スポーツカーやセダンどちらの魅力も持つ大人気のクーペの購入を検討している男性も多いですが、ライフスタイルに合った車種選びが重要です。
今回はクーペの選び方、国産車&外車の人気おすすめランキング20選をまとめてみました。
クーペとは
スポーツカーのようにスタイリッシュなデザインを持ちながらも、セダンのような落ち着きと快適な空間を提供してくれるクーペは、幅広い年代の男性に大変人気があります。
しかし、クーペとは具体的にどんなタイプの車種を指しているのでしょうか。
クーペは、2ドア箱型乗用車のことを指しています。
元々クーペは馬車を指していました。片側2枚のドアで互いに向き合うように席を使っていた主流の馬車が、途中で切って1列シートにしたものが「クペ」と呼ばれていたのが始まりです。
このボディタイプの乗り物が車にも受け継がれており、それが日本に導入された時に「クーぺ」という名前になったのです。
クーペの中にも色々な種類があります。
例えばノッチバッククーペと呼ばれるものはセダンに非常に近い作りになっており、ボンネット、キャビン、トランクルームの3つのルーム構造になっています。
ファストバッククーペと呼ばれるものは、客室とトランクルームをしっかり隔てていて、傾斜しているタイプのものを言います。
4ドアクーペは、2ドアが基本だったクーペが進化したもので、セダンよりは後部の傾斜が強いものの、流れるようなスタイリッシュなボディデザインが魅力的な種類です。
他にもラグジュアリータイプやスポーツタイプなど、車のデザインや特性に応じて種類が異なります。高級志向が強い方も走りの性能を重視したい方にもクーペはおすすめです。
クーペの選び方のポイント3つ
クーペを購入する時にはどんな点を注意すればいいのでしょうか。
どの車もそうですが、次の3つのポイントをチェックしておく必要があります。
①デザイン性
②コスパ
③維持費
クーペは車種によりますがスポーツ志向の強い、お洒落でスタイリッシュなデザイン性の高いものがほとんどです。
外観のデザインだけでなく、室内の居住空間も広々確保できているデザインかどうかもチェックする必要があります。
クーペは高級車に分類される車種が多く、購入には非常に大きなお金が動くことになります。
ですから、自分の生活スタイルにに合った予算を立て、そしてその価格以上の価値を認められるクーペを選ぶようにしましょう。
そして、購入後に維持していくためにかかる費用も前もって計算しましょう。
燃費性能、毎月かかるガソリン代、自動車税、車検代や保険代、駐車場代など、どれほどかかるでしょうか。
そうしたものを計算しシミュレーションしておけば購入後に「維持できない!手放すしかない!ローンを組んでしまったのに…」となってしまうことを避けられるでしょう。
クーペのおすすめランキング① 国産車11選
国産車のクーペをご紹介します。11種類の車種をおすすめランキング順に紹介していきます。
①トヨタ 86
トヨタとスバルの共同開発で生まれた国産クーペである、86もおすすめです。新世代のスポーツカーとして多くの男性に大人気の車です。
低重心な作りになっており、直噴エンジンを高圧縮することによって、より幅広い回転域で、力強い走りを見せてくれる車となっています。
86のトランスミッションは6速MTとなっています。右足のレスポンスが非常に早く、アクセルを踏むと勢いよく加速してくれます。
トヨタ車両最軽量の専用アルミホイールを装着しており、軽やかでダイナミックな走りを楽しめるクーペです。
②スバル BRZ
スバルBRZは、富士重工業とスバルの共同開発によって生み出されたスポーツカーです。
車に今まで興味がなかった若者たちにも支持されるほどの素晴らしい車として、長年人気が衰えていないものです。
完璧な車体バランスと、ハンドリング性能の優秀性が魅力的です。
スポーツカーではありますが、エンジン面では少し劣った部分が見受けられる車です。海外ではパワーが必要な場面も多いようですが、国内で運転するには何の問題もないでしょう。
スポーツカーならではのデザイン性の高さと、レスポンスの速さ、そしてクーペとしてのその美しさは多くの男性を魅了しています。
③日産 GT-R
日産のGTRは、スカイラインの最上級モデルです。日本の代表的なスポーツカーとしても世に知られている車です。
他のクーペを圧倒的に凌ぐほどの強力な動力性能が魅力のポイントです。高速シフトが実現されており、マルチパフォーマンスを発揮するクーペとしておすすめです。
走りの機能性はもちろんのこと、インテアリアにもこだわり、丁寧に設計されて作り上げられているからこその、快適な空間が生み出されています。
④レクサス RC
レクサスRCは先鋭的で新しいものを次から次へと取り入れている、独創的なクーぺです。
クーペ専用のプラットフォームを搭載しており、レスポンスの早いサスペンションにより、俊敏なハンドリング性能を保持している車です。
レクサスならではの技術により、ボディは軽量化され、高剛性となっています。
また、ツインスクロールターボエンジンが搭載されており、最短0.2秒で加速し変速できるという、驚きの機能もレクサスのクーペならではの魅力と言えるでしょう。
⑤レクサス LC
レクサスLCは、ラグジュアリースタイルのクーペとして幅広い年代に人気があります。レクサスならではの技術とセンスの良さが惜しみなく注ぎ込まれており、存在感があります。
どこまでも加速していくかのような、伸びやかな加速感はV8エンジンの力によるものです。また、クーペらしい爽快な排気音の音色と音質が程よくコントロールされています。
ドライバーが心地よく感じられるよう、インテリアも細部までこだわりが感じられるものです。
⑥日産 フェアレディZ
日産のフェアレディは、スカイラインと同じような知名度の高い人気車で、日本のスポーツカー界において代名詞的な存在となっています。
国内ではもちろんのこと、米国でも人気が高く、現在は6代目が登場しています。
ロングノーズなスタイルになっており、ファストバックスタイルはフェアレディならではのスタイリッシュな作りと言えるでしょう。
車と人との一体感が実現している、軽量で剛性の高いボディとなっています。
⑦ホンダ NSX
ホンダNSXは初代モデルが1990年に登場し、2006年に生産終了しましたが、ハイブリッドスーパーカーとして今では大変人気の高い車種となっています。
超高性能のハイブリッドシステムを搭載しており、価格帯も超高級ラインナップ並みです。
今回の改良で、ドライビングパフォーマンスが非常に向上しました。駆動力配分制御が熟成することによって、走行シーンでホンダならではの技術力の高さや安定感を感じさせます。
⑧レクサス RC F
レクサスRCは、上級セダン車として男性の中には憧れる人も少なくない車です。ボディやドライビング性能やパフォーマンスなど様々な面位おいて、先鋭的なものを感じるクーペです。
スポーツラインナップのエンジニアたちが総力を挙げて開発したものだけあって、加速時のサウンドやレスポンスの速さなどに磨きがかかっています。
車を運転することへの楽しさや喜びを、より一層感じさせる車と言えるでしょう。
⑨ホンダ ヴェゼルハイブリット
日産のジュークが誕生してから3年後にSUV車として登場したのが、ホンダのヴェゼルです。
この車は、コンパクトカーとしてデザインされていますし、広々としたセンタータンクレイアウトになっているので、ファミリカーとしても人気の高いものです。
内外装ともに上質感が溢れており、低燃費性能においても素晴らしい車です。
SUV車としてはもちろんのこと、クーペとしても愛されている車です。今でもなお販売台数は好調で、人気が衰えないSUVクーペです。
⑩レクサス NX
レクサスNXは、世界的に有名な高級自動車ブランドであるNXのSUVクーペです。
最小サイズのSUVクーペとして世に送り出されていますので、街乗りにも最適でしょう。
これまでのレクサスと言えば、セレブや著名人などの富裕層が乗るイメージでしたが、最近では手の届きやすい車として人気上昇中です。
ビッグマイナーチェンジが行われ、安全装備が全グレードに標準装備されています。さらに、ピアノブラック加飾が加わり、より高級感がある、ワンランクアップした車となっています。
⑪マツダ CX–3 XD
マツダのCXー3は、コンパクトボディのSUVクーペです。
当初は割高感があったものの、海外展開されていたガソリンモデルが日本に導入され始めてから、一気に支持が集まり、今では大人気の車となっています。
マツダならではの豪華な内装が魅力的です。上質なレザー素材のシートになっています。国産車の中でも高級感をより強く感じられる車ですから、大人の男性にも好まれる車の1つです。
クーペのおすすめランキング② 外車9選
外国車メーカーのクーペをご紹介します。おすすめランキング順に9選の外車クーペをご紹介します。
①BMW 4シリーズ
BMWの4シリーズは、オーソドックスなクーペボディとなっています。気品と優雅な雰囲気を演出できる理想的な美しいボディは世界中のクーペファンを魅了してきました。
BMWの4シリーズの中でも、スポーツタイプは力強く滑らかなドライビングパフォーマンスが特徴です。低重心な作りになっているため、ハンドリング性能も優秀です。
コックピットなどのインテリアにはスポーティーな部分とエレガンスなものが融合されており、ハイレベルなセンスの良さを感じさせるものです。
②ポルシェ 718ケイマン
ポルシェの718ケイマンは、ポルシェのレーシングモデルの伝説を受け継いでいる、歴史のあるクーペです。
ミッドシップレイアウトになっており、流れるようなボディラインは多くの人の目を惹きつけるものと言えるでしょう。ポルシェらしい上質なインテリアデザインも魅力的です。
低回転域から徐々に加速する際の、湧き上がるようなパワーの力強さに圧倒されるはずです。運動性能が優れており、ダイレクトなスポーティな走りを感じさせる車となっています。
③メルセデスベンツ Cクラス
メルセデスベンツのCクラスも人気が高いクーペです。豊富なボディタイプを取り揃えているメルセデスベンツですが、Cクラスは特にクーペ寄りです。
美しく伸びやかなエレガントスタイルをエクステリアに採用しています。
第3世代の直噴エンジンシステムを搭載しており、ダイナミックな運転性能や、爽快な加速性能に驚かされることでしょう。
ラグジュアリーな雰囲気とスポーティな印象を併せ持っているインテリアデザインも素敵です。
④ジャガー Fタイプ
ジャガーラインナップの中で唯一のクーペは、Fタイプです。
流麗なスタイルになっており、ルーフラインに馴染みやすいエクステリアになっています。
その流れるような美しいデザインからは感じられない、高剛性のあるボディも魅力の1つです。
鍛造アルミ製のサスペンションが搭載されています。高精度なステアリングにより、質の高い快適な乗り心地を提供してくれると言えるでしょう。
人口工学に基づいて、快適な空間を車内にも実現してくれているクーペです。
⑤アウディ A5
スポーツタイプのクーペ以外にも、アウディA5のようなシルエットが大人な印象を与えてくれるものもあります。
従来のエンジンシステムよりもパワーアップしたことによって、よりスムーズな加速を実現させています。さらに安定した走行性能においても優秀な車と言えます。
インテリアは水平基調のダッシュボードを備えており、空間をより広々と感じさせるものです。様々なドライブに必要なコンテンツを、メータークラスターで見ることができます。
⑥ミニ クロスオーバーSD
ミニクロスオーバーSDは、会社のクーペ販売台数が落ちていく中、販売台数を地道に伸ばしているクーペです。クロスオーバータイプのクーぺはなかなか見られないので貴重です。
ミニの販売台数の4割はクロスオーバーと言われるほど人気のあるボディタイプで、今までのコンパクトカーのイメージを一新するほどの、新鋭的な作りとなっています。
ボディは少し大きくなっていますが、可愛らしい印象を与えてくれますし、伝統と先進性の両方を感じられるものです。
⑦ランドローバー レンジローバーイヴォーク
ランドローバーのレンジローバーイヴォークは、プレミアムカーを扱っているイギリス車メーカーの高級車です。
このメーカーは、イギリス王室へ納車するほどの格式高いものです。そんなメーカーから出ているSUVクーペを一度乗ってみたい、と思われるのではないでしょうか。
エクステリアには、イギリスらしい紳士的な繊細さが感じられる中にも、SUV車ならではの力強さも感じられるものとなっています。
内装のカラーバリエーションは豊富ですので、自分の趣味や家族の好みを生かしたものを選ぶことができるでしょう。
⑧メルセデスベンツ GLE
メルセデスベンツGLEは、メルセデスベンツのフラッグシップモデル伴っています。
堂々とした佇まいや、豪華で高級感あふれる内装は言うまでもありません。また、ドイツの作りだからこその、堅牢さや安定感も魅力的です。
ドライバーが車に求めるであろうあらゆる機能を全て搭載しており、そのセッティングは容易に変更できるという車です。
最新のアクティブパーキングアシスト機能も搭載しているクーペです。
⑨マセラティ レバンテS
マセラティのレバンテも人気のクーペです。メルセデスベンツなどにも劣らない、人気と知名度を持つメーカーのクーペです。
スポーツセダン車を多くラインアップしているだけあって、力強い走りと加速性能が優秀です。ターボエンジンを搭載しているからこその最高出力の大きさにもびっくりです。
クーペに自分だけの唯一無二のプレミアムな機能を求めているのであれば、ぜひ検討するべきSUVクーペだと言えるでしょう。
まとめ
・クーペにも「ノッチバッククーペ」「ファストバッククーペ」「4ドアクーペ」などの種類がある。
・クーペのおすすめランキング1位はトヨタの86。
かっこよくて上品なクーペは、世界的に流行しているカーボディタイプの1つです。
クーペならではの流れるようなデザインとシャープなルックスは、多くの男性が魅了されることでしょう。
しかし、今回ご紹介したような賢い選び方をして、自分が維持していけるデザイン性豊かなクーペを選んでいただきたいと思います。
国産車も外車もたくさんのクーペを生産しています。
チェックポイントに従って、今回おすすめした人気ランキングの中から自分の愛車になりそうな候補を絞り出していただけると嬉しいです。