仕事場に出かけるためにどうしても発生してしまう通勤時間を快適で健康的な時間に変えてくれる自転車通勤は非常におすすめです。
今回は自転車通勤のメリット4つ、選び方、男性に人気の自転車ブランドランキング20選を紹介します。
自転車通勤のメリット4つ
自転車通勤に対してマイナスのイメージを持っている方は少なくありません。
確かに通勤距離や時間帯、お住まいの状況などによっては自転車通勤が難しく、デメリットの多い状況になりうる可能性も否めません。
しかし自転車通勤は非常にメリットの多いものでもあります。ここでは4つ紹介したいと思います。
爽やかな1日のスタート
1つ目のメリットは、自転車通勤をすることによって爽やかな1日のスタートが切れる点です。
毎日の満員の通勤電車がストレスになっている方には、特に自転車での通勤がおすすめです。朝から自転車を漕ぐことによって、体をほぐし、運動につながります。
朝1番の風を感じることで、気持ちがリフレッシュされ、リラックスした気持ちで仕事を始められるでしょう。
ストレスを感じて職場に着くよりも、いつもよりもっと柔軟で積極的な発想を生み出すことができる可能性もあります。
交通費・維持費不要
2つ目のメリットは、自転車通勤なら交通費や維持費をかける必要がなくなると言うことです。
毎日車で通勤している方に特におすすめなメリットです。
自宅と会社を往復するだけでもガソリンを食います。さらに自動車税や保険料、車検料金や駐車場代等、様々な維持費がかかってきます。
自転車通勤であれば、最初に自転車を購入するときの費用だけで済むことでしょう。
定期的なメンテナンスをしたほうが長持ちさせることができますが、車での通勤より経済的に非常に楽になる事は言うまでもありません。
通勤時間が自由
3つ目のメリットは、通勤時間を自由にすることができるという点です。
電車やバスのようにあらかじめ時間もが決められているわけではないので、自分の好きな時間帯に家を出発できるでしょう。
自転車通勤であれば、距離によっては車よりも早く目的地に着くことができますし、渋滞ポイントを避けることも可能です。
少し早めに出て気になるカフェで時間をつぶしたり、リラックスすることもできます。また、いつもより遠回りして、景色で季節を感じながら通勤する楽しみ方もあります。
こうした、通勤時間を自由に用いることができるのは自転車ならではのメリットでしょう。
健康的
4つ目のメリットは、健康的であると言う点です。運動不足に悩まされている男性には自転車通勤が特におすすめです。
自転車を漕ぐ事は有酸素運動につながり、長期継続させることによってそれがそのままエクササイズとなります。
自転車通勤は、今の生活スタイルをもっと健康的にし、ダイエットをする方法の1つともすることができるでしょう。
もちろんスポーツジムやヨガ教室でのダイエットもできますが、毎日通勤はするものですので、長い目で見て最も効果的な健康促進方法と言えるでしょう。
通勤用の自転車の選び方のポイント6つ
続いて、通勤用の自転車を選ぶときのポイントです。自転車通勤におすすめなのは、基本的にクロスバイクです。
ですが、クロスバイクと一口で言っても様々なものが流通していますので、どれを買ったら最も快適に通勤することができるのかチェックポイントを押さえておく必要があるでしょう。
通勤用のクロスバイクを選ぶときに着目するべきポイントをいくつかご紹介します。
重量
まず1つ目は重量です。
クロスバイクの場合、11キログラム台のものは軽量タイプと言われます。スポーツタイプのクロスバイクで通勤する方は軽量タイプを選ぶようおすすめします。
ただしあまりにも細身すぎるタイヤを選ぶと乗り心地が悪くなりますし、パンクしやすいと言う恐れがありますので、軽量すぎるのはおすすめしません。
しかし、やはり12キログラム以下が最適です。走るときの軽やかさや乗り心地の良さなどは、実際に試乗してみて判断するのがおすすめです。
メーカーが発表している重量だけに惑わされて、実際購入して乗ってみると非常に重く感じたと言うケースもありますので注意しましょう。
フレーム素材
2つ目のポイントはフレーム素材です。
1番避けたいのはスチールです。気づかないうちにどんどんサビが進行し、見た目がボロボロになっていきますのでおすすめできません。
カーボン素材を使用しているものは軽量で乗り心地も快適です。それだけお値段も張りますが、走りの部分だけを重視して考えると、非常におすすめなフレーム素材といえます。
そして最もおすすめのフレーム素材はアルミです。
アルミフレームの種類もピンキリですが、特にフレームチューブの要所要所で工夫がこらされており、しっかりした作りになっているものが良いでしょう。
トリブルバケットやハイドロフォーミング製法が用いられているタイプがおすすめです。
アルミは赤さびが発生しませんし、腐食もしません。またくすみもあまり目立たないので、長年自転車通勤を続けることができるでしょう。
サスペンション
続いてサスペンションもチェックしましょう。
フロントサスペンションフォークが搭載されているクロスバイクは、一般的にはサスペンションは必要ありません。
ただし、何キロにも及ぶ砂利道を通過しなければならない通勤路であるならば、サスペンションを選択する必要があるでしょう。
サスペンションはとても高価なものから安価なものまでさまざまな種類が販売されています。サスペンションは交換が必要で、手入れが大変なのであまりおすすめできません。
ただし、アウトドアやファッション性の高さをクロスバイクに求めておられるのであれば、サスペンションは捨てがたいアイテムともなります。
自分の好みや趣味に合わせて選ぶと良いでしょう。
変速段階
変速段数もしっかりチェックしておきましょう。
段数が多い方がギア数も多いのでペダリングのリズムが狂いにくく、快適な通勤となります。
クロスバイクの用途はあくまでも通勤ですから、ヒルクライムイベントでの使用に必要な機能は考えなくて良いでしょう。
スプロケットの段数が多い方が耐久性が高く精度も良いのでおすすめです。
タイヤ
タイヤのチェックも必要です。市販されている通勤に適しているおすすめなクロスバイクのタイヤのほとんどは28C、30C、32Cとなっています。
おすすめの太さは32Cです。振動を吸収しつつも転がりは軽やかで、バランスの良い運転となります。32Cのタイヤが標準装備されていれば満足できるでしょう。
タイヤが消耗したときに太さを変更してみると、また違った相互感覚を楽しむことができます。
また、クロスバイクのタイヤが耐パンク性を高めたものかもチェックしておきましょう。
パンクしたからといって遅刻してしまうわけにはいきませんし、焦って事故を起こしてしまうわけにもいきません。
タイヤの耐久性や太さの点でしっかり安全面のチェックも行いましょう。
拡張性の高さ
最後にチェックしておくべきポイントは、拡張性の高さです。
通勤に使う自転車と言うことでスタンドや泥除け、サイクルコンピューターなど他の装備も付属させたくなることでしょう。
いろいろな装備をどれほどスマートにつけることができるのか、という点も自転車選びに欠かせないポイントです。
マウントがあらかじめ設計されており、サイクルコンピューターを内蔵できるタイプのフレームであれば、シンプルでとてもおしゃれにまとまりますので、おすすめです。
男性に人気の通勤用自転車ブランドランキング20選
通勤用のバイクにおすすめなのはクロスバイクです。そこで、クロスバイクの人気ブランドランキングをご紹介いたします。
①ビアンキ
ビアンキはイタリアの自転車製造メーカーとして人気の高いものです。
ラインナップ豊富なクロスバイクを展開しており、古い歴史を持つメーカーならではの魅力を持っているものです。
ビアンキの自転車は、空の色と言う意味のチェラス色の自転車が特徴的で、存在感があるので個性的な自転車を探している男性にもおすすめです。
ビアンキの中でロングセラー商品となっているクロスバイクは、ハイドロフォーミング製造されており、美しいデザインが魅力的です。
リーズナブルにクロスバイクを購入したい方にもおすすめの自転車メーカーと言えるでしょう。
②トレック
トレックは、オリジナル開発のカーボン素材を使用しているクロスバイクメーカーです。
価格設定は高めになっていますが、完成度が高く乗り心地が快適ですので申し分ないと言えるでしょう。
トレックモデルの1つには、ディスクブレーキが採用されたものがあります。乗り心地を維持しつつ天候に左右されることのない駆動力の強さが人気です。
③ルイガノ
ルイガノは、1933年にオリンピック代表選手がアパレル用品を製作したのが始まりでスタートしたクロスバイクメーカーです。
自転車本体が製造され始めてからは、ファッション性の高さが多くの男性を魅了しているようです。
ルイガノの中でも、フラットバーハンドルタイプのバイクが操作がしやすく、クロスバイクの中でもロードバイクに匹敵する快適な走り心地を実感させてくれるものです。
デザイン性も高く、走り心地も快適な通勤用自転車をお探しの方におすすめです。
④メリダ
メリダは加工技術の評価が高く、ドイツに拠点があるヨーロッパの自転車メーカーです。
生産は台湾で行われています。しかし、ロボット溶接による生産ですので、設計開発生産の場所が違うからといって質がずれる事はありません。
メリダの中でも、クロスバイクはレースバイクで培われた技術が搭載されており、軽量タイプのものです。軽快で走り心地が快適なメリダのフラッグシップモデルは非常におすすめです。
⑤キャノンデール
キャノンデールはユニークなデザインが人気で、若い年代の男性におすすめです。
キャノンデールアドバンスドアルミニウムという独自のシステムにより、高精度なクロスバイクが展開されています。
キャノンデール独自の路線のバイクも非常に人気が高いものとなっています。
また、自転車ならではの路面からの不快な振動を全て吸収してくれる、セーブマイクロサスペンションが搭載されている自転車も人気です。
⑥フジ
1899年に登場した日本の自転車メーカーであるフジも人気です。今では拠点が日本からアメリカへと移動し、海外ブランドとして世界的に知名度を高めているものです。
メジャーリーグでも使われているブランドですので、品質の高さには申し分ないでしょう。
フジの定番モデルは鮮やかなカラーリングが特徴となっており、遊び心が溢れているため通勤以外のサイクリングにも使いたくなるものと言えるでしょう。
⑦ジオス
ジオスは、高級感と落ち着きのあるデザイン性の高さが魅力的なメーカーです。街で乗るのにもツーリングにも、おすすめのデザインバイクが展開されています。
また、デザイン性が優れているだけではなく、オリンピックでも選ばれるほどの実力も持っており、機能性と品質の高さにこだわりを持つ自転車メーカーとして人気が高いものです。
ジオスの中でもベストセラーモデルは特に人気があり、軽量化されているため走りも快適です。
小柄な方から大柄な方まで、サイズがラインナップされているので、幅広い男性から支持されている自転車メーカーと言えるでしょう。
⑧フェルト
フェルトはドイツの自転車メーカーです。改良を繰り返し、質の高い製品が展開されています。
街乗りに適しているものから、ツーリングにおすすめの高速仕様のシリーズもラインナップされています。
機能性は高いのにそこまで高く価格設定されていないため、コスパ優秀であると言う評価の高い自転車メーカーでもあります。
フェルトのロードバイクでは、コンポーネントにシマノ105シリーズが使用されています。
非常に高剛性なボディーで柔軟性が高いため、疲労感を軽減し、乗り心地の快適な自転車となっています。
⑨ラレー
ラレーはイギリスで始まったブランドです。機能性、走行性とデザイン性、全てが両立している自転車ブランドといえます。
他のブランドと比較してもかなり安価な価格設定となっていますが、機能性において優秀なため、非常におすすめです。
軽量で安い自転車を探している方は、ぜひラレーをチェックしてほしいと思います。
ラレーのクロスバイクではカーボンフォークを装着したり、高いモデル技術を取り入れるなど、軽やかさとスピードにおいて申し分のないものです。
⑩スペシャライズド
スペシャライズドはアメリカに本社を構えているブランドです。
このブランドのクロスバイクは軽量化に非常にこだわりを持っており、速度が出しやすいと言うのが魅力的です。
ツーリングや街乗りはもちろん、通勤でもおすすめできる、幅広い用途に対応してくれるクロスバイクを展開しているメーカーです。
軽量のアルミ素材を使用しているため、長距離通勤しなければいけない状況でも疲労感を感じることなく、会社までたどり着けるバイクメーカーです。
⑪センチュリオン
センチュリオンは重量型モデルが多い自転車メーカーとなっています。
ほとんどのクロスバイクメーカーは軽量重視していますが、反対に重量級バイクを使用することによってタフな魅力を特徴としているメーカーです。
体格の良い方は特に、軽量化されたバイクだとバランスが悪くなってしまいますので、そうした方におすすめです。
センチュリオンの定番モデルではアルミフレームが搭載されており、価格帯も安価なものとなっています。
無駄なもの全て省き、美しいデザインと安定した走行性が魅力的なスペック優秀なメーカーです。
⑫アンカー
アンカーは、ブリヂストンサイクルのスポーツサイクルブランドとして高級感のあるメーカーです。
カラーバリエーションが豊富で、自分のお気に入りの色で通勤することができるでしょう。お気に入りを見つけることで、より愛用できるバイクメーカーとも言えます。
日本のスポーツ系自転車メーカーですから、日本人の体格に合っており、乗り心地も快適です。
アーチ型アルミフレームを採用しているクロスバイクでは、特に加速力が高く、快適性がアップしているので多くの男性が注目しています。
⑬リグ
リグは、クロスバイクの価格帯の中でもかなり安価なラインナップ豊富なメーカーです。
ただし、価格帯が低くてもデザインや機能性が劣ってはおらず、コスパが優秀なのです。クロスバイクを初めて購入する方や、サブバイクを購入したい方におすすめのメーカーです。
ママチャリに多く採用されているタイヤを搭載し、普段使っている自転車と同じ感覚でクロスバイクを始めることができるでしょう。
耐久性が高く、パンクしにくいタイヤが用いられているのも魅力の1つです。
⑭コルナゴ
コルナゴは、1950年にロードバイク選手が自転車製造の下請けを行うようになったことからスタートしたメーカーです。
1986年からはフェラーリと共同でカーボンフレームを開発しており、今では自転車メーカーとして知らない人はいない、と言うほどの知名度を誇るものです。
コルナゴは、アルミトップグレードに採用されている個性の高い素材が使用されており、瞬発力があり、機敏な走りを見せてくれる自転車が展開されています。
また、ハイドロフォーミング製法で整形されており、工夫こらされた自転車として人気です。
⑮ドッペルギャンガー
ドッペルギャンガーは、控えめの価格設定で注目を集めているクロスバイクブランドです。
カラーバリエーション豊富で大胆にデザインされているものが多く、存在感があるため注目されています。
路面の凹凸が伝わる自転車は、乗っている人の体に力を入れさせるものとなります。
しかしこのメーカーでは、ディスクブレーキやフロントフォークサスペンションを搭載することにより、力みを軽減し、衝撃を吸収しできるだけ疲労感を抑制してくれるものです。
⑯ブリジストングリーンレーベル
ブリヂストングリーンレーベルは、有名な国産自転車メーカーです。
クオリティーの高い製品がラインナップされており、日本人の体格に合わせた形状になっているため、かなり乗り心地の快適なメーカーと言えるでしょう。
グリーンレーベルの1台はライトがLEDになっており、明るくて視界を十分確保できるため、安全に通勤退勤できるでしょう。
また、クッションサドルの装備により、長時間の通勤でもお尻が痛くなりにくいのが特徴です。
⑰ターン
ロードバイクなどを製造している自転車メーカーであるターンもおすすめです。
ターンのクロスバイクはデザインがユニークで、周りとは違う個性を感じさせるバイクを探している方にピッタリです。
街乗り特化型バイクとして生産されており、停止や再発進に強いホイールが採用されています。
また、トラブルに強い設計となっていますので、通勤で狭い路地を取らなければいけない時にも適しています。実用性が高く、洗練されたデザインがおしゃれな自転車ブランドです。
⑱ミヤタ
ミヤタはロードバイクのメーカーとして人気のブランドです。
世界で1番軽量化されたクロモリフレームを採用した、初めてのバイクブランドとしても人気のあるメーカーです。
ミヤタの自転車の中にはフラットバータイプのハードルを採用したものが多く、初心者でも乗りやすいものとなっています。
また16段変速の変則段階を搭載しているものも展開されており、サイズのラインナップも豊富ですので、身長や体型に合わせて選ぶことができるでしょう。
通勤時間を楽しませてくれる、明るい色を多用したデザイン性の高さも人気の理由となっています。
⑲オルベア
オルベアはスペインの自転車メーカーです。
自転車本体だけではなく、自転車用品やパーツなども製造しており、世界最大規模の知名度の高い自転車メーカーです。
本格的な自転車のライダーから子供向けまで、幅広い年代や用途に適した自転車を提供してくれているブランドです。
⑳トーキョーバイク
トーキョーバイクは、東京のような街中を走るのに適している、特化したバイクが販売されているメーカーです。
シンプルでスタイリッシュなので、通勤にもおすすめのものと言えるでしょう。最低限の機能だけに抑えられた無駄のない作りになっています。
自転車通勤の女性ウケとは
通勤スタイルには様々な方法があります。徒歩・自転車・バイク・電車・バス・車などなど。
車の場合は渋滞に巻き込まれると時間を取られますし、電車バスも遅延したりすることが多く精神的にも身体的にも疲れる、という声をよく耳にします。
もちろん、無理な距離の徒歩はもっと疲れますが。
そんなあなたに最もおすすめなのが自転車通勤です。そして、実は自転車通勤はモテます。
自転車で通勤している人は、体調や健康に気を遣っていて、体が引き締まっているという印象を受けるからです。
あるデータによると女性の8割以上は、自転車通勤をしているメンズに対して好印象を抱いているようです。
自転車通勤をすれば女性からの印象も良くなりますし、爽やかで健康的ですので、是非検討して見てくださいね。
まとめ
・男性に人気の通勤用自転車ブランドランキング1位は「ビアンキ」。
・女性の8割以上は、自転車通勤をしているメンズに対して好印象を抱いている。
自転車通勤を行なっている方や、自転車通勤を始めようとしている人に是非知ってほしいおすすめのクロスバイクブランドランキングをご紹介しました。いかがでしたか?
自分の用途や目的、好みや重視するポイントを元に慎重に選んでいただければと思います。
自転車通勤にはたくさんのメリットがありますし、何しろ健康的です。
自転車を最大限生かして、爽やかな通勤を行なっていただけるよう願っています。