴力も増えているのです。
確かに毎日のように暴力を受けたら男性としてのプライドはズタズタです。離婚するのも仕方がないでしょう。
男性側の離婚理由ランキング6位:両親との同居の拒否
第6位は「両親との同居の拒否」になります。
こちらは拒否する妻の気持ちも何となくわからないでもありません。旦那さんも他人なのに、そこに更に他人の旦那の両親が入って来るのです。
正直言って、一緒に暮らすのが大歓迎と言うお嫁さんはあまりいないでしょう。
ただ、家庭にはそれぞれ事情がありますので、一緒に暮らせないと困る場合もあるでしょう。
これは離婚になるのも仕方がないですが、拒否する方の気持ちもわかりますので、何とも切ない理由ですね。
子供が少なくなってきた今、両親は両親で老後のことは自分たちで何とかしないといけない時代になってきたのかもしれません。
男性側の離婚理由ランキング7位:家庭を省みない
第7位は「家庭を省みない」です。
現代では女性も社会進出していますので、仕事で忙しい方も多いでしょう。仕事もやって、帰ったら家事もやって、子供の面倒も見て…なんてすべてをやるのは大変です。
なので、仕事をやっている分、家庭のことを疎かになってしまう女性も多いのでしょう。しかし、旦那さんとしてはそれが許せないわけです。
このあたりは夫婦での話し合いしかないのですが、どちらも譲らなければ離婚になってしまうのかもしれません。
男性側の離婚理由ランキング8位:性の不一致
第8位は「性の不一致」になります。
要するに夜の夫婦生活での趣味が合わなかったり、旦那さんが誘っても妻が拒否する、などの不一致で別れてしまうわけです。
こちらは8位ですが、この性の不一致が原因だというのは恥かしくて、「性格の不一致」と言っている夫婦も多いでしょうから、実際はランキングとしてはもっと上なのかもしれません。
日本人は海外に比べてセックスレスになっている夫婦の割合が非常に多いと言います。また、性交渉が多い夫婦は離婚率が低いと言います。
夫婦と言っても、実際は他人です。性の不一致はかなり重大な問題なのです。
男性側の離婚理由ランキング9位:実家と不仲
男性側の9位は「実家と不仲」です。
妻が自分の実家の両親と仲が悪すぎて離婚に至ることもあるようです。
これは要するに「嫁と姑」の不仲が一番あるのではないでしょうか。やはり旦那さんの母親からしたら可愛い息子を奪った女性という意識が根底にはあるのかもしれません。
嫁姑問題は古今東西なくならない問題の1つです。そう考えると、実家とはつかず離れずが一番良いのかもしれません。
男性側の離婚理由ランキング10位:生活費を出してくれない
第10位は「生活費を出してくれない」です。
昔は旦那さんが稼いで、妻は家事をしていたので、生活費はすべて旦那さんが出していたのが当然ですが、今は女性の社会進出が進み、女性も働いている家庭が多いです。
妻が働いているにも関わらず、生活費を一切出してくれないと、旦那さんとしては不満を抱えてしまうこともあるでしょう。
特に女性の稼ぎがかなり多く、下手すると旦那さんの稼ぎを上回っているのに、旦那さんは小遣い制で、妻は1円も生活費を入れずに好きなものを買っていたらどうでしょうか。
最初のうちは我慢していても、段々と腹が立ってくるのも当然です。しかし、意外にこのような女性は多いのです。
女性側の離婚理由ランキング1位:性格の不一致
それでは、次に女性側から見た離婚理由のランキングを見ていきましょう。
女性側の離婚理由の第1位は「性格の不一致」です。
これは男性側から見た離婚理由と一致しますね。ただこの理由は前述のとおり、人に理由を説明できない際にも使いますので、実際は性格だけの問題ではない可能性も十分あります。
そもそも「性格がいい」とか「性格が悪い」というのはすごく抽象的な話なので、この「性格の不一致」と言うのもよく考えると意味がよくわかりませんね。
きっと本当の理由は2人だけの秘密なのでしょう。
女性側の離婚理由ランキング2位:暴力
2位は「暴力」になります。
男性側の離婚理由でもありましたが、女性の暴力が増えていると言ってもやはり暴力が原因の離婚は女性側からの方が多いです。
男性が弱くなっているとは言っても、男性の暴力はまだまだあるようです。
暴力は男女ともに許されるものではありません。相手の人権を踏みにじるものですので、暴力をしたら離婚は仕方がないでしょう。
もし、男性側は暴力を振るってしまったら、猛省して二度と振るわないようにしなければいけません。下手をすると夫婦間でも警察に逮捕されることだってあります。
また、離婚の際は慰謝料も請求されますので、暴力を振るっていいことは1つもありません。
女性側の離婚理由ランキング3位:生活費を出してくれない
3位は「生活費を出してくれない」です。
これは男性側の理由の10位でもありましたが、今は女性が仕事をしていることが多いとは言え、やはり稼ぎが多いのは男性であることが多いでしょう。
ですので、この男性が生活費を入れずにすべて自分で使ってしまうのは、家庭の崩壊に直結します。
酒、女遊び、ギャンブル…何に使っているかは問題ではなく、家庭が問題なく回っていく程度のお金を妻に渡すのは家長としての義務とも言えるでしょう。
義務を果たさなければ、当然見放されるのは仕方がないでしょう。
女性側の離婚理由ランキング4位:精神的な虐待
4位は「精神的な虐待」です。
暴力をふるっていなくても言葉の暴力も同じような破壊力があります。夫が妻に向かって人格を否定するような発言をいつもしていると「モラハラ」になり、最近問題になっています。
モラハラの特徴としては、発言している本人には悪気がないことが多いです。悪気がないのでなかなか改善ができません。
何度も妻がモラハラ的な発言はやめて欲しいと言っても悪気がないので、どこを直していいのかよくわからず、改善ができないのです。
悪気がない悪口ほどひどいものはありません。十分な離婚理由になるでしょう。
女性側の離婚理由ランキング5位:不倫・不貞
5位は「不倫・不貞」です。
一昔前は「浮気は男の甲斐性」だと肯定する人もいましたが、今は男性も不倫は一発アウトの場合が多いです。「風俗遊び」は大丈夫という男性もいるようですが、これもNGでしょう。
ある意味男性からすると遊ぶ範囲が狭くなってきたと思うかもしれませんが、それが時代と言うものです。
離婚したくないなら、不倫や不貞行為はもちろん、風俗遊びもやらない方が良いでしょう。
女性側の離婚理由ランキング6位:性の不一致
女性側の離婚理由6位は「性の不一致」です。
「性の不一致」と言っても色々あると思いますが、基本的には夫が誘い続けても妻が拒否するパターンが多いと思われます。
女性は子供を産むと一時的に性欲が落ちると言われています。まずは子育てを優先しないといけないからです。その時に旦那さんから迫られたら…確かに嫌なのかもしれませんね。
しかし、男性の名誉のために言っておくと、日本の性行為回数は最も回数が多いギリシアに比べると4分の1ほどしかありません。
その少ない中で更に断られたら男性も切なくなってしまいますね。
しかし、女性も嫌々応じるのも疲れるでしょうし、こればかりは納得できる落としどころを2人で決めるしかありません。そうでなければ、性の不一致で離婚もやむを得ないでしょう。
女性側の離婚理由ランキング7位:浪費癖がひどい
7位は「浪費癖がひどい」です。
浪費をするのは女性ばかりと思いきや男性にもいるようです。男性が自分の給料を勝手に浪費していれば、妻も我慢の限度があるでしょう。
そもそも家計に厳しいのは大抵の場合は女性なので、男性が浪費していると離婚に直結します。
女性が収入が多い男性を本能的に選ぶのは、自分が楽したいというのもあるのですが、子供を安心して、産んで育てるためと言われています。
浪費をしてしまったら、いくら収入があっても安心して産み育てることができません。なので、すぐに愛想を尽かしてしますのは確実なのです。
女性側の離婚理由ランキング8位:家庭を省みない
8位は「家庭を省みない」になります。
男性は仕事が忙しいことも多いでしょうが、その忙しいことを理由にして家庭のことはすべて妻にまかせっきりと言う人も多いのです。
子供のことを相談しても「お前にまかせた」の一言で終わり…これでは一緒に暮らしている意味がないと思ってしまうわけです。
男性側からすれば「仕事を頑張っているのはすべて家庭のためなんだから、仕方のないこと」と思うでしょう。
確かにそれも正論ですが、仕事で頑張っている中でも工夫をして家庭のことを省みる時間は作れるはずです。
家庭あっての仕事、仕事あっての家庭だということをお互いに理解しなければいけません。
女性側の離婚理由ランキング9位:酒癖が悪い
ランキングの9位は「酒癖が悪い」です。こちらは女性側の特有の理由になります。
もちろん酒癖の悪い女性もたくさんいますが、離婚するほど酒癖が悪いのは男性の方が圧倒的に多いのか、はたまたお酒を飲む機会が男性の方が多いからというのもあるかもしれません。
いずれにしても、酒をよく飲む人はほどほどにしないと離婚されてしまいますよ。
酒は楽しく飲めるうちに止めるのが大人の飲み方です。周りを不快にさせてしまってはいけません。
離婚されるくらいなら、周りの人ほとんどが迷惑しているはずです。
女性側の離婚理由ランキング10位:実家と不仲
女性側のランキング10位は「実家と不仲」です。
やはり女性側も自分の実家の両親や親戚とは仲良くして欲しいものです。
中には結婚したら実家より旦那さんの方が大事という人もいますが、実家は血のつながった血縁です。旦那さんは結局のところ他人。
なので、実家と夫が不仲だった場合、実家の味方になってしまう妻も少なくないのです。
いくら気に入らなくても、相手の実家とは表面上だけでも仲良くしておくべきでしょう。
まとめ
・最近では女性の暴力で離婚する夫婦も増えている。
・ランキング順位の違いはあるものの男女とも離婚の理由は共通するものが多い。
今回は離婚の理由についてランキング形式で紹介させていただきました。
男女ともに1位は「性格の不一致」という曖昧なもの。結局は離婚理由は人には言えないことも多いのかもしれません。
しかし、他の順位のものについては、気を付ければ防げるものも多いです。是非覚えておいてお互いに気を付けましょう。
縁あって一緒になったのですから、できれば離婚なんて避けたいですね。