最近のコンビニは品揃えが豊富で高タンパク質の食品も購入でき、ダイエットの強い味方になりつつあります。
今回はダイエット中の食事の基本、コンビニでおススメの高タンパク質食品、コンビニ以外でのおススメ食品3選を紹介します。
目次
高タンパク質、低糖質の食品はコンビニで調達できる!
ダイエットの基本は、高タンパク質・低糖質の食事です。
そして、それを継続するためには、食品を厳しく選ぶ目や、ダイエットメニューをきちんと計画しなければなりません。
しかし急な飲み会や外食などがあったり仕事が忙しかったりで、完璧なダイエットメニューを毎日作るなんて到底無理!と言う方も多いと思います。
コンビニというと不健康な食品ばかり置いてあるイメージが先行しがちですが、今の世の中、コンビニは進化しています。
高タンパク質&低糖質の食事が毎日維持できるよう、コンビニをうまく活用してみましょう。
高タンパク質&低糖質がダイエットの基本!
高タンパク質の食品はいろいろありますが、やはりダイエット目的なら糖質にも注目しないといけません。
もちろんコンビニで買える食品の中でも、高タンパク質、低糖質の食品はたくさんあります。
糖質は、人が太る唯一の原因だと言われています。
糖質は摂取すると体内でエネルギーとなるブドウ糖に変換され、血液中を流れて全身へ運ばれます。
血液中を流れるブドウ糖のことを「血糖」、そして血液中に含まれるブドウ糖の数値(量)のことを「血糖値」と呼んでいます。
血糖値を下げるために、体内のインスリンと呼ばれるホルモンが動き出し、糖を血液から外の細胞へ運び出そうとします。
基本的には内臓や筋肉にエネルギーとして運び込まれるのですが、ブドウ糖の量が多すぎると運びきれなくなってしまいます。
インスリンはその余ったエネルギー(糖)を脂肪に変換し、蓄えようとするのです。
つまりこれが、人が太るメカニズムとなります。
もしダイエットをするのであれば、タンパク質だけでなく糖質の摂取量にも意識を向けてみましょう。
コンビニで買える高タンパク質&低糖質の食品おススメ10選!
「お腹がすいたけど、ダイエット中だし・・・」
「今外出中だけどちょっと小腹がすいた」
なんてときは、コンビニで買える高タンパク質・低糖質の食品を選びましょう。
ダイエット中でも食べることができますし、分量を考えれば太る心配もありません。
ある程度覚えておけば、いちいち調べたりしなくてもいいので便利です。
ここに掲載しているもの以外でもたくさんありますが、絶対に知っておきたい、オススメの10選をご紹介したいと思います。
1 サラダチキン
ダイエットをするうえで欠かせない、ダイエットの強い味方「サラダチキン」。
ダイエットをしていない人でも、知っている人は多いのではないでしょうか。
どこのコンビニでもたいてい販売されており、内容量は125g前後。
鶏のささみをそのまま食べられるように加工されており、コンビニで買ってそのまま食べるということも可能です。
一人で食べきるには多すぎるというほどぎっしり詰まっており、ダイエット中の朝食やお昼ごはんに最適です。
タンパク質含有量は約23%、牛肉や豚肉と同じぐらいしっかりと含まれています。
パサパサ感もそこまでなく、食べやすいのが特徴です。
コンビニによっては、プレーンやバジルなどいくつか種類があります。
2 スモークチキン
いわゆる鶏ささみの燻製です。
サラダチキンよりも水分量が少ないため、タンパク質含有量は約29%と多いのが特徴。
こちらもちょっと小腹がすいたときや、朝食や昼食にオススメです。
サラダチキンよりも内容量は少なめですが、噛み応えがあり満腹感を得ることができます。スモーク(燻製)されているので味もしっかりしており、味わいながらじっくりと楽しむことができるでしょう。
3 豆乳
タンパク質が豊富な大豆製品の飲み物と言えば、豆乳です。
豆乳は他の食品と比べて、タンパク質の含有量は少なめで4~5%となっています。
糖質は1~2%と少なめですが、飲み過ぎには注意しましょう。
豆乳には「調製豆乳」「無調整豆乳」「豆乳飲料」という種類にわけることができます。
調製豆乳は豆乳を飲みやすいように砂糖などで少しだけ味付けをしている豆乳。
無調整豆乳は水と大豆で豆乳を作り、味付けをせずにそのまま商品として販売しているもの。
豆乳飲料はジュースなどで飲みやすいように味付けされた飲み物のことを言います。
豆乳は苦手な方も多いですが、調製豆乳は飲みやすくてオススメです。
豆乳飲料は糖質が多いのでダイエット中の方は控えるようにしましょう。
口に合うのであれば、一番糖質が少ない無調整豆乳を飲むようにしましょう。
4 生ハム
コンビニに豚肉や鶏肉が、スーパーのようにそのまま販売されていることはありません。
しかしハムやベーコン、生ハムなどの加工食品を販売しているコンビニはよく見かけますよね。
やはり日持ちがしますし、運搬や保存が簡単だからでしょうか。
しかし栄養価的には生肉とほぼ変わりません。
タンパク質をしっかりと摂りたいのであれば、生ハムやベーコンといった加工食品もオススメです。
ただ商品によっては塩分が多く含まれている可能性もありますので注意しましょう。
5 納豆
納豆はコンビニで買える高タンパク質・低糖質食品の代表です。
価格も非常に安く、健康のために毎日食べている人もたくさんいます。
納豆のすごいところは豊富なタンパク質含有量だけでなく、健康や美容に良いとされるイソフラボンが含まれていることです。
イソフラボンは女性ホルモンである「エストロゲン」と似た働きをすることから、女性に嬉しい美容効果が期待できます。
6 ツナ缶
ツナ缶は、マグロやカツオを加工して缶詰にされた食品です。
生のマグロやカツオなどと同じように、ツナ缶も豊富なタンパク質含有量を誇ります。
糖質はほとんど含まれておらず、タンパク質含有量はなんと約30%となっています。
ただ他のタンパク質食品と比べて、お値段が少し高いのが残念なところ。
今は缶切りがなくても開封できるタイプの缶詰が増えており、買ってそのまま食べることもできます。
その際切り口でケガをしないように注意しましょう。
7 ブランブレッドパン
ブランブレッドパンは、糖質制限中の人向けに作られた低糖質のパンです。
タンパク質はそこまで含まれていませんが、どうしてもパンを食べたくなったときの非常食として利用できます。
ブランとは「ふすま粉」のことで、糖質の少ない小麦の表皮を使っています。
一般的なパンよりも糖質が少ないとはいえ、それでも5~15g程度は含まれています。
食べ過ぎには要注意ですが、どうしても我慢できなくなったときは、我慢をせず食べることも大切です。
8 チーズ
嬉しいことに、コンビニにはさまざまな種類のチーズが販売されています。
冷蔵コーナーには6Pチーズや切れてるチーズ、さけるチーズなど。
そしておつまみのコーナーには燻製チーズやチェダーチーズなどが販売されています。
チーズは、肉類、卵と並んで糖質制限ダイエットでは欠かせない食品です。
ちょっと小腹がすいたときにはコンビニでチーズを買って食べましょう。
15時のおやつももちろんチーズがオススメです。
9 プロテインバー
プロテインバーは、タンパク質を効率よく摂取するために開発されたスナック商品です。
いろいろなメーカーから販売されていますが、タンパク質含有量はどれも20~30%程度となっています。
タンパク質だけでなく、ビタミンや葉酸などを含む商品もあり、ダイエット中の健康食品として注目を浴びています。
10 ホットスナック
ホットスナックとは、コンビニのレジ前で販売されているチキンやフランクフルトなどのことです。
体に悪そうなイメージがあるかもしれませんが、鶏や豚肉であることにはかわりないので、豊富なタンパク源となります。
ホットスナックでも、豚まん(肉まん)の外側の皮部分は糖質のかたまりなので注意してください。
他にもから揚げの衣部分も糖質が多いです。
オススメはチキンの素揚げしたタイプのものや、フランクフルトがオススメです。
コンビニ以外で買う場合のおススメ高タンパク質の食品3選!
ここまでコンビニで買える高タンパク質の食品をご紹介してきましたが、食事内容のすべてをコンビニで買うわけではないですよね。
やはり普段はスーパーなどで買った食材を調理するはずですし、コンビニ食品以外のタンパク源も知っておいて損はないでしょう。
鶏肉
タンパク質と言えば、「鶏肉」を思い浮かべる人が多いと思います。
実際鶏肉はタンパク質を豊富に含んでおり、ダイエット中の人や筋トレ家の人は積極的に鶏肉を食べています。
特にささみはカロリーも低く、値段も安いためよく好まれています。
ただ糖質制限中であればカロリーは気にする必要はないので、柔らかいもも肉や少し安めの胸肉、塩焼きや煮込み料理などで活躍する手羽先などもオススメです。
料理が苦手な男性でも、鶏肉であれば調理は簡単ですよね。
部位ごとにさばいてある鶏肉を買ってきて、野菜と一緒に鍋に入れてポン酢で食べるだけでも美味しいですよ。
赤身魚
赤身魚はマグロやカツオ、イワシやハマチなどの回遊魚のことを言います。
回遊魚は血液中に多くのヘモグロビン(鉄)を含んでおり、身が赤いため「赤身魚」と呼ばれています。
こちらもすでにさばいてあるものを買えば調理は簡単なので、オススメのタンパク源です。
魚はタンパク質だけでなく、ミネラルやDHAなど健康的な成分もたくさん含まれているのが特徴です。
プロテイン
純粋にタンパク質を摂取したいのであれば、プロテインがオススメです。
プロテインは薬局やドラッグストアで購入することができます。
粉タイプが人気で、水や牛乳で割って飲むのが一般的です。
タンパク質含有量はなんと75~97%もあり、筋トレをするなら必需品と言っても過言ではありません。
まとめ
・糖質は、人が太る唯一の原因と言われている。
・コンビニで買える高タンパク質&低糖質の食品の代表はサラダチキン。
コンビニ食品は、どこか体に悪いイメージがあるかもしれません。
しかしすべてが体に悪いというわけではなく、しっかりと選ぶ目を持っていれば健康的な食品を選ぶこともできるでしょう。
コンビニ食品が体に悪いと言われている理由は、保存料や着色料などの添加物が多く含まれていること。
そして栄養バランスが偏りやすいということです。
それらに気を付けて上手に利用することができれば、生活がとても便利になるのではないでしょうか。