岡村隆史さんのプロフィール

あのいつも元気なちっさいおっさんが・・・

岡村隆史さんと言えば、「ナインティナイン」のボケ担当で、いつも元気で運動神経抜群なちっさいおっさんというイメージがあります。

しかし、実際の岡村隆史さんは大変人見知りする性格で、収録中はそんなことなど微塵も感じさせないハイテンションな姿を見せるものの、カメラが回っていない時にはたちまち素に戻ることでも知られています。

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以前より、そのテンションの落差が非常に大きいことも話題になっており、時に他の芸人からネタにされることもあるほどなんですよね。

そんな繊細な一面のある岡村隆史さんが、過去の一時期、約半年にも及ぶ芸能活動の休養を余儀なくされたことがあることは、皆さんの記憶に新しいのではないでしょうか。

現在では無事に復帰されて、一見すると以前と変わらない活躍をされているものの、昔から岡村隆史さんのことをよく知る一部のファンの間では、「休養前と休養後では岡村隆史は変わってしまった・・・」と嘆いている人も少なくないと言います。

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そこで今回、岡村隆史さんが長期の休養を余儀なくされた病気について、まとめてみたいと思います。

岡村隆史さんが病気を発症し休養へ

岡村隆史さんが体調の悪化を訴えたのは、2010年6月5日のことでした。当時、本業であるバラエティ番組への出演やラジオのパーソナリティなどに加え、映画や一人舞台への出演など多忙を極めていた最中の異常だったようです。

その少し前から、突然ふさぎ込んだり、原因不明の吐き気や頭痛に襲われ、さらには軽いパニック症状も現れていたそうです。

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当時出演予定だった舞台「二人前」の延期を発表して休養に入るのですが、翌7月にはいったん復帰します。しかし、やはり体調不良は続いており、7月12日に検査入院をして、その3日後の7月15日には当面の間休養すると所属事務所から発表されました。

こうして岡村隆史さんは約半年に及ぶ長期療養に入るのですが、当時、「体調不良で療養に入る」との報告があっただけで、その真相や原因などは一切明らかにされないままだったんですよね。

復帰の目処もない休養の発表に、岡村隆史さんはこのまま芸能界を引退するのでは？とか、休養が長引いたことから重病説が流れるなど、大変な騒ぎに発展することになります・・・

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岡村隆史さんを長期休養に追い込んだ病気とは一体何だったのでしょうか？

復帰後のバラエティ番組の中で休養の原因について語った内容とは？

復帰後の岡村隆史さんが、自身の2010年の長期休養について告白したのは、2013年11月5日に放送された日本テレビ系バラエティ「解決！ナイナイアンサー」でのことでした。

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この時の番組内容は、元日本テレビキャスターの丸岡いずみさんのうつ病について取り上げたもので、当時の丸岡さんが一睡もできない状態が一瞬間以上続いたことなどをまとめたVTRが放送されました。

このVTRの後のトークの中で、岡村隆史さんが「僕は半年ぐらい芸能界を休みましたけど」と前置きした上で、当時のことを語り始めたんですよね。

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「丸岡さんと一緒で一睡もできなくなってしまって。ぜんぜん眠れないんです。まったく。それが何か月も続いて」

この時の岡村隆史さんは、病名こそ明らかにしませんでしたが、当時の体調不良について次のように表現しました。

「（頭が）パッカーンとなった」

この「パッカーン」というコメントや、丸岡いずみさんのうつ病経験と“一緒”と表現したことから、主にネット上で、岡村隆史さんの病気は“うつ病”だったのでは？との見方が広がることになりました。

岡村隆史さんの病気はやはり“うつ病”だったのか？

それまで岡村隆史さんが芸能活動を長期休止した理由について、さまざまな憶測が流れていましたが、この「解決！ナイナイアンサー」での岡村隆史さんの告白によって、少なくとも精神的なものが原因だったことが明らかになったわけです。

また、岡村隆史さんは復帰直後にパーソナリティを務めるラジオ番組「ナインティナインのオールナイトニッポン」の中で、興味関心の低下や無気力状態、じっとしていられない、体重激増などの症状があったとも話されています。

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ここで、うつ病エピソードの診断基準にある、代表的な9つの症状について確認してみましょう。

1. 抑うつ気分
2. 興味や喜びの喪失
3. 食欲減退または増加
4. 睡眠障害（不眠または睡眠過多）
5. 精神運動の抑止または焦燥
6. 易疲労性・気力の低下
7. 強い罪責感
8. 思考力低下・集中力低下
9. 自ら命を絶つことを考えてしまう

引用：うつ病エピソードチェック表｜一般社団法人 日本健康倶楽部　https://www.kenkou-club.or.jp/

ちなみに、5番目の「精神運動の抑止」とは、話し方や動作が普段より明らかに遅くなっている、言葉がなかなか出て来ない・・・といった症状のことです。そして「焦燥」はその反対で、じっとしていられず動き回ったり、座っていられなくなったりする症状です。

岡村隆史さんの「じっとしていられない」という症状は、まさにこの「焦燥」に該当することになりますし、もちろんその他の、不眠や興味関心の低下、無気力状態、体重激増も、全て“うつ病エピソード”に該当することは言うまでもありません。

その時、岡村隆史さんはどうなっていたのか？

自分のサインも書けなくなった

岡村隆史さんは症状がひどい時には、ファンからサインをねだられた際、「なんやったっけ？」と自分のサインすら書けなくなっていたそうです。

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そんな時は、マネージャーに過去のサインを見せてもらい、「はぁこうやったか」とようやく自分のサインを思い出せる・・・そんな状態にまで陥っていたのだとか。

ラジオで自分が採用したハガキがどれだかわからなくなってパニックに

自身がパーソナリティを務めるラジオ番組で、採用した投稿ハガキがどれだったのかが突然わからなくなり、ふと気がつけばハガキが周りに散乱していたのだとか。

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岡村隆史さん自身も「常にパニックみたいな状態になっていた」と振り返っています。

ひどい不眠症状に悩まされる日々が続き・・・

さらにひどい不眠の症状にも悩まされていて、身体はくたくたに疲れているにも関わらず、一睡もできない日が何ヶ月も続いたと語っています。

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もちろん眠れなければ脳の疲れはとれません。それはやがて、ちょっとした言動や表情にも表れてきていたようです・・・

岡村隆史の病気にいち早く気づいたのが大泉洋さん

そんな岡村隆史さんの異変にいち早く気付いたのが、岡村隆史さんとは古くからプライベートでも仲の良い、俳優の大泉洋さんでした。

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大泉洋さんは後に、「絶対やばい顔だった」と語っています。何度も「病院に行った方がいい」と強く受診を勧めていたそうです。

岡村隆史さんと言えば、お笑い芸人が本業ですが、その一方で「岸和田少年愚連隊」や「無問題」、「てぃだかんかん」など様々な映画に出演する俳優としての顔もあります。

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実は、大泉洋さんは以前から岡村隆史さんとの映画での共演を切望しており、実際、自身が主演を務めた2011年公開の映画「探偵はBarにいる」で、岡村隆史さんと共演することになっていたのだとか。

残念ながら、岡村隆史さんの長期休養により共演は叶いませんでしたが、いずれ実現する日が来るのかも知れませんね。

最終的に岡村隆史さんを強制的に休養させたのは・・・

そんな岡村隆史さんを半ば強制的に休養させることを決断したのは、他ならぬ相方の矢部浩之さんでした。

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というのも、楽屋で岡村隆史さんが突然、「お金がないで！ロケに行けない」と騒ぎ出したのだとか。

矢部浩之さんは落ち着いて「銀行に行けばあるでしょ」などと諭すも、矢部さんが何を言っても、財布の中身を見せて「こんだけしかないねん！」と言って聞かず、まったく会話にならなかったそうです。

そんな光景を目の当たりにした矢部浩之さんは、いよいよこれはおかしいと感じ、岡村隆史さんを休養させることを決断しました。しかし、岡村隆史さんにそのことを伝えると・・・「休養だけはしない」「それだけは勘弁してくれ！」と泣きついたのだとか。

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このくだりだけを見ても、かなりの重症だったことがうかがわれますね。その後、大谷マネージャーの勧めもあって、岡村隆史さんは検査入院することになり、半ば強制的に休養させる形になったのだとか。

岡村隆史さんがうつ病になった原因は？

一般に、うつ病になりやすい人は、繊細で真面目な性格の人だと言われています。また、特に男性の場合、中年期にさしかかると仕事の量も責任も増大し、それまでにも増して忙しくなる一方で、実は体の中ではホルモンバランスの変化が起こる微妙な時期でもあるんですよね。

そういった様々な要因が複合的に絡み合って、中年期にうつ病を発症する男性は少なくありません。

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特に、岡村隆史さんの場合は、レギュラーを何本もかかえる人気芸人です。仕事量だけでも相当な激務だったはずですし、人気商売であるがゆえのプレッシャーたるや想像を絶するものがあったはずです。

そこにもってきて、岡村隆史さんの真面目さ、繊細さもうつ病発症に大きな影響を及ぼしたと考えられています。

さらに、特にネット上で噂されているのが、岡村隆史さんの人間関係による要因、その中でも女性関係で色々と追い詰められたことが、うつ病発症の大きな要因ではないかと言われているんですよね。

女性関係が岡村隆史さんに追い打ちをかけた？

実は、岡村隆史さんには、過去に3人の女性との関係が報じられており、しかも、その3人ともに関係がこじれたことから、いつしか岡村隆史さんは女性を信頼することができなくなってしまった・・・という過去があるんですよね。

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その3人の女性について見ていくことにしましょう。

岡村隆史さんのうつの原因となった女性① 雛形あきこさん

まずは、めちゃイケメンバーの雛形あきこさんから。

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実は以前に、番組の中で雛形あきこさんが岡村隆史さんに愛の告白をするというドッキリ企画があったのですが、岡村隆史さんはドッキリだと気付かず、本気になってしまったのです。

雛形あきこさんの告白がドッキリだと知った岡村隆史さんは、ショックのあまり番組の女性出演者たちと会話ができなくなってしまったのだとか・・・

岡村隆史さんのうつの原因となった女性② 葉月里緒奈さん

雛形あきこさんとの一件から2年後のこと。今度は“魔性の女”として名高い、女優の葉月里緒奈さんから猛アピールを受けた岡村隆史さん。

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どうやら当時の葉月里緒奈さんは本気だったようなのですが、雛形あきこさんのことがあった岡村隆史さんは、ドッキリを疑って本気にしませんでした。

そして、時間が流れ、ようやく岡村隆史さんがその気になった頃には・・・葉月里緒奈さんはすっかり冷めていたという、なんとも悲しい顛末を迎えることに・・・

岡村隆史さんのうつの原因となった女性③ 熊田曜子さん

宮迫博之さんの紹介で知り合ったという熊田曜子さんも、どうやら熊田さんの方からアピールしてきたようなのですが、葉月里緒奈さんの時の失敗を反省した岡村隆史さんは、すかさず「お泊まりデート」を決行しました。

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この時のデートは、2006年1月にフライデーにスクープされ話題になっています。このスクープがきっかけで破局したとも言われており、岡村隆史さんは当時、「熊田曜子さんに会えなくなる」と悔やんでいたそうです。

が、しかし！

そんな矢先、熊田曜子さんが他の大物芸人にも同じようなことをしていたことがスクープされたんですよね。これによって、岡村隆史さんの女性不信は頂点に達したと言われています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

かつて、岡村隆史さんが長期休養していた時期があるという事実は、まだ多くの人の記憶に新しいと思われます。

しかし、岡村隆史さんがうつ病を発症し、長期休養に至るまでの具体的な経緯を知れば知るほど、うつ病という心の病気の恐ろしさが実感できるのではないでしょうか。

出典：http://www.allnightnippon.com/

幸い、岡村隆史さんは無事に回復され、現在も元気に芸能活動をされています。ただ、一部に「もう以前の岡村隆史ではない」と嘆く声も少なくなく、実際私もそう感じることがあったように思います。

しかし、今回、岡村隆史さんの病気について調べてみて、あれほどの地獄を味わった人なんだから、もう少し長い目で、温かい目で見てあげよう。そう感じずにはいられませんでした。