ドライブ中の悪質なトラブルから身を守れるドライブレコーダーの需要は急激に高まっており、運転の安全性や安心感を得られるため設置がおすすめです。
今回はドライブレコーダーの選び方、おすすめランキング、注意点をまとめました。
ドライブレコーダーの選び方のポイント4つ
ドライブレコーダーは便利で、事故の時に助けになると良く言われていますね。では、ドライブレコーダーを選ぶ時にはどんな点をチェックしておけばいいのでしょうか。
ドライブレコーダーを賢く選ぶためのポイントを4つご紹介します。
画質
1つ目のポイントは画質です。ドライブレコーダーで録画した動画は事故の際に重要な証拠となります。その際、相手のナンバーを読み取れるかどうかが非常に重要なポイントとなります。
ですから、ドライブレコーダーを選ぶときにはできるだけ解像度と画素数が良いものを選ぶようにしましょう。できればフルHDが基本的でおすすめです。
画角
続いて画角もチェックするようにしましょう。つまり撮影できる視野の範囲の事です。ドライブレコーダーの画角が広ければ広いほど、多くを写せるので安心できます。
事故は必ず正面衝突と言うわけではなく、斜めや横、後ろからと言うものもあります。あらゆる方向からもしっかり録画しておけるようなドライブレコーダーを選びましょう。
これには水平画角・垂直画角・対面画角という3つの種類があります。メーカーによってどれほどの範囲が映るのかはまちまちですが、平均値は110度あたりです。
最も安心したい画角を選びたいのであれば、120度以上の水平画角をもつハイスペックなドライブレコーダーを選ぶのがおすすめです。
カメラタイプ
3つ目はカメラタイプです。最近のドライブレコーダーは2つのカメラで前と後から撮影するタイプもありますが、しかしほとんどの場合、正面からしか撮影してくれません。
ですから、人によっては2つのドライブレコーダーを購入し、取り付ける人もいます。
しかし、それでは費用がかかりますし、映像を再生したり管理したりするのにもかなりの時間がかかります。
こうしたことを考えると、リアカメラを同梱しているドライブレコーダーが良いといえます。
現在ではコムテックやケンウッドのドライブレコーダーが、2つのカメラで前後撮影が可能なドライブレコーダーとなっています。
どちらも画質がかなりハイスペックのものですので、これからドライブレコーダーの購入を検討してられる方はこうしたものを選ぶのがおすすめです。
付属機能
最後に付属機能においてもチェックしておきましょう。できれば、駐車監視機能付きの製品がおすすめです。
走行中だけに必ず事故が起きるとは限りません。駐車場に止めていた時に当てられることもあります。
その場合相手の車が悪いのですが、どの車に当てられたかがわからないことがほとんどですので、いわゆる当て逃げ対策のために、駐車監視機能は非常におすすめです。
駐車監視機能によっては衝撃を感知して、その時から録画を開始するタイプもあります。
車が動いている時だけ事故が起きるとは限りませんので、こうした付属機能のチェックも必要です。
ドライブレコーダーのメリット6つ
ドライブレコーダーを付けている一般車は珍しくなくなり、保険会社から進められるような時代になりました。
ドライブレコーダーをつけておくことで、一体どんな良いことがあるというのでしょうか。ドライブレコーダーのメリットを6つご紹介します。
事故の際の証拠
ドライブレコーダーをつける最も重要なメリットは、事故の映像記録が保存できることです。
車の運転中には、どうしても事故が起きることがあります。
以前は事故後に警察を呼んで事故処理してもらう際、事情聴取での記憶のズレ、思い込みなどによって、やってもいないことをやったことにされる可能性もありました。
しかしカメラによる録画映像があれば、事故の時にどのような状況だったのかがはっきり見て取れます。
事故の際に自分が不利にならないためにも、ドライブレコーダーをセットしておいて事故の際の証拠として提出するとができるでしょう。
車上荒らし対策
2つ目のメリットは車上荒らしに遭ったときに、カメラが取り付けてあれば犯人の映像を残せるかもしれない点です。
車上荒らしを確保するのに貢献できるかもしれません。また車上荒らしに遭わないために、抑止力としてドライブレコーダーをつけることができます。
保険割引
3つ目のメリットはドライブレコーダーを取り付けることで、保険の割引が受けられるかもしれないと言う点です。
ドライブレコーダーによる映像証拠があることで、交通事故の解決も素早くなりますし、責任割合の調整が容易になるため、保険会社にとっては嬉しいものとなります。
保険会社が指定した機種のドライブレコーダーを使用するよう、促されることもあるでしょう。これからの時代、ドライブレコーダーと保険会社との提携が進むと考えられます。
もちろん保険会社それぞれで、ドライブレコーダーによる保険割引の適用方法が違いますので、自身の加入する保険をチェックしてみましょう。
運転の客観視
さらに自分の運転を客観視するために、ドライブレコーダーをつけることもできます。
自分の運転する姿が映像に記録されるため、自分がどのような運転をしているのか、いつもは気づかない癖に気づかされるかも知れません。
安全運転を自分自身が心がけるためにも、ドライブレコーダーは良い役割を果たしてくれると言えるでしょう。
ハプニング映像の記録
ドライブレコーダーのメリットと言えるかわかりませんが、もしかすると偶然の極みにより、ハプニング映像をたまたま撮ることができるかも知れません。
プライバシー侵害にならない程度に面白いものであれば、動画サイトにアップしたり、友達に公開して話題にすることができるかも知れません。
煽りの抑止力
ドライブレコーダーは煽りの抑止力ともなります。
煽り運転は致命的な事故につながることもあります。高速道路上での煽り運転により、死亡事故が生じたケースもあります。
そのような場合にも、何が原因でそのような事故が起きたのかをドライブレコーダーはしっかり証拠保存してくれます。
ドライブレコーダーがあると分かれば、相手のドライバーが自分の行動が記録されることを恐れて煽りを控える可能性があります。
また、ドライバーが降りてきて恐喝するといった恐ろしい場面に出くわしても、全てドライブレコーダーに保存されていますので、強気でいられるでしょう。
ドライブレコーダーおすすめランキングTOP15
おすすめのドライブレコーダーを15選ご紹介いたします。
①コムテックZDRー012(最強はこれ!)
このドライブレコーダーは、より鮮明で、夜間でも映像を明るく撮影してくれる機能性豊かなものです。
常時録画が繰り返され、データが書き込み、削除を自動的に行ってくれるため、SDカードが断片化されることを防げます。また、マイクロSDカードのチェックも自動的に行ってくれます。
ドライブレコーダーには簡単スイッチが搭載されており、コスパ優秀なドライブレコーダーと言えるでしょう。
この種類のドライブレコーダーにはGPSを搭載したモデルもあり、機能性豊かなものといえます。
②ユピテルDRY–ST3000P
このドライブレコーダーは3,000,000画素の画像を記録できます。
また、GPSが搭載されており、どこをドライブしてきたのかマップに表示することができる機能がついています。
事故が起きたときに、電気が消えてしまった時でも映像をしっかり保護してくれるバックアップ機能も搭載されているため、事故の際の保存も的確に行えるでしょう。
さらに、ノイズを低減するためのノイズ対策にも対応しています。
様々なスペックが搭載されていますが、価格は低価格帯でかなり魅力的でコスパ優秀なドライブレコーダーといえます。
③Toguard ドライブレコーダーMini1080p
このドライブレコーダーは吸盤取り付けタイプとなっており、どの車にも取り付けられます。
安いタイプのもので、基本性能のみです。
このドライブレコーダーは360度回転してくれるため、自分の見やすいところに調整できます。
ただし、トンネルの中や出入口等、明るいところと暗いところの差が大きい場面では映像の質が低下してしまい、走行映像とはならない可能性も考えられます。
ドライブレコーダーを初めて車につけようと思っておられる方には、入門編としておすすめです。
④ムノンドライブレコーダーNOTE1
ムノンのドライブレコーダーはWi-Fiに対応しており、撮影してくれる機能性豊かな商品です。
iOSとアンドロイドに専用アプリがあり、それをインストールしておけば、Wi-Fi経由でスマホに映像を保存することができます。
レンズは画角170度となっており、かなり広い範囲の録画ができますので、どんなところから事故が起きても、たくさんの証拠情報を残しておくことができるでしょう。
液晶モニターも比較的大きいサイズが用いられていますので、自分で映像を見るのにも最適なものと言えます。
⑤ケンウッドDRV–325
こちらのドライブレコーダーは、ドライブレコーダーブランドとして安心できるものです。
海外製品に不安がある方はケンウッドがおすすめです。質で失敗することはないでしょう。
GPSが搭載されており、走行記録を正確に表示することができます。また付属のCD-ROMをてPCにインストールすることで、走行記録を保存することも可能です。
またこのドライブレコーダーは駐車監視機能にも対応しています。電源がオフになってから最大25分間は衝撃や動体を感知して、録画を始めてくれるタイプになっています。
また、ドライブレコーダー用車載電源ケーブルを使用することによって、24時間監視しどんなことが起きても必ず証拠保存してくれるレコーダーともなります。
⑥ユピテルDRYV2スマートビューモデル
このドライブレコーダーは、カメラとブラケットが一緒になっているスマートビューモデルです。ドライブレコーダーのブラケットをフロントガラスに密着させることができるものです。
ですから、車内のインテリアを邪魔することがありません。自分の車の室内空間を歪ませずに済むでしょう。
3,000,000画素でバックアップ機能や地デジノイズ対策にも対応してくれていますので、ノイズや電源が切れた時にも安心して使用できるドライブレコーダーです。
⑦DBPOWERドライブレコーダー超小型
このドライブレコーダーは超小型です。スペースを取らないので、ドライブレコーダーによって視界が妨げられてしまうのが嫌いな方には特におすすめのタイプです。
吸盤で取り付けることができ、360度回転するタイプになっていますので、自分の好みの角度に調整できるでしょう。
電池が切れた時には動画ファイルが破損しないように、自動で修復する機能も搭載されています。
そしてサイズ感や機能性が少ないことから、価格もかなり抑えられていますので、ドライブレコーダー入門編として購入しやすいでしょう。
ただし、明るいところと暗いところの差が激しいときには画質が悪くなることも考えられるので購入時にはよくチェックしましょう。
⑧APEMANC470SONYセンサー+レンズ
このドライブレコーダーは、イメージセンサーが搭載されており、暗いところでも画質が向上するようになっています。
レンズは光学6G多層ガラス採用されており、ソニーならではの高品質な画質で録画してくれます。どんな時でもはっきりとナンバープレートを見分けられます。
機能性の高いドライブレコーダーを探しておられる方にはこちらがおすすめです。モビルスーツをイメージさせるデザインもかっこいいですよね。
⑨VANTRUE ON DASH N2ドライブレコーダー
こちらのドライブレコーダーは、前後の映像を同時に記録できるレンズが使用されています。後ろから衝突された時にも映像を残し、はっきりとした証拠となるでしょう。
フロントリア同時撮影時にもかなり解像度が高く、たくさんの情報をいっぺんに記録できるドライブレコーダーです。
さらに、駐車監視機能にも対応しており、1秒ごとに画像撮影するタイムラプス撮影をすることも可能な機能性豊かなカメラとなっています。
また、デュアルレンズを使用しているため、64GBまで対応してくれるマイクロSDカードが使用されています。
⑩コムテックHDR–352GHP
このドライブレコーダーは、大型のCMOSセンサーが搭載されています。
液晶モニターは夜間でも明るくなってくれるため、また大きいサイズなので、かなり見やすく記録された映像もわかりやすいものです。
通信ケーブルを用いるなら、レーザー探知機と接続でき、映像を確認したり録画を設定したり操作したり情報取得したりすることが可能なドライブレコーダーです。
電気を蓄える装置も搭載されているため、何かが起きて電気が切断された時でも録画されている映像が破損することはありません。
価格は高めのハイスペックなドライブレコーダーとはなりますが、しっかり使いこなしたいドライバーにはぴったりなものと言えます。
⑪コムテックZDR–015
このドライブレコーダーは、前後に2つカメラをつけるタイプです。ですから、後ろから煽り運転をされたときでもしっかり記録することができるでしょう。
フルハイビジョンタイプとなっており、画質もかなりハイスペックです。また、GPSが搭載されているため、どこで録画したものか特定を簡単に行うことができます。
万が一、データ破損してもファイルを保護する機能が強いため復元することができます。突然電源が切断された時でも、録画された映像を保存してくれることでしょう。
ドライブレコーダーとして必要な機能はすべて持ち合わせている、人気のドライブレコーダーです。
⑫ケンウッド DRV–830
このドライブレコーダーは、通販サイトでも人気上位に入ってきているモデルで、多くの人が使用しています。
最大53時間の録画が可能で、最大級の3.0インチモニターを採用しており、見やすくわかりやすい画面です。
さらに、128GBまで対応してくれるmicroSDXCカードをつけられるように、スロットが2つ装備されているのも魅力の1つでしょう。
⑬ケンウッド DRV–530
こちらのドライブレコーダーは、フロント用とリア用を連動させることによって、正確な情報を録画できるドライブレコーダーです。
ナビと連携させ、ドライブレコーダーの操作や画像の再生はナビ画面で行うこともできます。
さらに録画したムービーを、前後どちらかに切り替えるシンクロ再生機能もついており、事故が起きたときには特に役に立つものと言えるでしょう。
駐車監視録画機能や運転支援機能、LED信号機など、他にも様々な優秀スペックを持ち合わせているドライブレコーダーです。
⑭パイオニア NDーDVR20
このドライブレコーダーは、走行映像を鮮明に録画できる高解像度のセンサーが搭載されているものです。フルハイビジョンを超える録画の質感が魅力の1つです。
フロントガラスの乱反射によって映像が乱れることはよくありますが、このタイプなら映り込みや乱反射を抑えてより鮮明な映像を録画できるものです。
⑮パイオニア ND–DVR40
最後にご紹介するこのドライブレコーダーは、一体型ドライブレコーダーの中では最小クラスのものです。
ルームミラーの裏に隠してしまえるボディータイプとなっているため、視界を妨げることがありません。
機械オンチの方でも簡単に使える操作パネルの設計も特徴的です。
録画ファイルとして保存する機能も搭載されており、エンジンが止まっている場合でもドライブレコーダーとして作動します。小さくてもスペックとしては申し分ないものです。
ドライブレコーダーの注意点
ドライブレコーダーをつけておくことで、安全運転を心がけるようになったり、事故の際の将校になったり…いいことばかりですね。
しかし注意点もあります。
ドライブレコーダーは機械ですので、全てのことにおいて正直です。写っている全てのものを正直に録画し、声もしっかり録音しています。
後からチェックして恥ずかしくならないように、そしてそれが証拠として使われることがないように、自分に不利なものを残さないように注意しましょう。
また、使い方によってはプライバシーの侵害となります。
どんな人にも肖像権がありますので、ドライブレコーダーで録画したものをネット上に流したりすると、そこに写っている人のプライバシーを侵害したことになります。
ドライブレコーダーを使用するときには注意点も意識しておくようにしましょう。正しく使えば、本当に必要になったときに「あってよかった」と思えるからです。
まとめ
・ドライブレコーダーおすすめランキング1位は「コムテックZDRー012」。
・ドライブレコーダーで録画したものをネット上に流したりすると、そこに写っている人のプライバシーを侵害になることがある。
最近は一般の車でもドライブレコーダーをつけている車がどんどん増えています。
ドライブレコーダーがあってよかった!という時がいつかくるかも知れません。ドライブレコーダーをつけていることのメリットは数知れません。
ドライブレコーダーのメリットと賢い選び方を分かっていれば、ドライブレコーダーに無駄にお金をつぎ込む必要はないでしょう。
今回ご紹介した、おすすめの人気ドライブレコーダーランキングを参考にしていただければと思います。
映像をチェックしたり、機能豊かなものを購入して楽しむのもいいですね。