不倫は自分はもちろん家族を巻き込み多くの人を傷つけ時間を無駄にすることになるため、別れは辛いですが引き際を見極めて辞めることが大切です。
今回は不倫の引き際が大切な理由や別れが辛い理由、辞める方法10個を紹介します。
目次
不倫をしている人の割合とは
芸能界での不倫ネタが世間を賑わしていますが、一般的に不倫をしたことのある人はどの程度いるのでしょうか。
あるアンケートによると、男性も女性も不倫を経験したことがあるという人は3割程度でした。
この数字はアンケートによって多少の前後はあるものの、おおむね同じくらいの数字になることが多いので、信ぴょう性が高い結果と言えるでしょう。
また、現在不倫をしている人の割合は、男女間で少し異っていて、男性が3割程度に対して、女性は2割程度と、女性の方が現在も不倫しているという結果になっています。
ただ、女性は不倫のピークが40代になっていて、男性のピークが20代と、かなり質が違うことが伺えます。
どちらにしても3人に1人程度は不倫をしている(したことがある)ということなので、かなりの人が不倫をしていることがわかります。
嘆かわしいと思う方もいるかもしれませんが、結婚しても男と女であることは変わらないということなのかもしれません。
不倫は引き際が肝心な理由とは
不倫は1回きりでも不倫ですし、何年続いていても不倫です。
ただ、どちらが罪深いかと言うと、ほとんどの人は長年続いた不倫と答える人が多いのではないでしょうか。
長年続いているということは、相手に対して愛情を持っている可能性が高いですし、ずっと嘘をつき続けていたという事にもなります。
なので、不倫をしてしまうのは仕方がないにしても、ずっと続けるのは家庭崩壊の可能性が高まります。やってしまったら速やかに関係を解消することをおすすめします。
そもそも不倫の期間が長くなれば、バレる可能性も高まります。
家庭崩壊をしても良いと思っているくらい不倫相手のことが好きなら仕方がないですが、そうでなければやはり引き際が肝心でしょう。
不倫は別れが辛い訳とは
不倫は、別れるのが非常に辛い…と感じる方が多いと言います。
なぜ辛いかというと、不倫は結婚生活という「現実」とは違い、会いたい時だけ会って「恋愛」を楽しんでいるので、とても楽しいからです。
楽しいことを辞めるというのは非常に辛いものです。簡単に言うと、甘い物を好きな人に今後一切甘い物は食べちゃダメというようなものです。
また、不倫には世間一般的に言えば「悪いこと」です。悪いことをやっていると背徳感があり、ドキドキも強いのです。
恋愛にドキドキ感を求める人は、普通の恋愛より不倫の方が圧倒的に刺激が強いので、病みつきになってしまうのです。
結婚すると配偶者にドキドキすることはあまりありません。しかし、不倫相手にはすごくドキドキするのです。
もちろん今の配偶者と別れて、不倫相手と結婚しても同じくドキドキ感は消えてしまいます。
ですので、今のドキドキ感を手放したくないがゆえに、悪いこととはわかっていても、なかなか別れられないのです。
特に、男性は1回手に入れた女性を手放すのは本能的に辛いというのもあります。
なので、女性の方から別れ話をしても、とっさに奥さんとは別れるから…などとその場限りの嘘を言ってしまい、ズルズルと関係が続いてしまうわけです。
不倫を辞める方法① 第三者に相談する
不倫を辞める方法その1は「第三者に相談する」です。
親しい友達、兄弟などでも良いでしょう。とにかく他の人に口外しない人に相談をしてみましょう。恐らく、ほぼ100%の確率で親しければ「不倫なんてやめた方が良い」と言うでしょう。
端から見て、不倫を続行した方が良いという人はまずいません。要するに、相談と言っても止めてもらうために相談するのです。
本当に親しければ、不倫を辞めるために色々と協力してくれるかもしれません。もしかしたら、不倫相手を交えて話すことになるかもしれません。
また、不倫相手に会うくらいなら自分と会っていた方が良いと言われるかもしれません。
不倫の多くは精神的な寂しさからやってしまうことも多いので、親しい人が不倫を辞めるまで会ってくれると言うのであれば、辞められる可能性も高いでしょう。
不倫を辞める方法② 不倫をして家庭が崩壊した人の話を調べる
不倫を辞める方法その2は「不倫をして家庭が崩壊した人の話を調べる」です。
不倫がバレて家庭が崩壊したという話は、調べればそこら中に転がっています。
芸能人の離婚話を調べると、かなりの確率で不倫が原因だとわかりますし、ネットで不倫で家庭が崩壊した話はたくさん載っています。
それらを調べてじっくりと読みましょう。毎日のように読むことで、段々と不倫がバカバカしくなってくるはずです。1ケースだけではなく、毎日たくさん読むようにしましょう。
その人たちのように自分の不倫はバレないと思っていても、毎日のように読んでいるとバレるかもしれない…と不安になってくるでしょう。その不安を持つのも大切なことです。
どんどんと不安に思って、不倫を辞めるきっかけにしましょう。
不倫を辞める方法③ 占いをしてみる
不倫を辞める方法その3は「占いをしてみる」です。
占いを信じているか信じていないかに関わらず、一度占いをしてみましょう。やるなら本格的に占い師に見てもらうことをおすすめまします。
なぜなら、占い師というのは占い結果にほぼ確実に自分の人生観が入るのです。大抵の人は不倫を良いとは思っておらず、占い師はほぼ間違いなく「不倫は辞めるべき」と言うはずです。
何の利害関係もない人から言われると、人間は意外に背中を押されるものです。政治家や経営者が、占い師に今後の進むべき道を訊きにいくのはそういうことなのです。
どこの馬の骨ともわからないやつに今後の人生を決められたくない…と思う気持ちも分かりますが、利害関係がないからこそ冷静な意見を言ってくれるのです。
占いなんて馬鹿らしいと言っていないで、一度行ってみてください。
不倫を辞める方法④ 慰謝料を調べてみる
不倫を辞める方法その4は「慰謝料を調べてみる」です。
慰謝料は期間や自分の年収などによってかなり変わってきますが、自分の今の状況でどの程度の額になるかを調べて実際に計算をしてみましょう。
ネットで調べればおおよその金額は割り出せますし、分からないのであれば匿名で質問サイトに自分の状況を書いて相談をしてみましょう。恐らく詳しい人が回答をくれるはずです。
どの程度の金額になるかはわかりませんが、ほとんどの人にとって「簡単に出せる金額」ではないはずです。下手をすると貯金はほとんど無くなり、借金にすらなる可能性もあります。
そこまでしてもその不倫は続けるべきものでしょうか。冷静になって、よくよく考えてみてください。おそらく冷静になったら続ける価値がない場合が多いです。
お金が絡むと意外に冷静になれることも多いので、一度計算をしてみましょう。
不倫を辞める方法⑤ 相手の悪いところを書き出してみる
不倫を辞める方法その5は「相手の悪いところを書き出してみる」です。
なぜ自分が不倫を続けるかを確認するためにも、相手のことを書き出してみましょう。
ただ、不倫が続いているのですから、相手の良いところばかり思い浮かんでくるかもしれませんので、ここはあえて悪いところばかりを書き出してみてください。
書く前は、好きな人の悪いところなんてそんなに浮かんでこないよ…なんて思っていても、意外に書き始めて見るとどんどん浮かんでくるものです。
そこには自分の不満も多く含まれているはずです。1回書いてみて、時間をおいてその悪いところを見直してみましょう。
冷静に見れるので、第三者が書いた感じに見れるはずです。悪いところばかりを見ていると不思議なことに結構好きな人のことも何となく冷めてくるものです。
悪いところをいくら見ても「それも含めて好き」なんて思うなら仕方がないですが、そうでなければ、意外にこの方法は効果的なのです。
嫌いにはならないにしても、自分の不満も客観的に見れるので、「あ、自分こんなことまで不満に思っているんだな」と確認できるはずです。
まずは、自分を冷静にするためにも書き出すのは良い方法です。
不倫を辞める方法⑥ 新しい相手を作る
不倫を辞める方法その6は「新しい相手を作る」です。
お互いに既婚者の場合は新たな不倫がスタートするだけなので、あまり意味はありません。
しかしどちらかが独身だった場合は、その独身の方が結婚を前提にお付き合いできる相手を見つければ自然と不倫関係は解消します。
もし、自分が独身であったなら、まずは出会いの場にどんどんと出掛けるようにしましょう。
交際まではいかないにしても、世の中にはまだまだ自分に興味を持ってくれる異性がいることがわかりますし、素敵な異性の存在を知るだけでも不倫を解消するきっかけになるはずです。
広い世界には、自分のことを気に入ってくれる素敵な異性はたくさんいるはずです。
恐らく自分の努力も必要になるでしょうが、不倫をこのまま続けるよりはずっとマシな未来が待っているでしょう。
また、新しい相手を作ろうとすれば、不倫相手に会う時間も減ります。そうしているうちに、新しい相手が見つからなくても徐々に不倫相手から離れられるはずです。
不倫を辞める方法⑦ とりあえず1ヶ月連絡を取らないでみる
不倫を辞める方法その7は「とりあえず1か月連絡を取らないでみる」です。
恋愛というのは中毒性があるため、いつも会っているとどんどんと会いたい気持ちが抑えられなくなってきます。それを断ち切るために、一旦時間を置いてみるのが一番良いでしょう。
1ヶ月連絡を全く取らないと大抵の場合は、相手のことがどうでも良いという気持ちになります。相手がいないことに慣れてしまうのです。
ただ、この方法は最初の2週間くらいが非常に辛く、そこを乗り越えられない人も多いです。
暇だったり、寂しかったりすると連絡を取ってしまうので、1ヶ月は仕事をあえて忙しくする、土日はすべて予定を入れるなど、連絡を取らない工夫をしましょう。
1ヶ月経っている頃には「何であんなに会いたかったんだろう…」と不思議に思うほど、相手に執着がなくなっているはずです。
不倫を辞める方法⑧ 子供のことを考える
不倫を辞める方法その8は「子供のことを考える」です。
既婚者なら子供がいるでしょう。その子供の将来のことを考えてください。
子供は敏感ですので、意外に親が不倫をしていることに気付いている場合も多いです。また、不倫が子供の教育上良くないことは誰でもわかるでしょう。
子供がいない場合でも、将来子供が生まれてきて、その子供に不倫していることを知られたらどうでしょうか。子供の倫理観は崩壊してしまいます。
また、親として尊敬されないのも辛いでしょう。不倫をする親を尊敬する子供はいません。
無理に夫婦円満を演じるのは無理だとしても、不倫を正当化できる理由はありません。少なくとも子供には理解できないでしょう。
子供の将来を考えて、不倫を辞める決断をしましょう。
不倫を辞める方法⑨ 趣味を作る
不倫を辞める方法その9は「趣味を作る」です。
結局のところ、不倫をするのは「寂しいから」だったり、「暇だから」です。その場合、暇な時間や1人でいる時間を無くせばいいわけです。
多人数が集まって楽しむような趣味を作って時間が過ぎれば、暇な時間もなくなりますし、寂しさもなくなりますので一石二鳥です。
そして、それが英会話であれば、英語のスキルが身に付きますし、テニスなどのスポーツであれば、健康増進になります。
不倫をしていても将来はありませんし、自分を磨くこともできません。趣味を作ってハマって、自分磨きの時間にしてください。
もちろんハマる趣味はなかなか見つからないかもしれませんが、どんどん色々なことにチャレンジしてハマれそうなものを探してみましょう。
不倫を辞める方法⑩ 期限を決めて話し合う
不倫を辞める方法その10は「期限を決めて話し合う」です。
どうしても不倫が辞められないのであれば、相手ときちんと話し合うことをおすすめします。このまま不倫関係を続けるつもりなのか?続けるにしてもゴールはあるのか、などです。
ゴールというのは、「きちんと結婚してくれるか」ということです。どちらかが独身の場合、期限を決めてくれないとどんどん結婚が遅れてしまいます。
もし、既婚者である相手が「いつか離婚するから結婚しよう」と言っていても、その「いつか」はいつ来るのでしょうか?
そんな当てにならない話をいつまでも待っていても仕方がありません。きちんと「〇〇歳までに離婚する」と期限を決めてしまいましょう。
その時にまだ言い訳をしているようなら、きっちり別れるのです。期限を決めれば自分の気持ちを整理する時間もありますので、意外に別れられるものです。
まとめ
今回は不倫を辞める方法について色々と紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
・不倫は別れが辛い。
・不倫を辞める方法は工夫次第でいくつもある。
不倫は両者が既婚者の場合と片方が既婚者の場合がありますので、どちらのパターンでも紹介させていただきました。
不倫は始めるのは簡単ですが、別れる時は修羅場になってしまうことも多いです。できるなら始めないのが一番です。
自分の将来の悲惨な姿を想像してグッと堪えてください。不倫して別れる労力を考えたら、既婚者なら今の家庭を良くしていく方がずっと楽です。
また、独身者なら同じ独身の方を探す方がずっと楽です。今ちょっとドキドキしたからで不倫をするのは控えるようにしましょう。